義母のお見舞い
昨日は、講義が休講だったため、2か月ぶりに義母のお見舞いに。夫が行ければいいのですが、とにかく忙しそうで全然行ける日がなく…。義母が寝たきりなのに、音沙汰なくしていると、どうにも罪悪感に駆られてしまうのは、困ったものです。なんだか遊んでいてはいけない気がして、(それでも好き勝手やってしまうんですが、)心の底から生活を楽しめないというか…。
とはいえ久々の好天で、明るい陽射しに気持ちが軽くなりつつ、ランチタイム前に病院に着きました。周囲がワサワサし始めると、目を覚ましてくれるので、お見舞いにはちょうどいい頃合い。2か月のうちに、すっかり頬がこけて、さらに痩せ細っているものの、艶はよくキレイな顔をしていました。看護士さんは、「調子がいいと、頷いたりして意思表示してくれますよ」とおっしゃっていましたが、この日はあまり首を動かすこともなく、私の一方的なおしゃべりに静かに耳を傾けていた義母。私だってことがわかっているのかどうかもわからず――。
家族の近況などを40分ほどかけてゆっくり報告し、昼食時間が終わる頃にお暇。途中駅で無性に糖分補給したくなったため、3人家族なのに5つものケーキを買いこんで帰宅しました(苦笑)。帰宅後のケーキの美味しかったこと!
義父が目下、『家族のためのユマニチュード』という本を読んでいますが、寝たきりの人に、敬意をもって優しく接することの大切さは十二分に頭ではわかっても、それを四六時中維持することの難しさもまた痛感します。同居して、いつも声を掛け気にかけながら暮らすのが、本人のためには一番イイのはわかっていながら、到底そんなことはできそうにないと思ってしまう自分の冷たさが、妙に神経を逆なで、なかなか平静でいられません。高齢化社会、物理的な大変さもさることながら、こうしたココロの機微の処理が、いちばん深刻な気がしてしまう今日この頃です。
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