スカイツリーでの重力ポテンシャル測定
先日、小型化された光格子時計を用いた重力ポテンシャルの測定をスカイツリーで行なう、というニュース。
常々、ヒトが光や音で外界把握していることから、「自分が今見ている世界は、ほんのちょっとだけ過去なんだよな…」なんて思いながら散歩しているわけですが、このニュースを聴いた翌朝のウォーキングで、ふとスカイツリーを見上げたら、「あのてっぺんには、今よりちょっとだけ未来があるのか??」と、時空の歪みに頭が混乱しました(笑)。
新海誠監督の「ほしのこえ」なんかも思い出しながら、“主体の大きさ”や“距離”や“時間”の関係に、ほんの一刹那だけ思いを馳せました(苦笑)。「一刹那が、永遠のように感じられた」なんて心象表現もあるように、心の中の時間の流れの感覚もまた、不思議な現象。。。味気ないウォーキングタイムが、少しだけロマンティックになった朝でした(笑)。
本庶先生のノーベル賞受賞で、いつものように基礎科学の重要性が取り沙汰されていますが、昨今の世知辛い世の中では、採算度外視で好きな研究に没頭するため、少なくとも、納税者の想像力を掻き立てる努力は求められるのかもしれませんねぇ。
【マリカーとかダンスとか】 去年の頭くらいから話題になっていた「マリカー」に関する裁判で、被告の不正競争行為と著作権侵害行為が認められ、任天堂勝訴とのニュース。アメリカでは、「天国への階段」について、裁判のやり直しが命じられたとか。。。
また、「Shall We ダンス?事件」等で否定されがちだったダンスの振り付けの著作物性ですが、大阪地裁でフラダンスの著作物性が認められたとのニュースも。歌詞との対応関係まで検討されたというのは、結合著作物における単独著作物の創作性が、結合した他の単独著作物との関連でも判断されるということで、腰を据えて考えないといけないテーマかもしれません。備忘備忘…。
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