PBPにまつわる課題
今週末の講義のために出題されていた課題に、リビングで取り組んでいたら、薬科大勤務の夫が興味を示しました。プロダクト・バイ・プロセスクレームに関する問題で、製法に加え化学式も書かれた請求項について記載されていたからです。
「高分子化合物の薬剤の特許って、化学構造式書いただけじゃ特定できないよね?」
…化学関係の明細書に触れたことのなかった私は、なんとなく勝手に、最近ではCADでも使って分子構造の3D立体構造データでも添付しているものだと想像していましたが、それが出来れば苦労しないか…。
こりゃぁ、次の講義の展開もいろいろ興味深い…。付いていけるかなぁ~?
→結局、この日での私の学びは、「迂闊な不真正PBPクレームを書くと、完全同一であっても権利行使できなかったり、折角の新規物質の特許なのに、権利範囲を訂正するような事態になりかねず、弁理士の責任はとても重い…」ということでした。。。別講義では、「前記、当該、該」などの言葉の有無で特定が変化するような話もあるようで、明細書を書いていない身には非常に辛い細かいテーマです。
【知財高裁所長】 昨年の夏、特許庁長官に宗像直子氏が就任されましたが、先の5日には、知財高裁所長に高部眞規子氏が就任とのこと! 女性躍進は知財の世界から?!
【パスポートセンター】 昨朝、戸籍抄本を取るために役所に入ったのがAM8:30、パスポートセンターで家族全員分の申請を済ませて出てきたのがAM9:40。まずまずの仕事~♪ 直近では、夫のハワイ渡航が控えていますが、行けるのかな??
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