ディープフェイク 虚実混交する世界
本人そっくりの動画が偽造され、ネットに氾濫する悪夢――。ディープフェイクと呼ばれるこのような技術まで汎用されるようになり、過日のタンカー攻撃をめぐって公開された動画なども、何が本当なのか判別がつかない状況。。。エイプリルフールの可愛い嘘ならまだしも、オオカミ少年のような嘘から、意図的に世論操作するための恣意的な統計情報とか、BLACK GHOSTのような政治や選挙介入など……虚実が混交する中、「信頼性」の価値は高まるばかりですねぇ。
少なくとも個人的には、“文責”のように、情報の発信者や責任者が明確にされているもの以外は、信用せずに向き合うようにしようと思っています。昨今の公文書の様相などを見るにつけ、たとえ職務著作であっても、その書類の中身についての責任者は明示するようにして欲しいものだと思います。
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