明日から水無月
今日で5月も終わり。明日は早くも6月になります。
先週末は真夏のような暑さの日もありましたが、ぼちぼち梅雨入りして、少しは涼しさが戻ってくるのでしょうか、、、。
6月頭はかなり忙しくなる予定なので、ブログの更新も滞る可能性大――。ああ、落ち着いたら山歩きにでも出掛けよう…(笑)。
今日で5月も終わり。明日は早くも6月になります。
先週末は真夏のような暑さの日もありましたが、ぼちぼち梅雨入りして、少しは涼しさが戻ってくるのでしょうか、、、。
6月頭はかなり忙しくなる予定なので、ブログの更新も滞る可能性大――。ああ、落ち着いたら山歩きにでも出掛けよう…(笑)。
人間の顔には、その人の生き様や人生が滲み出るものだと思いますが、「こんな顔になりたいなぁ~」と思ったことはありますか?
私は、先々週くらいのニュースで見た、雄ライオンのハヤテのような顔で年を取りたいなぁ…と、思ってしまいました(笑)。
先日、夫が大学の時のサークルの同窓会に出掛けて聴いてきた話。英語専攻の卒業生で、TOIECなら950点は普通に取れる人が、オリンピックの英語ボランティアになるべく、「観光英語検定」(?かどうかは定かではなかったのですが、海外の友人から「全国通訳案内士では?」とのコメントをいただきました)とかいう試験を受けてみたのだとか。すると、1回目はなんと不合格?!! すごく難しかったとのことでした。観光案内、という観点でのテクニカルタームがどんなものなのか、よくわかりませんが、やはりその分野にチューンして臨まないと難しいということのようです。
また先週、私が高校教員をしていた頃の教え子が、某大学の建築学科専属の英語の先生になったとの連絡がありました。建築特有の英単語がたくさんあるらしく、「勉強しないと教えられませ~ん」とのこと。
みんな、いろんなことにチャレンジしてるんだなぁ…と、頭が下がりました。新しいことを学ぶ辛さを歳のせいにしがちな自分、しっかりせぃっ!
【旧優生保護法 違憲】 昨日の仙台地裁にて。
【海外からのIP】Niftyのココログ、いつのまにか、海外IPからはコメントできない仕様になっている模様…???
先日、試みに、世界や日本のスマホやタブレットのメーカ別出荷台数だの、世界の人口だのといった、統計データを調べようと、アレコレ資料を漁ったりGoogle先生にお尋ねしたところ、、、調査会社によって細かい数字はマチマチ、世界の人口も実のところ正確には把握できない模様――。21世紀でもなかなか、精緻なデータというのは取りにくいものなんだなぁ…と、今さらながらに世界の広さや、把握の難しさを痛感したのでありました。
【cf.】
・IDC
・statista
・statcounter
・ITU
・情報通信統計DB
・JPX統計情報
・世界人口白書
・MM総研
・KDDI総研
・worldometers
・IHS Technology
・総務省
節操のない私は、教育業界、出版業界、知財業界、情報通信業界、高齢者業界、主婦業界などなど、いろんな世界をちょっとずつ摘まみ食い的に覗いていますが(志茂田景樹かっ?!)、それぞれの世界でフィーチャーされていることは全然違っていて、でも全部が根っこで繋がっていて。。。属する業界によって関心のあるテーマの調査母体やポイントが違うから、似たような統計でも切り口や求める精度によって結果が違ったり…。統計データを見る時は、当たり前のことだけれど、注意が必要ですねぇ。
少し前のニュース「ガンダム、宇宙に立つ」プロジェクト。地球連邦軍の制服姿のコスプレ経験がある友人から、速攻メッセージが飛んできたのには笑わせてもらいました~(^0^)♪ 周囲でも、もちろん話題に(笑)! 個人的には、コロニー風建造物も浮かべて欲しい! JAXAの広報さん、がんばってるなぁ!
【町内クリーンデー】 本日午前中は、町内会のクリーンデー。真夏のような暑さの中、ご近所さんとおしゃべりしながら草むしりやゴミ拾い。久々に情報交換させていただいて、ご近所動向もアップデート。どこのおじいさんが亡くなったとか、お孫さんが大きくなったとか、年金制度への不安やら、高齢者雇用の現状とか働き方とか、オリンピックのチケットの話などなど、あれこれあれこれ。ご高齢の方々は皆さん、将来への不安を口にされていて、まぁなるようになる、と明るく話しつつも、先の見えない社会福祉・年金制度って、そもそも制度趣旨に合致してるんだろうか…?と、その在り方を考えさせられました。
世の中は、シニアの再雇用だの、70歳まで厚生年金支払いだの、還暦を過ぎても働き続ける気運が高まり続けていますが、正直、不惑を過ぎて天命を知ったはずの私は、いまだに人生の迷子です。
まだ迷ってんのぉぉぉ~っ??!!という声が聞こえてきそうですが、生きてる限り、迷うよね、人間だもの(苦笑)。
【メイ首相辞任】 人脈や派閥を重視しないと、政治ってできないんだろうか…? 数の論理って、危うくないんだろうか…?
NHKの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のクオリティが素晴らしくて感動中ですが、先週末、大学院同期の方が、これを鑑賞するために、初代からず~っと全作見返しているとの情報! すごい! ただ、その見返しリストの中に、Gガンダムが入っていなかったので、是非こちらもオススメしたいところです(笑)。
先週末、インターネット出願ソフトを一応更新。ほぼ使わない仕事になってしまったのですが、更新だけは続けておけば、何かの時に役立つかと、、(汗)。部分意匠欄の記載が不要になったとか、気づかなかった情報もアップデートしました(大汗)。
先日、職場の友人と、「Tiny Toria」Tea Roomでランチ。お店に入った瞬間、焼きたてのスコーンのいい香りに包まれ、ボリューミィーなプレートと、美味しい紅茶をいただきました。ゆっくりとおしゃべりできる雰囲気で、今度はAfternoon Teaを決め込んで、午後中居すわってのんびりしたくなりました(笑)。(ケーキもおいしそうだったぁ~^^)
先日、友人にもらった富山の銘菓「月世界」。ものすごく軽いお菓子でびっくりしましたが、ほんのりと卵白と和三盆の香りがする、不思議な干菓子でした。ブラックコーヒーにも合うとのことで、試してみたいです♪
楽しみにしていたNHKスペシャル「人体 II 」。DNAの約2%の遺伝子と、残りの部分のトレジャーDNAについて、最新の知見を紹介してくださるというので、全2回を興味深く視聴しました。
何かと何かの相互作用は、すべて“情報通信”であると考えると、遺伝や、生物の体内の物質のやりとりも、情報通信の一種と捉えられます。DNAはまさに情報の塊で、どんな環境下で、何と何が情報をやりとりするかによって、作用は様々に変わりうると考えれば、全2回で紹介されていたことのほとんどは、ごく自然に受け止められるものでした。
第1回は、「70個の必然変異」というタモリさんの言葉が至言に思われました。第2回では、DNAスイッチのON/OFFが世代を超えて影響するという研究から「精子トレーニング」なんてものも始まっているとのビックリ情報。宇宙飛行士さんのDNAスイッチが、ISS滞在中に大量に切り替わったという話には、家族一同「お~、これぞNewType!」と感動(笑)。
先日読んでいた統計の本には、“19世紀頃の生物学で、キュヴィエ男爵が提唱した「相関」という考え方をダーウィンも重要視していた”なんて記述もありましたが、今やトレジャーDNAと顔の造形なんかも「相関」してることがわかってきたということですね。大量のデータと向き合う際、「相関関係を因果関係と解釈してはならない」というピアソンの教えは傾聴すべきことだと思われます。そして、動的なDNAの振る舞いも興味深い一方、静的なDNAストレージなんてモノも、商用化が視野に入ってきているのだとか。。。いやぁ、すごい世の中です。。。
驚異の10連休というGWが明けて、1週間のフルタイム勤務(とはいえ月曜はお休みだったのですが…)が終わりました。
あ~、疲れた~!!! 欧米で1か月ほどもバカンスを取る人たちは、どうやって休暇明けの現実復帰と日常適応を果たしているんでしょうか??
例年のこの時期、昔勤めていた出版社の大先輩が、品川の美術館で毎年行う八雲展に出展するのを機に、OGで集まっておしゃべりするのですが、この週末は、どうも行けそうにありません(汗)。明日からのまるまる一週間の仕事を考えると、体力温存が最重要課題に思え――。。。
余裕のある友人たちが代わりに行ってくれているはずなので、今年は遠くから応援させていただくことに致します。
我が家の作り置きの定番、たっぷり大根! カボチャの煮付けとかゆで卵とかシチューと併せ、これを作っておくと便利です~♪
【J-Plat Patリニューアル】連休明けからトラブっていたJ-Plat Patですが、ずいぶんUIも様変わりしました!
息子が中学に上がった時でしょうか、国語の先生が、毎日、新聞の「天声人語」や「余禄」のような箇所を切り抜いてノートに貼り、感想を書くようにとの宿題を出されました。それまで日経を取っていた我が家ですが、急遽毎日新聞に変更。以来、その先生の授業がなくなっても、中学時代はその習慣を続けました。以来、元に戻すことなく幾星霜。毎月4037円を支払って朝夕の新聞を配達してもらっていました。
ですが、時代が変わったのを機に、平成最後のひと月をもって、これまで取っていた新聞を止めました。そして、改めて日経に戻そうと考えたのですが、配達だけだと夫に持って行かれてしまうので、電子版も併せて…と考えて調べてみたら、月々5900円――高い! まぁ、これで家族全員が紙とPCとタブレットとスマホでデバイスを分けて読めるなら、安いのかしらん。。。(紙の配達を無くせば、資源ごみを出す手間はなくなって楽なんだけれど、、、)。家族全員がそれぞれ、どのデバイスでも読み放題なら即決なんだけれど。。。う~む、、悩みます。
(それにしても、毎朝、郵便受けまで新聞を取りに出ないだけで、朝の仕事負担がすごく減った気がする一方、情報の偏りを感じてなんとなく不安な気がするのも不思議…)
個人情報保護法の2020年改正に向けて、いろいろ動いている模様。
2014年のEU司法裁判決で認められたという「忘れられる権利(削除権)」(Right to be forgotten and to erasure)について聴いたときは、人間の脳はそんな都合よくできてないよなぁ…と、素朴な疑問が湧いたものですが、要は検索結果を非表示にさせる権利です。検索エンジンの運営会社にそのような負担をかけることの是非や、表現の自由などとの関係もあり、難しい問題だと思います。
同様に、「使わせない」ことの実効性や監視や哲学も、なかなかに難しそう。。。幼少期にうっかり公開してしまったような情報を、後から削除要請して、どのくらいきれいに消せるものなのかも危ぶまれますが、さながら、公開公報の出た知的財産の内容について権利を尊重するかのような取り扱いの難しさ―――。企業のモラルが問われる時代ですね。
あっという間に10連休が終わってしまいました…(涙)。我が家のGWは、なんとも淡白な日々。なにせ好き放題に研究三昧の夫は、5月に入ってすぐ、5泊6日で研究所に泊りがけでデータのモニタリングに出掛けていたし、すっかり独立志向の息子も、レポートだの剣術道場だので忙しく暮らし、昨日は普通に講義があったからです^^;;。
私はと言えば、GW明けからの怒涛の多忙さを想像して、睡眠中もイヤな汗をかきつつ、いろんな友人達とストレス発散のランチ会三昧(汗)。家の中の掃除・洗濯や美容院(バッサリ切りました!)、実家の様子見やお墓参りや読書などなど。あれよあれよという間の10日間でした。旅行に出たり、徹夜で時代代わりイベントを楽しむことはしませんでしたが、まぁ長い休暇を堪能したことは確か(苦笑)。最初の8日間で3万円も使わなかったんじゃないかと思うくらい質素なGWでしたが、こどもの日にOAZOに行って、本や雑誌に5千円近くも使ってしまいましたぁ~💧。息子には、好物のわらび餅を買ってやった程度…(苦笑)。
今日から本格始動ですが、連休の疲れが出ないようにしないとな~。
【ラ・フォル・ジュルネ東京】 5/3,4,5は、丸の内周辺はクラシック音楽祭♪ 私もOAZOの「おおひろば」で、ちょっとだけ、オープンスペースでのクラシックのご相伴に与りました♪
GW中の課題にしていた表題の新書をようやく読了。
20世紀終わり頃のアメリカの電気通信事業の変遷を分析することで、ユニバーサル・サービスの在り方を検討した本ですが、現在の日本の電気通信事業界に照らしても考えさせられる、古くて新しい内容でした。
まず興味深かったのは、P.63周辺の、AT&Tの創業直後に鉄道郵便局長から引き抜いて来られたセオドル・ヴェイルと、当時の実質的オーナーであったJ・P・モルガン商会の対照的な哲学と、両者の合目的的な意見の一致。モルガンが、限りなく利益と市場支配力を追求する独占主義者であったのに対し、ヴェイルは、郵便・電信・電話の分野を経験することで、公共サービスの供給源は一つであることが最良の形態であると信じるようになっていたとのこと。この両者が手を組み、“One System, One Policy, Universal Service”というスローガンが生まれたのだとか。相互接続が普通になった現在でも、各々のシステムの性能や接続の仕組み・精算の手間、二重投資の弊害などを考えると、果たして独占状態が消費者にとって悪いことなのかどうか、考えさせられてしまいました。
また、P.108周辺で、データによる財務分析を観ながら、内部相互補助(あるサービスの黒字が、他のサービスの赤字を補うこと)の実相を解明しようと試みている部分では、あまりに複雑な会計や料金設定のため、どこがどこをどう補っているのかの実態が正確にわからない…と結論されていました。これもまた、これからの情報通信(すべてを光ファイバー化するなど)のUniversal Serviceを考えるとき、重要な論点のように思えました。
自由競争が健全に行われる場合、サービスごとにコストに基づいた料金設定になっていくことになるわけだけれど、大口顧客を呼び込みたい料金設定と、個人顧客を呼び込みたい料金設定は異なるだろうし、そうした思惑の違いからUniversal Serviceから乖離していくことを考えると、内部相互補助の仕組みは絶対に必要とも思え。。。
P.146に掲載されていた「ネットワークの展開と変質」というグラフは、ネットワークの費用と効用の相関図でしたが、ユーザーが増えたら増えただけ利益が増えるという単純な構図ではなく、一定以上の規模になると、必ずユニバーサル・サービスについての検討が必要になることは、目からウロコでした。著者は、公益事業の民営化に際して、経済学的な議論がしっかり行われる必要性を説いていますが、これからの情報インフラの充実と(品質の)維持についても、同様のことが言えるだろうことが痛感されました。
先日、nuro光の我が家に、機械の設置を家の中から屋外に移さないか?という勧誘電話がありました。安くなるとはいえ、質の低下を懸念してお断りしましたが、どのくらいの質が確保されればユニバーサル・サービスの実現と言えるのか、時代によっても基準がずいぶん変わりそうだなぁ…と思ったのでした。
「公正」「公平」の検討の次は、「平均」とか「中庸」とか「正規」ってことで、『マンガ 統計学入門』を読み始めています(笑)。データと付き合うには、バラつきをきちんと意識しないと…と思いつつ。
(『うちの子が結婚しないので』に辿り着くのはいつになるやら…^^;;)
【通信キャリアの歴史】 上記書籍と併せ、日本の通信キャリアの歴史を振り返ると、とても興味深いです。
先日、前々々職の仲間で集まってお祝いの会@アムリタ食堂。4人の仲間のうちのひとりが、キャリアコンサルタントの試験に合格したお祝いと、部署異動したお祝い。彼女がフルタイムで働きながら、放送大学に通っていたのは知っていたのですが、資格試験にも挑戦していたとは露知らず。仕事で、シニアのリカレント教育や、中高生のキャリア教育に関わる関係で、何かの役に立つだろうと取得したとのこと! 素晴らしい!!
ランチ後は、紅茶専門店G clefに移動しておしゃべりを続け(紅茶専門店で邪道だったかもしれませんが、ルフナのミルクティ・シェイクが最高に美味しかった♪)、夕方まであれやこれや。この日は行けませんでしたが、原宿にある「Binowa Cafe」という所も、世界の珍しいお菓子がいただけるとのことで、今度行ってみたいなぁ…と思います。
なにはともあれ、おめでとうおめでとう~!
【リニアとかロケットとか】 友人のうちのひとりは、先日家族で山梨のリニア新幹線を観てきたのだとか。また、今朝はインターステラテクノロジズ社のロケット打ち上げが成功したとか。上記のキャリコンとなった友人は、この春からは中高生のハイエンドな理数科教育プロジェクトを企画する仕事に携わることになったようで。。。いろいろアイディア醸成中みたいですが、おもしろそう~^^。
令和最初の一日は、息子とあちこちウォーキング・デー。昼前には神保町のギター・ショップへ行って、なぜだかギターケースを買ってみたり。。。そこから、秋葉原へ行って文房具を調達、そのままKITTEの千疋屋フルーツパーラーで軽いランチ。そして、ミッドタウン日比谷の「演劇台本作成AI」体験――。
演劇台本のデザインや、顔・光彩認証には、NECの「CODE」や「Bio-IDiom」という仕組みが使われているということでしたが、要は、生体認証技術研究のためのデータ収集イベントだったのかもしれません(笑)。必ずしも実名や実年齢でなくても良さそうでしたが、そのほか、声や光彩写真を取られました(データ駆動社会へのささやかな貢献?!)。個々人にオリジナルな演劇台本を作成してくれるという、面白い企画ではありましたが、息子の分と私の分をそれぞれ読んでみても、到底まだ舞台で採用されるようなクオリティではなく…(汗)。文章を書く、とか、物語を紡ぐ、ってことが、人間の知性の表出として、すごいことなんだと実感できる、令和初日にふさわしい体験ーーだったかな?!
先日、実家で録画しておいてもらったNHK BSドキュメンタリー「個人情報が世界を変える ~データ社会の光と影~」を視聴。
これ、BSでなく、是非とも総合テレビで放送して欲しいものです。
CESのレポートに始まり、変貌したAdobeのターゲティング広告業務の模様、世界各国でのGAFAの活動や収益状況、先のアメリカ大統領選でのネガティブ・キャンペーンの舞台裏など、背筋も凍るワクワクゾクゾク感……。バノン氏が設立した政治コンサルタント会社“ケンブリッジ・アナリティカ”が、Facebookに仕込んだ性格分析アプリから、8700万人分もの個人情報を取得して心理操作していたという告発からは、データ活用の影の部分が如実に浮き彫りにされていました。デビット・キャロルさんという方が、自身もその被害者であることに気づき、根気強く調査を続けているとのことで、是非全貌が知りたいものだと思いました。
一方、面白かったのは、スタンフォード大のマイケル・コシンスキー氏の振り切れた発言。「プライバシーなんてもはやない! データを与えるのは税金を払うようなもの」と言っておられたのが、一部私の感覚と通ずるものがあり、ポストプライバシー時代に思いを馳せました。ネットワークで繋がっている以上、すべては見ようと思えば見えてしまうわけで、プライバシーだの通信の秘密だの言っても、それはネットワークの利便性を縛るものにしかなりえず、むしろすべて赤裸々にしてしまえば、性善説に立てば、これほど公明正大なシステムもなかろうに…と、時々思ってしまうわけです。が、性善説はとかく、闇のチカラによって悪用されるのも常。世界中の人が“イイ人”だけなら、コシンスキー氏の考えを強く支持するのですが、、、。
精力的に取材してくださったSUPTNIKO!さんは、上記の他にも、世界各国を飛び回り、ドイツのCryptPartyに参加したり、GDPRの立役者の女性議員(ビルギッド・チッペル氏)にインタビューしたり、ライプツィヒのカオス・コミュニケーション会議をレポートしたり、バノン氏の次なる会社「The movement」を訪問して今月のEU議会選挙への影響を展望したり、ベルリンの武邑光裕さんと対話したりと、刺激的な番組構成が圧巻でした。
確固とした自己が確立し、どんな情報にも中立でいられる体幹の鍛えられた人格の人にとっては、データ駆動社会は便利で快適なところなのでしょうが、弱く優柔不断で他人に左右されやすい人にとっては、データを駆使して繰り広げられる様々なキャンペーンに、いたずらに翻弄される世界になっていくのかもしれません。
まぁ、いつの世でも大切なのは、「自分の頭で考える」ってことだとは思うのですが、最近は、自分の頭がどこにあるのかが、よくわからなくなってきてるんだよなぁ…(汗)。
【日本の状況】 についてはコチラ。
平成から令和へ――。ついに新時代が始まりました。高度成長期の昭和生まれの我々夫婦と、日本の人口もGDPもピークを迎えたミレニアムの頃合いの平成生まれの息子ーー令和は、いろんな価値観の転換点となる時代になりそうです。誰もが、遍く平らであることに気付く時代になればいいな、と思っています。
【平成最後の実家訪問】 昨日の平成最後の一日は、実家を訪問。大動脈解離後の父ですが、安静な暮らしぶりで、血圧もだいぶ落ち着いているようでした。皆でお鮨を食べながら、ゆく時代を回想しつつ、くる時代に臨みました。庭には、スナップエンドウや、“湯上がり娘”とかいう品種の枝豆が植えられ、きれいに手入れされていて、母の雑草抜きの苦労を想像しました^^;;。食後、録画しておいてもらったBSの番組「個人情報が世界を変える」を一緒に観たり、ボケ防止にと、父と母とオセロで1回ずつ対戦したり――。対戦結果は1勝1敗で、舌を巻くハメに(苦笑)。ちょっと早めの母の日ということで、ゴマ豆腐をプレゼントして帰ってきました。夏頃に、また美味しいものでも食べに出掛けましょう~♪
最近のコメント