老人ホーム引き払い
義父母がお世話になっていた老人ホーム、解約日から2週間以内に全私物撤去、ゴミ出し可能量は5袋まで、ということだったため、火曜日に赴き、とにかく荷詰めと引っ越し業者手配。
子どもたちが各々、いろいろ差し入れしたり、家具を買い揃えたりしたので、予想外に手こずり、2時間半ほどもかかってしまいました。荷物は、車椅子、机、椅子4脚、テレビ、テレビ台、冷蔵庫、洋服だんす、旅行カバン、ゴミ箱2つ、傘2本、段ボール7箱――。冷蔵庫の中身を処理するのが厄介でした。いい汗かいて、1kgくらい痩せた気分。
翌日は夫が休暇を取り、引っ越し業者が運んできてくれた荷物を、実家で荷受け。また、実家に借りっぱなしにしていた介護ベッドを返却。ずっとお世話になっていた近所の女医さんに挨拶に行き、取り急ぎの急務は消化。
驚いたことに、義父母が、子どもたちが小さい頃からお世話になっていた近所の女医さんは、御年90歳近いにもかかわらず、いまだにゴルフに行ったりしていて、いつも唖然とさせられていたのですが、夫が挨拶に行った日、「明日で病院を締めることにした」と言うではないですか?! なんという符合! 医師と患者という間柄以上に、仲の良い友人として、いつも季節の食べ物などを融通し合っていたご近所さんとして、その年代の人達の一時代が終わったような錯覚を覚えました。
ともあれ、これで義父母の身の回りの整理は一段落(もちろん、実家の整理は延々と数年掛かりになりそうですが。。。)。今回の片付けで、私が将来老人ホームにお世話になるようなことがあったら、ミニマリストの暮らしを実践しようと思うようになりました。人が暮らすって、何かと物入りなものですが、一瞬にしてすべてが不要になってしまう時が来るなんて、、、。義父母は結局、2018年1月24日に老人ホームと契約し、2019年1月28日に解約するまで、ほぼ1年しか入居期間がなかったことになります。この一年間、義父母の体調は常に二転三転して、まったく息つく間がなかった気がしますが、老人ホームの職員の方々には本当にお世話になり、ありがたかったです。私が細々と仕事を続け、勉強し、日常を平穏に過ごせたのは、すべて老人ホームの方々のおかげです。本当に本当に、どうもありがとうございました。
| 固定リンク
「介護」カテゴリの記事
- 両親の通院(2025.02.16)
- 実家に電話が繋がらない…?!(2025.01.31)
- 父の抜歯(2024.12.18)
- 実家訪問(2024.12.04)
- 七回忌法要(2024.11.12)
コメント