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2019年10月11日 (金)

AD ASTRA

 先月末、リビングでのんびりしていた時、息子が小さい頃大好きだった「おさるのジョージ」をたまたまTVで見掛け、つい最後まで観てしまいました(笑)。その時のタイトルが「うちゅうザルをさがせ!」―――。科学博物館で宇宙について学んだジョージが、夢の中で、“うちゅうザル”を探して全惑星を巡るというお話でした。天王星・海王星には、寒くて下りられなかったようですが。。。
 そして、その少し前の日のこと、友人がTwitterで、ある人のツイートに「いいね」しているのを見ました。なんでも、その人は研究者のようで、「生物学的生存と社会的生存と研究者的生存のバランスの難しさについて、友だちと夜中の3時まで語り合ってしまった…」とかいうような内容でした。

 そんな流れの中、先日、ブラピの映画「アド・アストラ」を鑑賞(一瞬、アニメの「彼方のアストラ」とダブって感じました^^;;)。何の前評判も聴かず、CMで宇宙モノという手掛かりだけを得て、衝動的に観に行ったのですが…。結構良かった~! “研究や任務への、狂気と理性”といったものを考えさせられました。ネタバレしてはいけませんが、資源開発にせよ動物実験にせよ知的生命体探査にせよ、進行中のありとあらゆる研究や職務上の任務は、果たして現状、狂気の沙汰の域に達していないか…?というのを、時々立ち止まって検討してみる必要があるかもね~と思うのでした。
 程度やレベルの差こそあれ、有限の時間を生きる人間にとって、家族や友人と過ごす時間、仕事に打ち込む時間、身体を休める時間など、リソースの割き方は本当に悩ましく、何かにつけて中途半端感に苦しめられるんですよねぇ。。。優先順位の付け方も人それぞれだし、ライフステージによっても遷移するものなのでしょうが、「怠け者の種」の方が生存率が高い、なんていう研究もあるらしいですよ…(泣)。

巴御前】 日本の天体観測も、昨今ではAI 活用によって、より高度な観測ができるようになっている模様。そして本年度のノーベル物理学賞は、太陽系外惑星の発見と宇宙背景輻射の業績のある3氏に贈られましたね!!
(そして、化学賞は吉野彰さん! 固体電池や、別イオンの二次電池など、研究は進んでいるようですが、蓄電技術はますます重要になりそうです)

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