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2019年1月 7日 (月)

義母の冥福と義父の回復を…

20190105  昨年11月18日、親戚4人で義母のお見舞いに行った際、奇跡のようなタイミングで、皆に囲まれ他愛ないおしゃべりのさなか、義母が15:42に他界しました(享年84歳)。その後は実にいろいろな手続きに追われましたが、一昨日なんとか、四十九日と納骨式を済ませました。今は静かに義母の冥福を祈っています。

(以下は今後の大往生のための終活備忘メモ)
◆重篤の段階
・預貯金を整理しておくべし
・遺言や、葬儀の希望を聴き、思い出の品や遺影などを揃えるべし
・保険や投資信託など、当人名義のものをリストアップし解約の必要書類等確認すべし
◆危篤後の死亡確認後
・医師からの死亡日時の診断書受領(コピー数部)
・死亡届準備
・葬儀社に連絡し、僧侶や焼き場の手配と、日時設定
・ご遺体の安置場所確保
◆死亡当日ないし翌日
・葬儀社と打ち合わせ(死亡届依頼等…焼却許可証受領、本籍への反映は郵送のため数日かかる)
(日時・場所・予算・規模に応じて、以下を選択…うちの親は散骨希望だけれど、その場合のことは別途調べないと)
・セットプラン(宗派等確認)
・祭壇・霊柩車
・供花(設置順序や花の種類)
・遺影
・繰込み初七日にするか
・返礼品
・棺
・骨壺
・移動手段(マイクロバス)
・影膳
・お通夜時の食事
・火葬場での飲み物・お菓子
・告別式後の食事
・葬儀費用の概算や支払い方法の確認
・現金の必要分の確保
・親戚での役割分担等
・関係者への告知(家族葬にするか、お香典等遠慮の検討)
・墓地確保の確認
・お布施やお車代・御膳料の準備
・喪服等やお香典準備(兄弟等での刷り合わせや役割分担)
・法名・院名の選択後、僧侶へ依頼
◆お通夜当日
・1時間前集合(トイレや待合室の確認)
・受付(芳名帳、お香典集計)
・お清め時の応対
・香典返しのタイミング
・僧侶への挨拶とお布施お渡しのタイミングや額
◆告別式当日
・1時間前集合
・受付
・告別式と繰込み初七日
・焼き場でのお茶菓子(火葬許可証)
・親族会食
◆告別式後の精算やお墓準備
・仏具ひと揃え
・精算
・お寺と四十九日法要の日程調整
・お墓の選定(墓石、法名、家紋等刻印内容)
◆役所での手続き関連
・国民年金
・後期高齢者医療保険
・国民健康保険
・区の葬儀補助金申請

・生命保険保険金請求
・故人口座からの引き落とし案件の口座変更
・銀行解約・名義変更
・投資信託名義変更
・住民票(通常、除籍)
・戸籍謄本
・相続手続き(遺産分割協議書、相続税検討)
・故人の本籍地トレース(出生から死亡まで…隠し子対策

◆その他
・司法書士さんに諸々相談
(今回は無料相談を受けただけでしたが、信託銀行に上記各種手続きの代行をすべて頼むと、100万だとのこと!)
・病院での入院費精算
・かんぽ生命手続き
・介護ベッド等の返却
・供花や電報への返礼
・喪中ハガキ発送
・墓石発注・四十九日法要準備・予約
・形見分け

◆納骨式・四十九日法要
・お布施
・納骨作業代
・お花、お供物
・法要弁当等食事代、献杯、陰膳

 いろいろな手続きを代理してみて、率直に感じたのは、日本の行政サービスは、まだまだ改善の余地があるなぁ…ということ。人生に2・3度あるかないかの手続きなので、煩雑さに目を瞑ってなんとか済ませる人が多いようですが、ひとりの人間が他界したら、できるだけワンストップで処理できるように、自治体や課の枠を超えて検討すべきように感じました(自治体同士の除籍の連絡はいまだ郵送で行われているそうで…?!)。また、老々介護の末のことだと、残されたご高齢者がこれらの手続きを一人でするのは、到底不可能に思われます。サポートする親族が少ない・いない人向けの助力体制を、もっと充実させないと、孤児預貯金とか、孤児保険とか、孤児不動産的なものがどんどん蓄積されてしまうようにも感じました(相続に関する民法改正の話も…)。
 当然ですが、平日の昼間、役所に手続きに来る人は、たいてい誰かの代理のように見えますが、行政とか国の偉い人が、一度これらの手続きを全部自分一人でやってみる必要があるような気がします…。

【!?】 1月5日の納骨式の朝、こんなことが起こりうるのか?!という事態が勃発!! なんとその日の朝、
義父が老人ホームで転倒し、大腿骨左頸骨の骨折!!(老人にはよくある骨折だそうですが…) 子どもたちと叔母2人だけで納骨式と四十九日法要を済ませ、その後に喪服のまま義父の老人ホームへ駆けつけ、ストレッチャーごと介護タクシーで入院手続きに付き添うという、信じられない展開に…。朝一番に義父から「腰を打って痛くて、今日の納骨式は出席できそうにない」との電話を受けた、いつも温厚な三男さんが、「朝っぱらから寝ぼけたこと言ってんじゃないよ」とのたまわったと聴いたときには、ついつい笑ってしまいました。いやぁ、人生、何が起きるかわからない。。。休日だというのに病院は大混雑で、結局診察と入院で4時間以上もかかってしまいました。
 なんとも波乱含みの年明け。土曜日の入院には我々夫婦が付き添い、日曜日には長男さんと三男さんが見舞い、今日は三男さんのパートナーさんが見舞ってくださる予定。メールで情報共有しながらの、親族一同での華麗なる連携プレー。一人っ子だと、こういうことを全部ひとりでやるか、はたまたお金を出して人にお願いするかしかないんですよねぇ。。。つくづく、元気でいないと…!と思わされます。

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