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2018年9月29日 (土)

母の仕事遍歴

 近頃、女性一人ひとりの、人生における職業変遷に関心があります。で、先日、父の通院の際、母に仕事遍歴をヒアリングしてみました(実はあまり詳しく知らなかった…)。
 大阪の大学で小学校の教員免許を取得後、大阪と東京で数年間、小学校の教員をし、その後結婚。私が生まれたことで退職し、そこからの20年間は自宅で塾を開いて、書道のほか(師範の資格を持っていた)、中学の数学と英語の教室も運営していました。その間、塾は夕方から夜が忙しいため、日中は、県の「かるた」を作って販売したり、「地球儀クッション」なるものを考案して販売したり、“編みぐるみ”を作って販売したりと、塾以外の副業もかなりしていたのだとか…。そして、私が大学入学、弟が高校入学の年(母、43歳)、県内の警察で“ママポリス”なる婦人少年補導員の募集が始まったのを機に、警察署で働き始めたとのこと。2か所の署に勤め、定年まで17年間働き続けたそうです(しばらく民生委員なんかもやってたような…)。
 つまり、私と弟を生んだ直後のブランクを除き、ほぼ人生の全期間で何かしら仕事をしていたということ! いやぁ、我が母ながら恐れ入りました。私なぞ、足元にも及ばない奮闘ぶり…。5人姉弟の四女だったことから、ほとんど親から手をかけてもらえず、何でも自力でなんとかせざるをえなかった境遇が、母の逞しさの根源かもしれません。
 母の人生に、“介護”の期間はなかったのかな…?と振り返ってみましたが、義母はPPKだったし、義父は自転車事故で入院してすぐに亡くなってしまい、実の両親は長男一家が同居だったため、晩年の入院期間はあったものの、長期のケアを担当するということはなかったように見受けます(長男一家の苦労がしのばれますが…今現在の母は父を介護している状態か~)。
 当時も今も、女性の(今後は男女ともに)最大の試練は出産・育児期と、介護期ということになるのでしょうが、置かれた境遇によって、かなりの差異があるのは否めません。こうなると、“運”次第と言わざるをえないところも…。まぁ、与えられた場所で自分なりにやってみるしかないですね(笑)。

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