有料サービスの料金変更
今月の月刊Patentの中に、「人生100年と弁理士」という記事がありました。実にセキララに、現実的に考察されており、個人事業主の65歳以降の老後について、シビアに考えさせられました。
そんな中、義父母が入居する老人ホームから、「有料サービスの料金変更について」という書類が届きました。ホームでは、無料サービスに加え、買物代行や通院付き添い、散歩・外出介助などの有料サービスも受けられますが、今月末まで30分●円だったサービスが、4月以降は30分(●×2)円の倍額になるとのこと。この改訂は、入居を決める前から知らされていたので、驚きはしませんでしたが、改めて書面で受け取ると、なかなか考えさせられるものがあります。この先、いつまでこの料金体系が維持されるのかは、わからないからです。
少子高齢化においては、高齢化した当事者の事情もいろいろ心配である一方、高齢化した老人の介助者となる若い人の割合が少なくなることも大問題。現に今でさえ、こうした若い担い手が足りず、仕事の大変さの割に報酬が見合わないからこその、料金改定なのだと思われるからです。いくらお金を積んでも手が足りない状況というのも、なまじ悪夢とは言えない気すらします。時を同じくして、新聞にも、「高齢者の半数が75歳以上に」という3月の人口推計の記事がありました。
我が家の両実家の両親4人も、すでに全員が後期高齢者。我々夫婦とて、十数年後には二人とも高齢者。健康でいればなんとかなる、という楽観もあるにはありますが、人口推移の傾向を見て、恐ろしいほどの悲観に襲われることもあり。。。『LIFE SHIFT』は未だに読んでいませんが、あちこちで取り上げられているので、内容は推して知るべし。これまでも数々のマルチステージを体験している身としては、ただ前向きに、環境適応を模索していくだけですが、、、
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【パッチテスト】 今後、飲み会的な機会が増えていくであろう息子が、昨晩、アルコールのパッチテストをしていました。少なくとも、「ぜんぜん飲めない族」ではないようで、20歳の誕生日に乾杯するのが楽しみです(笑)。
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