インタビューワークショップ
先日、某高校でインタビューワークショップの講師を務めてきました。進路選択を前にした高校生が、自身の将来を考えるためのヒントを得るために、初対面の大人にインタビューし、コミュニケーションの訓練をするという趣旨。ファシリテーターの方と二人1組になって、2時間の授業を進めました。
私は、編集の仕事と、弁理士の仕事について紹介するのが役目でしたが、驚いたことに、最近の高校生はほとんど本を読まない?!(マンガを除き、1年に1冊も読まない人もチラホラ…) また、弁理士のことを知っている生徒さんも皆無でした
(まぁ、だからこそやる意味があるのでしょうが…)。さらに、女生徒さんたちに、「一生の仕事を持って、生涯取り組みたいと思う人?」と訊いたら、2人ほどしか手を挙げる人がいなかったことにも驚きました。
事前情報では、比較的真面目な人が多く、落ち着いたクラスだと伺っていましたが、メリハリをもって、にぎやかに話してくれるシーンと、静かに聞いてくれるシーンが使い分けられて、とてもやりやすくて助かりました。
印象的だったのは、「どうして、映像の編集でなく、本の編集の仕事を選んだんですか?」という質問。当然、書籍の編集と映像の編集とは、まったくの別物だし、私の若い頃には、今のようなネット環境もストリーミング技術もなく、映像といえばTVか映画業界という状態でしたが、今の若い人達にとっては、携帯でも撮影でき、映像編集の敷居も低く、活字よりも映像の方がずっと身近になっているんだなぁ…と、実感されました。
私以外の6人の講師の方々のキャリアがまた千差万別で、そのうち講師同士の交流会もあるそうです。ファシリテーターの方と、「我々の若い頃にも、こういう授業をしてくれたら、もう少し、職業の選択肢が広がったのにね~」と話したのでした。
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