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2018年3月 1日 (木)

車離れ

 昔は、ドライブが大好きでした。行ったことのない場所へ自由に移動できる上、徒歩や自転車とは違う疾走感が心地よく、通勤にも車を使って、滑るようなマニュアル操作を愉しんだりしていたものです。
 が、子どもが生まれ、「この子が自立するまでは死ねない…」と思った瞬間から、パタリと運転しなくなりました。以来、かれこれ20年ほど、ゴールドのペーパードライバーと化しているわけですが、近頃、老夫婦の送迎などで「車があると便利だな~」と思い始め、「そろそろ解禁、するか?」とも考えてみたのですが、、、。

 ここ20年の間に3回ほど、意識がブラックアウトした経験があります。1回目は、保育園に通う小さな息子を家の中でオンブしている時、唐突に貧血を起こし、気づいた時には頭から血を流す息子の隣で仰向けに倒れていました! 2回目は、会社帰りの地下鉄の中。ドアの近くに立っていたら、急に貧血を起こしてまたしてもブラックアウト。気づいた時には、電車内の床に仰向けに倒れていて、周囲には人だかりと「大丈夫ですか?!」の声。そして3回目は、数年前のお正月、夫の実家で“獺祭”を飲んでいた食卓で。ササーっと血の気が引いたと思ったら、ブラックアウトしてテーブルに突っ伏していたらしく、気づいたらリビングの床に横たえられていました(苦笑)。
 どれも原因不明なので、今度いつブラックアウトするかと思うと、おちおち車の運転なんてできません。――ということで、高齢者の免許返納ではないけれど、ライセンスは封印しようと考えなおしました。10年間、ブラックアウトなく過ごせたら、解禁するかもしれませんが、その頃には高齢者ドライバーで、別の意味で封印しないとならないですね
 ――ということで、昨今の若者と同様、私も意識的な“車離れ”。(生きているうちに、完全自動運転になる日は来るかな?)

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