忘れるのはお互い様…
先月の介護認定面接の結果、“要支援1”の認定を受けた父。プロの目から見て、まだその程度だと分かり、正直ホッとしました。
とはいえ、記憶の覚束なさは歳とともにじわじわと…。実家の両親の物忘れもボチボチ出てきていますが、義父母の方はすでに、かなりのレベル。子どもたちがいろいろと奉仕・貢献しても、そのほとんどが忘れ去られているようで、情けないことに時折ふと、甲斐のなさを感じたりもしていたのですが…。
先日、私の実家に赴いた折、母が言いました。
「孫たちにはずいぶんアレコレ手をかけてあげたし、夏休み中には4~5年ほど、孫合宿も催したのに、孫たちはそんなこと、ぜ~んぶ忘れてるのよね~」
確かに、私がフルタイム勤務していた頃は、母には何度も我が家へ出動してもらい、朝のラッシュ時の満員電車で駆け付けてもらったり、息子が病気の時には、終日面倒みてもらったりしていたものです。息子は、そうした日々を、断片的には覚えているようですが、どのくらいの頻度で、どんなにお世話になったかまでは思いが及ばず、母としては、面倒をみた甲斐がない、と思うのかもしれません(苦笑)――。
ボランティアは別に、覚えていて感謝して欲しくてするわけじゃない、と頭では思っても、やはりまるっきり忘れ去られてしまうのは、存外拍子抜けするもの。とはいえ、こうしてみると、失念もお互い様で、人の世はいつも、持ちつ持たれつだよなぁ…と、思いました(笑)。人への感謝に溢れた人も含め、意外に誰しもが忘恩の輩で、特に、親への恩は忘れがち(苦笑)。息子にも、感謝なんて期待せず、ただただ自己満足で尽くすのみ、ですかね~?
【ウォーキング2連チャン】 一昨日の“みどりの日”は、レポートに追われる息子を置いて、夫婦で10kmウォーク。そして“子どもの日”の昨日は、息子へのサービスデーにしようとスタンバイしていたものの、主役は遊びに出た後サークル活動だとのこと。フラれた夫婦はお台場で再びウォーキング。子どもの日の子抜きランチは、クラフトビールと、スペアリヴ&パエリア&チキンのアヒージョ。このGWは、かなりの運動量でした!
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