『科学を語るとはどういうことか』
ながらくお預けにしていた『科学を語るとはどういうことか』を、さわりだけ読みました
。何かと専門分化する上、SNS等でも同じような価値観の人で固まる傾向が強い世の中、異分野の人と話をすることの大切さを感じました。
先日来、仕事で、日本中の学者・研究者・大学関係者をあれこれとクローリングしていたのですが、そういう類いの人の、なんと多いことか?! それぞれが自分の興味関心に従って狭く深い考察に没頭されているのでしょうけれど、たまにはそういう穴から抜け出して、全然接点のなかった人とじっくり話をしてみるのも、いいブレストかもしれません。
私はとりあえず、自分よりもずっと若い人と話をして、気持ちをリフレッシュさせないと(苦笑)!
【平成史 第5回】 先日のNHKスペシャル「平成史 第5回 ノーベル賞会社員」の田中耕一さんの言葉には、勇気づけられました。とかく悲観して見がちな昨今の日本の科学者の境遇ですが、イノベーションのシーズは意外にいろんなところに転がっているのではないか…という考え方。もちろん、基盤的な予算が削減されすぎている現状は元に戻していく必要はあると思うものの、チャレンジして失敗することをプラスに捉えられるメンタリティは大切にしたいなぁ…と感じました。
【ピクサー本!】 翻訳の仕事をしている友人が、『PIXER 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』という本をご紹介くださいました。ジョブス・ファンであり、PIXERファンを自認する者としては、読まないわけにはいきません! しかも、私が昨今注目する“職務著作”と“エンドロール”のヒントになりそうな話もあるようで、先の日曜日に、サクッとamazonで予約注文しました♪ 楽しみ~!
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