巨人は酔っ払い?!
子どもの日の朝のNHKニュース中、「いつもここからインタビュー」に、“進撃の巨人”の作者・諌山創さんが登場していました。7月からまたアニメが放送されるそうで!
デビュー一作目でこんな大ヒットとなった現状について、諌山さんは、「非日常が8年続いている感じ…」とおっしゃっていましたが、子どもの頃は、劣等感に苛まれ、故郷の大分から脱出したくて仕方なかったのだとか。ところが、東京に出てきてネットカフェでマンガを描いている時は、言葉の通じない酔っ払いに絡まれるなど、辛い現実にも頻繁に襲われ…。読者が巨人に何を投影するかは自由だけれど、彼にとっての巨人は、あの時の酔っ払いの象徴だ、とも。。。そして、誰しもが、被害者にも加害者にもなり得、視点の切り替えで世界の見え方も変わりうると…。
ひとつひとつの言葉を丁寧に発する方だなぁ…という印象でした。彼なりの切羽詰まったいろいろな気持ちが、作品のそこここに散りばめられているからこそのヒットなんだろうな、と感じました。劣等感を、自分を漲らせる力に変えられる人は強いなぁ~!
もうすぐ物語も終盤のようですが、7月からのアニメをまた楽しみにさせていただきます♪
【義母のお見舞い】 今週頭から風邪をひき、義母のお見舞いに行けずにいた義父に代わり、本日午前中に私が様子見に行きました。すでに酸素吸入チューブは取れ、それに伴って手の拘束具も外れて、すやすやと眠っていた義母(7人部屋の全員がすやすや睡眠中でした)。看護士さんがオムツ交換してくださるタイミングで一瞬起きた義母に話しかけてみましたが、どうも私のことがよくわからない模様。話しかけることにうなづくばかりで、自分では声が出せないようでした。ベッド脇のテーブルには、「つるりんこ」という森永製のトロミ付け粉末の袋が置いてありました(これを飲料に混ぜて、口に入れてもらっているそうです)。すぐにまた寝入ってしまった義母でしたが、お隣のベッドの女性が、寝言で「おうちに帰りたい、おうちに帰りたい~」と、何度も言っているのが痛々しかった…。
自分の通院日以外は、毎日のようにお見舞いしている義父が、「あそこにいると、いたたまれなくなる」と言っていたのがわかるような気がしました。病院はもちろん、手厚く看護してくださっているのですが、入院患者さんたちの年齢が年齢なだけに、寝たきりで眠ってばかりにならざるを得ず、どうしても生気が薄く感じられるせいかもしれません。4月18日に入院した義母、早くも3週間近くになりますが、退院がいつ頃になるのか、見当もつきません。。。
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