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2018年3月の31件の投稿

2018年3月31日 (土)

証人喚問に思う…

 この年度末、“上に立つ人の資質”について考えさせられる茶番劇を目の当たりにしました。誰もが、証人喚問を聴くまでもなく、全容の概要には想像が付いていることでしょうが。。。
 友人とも本件についてチラリと話す機会がありましたが、「忖度することで旨味があるのか」「忖度しないと酷い目に遭うのか」のどちらかがすべての根幹にあり、“出世”と“保身”のどちらかが、このような事態を招いているのだろう…と思われ。この推論から、「どう考えても後者だよね」という結論に。優秀な官僚の方々が、正義に抵触するようなことまでするというのは、余程の事情があるのでは、と想像せざるをえません。
 世の中を見渡すと、少しでも人より優位に立ちたい、出世したい、という動機で日々の仕事をする人がいるのも事実で、誤解を恐れずに言えば、おおむね、そういう上昇志向の人の方が出世する可能性が高いように見受けます(苦笑)。誠実さや公正さが、時に、所属する組織での保身にマイナスに働く場合、仕える側の人間は何を優先して仕事をするか…、難しい問題だと思います。サクっとそんな組織は離れて、別の道を進む人もいるでしょうが、仕事を得るのはそう簡単なことでもなく、“保身”に寄らざるをえない現実も厳然とあり。。。
 少なくとも、上に立つ人は、今回のような忖度をさせないよう、常日頃から「公明正大を旨として仕事をしてくれ」と繰り返し言及するくらいでないと、組織はどんどん“保身”を軸に動くようになってしまうと感じます。「知らなかった」「関与していない」という言葉は、今回のような事態を前にした責任者には許されないのではないか…、というのが、小市民の偽らざる感想です。人事を握る人の資質ほど、組織の中で重要なものはありませんね。

【優生保護法】 本件とは別件ですが、優生保護法についても取り沙汰される昨今。こんな法律が、つい22年前まで存在していたこと自体に背筋が凍る思いです。いろいろなことを慮ってのことだったのかもしれませんが、こういう法律案が提出され、可決され、施行されるまでに、どれほど多くの法律家や官僚や政治家が検討したのかと想像すると、国の舵取りをする人たちの価値観についても、考えさせられます。。。

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2018年3月30日 (金)

備忘:アクセシビリティ

20180329  昨日、ミッドタウン日比谷開業。そして本日、実家の両親の54回目の結婚記念日♪ …とまぁ、それはさて置き、ここ数週間で触れたいろいろな事々が、久々に、パパパパ~っと繋がった感覚を味わったので、備忘メモ。

・海賊版漫画サイトの異次元的拡大
アメリカ“MANGA”人気のいま
・お金をもらって書くのでなければ、文章は書かないと言っていたジャーナリスト(プロ)
・書かずには生きられそうにない私(アマ:苦笑)
・Wikipediaの継続性
・編集者としては、有料無料問わず、イイ情報が広まることが本来的使命と感じること
・地方のターミナル駅で、大型書店を探し回っていた息子:書店へのアクセシビリティの悪さ
・仮想通貨の本来的意義
・東京の魅力
・アレキサンドリア図書館夢想
・Google Books
・パテント・コモンズの精神
・ジャニーズ事務所のデジタル化変革
・多様な課金システムの必要性
・独占の動機効果ビジネスモデル等の問題意識
・アーカイヴ事業の資金繰り
サイマル配信ユーリ!の成功):放送と公衆送信の昇華の必要性

【履修科目】 昨晩は、大学院での履修科目選択指導がありました。必修科目10単位、選択科目20単位で、最低15科目受講。同期メンバーの簡単な自己紹介を伺いましたが、バラエティに富んだ職業構成! 果たして私のような者が付いていけるのか、、、とりあえず、履修科目を悩みます?!

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2018年3月29日 (木)

絶望してるヒマなんてない!

 あまり多くのドラマを観る我が家ではありませんが、今期、文句なしの称賛は、TBSドラマ「アンナチュラル」にお送りしたいと思います! 中堂さんが救われて、よかった~! 三澄さんが絶望しなくて、よかった~! 六郎くんが目標を見つけられて、よかった~! 神倉さんが上司で、よかった~! 東海林さんの居場所が元通りになって、よかった~! 最終回のエンディングのスッキリ感、良かった~! 
 息子は、すご~く、六郎くんに感情移入して観ていたようですが、絶望してるヒマなんてないくらい、没頭できる何かを見つけられるといいなぁ。脚本の野木亜紀子さんはじめ、スタッフの皆さま、どうもありがとうございましたー!!
(あ、標題のセリフは、本ドラマ中に出てきたフレーズです
 で、我が家の次席は、アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」――手紙って、いつの時代も素敵なものですね~…(丁寧に心をこめて手紙を書く人に、悪い人はいない)!!
 今期は、この2作で、毎週のように“涙活”させていただきました。本当は、「ドラマ観てるヒマなんてない!」という状態にしないといけないのかもしれませんが、こればっかりは、ココロの健康のために、欠かせません~

20180327_3  【旅券】 すっかり忘れているうちに、家族全員のパスポートが期限切れになっていたので、改めて旅券申請しようと、一昨日申請書を取りに行きました。秋の学会はハワイのようだし、私も折を見てまたあちこち行ってみたいし、、、。あれ? 勉強してるヒマなんてない?!(それにしても、GW前だからか、パスポート・センターは激混みでした?!)

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2018年3月28日 (水)

有料サービスの料金変更

 今月の月刊Patentの中に、「人生100年と弁理士」という記事がありました。実にセキララに、現実的に考察されており、個人事業主の65歳以降の老後について、シビアに考えさせられました。
 そんな中、義父母が入居する老人ホームから、「有料サービスの料金変更について」という書類が届きました。ホームでは、無料サービスに加え、買物代行や通院付き添い、散歩・外出介助などの有料サービスも受けられますが、今月末まで30分●円だったサービスが、4月以降は30分(●×2)円の倍額になるとのこと。この改訂は、入居を決める前から知らされていたので、驚きはしませんでしたが、改めて書面で受け取ると、なかなか考えさせられるものがあります。この先、いつまでこの料金体系が維持されるのかは、わからないからです。
 少子高齢化においては、高齢化した当事者の事情もいろいろ心配である一方、高齢化した老人の介助者となる若い人の割合が少なくなることも大問題。現に今でさえ、こうした若い担い手が足りず、仕事の大変さの割に報酬が見合わないからこその、料金改定なのだと思われるからです。いくらお金を積んでも手が足りない状況というのも、なまじ悪夢とは言えない気すらします。時を同じくして、新聞にも、「高齢者の半数が75歳以上に」という3月の人口推計の記事がありました。
 我が家の両実家の両親4人も、すでに全員が後期高齢者。我々夫婦とて、十数年後には二人とも高齢者。健康でいればなんとかなる、という楽観もあるにはありますが、人口推移の傾向を見て、恐ろしいほどの悲観に襲われることもあり。。。『LIFE SHIFT』は未だに読んでいませんが、あちこちで取り上げられているので、内容は推して知るべし。これまでも数々のマルチステージを体験している身としては、ただ前向きに、環境適応を模索していくだけですが、、、

20180326_2_2  【パッチテスト】 今後、飲み会的な機会が増えていくであろう息子が、昨晩、アルコールのパッチテストをしていました。少なくとも、「ぜんぜん飲めない族」ではないようで、20歳の誕生日に乾杯するのが楽しみです(笑)。

 

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2018年3月27日 (火)

『ダーリンの東京散歩』

20180321  久々のダーリンシリーズ! 先々週、ぶらりと立ち寄った書店で見掛けて、思わず買ってしまった『ダーリンの東京散歩』。
 ここ数年、本シリーズは、我が家ではちょっぴりトーンダウンしていましたが、今回の“東京編”はものすごく喰い付きました(笑)。息子と、「あそこも行ってみたいね、ここにも行きたいね」と、お互いの興味関心を言い合って、盛り上がりました。
 本書内でただ1点、「えっ?!」と目を疑った記載が…。それは、都庁内の食堂席の7割が喫煙席だということ(141頁)。東京五輪に向け、都内を全面禁煙にしてもらいたいと思っている輩としては、その旗振り役となるべき人達の7割が喫煙者??!と、落胆を隠せません。現実にはもっと喫煙者は少ないような気がしますが、どうしてそうなっているのか、理由を知りたいと思いました。

【STEINS;GATE】 2014年に、CERNがSERNについて言及して話題になりましたが、つい先日、CERNの研究者が、今度カナダで発売になるSTEINS;GATEのゲームにまた言及したそうですね♪ 始動しているアニメ企画も、楽しみです~!

20180326 【喫茶去】 昨日午前中、通院後の友人が、わざわざ時間を取って近所まで来てくれたので、ほんのひととき、心のどかにお茶の時間♪ 気の置けない友人とのおしゃべりほど、平安になれる時間はありません。お声がけ、本当にありがとう~

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2018年3月26日 (月)

社会人大学院へ

20180325_120180325_2  昨日は絶好のお花見日和! 北の丸公園周辺は、日大の卒業式とあいまって、ものすごい人でした。
 春爛漫の中、諸々の懸案がだいぶ落ち着いてくるので、来年度から、社会人大学院に通うことにしました。

 知財教育に携わるための能力担保が第一の目的です。本当は、実務の中から学びたいタイプなので、以前なら大学院進学なんて考えもしませんでした。が、時間的・年齢的・機会的に、思う存分実務には取り組めない状況。半ばヤケッパチで、「座学でも、何もやらないよりはいいかな…」と、いくつか候補となる大学院を調べ始めたのが一昨年の中頃だったでしょうか…?

 当初、候補になる大学は4つあったのですが、どこも時間的に、通学するのは厳しく躊躇していたところ、そのうちの一つの大学が、条件にフィットする画期的なカリキュラムを発表しました。これを見つけた時には、「ああ、神様が私のために準備してくれたかのようだ!」と、感動しきり…(大学的には、入学定員厳格化のフォローか、政府による社会人の学び直し推奨を受けてなのかわかりませんが、天啓のようなタイミングであることに変わりなく――)。しかもその大学院は、私が一番講義を聴きたかった先生が中心になって立ち上げられたもので、ダブルで感激!
 受験生の息子を変に刺激してはいけないと、ひっそりと準備してひっそりと受験したのですが、こんなチャンスをいただけて、本当にラッキーとしか言いようがありません。息子ともども学生になる春――家庭内に新緑が芽吹く感覚…(夫もこの春から、本業の傍ら、母校での非常勤講師の仕事を引き受けたようだし…)。
 カリキュラムは、仕事をしながらでも履修できるように設計されていますが、たぶん日曜日に予復習しないと付いていけないでしょうから、かなりの忙しさになることは必至。。。2015年の頃と同様、再び土日のない生活になり、家族には迷惑をかけます
 
 面接の際、あれこれと質問を受けた中に、「あなたを採ることで、当校にどんなメリットがあると思いますか?」という趣旨の問いがあったのが、ずっと気になっています。思いもよらない質問だったので、その場で適当に回答しましたが、おそらく面接官の先生方にとっては不本意な応えだったのでは、、、と思います。出版社勤務の頃、あるタレントの方に執筆依頼した際、マネージャーさんから「御社から本を出すことで、うちにはどんなメリットがありますか?」と問われた日のことを思い出しました(苦笑)。

 そんな中、ときおりブログを拝読するTAK様という方が、こんな記事を書かれているのを発見。なるほど、社会人を受け入れる大学側としては、純粋な学問的好奇心に応えるというより、産学連携的に、実社会の企業活動に即した研究を進めてもらいたいと考えているのか。。。机上の空論で頭でっかちに諸問題を検討しても、現実へのフィードバックもない蛸壺活動に終わってしまっては、社会人大学院の主旨から外れる、と考えられるのかもしれません。
 私のもともとの動機は、純粋な知的好奇心だったもので、この点での方向性は要検討です。
 ともあれ、この歳になって、改めて冒険の機会を与えていただけたことと、是非とも講義を受けてみたいと思っていた先生の定年前のタイミングに滑り込めたことに感謝します。法学プロパーとはかけ離れた私ですが、“アール・ブリュット”の精神で、市井の感覚のまま、素直に取り組んでみたいと思っています(また少し、“環世界”が広がるかな? 何より、若い友達が出来るのが楽しみです♪)。

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2018年3月25日 (日)

両実家への報告回り

20180323  この週末は、両実家へ久々の挨拶回り。
 義父母が入居した老人ホームに初めて足を踏み入れた息子は、「思ったよりずっとキレイ…」との感想。義母はちょうど入居10日目でしたが、すっかり落ち着いて、息子を見ると、「ずいぶん大きくなったねぇ~」と言っていました。皆で、日本茶と上生菓子をいただきながらしばしおしゃべりし、2時間ほどでお暇。息子の進学を無事報告できてよかった!
 私の実家では、弟親子とも合流。大学生のお兄ちゃんに、学生生活の様子をいろいろヒアリングしていた息子。運転免許のことや、アルバイトのことが気になる様子(勉強のことじゃないのか?!)。退院後の父の容態も落ち着いており、皆でのんびりランチを食べながら、アルコール抜きでワイワイおしゃべり(庭で採れたというタラの芽やフキノトウの天婦羅も?!)。
 親戚から過分なお祝いをいただいて、ただでさえ恐縮なのに、私にまで「お疲れ様」の花束なぞいただいてしまい、恐縮至極。さらに母が子どもたちに、「このTaracoおばさんはね、就職の時、入りたかった新聞社に入れなくて、“記者になれないなら、マザーテレサの所に行く!”って言い張って、翻意させるのにもう大変だったのよ…」なんて黒歴史まで暴露。「もしあの時、行かせてたら、今頃は“マザーTaraco”になって、家族はいなかったかもよ~」という母に、皆大爆笑。恥ずかしぃぃぃ~!
 姪っ子はこの春から就職で、初日は大阪の本社で入社式だとか、甥っ子は社会科の先生になるべく、院に進むか否かを迷っているとか、みんなのイロイロな進路話も聴けて、リフレッシュできました。
20180324_1 20180324_2  息子も、従兄弟たちと、あれこれ大学生活への他愛のない展望をおしゃべりできて、ずいぶんスッキリ気分転換できた様子。
 昨日の関東は、そこここで桜が咲き誇っていました。今月の残り1週間ほどは、全国的に快晴で気持ちよさそうです――みんな、新学期に向け、しっかり充電してください~。

【句集追加注文】 先月末、父のために作成した句集、結構気に入ってくれたようで、追加注文いただきました~(笑)♪

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2018年3月24日 (土)

前へ !

 長い長い長い、ひたすら長いトンネルを、ようやく抜けました。
 第一志望には、あと一歩のところで手が届かず、あまりにシンプルにその大学へ行くことしか考えていなかった息子は、以降ずっと、自分の進路を悩み続けていました。どうにも踏ん切りがつけ難かったのか、タイムリミットぎりぎりまで粘りに粘って、やっと自ら結論を出したのです。
 書いておきたいことは山のようにありますが、何を書いても、成人間近の息子のプライバシーに触るでしょうし、どう書いても言い訳にしかならないので、延々書いたこれまでの経緯の記事を全消去しました。希望が叶わなかった原因の半分は自己責任ですが、半分は、中学入学以降、ネグレクトとまではいかないまでも、完全放置した私の責任だと、深く反省しています。
 とはいえ、5教科7科目にずっと触れ続けたことは、息子の財産だと思っています。友だちの中には、もう一年頑張ると決めた人もいるようで、うらやましそうに話したりもしていましたが、うちは“You have to go forward with hope!”。この選択が正しいのかなんて、検証する術もなく。ただ、選んだ道を信じて、一所懸命にここから先の未来を切り拓いていってくれることを祈ります。
 あまりに延々と結論を出せずにいるものだから、「これだけは覚えておいて欲しいんだけど、人生で大切なのは、個々人がどれだけ楽しみながら成長して、社会や人のために尽くせるかってことだからね。」と、月並みな説諭をしました。こういうことを、体感として学んでいくのが人生なんでしょうが、なかなか難しいことなのかもしれません。。。
 私としては、最終的に息子が選んだ進学先は、とても多様な人が集まる面白い環境なんじゃなかろうか…と、期待しています。いろんな価値観の人と知り合って、世界を広げてくれますように!

TOY STORY 3】 “TOY STORY”のアンディが、大学生になって家を出て行くPart3――昨晩の金曜ロードショーで放送していましたが、感慨深かった~! 

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2018年3月23日 (金)

Time Limit

 よもや、タイムリミットぎりぎりまで息子が進路を悩み続けるとは思いもせず…。即断即決の私には到底理解できないことですが、それだけ、将来のことを真面目に悩んでるってことでしょうか…?(単なる優柔不断??) 本当に自分がやりたいことは何なのか? 十代で明確に分かっている人の方が少ないと思うぞ…。
(特許事務所においては、期限ギリギリの滑り込み手続きは何度も経験していますが、プライベートでこんなにも心臓に悪いタイムリミットを経験することになろうとは…

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2018年3月22日 (木)

ありがとう115系

 緑とオレンジの色彩が特徴の、JR東日本の115系電車が、今月末で引退だそうです。この電車には、若かりし日、大変お世話になりました。学生時代、家から大学までの約1時間半の道のりの大部分を、この115系電車に運んでもらっていたからです。電車内では、読書したり、熟睡したり、車窓脇で物思いに耽ったり、、、いろんな思い出が詰まっています。今振り返ると、「よく通ってたな~…」と思います。
 ありがとう、115系! 本当にお世話になりました! お疲れ様でした~!!

20180321_2  昨晩の夕食の肉野菜炒めの野菜は、息子が刻みました~(^^)。

【市民科学講演会】 今度の日曜午後、「広がる物理へのいざない 」なる市民科学講座があります。行きたいけど、難しいかなぁ~?(てか、先着500名という時点で無理か?)

【半分、青い。】 今春から始まるNHKの朝ドラ「半分、青い。」――密かに楽しみにしています(笑)。なつかしい昭和の香りと、サブカルの威力…。録画するかな~。

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2018年3月21日 (水)

父の通院

 昨日は、実家の父が、退院後の状況確認のため病院へ。当初は、大動脈解離の跡が気になって、付き添いをするつもりでいたのですが、バタバタと立て込んでいるため、母にお任せにしてしまいました。親孝行するにも、時間と体力が必要な年ごろです。あまり無理せず、肝心なときに出動できるよう、余力を残しつつ対応しないとな、、、と思うようになりました。
 夕方、母から状況報告のメールがありましたが、10:30から検査に入り、11:00には検査終了していたのに、医師の診断は14:00過ぎだったとのこと! 血液検査の分析、せめて30分で出るようにはならないものでしょうか? 当面は、血圧を安定させるべく、薬が1種類増えたそうで。。。

20180316_2  【息子パスタ】 先週末、『生活の発見』という本に触発されたとかで、息子が夕食にパスタを作ってくれました?! 油を使わず、ピーマンは種ごと使い、味付けは味噌と鰹節。。。奇抜な盛り付けに仰天しつつも、なかなかおいしかったです(その翌日の独りランチ時には、“生姜おろし載せ納豆ごはん”を自作して、「不味かった」と言ってました…笑)。

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2018年3月20日 (火)

インタビューワークショップ

 先日、某高校でインタビューワークショップの講師を務めてきました。進路選択を前にした高校生が、自身の将来を考えるためのヒントを得るために、初対面の大人にインタビューし、コミュニケーションの訓練をするという趣旨。ファシリテーターの方と二人1組になって、2時間の授業を進めました。
 私は、編集の仕事と、弁理士の仕事について紹介するのが役目でしたが、驚いたことに、最近の高校生はほとんど本を読まない?!(マンガを除き、1年に1冊も読まない人もチラホラ…) また、弁理士のことを知っている生徒さんも皆無でした(まぁ、だからこそやる意味があるのでしょうが…)。さらに、女生徒さんたちに、「一生の仕事を持って、生涯取り組みたいと思う人?」と訊いたら、2人ほどしか手を挙げる人がいなかったことにも驚きました。
 事前情報では、比較的真面目な人が多く、落ち着いたクラスだと伺っていましたが、メリハリをもって、にぎやかに話してくれるシーンと、静かに聞いてくれるシーンが使い分けられて、とてもやりやすくて助かりました。
 印象的だったのは、「どうして、映像の編集でなく、本の編集の仕事を選んだんですか?」という質問。当然、書籍の編集と映像の編集とは、まったくの別物だし、私の若い頃には、今のようなネット環境もストリーミング技術もなく、映像といえばTVか映画業界という状態でしたが、今の若い人達にとっては、携帯でも撮影でき、映像編集の敷居も低く、活字よりも映像の方がずっと身近になっているんだなぁ…と、実感されました。
 私以外の6人の講師の方々のキャリアがまた千差万別で、そのうち講師同士の交流会もあるそうです。ファシリテーターの方と、「我々の若い頃にも、こういう授業をしてくれたら、もう少し、職業の選択肢が広がったのにね~」と話したのでした。

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2018年3月19日 (月)

息子の老後観

20180318  息子は今、『生活の発見』という本をたらたら読んでいます。
 先日、私にその本を差し出し、「この本のさ、“死生観について”の章の“高齢者の介護方法”って節を読んでみてくんない?」と言いました。
 言われるがままに件の節を読むと、そこには、昔の高齢者は主に同居の女性が面倒みていたし、民族によっては住処を変える際に付いてこられない高齢者は置き去りにした…というようなことが書いてあるとともに、現代の老人ホーム依存が本当に高齢者の幸せにつながっているのか?という問題提起がしてありました。
 ここ一年半ほど、我が家の団欒での会話のほとんどが、高齢者をめぐる話に終始していたせいか、息子自身にもイロイロ関心が芽生えているのかもしれません。もしかして、我々夫婦が、夫の両親に老人ホームに入ってもらったことを責めているのか?!と思い、そう訊ねると、「いや、そういうわけじゃないけど…」と否定しつつ、「ボクだったら、老人ホームには入りたくないな、と思って…」とのこと。
 「え~? でもさ、自分のことが自分で出来なくなって、トイレにも行けなくなっちゃうんだよ?」と言うと、「う~ん…」と、そうなる自分を到底想像できない、という顔。
 人生の最期の時まで、自分の家で自分らしく暮らすすべ――自分たち夫婦にとっても、息子にとっても、大きな課題です。

20180318_2  【PAUL BOCUSE】 パン屋さんで、イースター仕様の可愛らしいパンを発見! こういうのを見つけると、ついつい買ってしまう、私の悪いクセ…

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2018年3月18日 (日)

メニエール病?

 先々週、眼科に行って異常なしと言われた後も、白いユラユラが消えることもなく、さらに横になっていてもグルグルと天井が回るような回転性の眩暈が出た時期があったので、さすがに夫に愚痴ったら、「メニエール病じゃない?」と言われました。
 ネットで症状や原因を調べてみたら…、
・ストレス
・疲労
・睡眠不足
によって、内リンパ水腫が起こるため、、、とのこと。

20180310 20180317_1 20180317_2  気分転換にとウォーキングしたら、伊能忠敬先生に「ムリハキンモツ」と諫められてしまいました(苦笑)。その後は徐々に回復し、今はもう目が回ることはなくなったので一安心。

【水辺を彩る江戸祭】 息子は昨日、映画鑑賞後、お台場へ…。

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2018年3月17日 (土)

定期ガス点検

 先週、ガス会社の定期点検担当の方からわざわざお電話をいただいてしまいました。ここ1年ちょっとの間に2度ほど、案内のハガキをもらっていたのに、慌ただしさに紛れて後回しにし、返信していなかったもので…。ついに電話での督促を受けてしまい、急遽、点検してもらうことに。昨日がその点検日でした。
 3年に1度の検査と、毎年の検査がダブル・トラックで走っているのですが、今回は、給湯器のほか、コンロ、床暖房、お風呂など、家じゅうのハード面での点検。あちこちチェックされるので、事前のお掃除が結構負担…(日頃からキレイにしておけばいいだけの話なんですが…苦笑)。一昨日はそんなわけで、とっちらかった家の中を、慌てて整理…! あ~、いろいろ断捨離しないと、本だの書類だの服だのが棚に入りきらずに溢れ出しています。。。毎回、ガス点検というよりは、家の中のキレイ度チェックと化してしまう我が家――この定期点検、毎度面倒がってはおりますが、いろんな意味で、東京ガスさんやライフバルさんには感謝しています(笑)!

20180316  【椿咲く】 昨日は久々の雨でしたが、玄関先の白い椿が咲きました。

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2018年3月16日 (金)

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

20180311_3  息子が一日で完読し、「おもしろい!」と太鼓判を押した本を、今週読みました。“東ロボくん”プロジェクトで著名な新井紀子氏の本。
 昔、高校教師になった折、「勉強面ではまだ、高校入学レベルに達していないお子さんがかなりいる…」と感じました。また、社会に出ていろいろな仕事をみるにつけ、「世の中には、携わるのに大学を出る必要のなさそうな仕事がたくさんある…」とも感じました。さらに、息子が小学校に通っている時、「義務教育期間にはもっと、作文を日常的に書かせ、それを添削しないとダメなんじゃ…?」と思った覚えがあります。
 本書は、そんな過去の問題意識の正当性を裏付けてくれるような一冊でした。AI 技術の研究の一環から、「AI を大学受験に挑戦させる」というプロジェクトを興し、そこから数々の副産物を提示してくださっている著者。AI 技術はいまのところ数学でしかないこと、これまでの技術革新とAI 技術による変革は質が異なること、社会にはAI で代替される仕事もされない仕事もあること、「意味」を理解することの重要さ…。

 本書を読んだ私の端的な感想は、「AI には出来ず、人間がやらなければいけない肝腎なことは、人間を総体的に評価すること」だということです。そして、「現状のAI 技術の弱点は、それを生み出し利用しようとする人の価値観が、かなり偏っていることだろうな…」ということ。さらに、「各教科ごとの攻略にまったく異なるアプローチを要するAI 技術を俯瞰すると、人間の能力ってホントにすごいな…」という感動。。。

 著者が選んだ「ロボットは大学入試に合格できるか?」という課題は、5教科8科目にわたる様々な分野の問題解決に当たるという点で、ものすごいチャレンジ! あまりにチャレンジングで、AI の能力の限界が即座に見えて、やる気が失せてしまうのでは…とさえ思えました。が、思いのほか実績を上げている様子に、驚きを隠せません。
 本の中で、子どもたちの学力は「国立Sクラス、国公立Aクラス、国公立Bクラス、私立Sクラス、私立Aクラス、私立Bクラス、私立Cクラス」の7つに分けられています。現状でもすでに“東ロボくん”は、MARCHには合格できるレベルだとのこと(それなら、弁理士試験の短答問題も70%くらいは取れそう…?)。そしておそらく、目下AI に携わる人たちは、SやAクラスの人たちがメインでしょう。ペーパーテストでの能力評価は、客観的であり、ある意味公平であり、明確な指標であって、AI の能力評価に利用するのは合理的だし、数学に基づく技術である以上、SやAクラスの数学好きな人たちが取り扱うことになるのは当然のことと思えます。
 ただ、全体的なアプローチとして、理数系の研究者ばかりが問題解決を模索するのと併行して、文系の人がもし、この課題を前にしたら、どんなアプローチを提案するんだろう?という興味も湧きます。
 後半、「どんな時代になっても必要な力は、文章読解力であろう」と示してくれた著者の考えに、強く共感しました。そして、まだ問題文の意味すら理解できないAI が、MARCHの試験に合格してしまうという事実に、「センター試験の評価軸って、このままでいいのかな?」との疑念も。だからこその大学入試改革なのだろうと思いますが、人の能力を評価するのは、手間も時間もかかる大仕事であることが痛感されます。
 “意味を正しく理解する力”――これは、当面AI には涵養できない力でしょう。意味を正しく理解しないことには、お互いに分かり合えないし、共感もできない…。そういう意味で、“シンギュラリティ”のわたくし的な定義は、「AI と分かり合える時が来たとき」と言えるかもしれません。
 また、人の幸せって、“人生のうちにどのくらい、自分の価値を認めてくれる人に出逢えるか”にかかっているようにも感じました。この先、AI が文章読解力を高め、東大合格を果たし、小学校の文章題も解けるようになり、人それぞれの“良さ”を評価できるようになったら、そんなAI は、とっても魅力的なことでしょうね~。

 息子が、本書のどのへんを“おもしろい”と感じたのかは、おいおいインタビューしてみたいと思いますが、私は、著者の“社会共有知研究センター長”という肩書を、とても素敵だと思いました。知識の多寡で能力評価するのでなく、有用な知識はできるだけシェアしていく社会――ベーシック・インカムの実現には懐疑的な著者ですが、「文章の意味を正しく理解する力をきちんと身に付けること」は、ある種、ベーシック・インカムなんじゃないかな~、と感じました。
 AI に仕事を奪われる談義が花盛りの中、一味違う視点を授けてくださった本書に感謝!
(オープンプロジェクトだそうなので、何か面白いアプローチを思いついたら、参加してみたいな~♪)
 

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2018年3月15日 (木)

義母のホーム入居

 昨日は夫と二人で、老健にいる義母を介護タクシーで拾い、かかりつけのクリニックで認知症の診察を受けた後、義父の待つ老人ホームへの入居手伝い。
 認知症の検査は、“長谷川式認知症スケール”というものを使って行なっていました。義母の場合、平成26年時は、30点満点中25点だったそうですが、平成28年には20点、そして平成30年の昨日は9点にまで落ち込んでいました。もともと穏やかな性格のため、認知症の進行具合が顕著に表われてはいないものの、医師の「まだ息子さんのことをちゃんとわかりますか?」という質問からは、「わからなくなるのは時間の問題…」という暗喩を感じざるを得ませんでした(この質問をされた時の義母が、珍しく憤慨している様子だったのが可愛らしかった…)。
 老人ホームに着いて、生活ヘルパーさんや看護師さんからのインタビューを受け終わると、ひどく疲れた様子で「横になりたい」と言って寝てしまい、看護師さんの「これからはご主人と一緒で、安心して暮らせますね」という言葉に、「どうでしょ…」と、おざなりに応えていたのが気になりました。
 ともあれ、ずっと私が預かっていた義母の“医療保険証・介護保険証・負担割合証”の3点セットを、老人ホームの担当者の方に預けたら、なんだか肩の荷がす~っと下りた印象――。この先も、定期的な通院付き添いなどは適宜必要ですが、24時間常時見守りの方がそばにいてくれるので、共倒れになるような事態は起きないという安心感は絶大! 夫婦仲良く、快適な老人ホーム生活を送ってくれることを祈ります。

 そして本日は、義父の85回目のバースデー。これまで、何度もの危機を乗り越え、心臓まわりに6つものステントを抱えて尚、この日を迎えられた素晴らしさ…。本当におめでとうございます!

【ご冥福をお祈りします】 ホーキングが、アインシュタインの誕生日に亡くなったそうで…!

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2018年3月14日 (水)

るーぷる杜王町記

20180312_11 20180312_1220180312_13  先の週末、“るーぷる仙台”に乗って杜王町周遊。仙台駅ナカの“すし通り”の一店で、にぎり「政宗」をいただいた後、瑞鳳殿大崎八幡宮など。
 そんな中、乗車したバスの運転手さんの楽しい小咄が印象的でした。
 なんと、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦さんの高校時代の同級生だったというその方によると、「彼は高校時代、夏休みになるとこの街から消える、ということで有名だったんですが、その間、東京の手塚プロに修行に行ってたんです」との話。また、市内にある“杜王整骨院”の待合室には、彼のコミックスがたくさん並んでいる、とかいう話も(笑)。そういえば、数年前、ジョジョフェスなんてのもやってたなぁ~。
20180312_14 20180312_16 20180311_1 20180311_2  大昔、私が子どもだった頃、家族で仙台に遊びに来た記憶はうっすらあるのですが、当時どんなところを回ったか、全然覚えていませんでした。けれど、伊達政宗の勇姿だけは、なんとなく脳裏に残っており、今回再訪してみて、「いい街だなぁ~」と再認識。まさに“杜の都”!(杜王町再訪に使ったE5系“はやぶさ”の技術力にも感動しました~)

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2018年3月13日 (火)

写真で綴る荒浜訪問

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2018年3月12日 (月)

父の介護認定面談

20180310_3  本日は、実家の父の介護認定面談。近所の包括支援センター所属のケアマネさんが、訪問してくださるとの由。あいにく私は都合が悪く同席できませんが、要支援1か2くらいにはなるんじゃないかな~…と思っています。
 大動脈解離で入院する直前までは、夫婦でカンボジア旅行を企画するほど元気だったのに、退院直前の様子だと、杖や歩行器、いずれはベッドや廊下の手すりなども必要になりそうな気配に、老年期の急激な変化に驚きます。そういえば、ひと月に一度は連絡を寄こしていた父のお姉さん(私の伯母)から、ここ2か月ほど何の音沙汰もない、と母が心配していました。
 毎日新聞の仲畑流万能川柳に、“健康”と何某は、なくしてからありがたみがわかる…みたいなのがありましたが、ホント、最近は健康のありがたさほど身に染みるものはありませ~ん。

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2018年3月11日 (日)

東北へ――

 合掌――

【ナウシカ】 先週、「原子炉内の水中に生物が?!」という記事を見ました。なんだか“ナウシカ”の世界が彷彿とされ、自然のたくましさに改めて畏敬の念が…。

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2018年3月10日 (土)

啓蟄の日の外食ランチ…

20180306_5  “啓蟄”だった火曜日、かな~り久しぶりに、息子とショッピングに出かけた後、外食ランチ。息子がこよなく愛する有楽町Meal MUJI にて。彼は以前から、気が向くとヒョイと独りでここに来て、ランチを取ることがありました。出不精の息子にここまでさせるMeal MUJI って、スゴイ(笑)!!。
 この日、彼が選んだおかずのうちの2品は、“ウドとセロリのレモン和え”と“パクチーとタマネギと豚のマリネ”という意外なメニュー?!
 「よくそんな、クセのありそうなの頼んだね?!」と驚いて訊いたら、
 「独りで来ると冒険できないけど、今日は二人だから、クチに合わなかったら交換してもらおうと思って…」とのこと
 案の定、両方とも、半分ほど食べたところで、「チェンジッ!」と言って、私の“唐揚げ”と“小松菜とヒジキのサラダ”をかっさらっていきました(苦笑)。お互い5種類のおかずが楽しめたので良かったのですが、この2品は珍しい個性的なお味でした!
 昔から好き嫌いが激しくて、食べられないモノが多かったのに、いつのまにやらこんな冒険もするようになったかー!…と、内心ケラケラと笑いました。
 世界はもっとでっかくて、未知のもので溢れてる…。狭い家から抜け出して、もっともっと冒険しておくれよ~!と思う母なのでした。

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2018年3月 9日 (金)

瞳孔を開く

 2月9日に、急に右目に違和感を感じ、2月10日に軽い検査をしましたが、その時点ではドライアイ程度で、特に異常は見つかりませんでした。が、変な白いモノが目の前をユラユラする症状が、ずっと収まらないため、今週火曜日に改めて、瞳孔を開いて眼底写真を撮って診てもらいました。けれど、「眼底はキレイです」との診断。おかしいなぁ~? こんなにユラユラして、右目の奥が時々痛いのに…?? そりゃぁまぁ、心配ごとがイロイロ重なっていて、精神的に参っているのは事実ですが、それだけでこんなに顕著な症状が出るものでしょうか??? 眼底がキレイなのにこの症状…という所が、文字として書きたくないけれど、別の原因のようで怖い…。 
 「異常は見つかりませんでしたが、また急に違和感が出たら来院してください」――とのことでしたが、目下の違和感も相当なものなのに、どのくらい酷くなったら病院に行くべきなのか、悩んでしまいます。。。
 それにしても、瞳孔が開きっぱなしだと、世界が白く眩しくなりますね。今回の経験で、眼が光に弱い人の気持ちがよ~くわかるようになりました

【ためしてガッテン!】 一昨日の「ためしてガッテン!」でやっていた、心房細動が原因で出来る巨大血栓の、心臓から脳への移動動画のショッキングさと言ったら…。梅干し大の物体が、柔軟に変形して血管内を移動する恐怖…。スケルトンの身体が欲しい…(苦笑)。

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2018年3月 8日 (木)

音楽教室への演奏権の行使について

 文化庁長官への裁定請求を受けての審議会答申に呆然とする中、昨日ふと、“123先生”のブログ記事経由で気付いた、中山先生の“意見書”(いやぁ~、気づいてよかった! いつもながらの情報提供に感謝です)。“音楽教育を守る会”の必死さも伝わってきます。コミケを視察されるような中山先生だからこその意見書なのでしょうが、コミケは完全にお目こぼし感満載の反面、音楽教室における生徒たちの演奏に関しては、個人的にはどう考えても奇妙に映ります。多くの音楽アーティストの皆さんの気持ちもきっと、多くの漫画家さんたちと同様なのではないかなぁ~…と、勝手に想像します。JASRACの中に一体何人くらい、音楽で身を立てようと、必死で練習した経験のある人がいるのか知りたいです(もしも包括契約じゃなかったら、死ぬほどレッスンする人ほど余計にお金がかかるってことですよね??)。
 このような意見書を著し公開なさった中山先生に敬服しつつ、「北極星、見失わないようにします!」と涙しながら拝読しました(笑)。多様性が厚みを増すばかりの昨今、“個別具体的に総合勘案”する必要性も増すばかりに思えます。それにしても、“懈怠”(けたい)の概念って、民法にも結構出てこなかったっけ…?

【国際女性デー】 本日、国際女性デー
 完全なる男女平等なんてことが実現可能なのかどうかは怪しいし、目下の私の状況は、国際標準からは大きく水をあけられた男尊女卑状態(ハウスキーピングの大部分を女が担う)かもしれません。。。が、愚痴ってる暇があったら何か動いてみる…できることにトライしてみる…とにかく何かしら実績を積んでいく…、今はこれしかないよな~と、諦観しています
 まぁ、うちの夫は、通勤時間が長いため、家事育児にはほぼノータッチでしたが、少なくとも私がすることを最大限尊重し、協力する努力は惜しまずに対応してくれる点では、恵まれている方かもしれません。
 本当は、男女問わず、どんな職種でも、子育てしてても、介護してても、普通に働き続けられ、人並みくらいには稼げる世の中になるのが理想ですが、限りなく効率性を追求する資本主義社会にあっては、どうしてもどこかに歪みが出てしまう――。女性の社会参加の問題は、障がいのある人の社会参加の問題と根を同じくするところも多いと感じます。当事者の努力もさることながら、何不自由なく24時間戦える企業戦士たちの考え方が変わらないことには、「壁」がなくなることはない…。いろいろな仕組みを変えるのにはそれなりの時間を要しますが、男性の意識改革は、本人が決意すれば、その日から変えられる! 男性諸氏の家事育児参加が、女性を救う! どうぞ男性も、ダッシュで帰宅して晩御飯を作ってくださ~い

【知財セミナー】 今日は、某セミナーに是非参加したかったのですが、行けそうにない…

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2018年3月 7日 (水)

義父の三科検診

 本日は、1か月ぶりの義父の三科検診。なんと、先月に引き続き、三男さんが対応してくださるとのこと! ここ数か月、平日のこうした対応で、ずいぶん休暇を使っておられる気がするのですが、会社の方は大丈夫なんだろうか…?と、さすがに心配になりました。
 裁量労働制について、国会で侃々諤々やっていますが、自分で自分の時間をコントロールできる分、成果にもきっちり責任を持たなければならないという意味で、定時定時の仕事より数倍ストレスはかかるはず。人生のステージごとに、柔軟に働き方を変えられるのが理想だと思いますが、企業の効率性と天秤にかけると、難しい問題だとも思います。
 実の父の入院騒ぎで、私の弟もずいぶん平日ヘルプの必要が生じ(月曜の退院時も弟が対応)、ここ1か月のうちに2~3回は休暇を取っているため、「そんなに休んで大丈夫?」と訊いたら、「日曜に出勤して代休を取ったりしてるし、そもそも有給取るのは権利なんだから、大丈夫だよ」と言っていました。私の頭はまだ“旧人類”仕様で、GWや夏休み以外にイレギュラーな有給を取ることはNGに思えるのですが、弟は当然の“権利”と言い放つところ、「あ~、仕事観も世代によって違うのかな~」とジェネレーション・ギャップを感じました。

 先の週末あたりから、街中にはリクルート・スーツの学生さんがそこここに。。。最近の若い人は、どんな働き方を求めているのかな~?

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2018年3月 6日 (火)

商標審判決の動向

 弁理士には、5年間で70単位(1単位1時間)の研修が義務付けられています。私の最初の5年間は、2015年4月1日から2020年3月31日まで。折に触れ、興味のある講義や研修を見つけては、出掛けて行ったり、e-Learningコンテンツを視聴したりします。そんな中、毎年コレだけは外せないな…と思う講座が、「商標審判決の動向」という研修。内容の充実度もさることながら、そこで配布されるボリューミィな冊子は、経験の浅い私にとっては“お守り”みたいな存在(笑)。前年に出た各種審決の代表的なものを、ジャンル分けして紹介してくれるので、とても勉強になります。講座をネット予約するのですが、人気のためか、ちょっと出遅れるとすぐ満席になってしまうため、去年は確か出られなかった記憶が…
 昨日は、その研修に久々に参加することができました。予想通りの大盛況ぶりで、教室は満タン! ただ、テキストはずいぶん断捨離なさったそうで、平成27年の冊子が176p.だったのに対し、今回は98p.で45%カット!! その分、口頭で12~15件ほどの知財高裁判決等をご紹介くださいました。ありがたやありがたや…♪ 仕事の合間合間に繰り返し眺めさせていただきます!

【AI 時代の知的財産権】 CNET JAPAN LIVE 2018での講演記事。「AIが著作権侵害に関する裁判の判例を学習したら、法律のぎりぎりを攻める適法なパクりが誕生する」かも…とのこと。類否判断って、今でさえ難しいのに、ボーダー周辺のモノが膨大になったら、世の中デジャ・ヴだらけになりそう…

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2018年3月 5日 (月)

「3人の見える世界」展

20180304  昨日、伊佐ホームギャラリー櫟(くぬぎ)という会場で行われていた、世田谷アールブリュットネットワーク主催の「3人の見える世界」というアート展に行きました。お世話になっている先輩からご紹介いただいて…。
 よく晴れた気持ちよい日、初めて駒澤大学駅周辺を歩いたのですが、とても素敵な街並みで、おしゃれなお店やBistroやCafeが散在し、適度に賑やかで、民家のデザインもなんだか節度ある瀟洒さで、歩いていて豊かな雰囲気でした。(この日はちょうど、パラ駅伝 in TOKYO 2018が行われており、沿道にスタッフが待機していました!)
 会場に到着した時、ちょうどミニコンサートの最中で、ピアノとヴァイオリンの心地良い音色に、不思議にウルウルしました。「ルパン三世のテーマ」や「情熱大陸」「旅立ちの唄」などなど…♪
 展覧会は、MORIくん、EMIちゃん、RAYくんという3人のアーティストが奔放に描いた絵や、緻密な工作が展示され、思い思いに観ることができる、こじんまりした等身大のものでした。色使いや構図が斬新で自由で、アールブリュットの良さがそこここに。。先輩にもご挨拶でき、販売されていたマドレーヌやクッキーも購入(^^♪。ご紹介、ありがとうございました~!
 帰り際、会場提供した伊佐ホームズという会社の『伊佐通信』という冊子の第9号をいただいたので、地下鉄の中でつらつら拝読。国産の木材を使った温もりのある住宅建築をモットーにした工務店のようで、和風なのにモダンな、魂のこもった家造りで、日本の林業を守り育てる活動を続けておられるようでした

20180304_2  帰宅すると、家はもぬけの殻…。息子は、「シンフォギアライ 2018」なるコンサートへ出掛け、夫は東海村の研究会へ出張――。静かでアートなひとときの後、たくさんの焼き菓子に囲まれて、ゆっくりとおひとり様Tea Timeを愉しんだのでした。

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2018年3月 4日 (日)

SHIMAUMA PRINT

 先月、ある方から、お子さんが描いた絵を散りばめて作ったミニ冊子をいただきました。小さくて薄いながらも、素敵な出来栄えだったので、「どこで製本されたんですか?」と訊ねたら、「“しまうまPRINT”っていうサイトで自分で作ったんですよ」とのことでした。
 世の中のかなりの人が、「自分の本を出したい」という想いを抱いています。出版社勤務時代にも、数々の持ち込み原稿がありました。何を隠そう、実の父母も、日々いろんなモノを書き溜めていて、一昨年の暮れには、父からUSBメモリを渡され、「おもしろければ製本してよ」と言われて預かっていたデータがありました(笑)。去年、空き時間を見つけては、なんとか人様に読んでもらえるくらいの構成にできないかといじっていたのですが、広範で手強すぎて、途中で断念していました。
 そんな中、この“しまうまブックス”のサイトを見て、「句集なら、簡単に作れるな…」と思い立ち、先週半日かけて、父の句集を制作。金曜の夕方に6冊だけ注文したら、一週間で届きました! これを見た夫がひとこと――「これは、喜ばないわけがないね…」――
20180302  このサイトで現在作れるのは、文庫判・A5スクエア判・A5判の3種で、ページ数も36~144P、しかも横書きオンリーなので、作れる本の種類はかなり限定されてしまいますが、それでも、写真や絵に、わずかな言葉を添えたフォトブック様式なら、すごく手軽に完成します。制作過程が楽しくて、私など、「あ~、こういう仕事なら三日三晩飲まず食わずでも続けられる!♪」と、ウキウキしてしまいました。選りすぐりの写真が溜まっている方、どうぞお試しあれ~!

 完成した冊子は、明日の父の退院日に合わせて実家に宅配送付しておきました。喜んでくれるといいなぁ~。

【電話転送設定】 昨日の夫は、実家へ、固定電話の着信を義父の携帯へ転送する設定をしに行きました。J:COM電話で転送設定できるように契約を変える手続きだけは事前にしておいたのですが、設定に行くまでに時間がかかってしまい、申し訳なかったです(暗証番号がわかっていれば、リモートでも設定できたらしい…)。

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2018年3月 3日 (土)

「のび太の宝島」

 この春のドラえもん映画は「のび太の宝島」だそうですね。なんと、(プロデューサーでなく)脚本が川村元気さんなのだとか?! 未だ、彼の小説は読んだことがありませんが、どんな脚本を書かれるのか、映画を観たくなりました~(小説の前に、『理系に学ぶ。』が読みたいんですけどね…)。
 私と息子が大好きなドラえもん映画は、なんといっても「のび太のひみつ道具博物館」♪ 5年前の春先を、なつかしく思い出します。。。

【クールジャパン再起動】 政府主導の“クールジャパン”機構が再起動とのニュース。コンテンツ重視とのこと。個人的には、まず、アメリカ人に「ドラえもん」の良さをわかってもらいたいなぁ~♪

 本日、絶好のお散歩日和…!
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2018年3月 2日 (金)

実家のトイレ工事

 昨朝は、春の嵐の風雨の中、実家へ。まだ退院できない父ですが、退院前に自宅のトイレ工事をすることにしたそうで、それに立ち会うよう、弟から要請があったので。。。
 1時間もかからずに工事は終わり、午前中は母とアレコレおしゃべり。物忘れがひどくなったことを自覚し、いろいろな手続きに時間がかかると嘆いていました。また、何をするにもイジワルされているような気がしてしまうらしく、「入院費を、郵便局の保険で一部賄おうと手続きに行ったら、何度も委任状を書き直させられた上、新しい保険の勧誘までされて大変だった…」と愚痴ってもいました。これからどんどん老人が増えて、いろんな手続きを代理の親族がする際、本当に面倒なことになる…と懸念しています。
 実家で昼食を取った後、今度は病院へ。病室の父は、起き上がってTVで国会中継を見ていました。もうずいぶん顔色もよく、発疹も治ってきたようで、医師からは退院日も告げられたとのこと。あ~、よかったよかった!(でも結局、発熱や発疹の原因はわからずじまい…)
 どうも父は、私がお見舞いに行くと強がって格好を付けてしまうようで、(母が一人で行く時は昼食後は眠っているそうなのに)しきりに活発におしゃべりし、疲れてしまうよう――。退院まで、ゆっくり休んで全回復して欲しいため、30分ほどでお暇しました。無理せず、慎重には慎重を期してくれますように!

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2018年3月 1日 (木)

車離れ

 昔は、ドライブが大好きでした。行ったことのない場所へ自由に移動できる上、徒歩や自転車とは違う疾走感が心地よく、通勤にも車を使って、滑るようなマニュアル操作を愉しんだりしていたものです。
 が、子どもが生まれ、「この子が自立するまでは死ねない…」と思った瞬間から、パタリと運転しなくなりました。以来、かれこれ20年ほど、ゴールドのペーパードライバーと化しているわけですが、近頃、老夫婦の送迎などで「車があると便利だな~」と思い始め、「そろそろ解禁、するか?」とも考えてみたのですが、、、。

 ここ20年の間に3回ほど、意識がブラックアウトした経験があります。1回目は、保育園に通う小さな息子を家の中でオンブしている時、唐突に貧血を起こし、気づいた時には頭から血を流す息子の隣で仰向けに倒れていました! 2回目は、会社帰りの地下鉄の中。ドアの近くに立っていたら、急に貧血を起こしてまたしてもブラックアウト。気づいた時には、電車内の床に仰向けに倒れていて、周囲には人だかりと「大丈夫ですか?!」の声。そして3回目は、数年前のお正月、夫の実家で“獺祭”を飲んでいた食卓で。ササーっと血の気が引いたと思ったら、ブラックアウトしてテーブルに突っ伏していたらしく、気づいたらリビングの床に横たえられていました(苦笑)。
 どれも原因不明なので、今度いつブラックアウトするかと思うと、おちおち車の運転なんてできません。――ということで、高齢者の免許返納ではないけれど、ライセンスは封印しようと考えなおしました。10年間、ブラックアウトなく過ごせたら、解禁するかもしれませんが、その頃には高齢者ドライバーで、別の意味で封印しないとならないですね
 ――ということで、昨今の若者と同様、私も意識的な“車離れ”。(生きているうちに、完全自動運転になる日は来るかな?)

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