コンテンツID
リーチサイトの規制に絡み、Youtubeが取り入れている”コンテンツID“という仕組みについて、コンテンツの著作権侵害防止の一つの施策として紹介されている記事がありました。単発的な侵害から、組織的な侵害へ、そしてそれらを幇助するような行為、さらには学術文献の権利者無視のオープン化まで、デジタル化・ネットワーク化の便利な一面を不当に利用する人が後を絶ちません(学術論文に関しては、Gates Open Researchなんていうものもあり、本来はこうあるべきな気はしますが、、、)。
喩えとしては不適当でしょうが、個人的にはどうも、こうした行為が、ドラえもんの“どこでもドア”で、しずかちゃんの家のお風呂に無邪気に侵入する子どもの行動のように見えてしまいます。しずかちゃんの気持ちを考えたら、許されることでないのはすぐにわかるのでしょうが、ドアをくぐる人がまた、“かくれマント”で透明になっているような状態だから始末が悪い。。。で、そのマントをはがそうとすると、“通信の秘密”とかいう伝家の宝刀で防御されてしまう(苦笑)。
ネット上のルールを、現実世界とは別の観点で、練り上げる必要に迫られる時代…、または、現実世界とネット世界を結ぶルールが必要な時代か――? 利害関係者は世界中の人ですもんねぇ…。
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