« センシティブ・データの取り扱い | トップページ | JST-NSF-DATAIA:「IoTが切り拓く未来」 »

2019年3月18日 (月)

古地図をオープンデータ化するプロジェクト

 当ブログを通して情報交換させていただいている友人から、「図書館をただの倉庫にしない! 古地図をデジタルデータ化して、資料の“保存”“一般への公開”という図書館の役割を果たしたい」というプロジェクトをご紹介いただきました。私の興味関心にドンピシャで、嬉しいお知らせ!
20190317  目下、伊能忠敬万歩計を使って、日本沿岸一周に取り組んでいる身としては、クラウドファンディングを通してこうした活動を応援しつつ、お礼に送られてくる古地図風呂敷がゲットできるなんて、ダブルで楽しみなことです♪ まだまだようやく、北海道まで433kmということで、青森県内をウロウロしている私にとっては、日本一周は夢のまた夢。
 人工衛星なんてものもなかった時代、地図の制作は本当に大仕事だったと思います。また、世界各国に点在する図書館業務も、貴重なお仕事――。とはいえ、今や世界中の図書をデジタル化して、一極集中で保存維持する仕組みさえ夢物語とは言えない昨今、下手をすると司書さんの需要は限りなく削減される可能性もなきにしもあらずで、“資料の保存と公開”という使命と、生業としての仕事の確保、というジレンマを感じておられる司書さんもおられるのかもなぁ…。出版も、有意義な情報を広く伝えたい、という使命と、生業としての仕事の確保は、インターネットによって大きく揺さぶられていますから…。シンギュラリティ云々の前に、すでに技術革新によってなくなった仕事は数知れず…。人間も変化を余儀なくされる時代ですね~

|

« センシティブ・データの取り扱い | トップページ | JST-NSF-DATAIA:「IoTが切り拓く未来」 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

shushuさま
こんにちは! 古地図プロジェクト、目標金額達成されたんですね! お知らせいただいてありがとうございます。
風呂敷はとっても楽しみですが、それ以上に、貴重な古地図がしっかりとアーカイブされることがプロジェクトの第一義だと思いますので、時間がかかるのはまったく問題ありません^^。
shushuさまに今回のことを教えていただいたのを機に、デジタルアーカイブ学会に入ってみようかな~、と、目下検討中です。この歳になると、「遺す」ということの大切さが切実になるのですよね~(苦笑)。
まずは、達成おめでとうございます!! いいプロジェクトに参加できてとっても嬉しいです。どうもありがとうございます。

投稿: Taraco | 2019年4月20日 (土) 09時26分

Taracoさま
ご無沙汰しています。
おかげさまで,古地図プロジェクトの達成となりました(泣)
ただ,リターンに時間がかかるようで,秋前になりそうです。
伊能忠敬地図の風呂敷はもう少し先になりそうです~


投稿: shushu | 2019年4月19日 (金) 21時25分

熱い司書さんの思いが実現しますように―――!!

投稿: Taraco | 2019年3月19日 (火) 19時43分

Taracoさま
古地図プロジェクトを早速ブログテーマにしていただけるなんて,愛読者としては感無量です!!
プロジェクト推進者の司書さんの熱量に触れて,ご紹介した次第でした。大変読書家の司書さんで,デジタル化の流れにあってもこういう人は生き残る,応援したいと思わせるものでした。
是非とも100万円達成してもらい,風呂敷をゲットしたいです!

投稿: shushu | 2019年3月18日 (月) 22時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« センシティブ・データの取り扱い | トップページ | JST-NSF-DATAIA:「IoTが切り拓く未来」 »