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2019年11月の30件の投稿

2019年11月30日 (土)

クリスマス・イルミネーションズ

20191117_320191126_220191126_3  今月の頭くらいから、街中が徐々にクリスマス・イルミネーションでキラキラしてきました。明日からはもう12月! 師走を目前にした某日、某新事務所開所のお祝いで某所訪問。なんとも垂涎の環境で圧倒されました。定年後も新たな仕事場を自ら作り出して、社会貢献を模索される方々のパワフルさにも圧倒されました。ますますのご発展をお祈りします。
 2019年は残すところ31日、2019年度は残すところあと4か月ーーー。いろいろとカウントダウンが始まっています。。。

【スカーレット】 昨日の朝の連ドラ「スカーレット」で、仕事論が展開されました。陶芸家の深野先生がいい歳をして新たな道で弟子入りすること、喜美子の父が好きでもない仕事に朝から晩まで汗水流して働くこと、家庭科の先生になりたくて進学したいのに出来ない喜美子の妹、子ども3人と飲兵衛の夫のために家庭を守る母、時代に取り残されないよう事業改革を進める丸熊陶業娘婿の敏春さん、などなどなど、いろんな人がいろんな仕事に尽力していてーー。「世の中のどれだけの人間が、好きなことを仕事にしてると思うとるんや?!」というお父さんのセリフに、視聴者の方々はどんな反応をしたのかなぁ…。

全生庵】中曽根康弘氏、ご逝去。全生庵というお寺で、よく坐禅に参加されていたとか。。。ご冥福をお祈りします。

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2019年11月29日 (金)

eスポーツと景品表示法

 日本でeスポーツの盛り上がりが今ひとつなのは、景品表示法で賞金金額が規制されているからーーと聴いたことがあります。
 そんな中、先日息子が“ZENONARD”というデジタルカードゲームの大会に参加して、品川プリンスホテルに出掛けました。なんでも賞金が100万円山分けだとか、抽選による招待者が300名位だとか、かなり大掛かりなことを話していたので、「お、これも一種のeスポーツ?」と思ったのですが、どうなんでしょう?? いずれにせよ、息子はある種バンダイのプロモーターとして参加したのでしょうから、気にしなくていいということかな? 参加登録時の規約を読ませてもらおうかとも思いましたが、面倒なので止めました(苦笑)。
 近年、ネットを介したサービスに、様々なキャンペーンやらポイント還元やらが行われ、広告表示もイロイロで、景品表示法上の検討が必要な場面が増えているような印象ですが、従来の売り手・買い手といった単純な構造でなく、1つの取引に多数の関係者がいるので、本当にわかりにくいと思います。こういうサービスをする人達は、消費者庁のガイドラインを熟読の上でサービス設計しているのか、とりあえず走りながら考えているのか、いずれにしても大変そうですね。

【地上電線の景観の悪さが…】まったく別件で、日本のFTTH普及についてちょっと調べていたら、こんな文献に遭遇。ヨーロッパのように、電線を地下に埋めていなかったがために、日本は光ケーブルを簡単に引けたのだとか…。欧米とは異なる日本独自のルールが、いい方に転ぶ事例を、いろいろ発掘してみたくなりました^^;;。

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2019年11月28日 (木)

息子の岐阜一人旅

 今月中旬、息子が突然、「今度、岐阜でサッカー見て来るから」と宣言。
 同級生の中には既に、〇〇オリンピックとかで世界中を飛び回っている人や、留学している人、下宿している人、車や自転車で放浪の旅をしている人など、アクティブに活動している人がたくさんいるようですが、息子はおそらく、一人で新幹線に乗るのは初めてではないかと・・・。「大丈夫かな?」と思いつつも、「あー、そう」と送り出し、なんとなくやきもきしつつ、昼過ぎに「もうスタジアムで観戦してるの?」とメッセージを送ったら、写真が1枚送られてきました(飛騨牛の串焼き、1本500円也)。
20191116
 なははは^^;;。まぁ、何のリプライもないよりはマシか。。。帰宅後に聞けば、行きは東京駅で友人とおちあい、一緒に試合を観戦し、友人はそのまま岐阜のホテルに泊まって、息子は一人で帰ってきたのだとか。
 もう立派な成人だというのに、どうしてこうも、いつまで経っても動静が気になってしまうのか(苦笑)。まぁ、いくつになっても子どもは子どもですが、いずれはこちらが心配される側になるのでしょうから、それまではせいぜい、鬱陶しがられない程度に気にしておきましょう^^。

20191117_2 【岐阜のおみやげ】
 

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2019年11月27日 (水)

THE CIRCLE

 先日、会社で話題にのぼった映画「THE CIRCLE」を、amazon primeで視聴。昨日ブログに書いた「365日のシンプルライフ」とは対極の映画。
 主演は、ハリー・ポッターで完璧主義の優等生ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソン。今回のメイ役にピッタリだった気がします。
 ストーリーの概要はこちら

 まず、この映画が2017年公開というのがスゴイ! 原作は2013年というから尚スゴイ!! 明らかに今をときめくGAFAを思わせるプラットフォーム企業が舞台で、SeeChangeというサービスにより、目玉のようなビーズ・カメラをあらゆる所に設置してユーザーをモニタリングし、スムージーのような“飲むセンサー”で体調管理、骨にチップを埋め込み子どもを監視・保護。すでにドローンはブンブン飛んでるし、AIによる解析の速さも凄まじい。クラウド用のデータセンターも地下鉄用地だった広大な空間。裏取引やロビイングを排除し、税金を使って議員が何をしているのかを完全にオープンにし、民主主義の極み(Tru YouというプラットフォームによるTru Democracy)を実現しようという理念。“Secrets are Lies"(秘密はウソ)として、プライバシーをさらけ出させる試みも。「独禁法で、このプラットフォーム企業The CIRCLEを潰そうとする議員がいる」という状況も妙にリアル。
 掲げられた理念の一部には、共感せざるをえない面もあるものの、ユーザーのプライバシーを好き放題把握・利用して、すべてを牛耳ろうとする企業のTOPベイリーとトムは、自分たちのプライバシーを秘密にーーー。映画の最後は、主役のメイと、このプラットフォームを作った技術者タイとが、ベイリーとトムの秘密の会話やメールもすべてオープンにして終わるのですが、、、。
 いやはやもぅ、今まさに、世界中の人が、この先の自分たちの世界をどうしていきたいのか、その方向性を左右する選択に迫られる中、観るべき映画じゃないかと感じました。「プライバシーは大事だから、こんな企業は解体してしまえ」と言うだけでは済まない、本質的な問題をはらんでいると思えます。どんなプライバシーは守られ、どんなプライバシーはオープンに共有すべきなのか、、、。

 まぁ、最近の私は、エネルギーをふんだんに使って便利と安全を追い求めるより、結局のところ“人間教育が大事”ってところに回帰気味ではあるんですけどね~^^;;;;。是非ご覧になって、感想を訊かせて欲しいです!

【GAFA:Garvege collector&Profiler?】
・Face to faceの直接対話の時代→盗み聞きでもされなければ通信の秘密は保たれた
  (公然と会話すれば、そもそも秘密でもなんでもない)
・電話交換手や郵便配達の時代→通信を担う者には守秘義務が課され、形式上は秘密は担保された
  (通信履歴や手紙がゴミとして捨てられた時、それを拾う者がいたとしたら、誰と誰の間にどんなコミュニケーションがあるかはわかる)
・インターネットの時代→通信を担う者には守秘義務が課され、形式上は秘密は担保されるはず
  (IPアドレスや検索・購買履歴、投稿内容等の断片的なゴミのような情報も、寄せ集めれば誰が誰と関連し、どんな嗜好かがわかる)
結局、情報のゴミ集めと分析が自動化されたことで、その利活用が強大な力となっているわけだけれど、一昔前の時代感に照らすと、お行儀のいいものではないような気がしてきます。

【amazonプライム無料?!】ところで、本作は初めて私がamazonプライムで視聴した映画なのですが、こんなサービスが始まるらしい?!!

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2019年11月26日 (火)

「365日のシンプルライフ」

 先々週の週末、友人のススメによりEテレでやっていた「365日のシンプルライフ」という映画のダイジェスト版を観ました。フィンランドの映像作家の青年が、人生で本当に大切なものは何かを自分なりに考えるため、持ち物すべてをいったん倉庫に預け、1日に1品ずつ、必要と思うモノを取り出しながら生活してみる、というコメディタッチのドキュメンタリー。
 100日くらい経った頃、「もう何も取りださなくてもいい」と感じるようになったことから、生きる上で必要なモノは100個くらいじゃないか、と途中経過を報告していました。私が一番「いい味出してるなぁ~」と思ったのは、主人公ペトリのおばあちゃん。ペトリが折に触れておしゃべりのために訪問するのですが、彼女の語りが本当に滋味深く、飾り気なく、真に迫った感じがしました。家で転んで骨折し、入院・手術を経て、老人ホームに入り、長年暮らした家を引き払うことになるのですが、その家を整理するとき、ペトリが譲り受けたのは、キャンディ・ボックス1つでした。小さい頃から、おばあちゃんの家でおしゃべりした時に、その箱からキャンディを出してもらった思い出が、詰まっていたのかもしれません。
 この映画、人生で大切なものを、身の回りのモノと対比させて考えてみる、という趣旨だったのかもしれませんが、私にとっては、ペトリがこの実験の間に過ごした“時間の流れ”の方がずっとインパクトがありました。もともとモノにはほとんど執着がないので、モノについては考えるまでもなく、最低限の服と住処と、本とワインとチーズでもあれば十分なのですが、むしろ、“ゆったりとした自分の時間”があることの方が大切だと思えたのです。
 子どもが生まれて以降、家事・育児・仕事をフル回転させるには、どうしてもフツーの男性の倍速で動かなければ追っつかず、いつの間にか、仕事の場面では恐ろしいほどの“せっかち”になってしまった私。定時の間に仕事をこなし、残りの時間で家事と育児と夜なべ仕事をしていては、どれもこれも“じっくり”とはいかず、ペトリのおばあちゃんのように、大切な人と何気ない話をゆっくり噛み締めるゆとりなんてほとんど持てなかった。。。
 “1億総活躍”もいいけれど、そろそろ、“活躍”よりも“ゆとり”の時間を大切にする頃合いかな、、、と思いつつ、やりたいことがまだまだ尽きなくて、困り果てるのでした。。。(苦笑)。余韻の残る映画のご紹介、ありがとうございました~♪

20191124 【雨上がりのアロエ】 日曜日、雨上がりの玄関先のアロエを見たら小さなトゲトゲ1つ1つに、雨粒の雫がぶらさがっていました。かわいい・・・(・∀・)!!

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2019年11月25日 (月)

池袋クルーズ・クルーズ

20191124_120191124_220191124_420191124_5  日曜の晩、アニメ・マンガ好きの面々で集まって、ちょっと早めの忘年会。今や、秋葉原を凌ぐオタクの街、池袋にて(笑)。
 今回は全員集合でした♪ 長らく楽しみにしつつずっと気になっていた画集プロジェクトが本格始動したと伺い、心からホッとして嬉しかった!! 最近の気になるアニメや映画の話、仕事の話、デジタルアーカイブの継続性・安全性の話、作画やカット割りの技術継承の話、オリンピックの話などなど、あれこれとワイワイ好き勝手に(^^)。
20191124_620191124_8   すごくオシャレなお店で、お料理もおいしく、店員さんの対応も丁寧で、気持ちよく過ごさせていただきました。おみやげに、ポッキーの新製品や、100周年のユーハイム・バウムクーヘンをいただき、なんだかスッキリした気分で帰宅。今度は出版記念パーティーかな~♪ クリエイティビティを大切にする方々に、いつも前向きな刺激をいただけます。次回も楽しみにしています!!
(東池袋からサンシャインまで、地下道でつながっていて、アウルタワーなんていうビルも建っていて、久々の池袋にびっくりしました~!)

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2019年11月24日 (日)

寂しくないの?

 少し前、実家の母と話をしていたら、幼い頃の息子が母に言った言葉について伝え聴きました。
 仕事で忙しくして、息子を母に預かってもらっていた時のこと。息子が母にこう訊ねたのだとかーー。
「おばあちゃん、自分の子どもと一緒に暮らさなくて、寂しくないの?」
 三歳になったばかりの頃のこと。それを受け、母は、
「そりゃあ寂しいさ~、ママを返してもらってもいい?」
と、逆に息子に訊ねたのだそうで…(苦笑)。すると息子は即座に、
「ダメっ!」
と拒否(笑)。その後も延々と、じゃぁ、私と息子が実家に戻れば、とか、夫も一緒じゃないと、とか、そうしたら夫の実家のおじいちゃんおばあちゃんが寂しいとか、親子が一緒に暮らすことについて話し合ったらしくーーー。三歳の子とその祖母の可愛いおしゃべりではありますが、三歳になったばかりの子が、“寂しい”って言葉についてそんなに考えるかなぁ…と思うと、当時の息子はきっと、幼心に寂しさを感じていたのかもなぁ…と、ちょっと涙が出てしまいました。
 大人になったって、寂しいときは寂しいはずなんだけれど、大人はそんな気持ちを紛らわすスベや道具を使いこなせるようになっているだけかもしれませんね。仕事で慌ただしくしていたら、そもそも寂しがっているヒマもないけれど。。。その点、世界がまだ狭い小さな子どもや、世界が狭まっていく高齢者の感じている寂しさに共感するには、意識的でいないとダメですね~。。。
 昨年を区切りに、年賀状も出さなくなってしまった実家の両親、寂しいと思うことが増えてるのかしらん。。。?

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2019年11月23日 (土)

技術的に出来ることと、すべきでないこと

 先月末、ある一つの裁判の判決が出ました(これで終結するのかどうかは把握していません)。個人的に、この裁判の内容や結論もさることながら、そういう状況に至るまでに、関係者の間でどのような議論が行われ、どんなふうに意思決定がなされたのか、という間接事実の形成過程に関心があり、今年度はそれを知るために、ずいぶん柄でもないことをしてしまいました。世間ではそれほど騒がれてはいないようですが、これについてしっかり考えることは、とても大事な問題のように感じたから。。。でも結局のところ、法的にグレーな範囲の意思決定は、徹底的に吟味され議論される、というよりも、トップダウンの対症療法で対処せざるをえないのが現実。本質的な検討は先送りとなり、法的に明確にするのはおそろしく時間がかかる。。。

 郵便配達の人にプライベートを覗かれるような感覚とか、閲覧履歴が広告会社に筒抜けのような感覚とか、ネットを活用しているつもりが逆に操作されている感覚とか、「なんだか気持ち悪い」感覚のおおもとにあるプライバシーというものが、どこまで守られるべきなのか。他人が出したゴミの中身を見ることとか、他人のカレンダーやスケジュール帳を覗き見て個人的予定を把握するとか、、、そのようなことへの嫌悪感の本質は何なのか。ビッグデータが売買される時代にそれを拒否する権利や、その場合の統計的偏りの放置なども、検討途上ではありましょうが気持ち悪い。。。
 監視社会への扉が技術的にこじ開けられようとしている現代、安全安心でクリーンな暮らしを確保するため、世間や監督当局に、徹底的にプライバシーを差し出し、コントロールされるよりほかないのでしょうか。。。

CARLIE TANGO】DXが進んだデンマークで、かつて離婚手続きが1時間で済むところまで簡素化されたのだけれど、「簡単すぎる、もっと熟考すべき問題だ」との世論が高まり、もう少し時間をかけて検討する仕様にわざわざ変更して、紙の時代に18日かかっていたのを、デジタルで3か月かけるように変更したのだとか。その話を聴いた時には、「そういう判断もありかー」と驚きました。
創作と技術】著作権の各種問題も、デジタル技術と合わせて検討・教育する時代がくるのかなぁ。。。
Remove bg】写真から被写体を簡単に切り抜けるツール。すごく便利そうだけれど、こんなのも使い方は要注意~!
Contract for Web】ロボット3原則のような、バーナーズ・リーのネット9原則。

※本日、ローマ法王来日

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2019年11月22日 (金)

怖い夢…

 今年の頭から、またフルタイム勤務を始めて、あいかわらず寝付きはいいものの、ちょくちょく夜中に目を覚まし、ちょっと不眠症気味な上、朝は依然として5時台に起きる生活が続いているため、近頃はとんと夢というものを見なくなっていました。
 ところが先日(11月頭)、ものすご~く久しぶりに、とっても怖い夢を見ました。詳しいストーリー等は覚えていませんが、何やら人に危害を加える恐ろしい人間がいて、皆でその存在から逃げ惑う夢。。。夢には必ず、なんらかの原因があると思っている私としては、あれこれとその理由を探してみたのですが、どうにも思い当たらない。最近遭遇した某トラブルに起因しているのか、私のある決意に起因しているのか、仕事上の手続きに問題があったか、、、小さな種のようなものはありつつも、その程度のことで夢を見るほど繊細でもないので、まったく心当たりがないーー。結局、その怖い夢の原因は特定できないままでした。
 息子はよく、奇妙キテレツな夢を見ると言い、夫はよく、外国にいる夢を見ると言います。小さい頃の私は、年がら年中飛ぶ夢を見たり、見た夢が現実化したようなデジャ・ヴの感覚を覚えたりしていたのですが、夢を見るメカニズムって、どのくらい解明されているんでしょう? 眼球が動いている時に夢を見るとか、レムとかノンレムとかは関係ないとか、いろんな説があるようですが、少なくとも、同じような悪夢を繰り返し見るのは、何か心の問題を抱えている可能性があるらしい。。。幸い、怖い夢は11月頭の一度きりで途絶えていますが、しばらくは注意しておこう…(苦笑)。

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2019年11月21日 (木)

20周年記念日

 今日は我が“家”の20周年記念日。長い間おつかれさまおつかれさま。家族みんなを風雨から守り、温かく見守ってくれてありがとう~^^。
(これは、ボジョレーで乾杯しないとかな~♪ フッフッフ^^)

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2019年11月20日 (水)

「HUMAN LOST 人間失格」

 先日、会社の友人と3人で、劇場版アニメ「HUMAN LOST 人間失格」の試写会へ!!♪ 続々とリニューアルを続ける渋谷の街にある試写室にて。アニメ好き、声優好きのメンツでの参加でしたが、特に何の予備知識もないまま、純粋に愉しみにお邪魔しました。

(以下、ネタバレもあるかも、、、なので鑑賞予定の方はご注意を!)
20191118 ・・・見終わった時は、とにかく怒涛のスペクタクルに唖然としたまま、どこからどう解釈したものか、途方に暮れた・・・というのがファースト・インプレッション。その後、アニメ評論家の藤津さん、SFマガジンの塩澤編集長、そして『天地明察』以来ずっと気になる存在の作家・脚本家の冲方さんのトークを聴かせていただき、少し冷静に作品を観賞するモードにーー(WebアップOKとのことでしたので、遠慮なく写真を無修正でアップロード…笑)。
 制作当初、太宰の『人間失格』を礎石としたSF、という大胆なお題から出発した企画らしく、極めて私小説的な一個人の内面と、極めて鳥瞰的・未来予測的なSFとを混淆させる、という実験的な作品だった模様。舞台は、“昭和111年”という架空の時代なのですが、2020年は太宰の生誕111年、そして昭和が続いていたとしたなら2063年が昭和111年?・・・と思ったら、2036年の間違いでしたぁ。(2063年なら、『彼方のアストラ』の舞台だったり…『スタートレック』で超光速航行が実現した年?だったんだけどなー^^;;)ーー、まぁ、このあたりの年代感が、まずは絶妙な印象。
 そして、日本のヒーローもののお約束的変身シーンだったのか…?!という、主人公“葉藏”の自決(?!)シーン。優柔不断で、堀木という男性と美子という女性の間で揺れ動く主人公。鑑賞中は、「何がしたいんだ?」と心の中で主人公にツッコミを入れながらも、トーク拝聴後は、暗い過去のトラウマを抱えて生きていると、自分自身で人生の軌道を決めていくのは難しくなるのかもしれないなぁ…と、同調モードに(笑)。
 この架空日本の社会保障の設定は、「GDP世界1位/年金1億円/120歳寿命保証」というから、一見理想郷のように思えるものの、ここでも、近年の多くの作品に見られるように、格差が開き、見えない高みで大部分の人類を管理する少数の人と、虐げられて歯車のように生きる大多数、という構図が見えました。観る人の視点で、ずいぶんイロイロな鑑賞ポイントがありそうで、CGでの圧倒的な映像に翻弄されることなく、もう一度文脈を追ってみたくなりました。ハッとさせられたのは、かつては文学は主流、SFは亜流といった雰囲気があったけれど、今や文学ですら技術を抜きには語れなくなってきた、というコメント。法律や心理や経済や生命科学など、他のあらゆる分野でも、似たような状況になっており、技術やコードが、社会や人間の形を変えているイメージが、フツフツと沸いてくるのでした。
 キャラクター名が、原作小説の登場人物名をそのまま導入した体裁になっていたのですが、テイストがすごく昭和的で、一緒に行った友人の妹さんの名前が「ヨシコ」(本作のヒロイン名)だったのですが、宮野真守さんの声で「よしこぉぉぉぉ~!」が連呼されるたびに、ウケてしまっていたようです(笑)。
ポリゴン・ピクチャズの活躍の場は今後、スクリーンにとどまらず、XRの世界にも広がってゆくんでしょうねぇ)
 本作を紹介してくれ、こんな機会をくださった友人に感謝!

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2019年11月19日 (火)

夕闇の東京駅前

20191113_120191113_2  先週中ごろ、仕事の打ち合わせで東京駅近辺へ。打ち合わせが終わって帰途についた頃には、真っ暗になっていました。ビル群のひとつひとつの窓の光がキラキラとして、とてもきれいでしたが、災害の後遺症をひきずる人たちのことを思うと、夜の光がどうにもうらめしく思えてしまってやる瀬なくーー。
 宝石のような街の灯りより、夜空に浮かぶ月あかりを愛でる時間を、多く持ちたい今日この頃です。

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2019年11月18日 (月)

レインボー(^^♪

20191107_5  ある初冬の日比谷図書文化館前階段。。。おお、レインボー!
 光って本当に、美しいし不思議…。

光半導体】蓄電業界もびっくり?!、充電1回で1年もつスマホ?!! こんなのも。

Java API訴訟の行方は?!】アメリカでのGoogle v. OracleのJava APIを巡る争いにつき、最高裁が腰を上げた?!
 夫と、「どっちに軍配が上がるかなぁ」と話し合ったのですが、夫の見解はOracleに分があるんじゃないか、、、とのことでした。私としては、Sun Microsystemsという会社の打ち出したオープンなインパクトが好きだったので、Oracleに吸収されて性質が変わってしまったような気がして、気持ちとしてはGoogleを応援したいところ。。。さて、どうなりますことか…。

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2019年11月17日 (日)

ギックリ腰とおしりふき

 火曜の夜、仕事でヘロヘロになって帰宅すると、玄関前に山のような生協の箱。あぁ、取り込まなきゃ…。
 ということで、ハイヒールからサンダルに履き替えた後、一番上に置いてあった緑のプラ・ケースを持ち上げて、玄関内に移動させ、低い位置に置き換えた瞬間ーーギクッ!!!
 久々にやってしまいました。。。軽めのギックリ腰。。。(今週のたなクジは「フィジカル大吉」だったのにぃぃぃ??!)
 5kgのお米と6kgのお茶、1kgのジュース、ワインのフルボトルが入った箱は、今の私の腰には負荷が高すぎました。いやぁ、恐る恐る歩くハメになり、一晩寝てもよくならず、翌朝トイレに入ったら、、、痛くておしりがふけない~~っ?!!!(まぁ、無理やり痛みをこらえてふきましたが…(失敬!^^;;;;))
 ふと、義父母や実家の父が、入院中にベッドから動けず、自分ではおしりがふけなくなった状態を思い出しました。あぁ、これを他人にやってもらうって、屈辱だったろうなぁ。。。
 先日母が、「最近身体が硬くなっちゃって、靴下を履くのが一苦労なのよぉ」と言っていましたが、高齢者が楽に靴下を履けるグッズというのは、すでに開発されていて、朝のNHKニュースの中で紹介されていた気がします。が、高齢者が楽におしりをふけるグッズは、まだ見たことないなぁ。。。(苦笑)。自分がそういう状況に陥る前に、開発しとくかな~??? 来月の、弁理士仲間との会合で相談してみよっかな(笑)?
(思ったほど重症ではなかったようで、とりあえず普通に歩けるようにはなってきました~^^;;)

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2019年11月16日 (土)

C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2019

20191107_120191107_220191107_320191107_4  過日、某展示会参加。会場の係員の方が、「会場写真のアップロード可」とおっしゃっていたので、遠慮なく掲載しておりますが、空飛ぶクルマや量子コンピュータ、ローカル5Gでのi-Construction、はやぶさ2など、最新技術に触れる機会は興味深いものでした。iEXPOと銘打たれている通り、あらゆる局面での業務の見直しとデジタル・トランスフォーメーションを統合的に模索している様子が感じられ、近未来SFの世界のようでした。
 そんな中、1つの特別セミナーを聴いたのですが、それがすごく良かったです。「幸せの国を築くには」というざっくりしたタイトルで、KMDという会社が主導する、デンマークのGovernment Digitalizationの概要を紹介し、日本の未来を考える、という趣旨。デンマークと日本の、人口と面積を比べると、人口は560.3万人:1.268億人で約1:22.6、面積は42930km2:378000km2で約1:8.8。こうした規模感の違いはあれど、何よりも違うのは、政府への信頼度のように思えました。デンマークはまさに“ゆりかごから墓場まで”が電子政府に関しても徹底されており、子どもが生まれて3時間後には、システムに入力され、人生のあらゆるシーンでの手続きがデジタル化されて、死亡とともに消去される。。。一方の日本は、マイナンバーカードの普及率は約14.3%、マイナポータルの利用率に至ってはなんと0.1%というから泣けてきます。デジタル手続法がこの5月に公布され、近頃はだいぶ伸びてきているようですが、それでも、データが正規化されていない、データ欠損があるなど、縦割り行政の弊害が至る所で噴出し、国としての共通理念が確立されていないとのことーー(涙)。
 政府の調達の仕組み(年ごとに予算を取って完結させるなど)を変え、定期的な大規模な人事異動を再考し、縦割り行政のせせこましい縄張り意識を取り払うのが、まずやるべきことのような気がしますが、それ以前に、政治に対する信頼を高めないことには、何をやるにも遅々として、足の引っ張り合いのようになってしまう気もします。
 幸せの指標は人によっても国によっても様々だとは思いますが、それでも、デンマークの幸せ度が高いのは、子育てを国や地域がフォローし、老後の暮らしを安心して迎えられるから、というのは確かなのでしょう。日本の子育ては、多胎育児の過酷さや虐待の多さからも、到底フォローが足りているとは言えそうになく、老後に至ってはもうまったく予測不能で不安ばかりーー。こういう違いは、一体全体どこから生まれてしまうのか、、、。おかしなヒエラルキー意識や忖度でなく、同じ土俵に立ってしっかり本質を話し合う、、、そういう営みが大切なんだろうけれど。。。^^;;; 技術が高まっても、心が変わらないと変えられないものって、あるよなぁ。。。

20191114 【量子と情報】いつの間にか我が家にこんな本が転がってました。。。メチャクチャ面白そうだけれど、果たして私に理解できるのか??!

 

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2019年11月15日 (金)

Cookie Monster

 先日、セサミストリート〇周年というニュースがあったのを思い出し、「あれ? 何周年だったっけ?」と、Google先生に「セサミストリート 周年」と入力して質問したら、一瞬で50周年であることがわかりました。
 いやはや、本当に便利な時代になったものです。仕事柄もありますが、私が一日にGoogle先生のお世話になるのは、平均して50回くらいか…? 多い日にはきっと100回以上お世話になっていると思います。
 そんな中、今話題のCookieについて思いを馳せ、「もし、Google先生が毎日毎回、検索するごとに“あなたのCookieを収集していいですか?”なんて訊いてきた日には、えぃやっと包括的にOKを出してしまうに違いない、と確信しました。
 セサミストリートでお馴染みのCookie Monsterが、ムシャムシャとCookieを頬張るかのごとく、私の興味関心ワードをムシャムシャと喰らうGoogle先生は、果たして忌むべき存在なのか…? 悪用されないなら、むしろ私にとっては、一昔前の図書館の図書カードや司書さんのように、私の読書遍歴を把握してくれている温かい存在でもあるのですが…。

【One Drive】ところで、最近OSやアプリの更新頻度が高まっているような気がする上、自主的にアップロードしていないようなデータまで、One Driveに吸い上げられているような錯覚を覚えたので、またまたGoogle先生に、「One Drive 勝手に」で検索したら、「勝手にアップロード」とか「勝手に同期」とかいう記事がウジャウジャ出てきました。インターネットと検索技術のおかげで得た、“手の中に図書館”を持っているかのようなこの利便性は、どうにも捨てがたい。。。が、いろいろ見えすぎる分、昨今の香港やチリやカシミール地方のように、世の中に広がる格差や横暴に業を煮やす人が増えているのも確かな気がして、利便性と規制のバランスについて考えると、堂々巡りになってしまうのでした。。。

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2019年11月14日 (木)

祝賀御列の儀

20191110_120191110_220191110_3  先の日曜日、皇居から赤坂御所までの天皇陛下即位パレードが行われるというので、日比谷公園周辺まで行ってみました。大行列は予想した通り。たくさんの人垣を遠目に見る場所まではなんとか近づけましたが、彼らが日の丸の旗を振り出したタイミングで、パレードの通過だけ把握し、ほとんどお祝いムードの人混みを観に行ったようなものでした(苦笑)。同じような人がたくさんいたようですが、皆、ただ祝賀の気持ちを持ち寄れればOK、という感じで、特に文句を言うでもなく、長く続く行列の流れに身を任せて、ニコニコと晴れやかな雰囲気で、そぞろ歩きしていました。
 時代を痛感したのは、集まった人たちがそれぞれスマホを持って、地図を見たり電話したり動画を眺めたりチャットしたりと、思い思いに携えつつ、大部分の人がカメラとしても使っていた様子ーー。ネットとスマホがここまでフツーになるなんて、学生時代には想像もつかなかった。。。
20191110_420191110_5  ミッドタウン日比谷のビルの近くを、報道ヘリが飛んでいたので、思わずパシャリ! たくさんの警備のお巡りさんが出動しており、さぞ大変だったことと拝察します。滞りなくパレードが開催でき、私もちょっぴり祝賀ムードを堪能できて、よかったよかった^^。平和を願い、子どもたちを慈しみ、隣人同士がいたわりあい尊敬し合えるような、調和の取れた時代になるといいなぁ。。。本当に爽やかな、パレード日和の午後でした。

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2019年11月13日 (水)

インドが中国のように…?!

 先日ふらふらとネットサーフしていたら、なんだか不穏な記事に遭遇。と言っても、遠いインドのお話。まもなくインドでは、警察による警備を助けるシステムとして、大規模な顔認証システム導入のための入札が行われるらしく。。。データ保護のための法律が未整備のまま、技術がどんどん先行している感じ。我が国の企業も、この入札に参加しないはずはないと思うけれど、どこの国の企業が採用されるのか、、、?!!!
 一方、監視や検閲がじわじわと進む世界で、BBCはダークWeb経由で国際ニュースWebサイトの閲覧が出来るようにした、というニュースも。
 こういうニュースに触れるともう、何と何が対立し、誰が正義で誰の力を誰が規制するのが正しいのか、よくわからなくなってきます。いずれの技術も、使う人の良心次第で、効果の程が変幻してしまう恐ろしさ。今はごくごく平穏で、監視や検閲などとは無縁のように感じる日本ですが、ずっと対岸の火事と傍観できるかといえば、当事者になるのも時間の問題のような気も。。。

【ユニクロのセルフレジ】 先日ユニクロで買物をしたら、レジ周辺が改装されており、セルフレジに変わっていました。タブレット端末で簡単に会計できて便利でしたが、何やら特許権侵害で係争中らしく。。。便利な技術の浸透も、なかなか一筋縄ではいかないシーンもありますね。

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2019年11月12日 (火)

黒天丼

20191029_220191029_1  先月、職場の友人と天ぷらランチ。なんでも、孤独のグルメでも取り上げられたことがあるお店なのだとか。
 寒い日だったのですが、狭い店内はポカポカと温かく、カウンターの奥では次々と天ぷらを揚げる職人さんが手際よく動き回っていました。
 噂の黒天丼はやや濃い目の味付け、天婦羅定食はサッパリと。自宅では極力油を使わないようにしているので、久々の揚げ立て天ぷらに舌鼓。精進定食という、野菜の天ぷらだけの定食もあったので、今度はそれを試してみたくなりました♪ 夜、単品の天ぷらを注文しながら、焼酎や日本酒でしっぽり…というのもいいなぁ^^。

【三権分立と情報公開】 先のサンデーモーニングの中で、日本の司法は行政に引きずられる傾向があり、三権分立にはなっていない、というニュアンスの発言が、当たり前のことのようになされていました。また、毎度のように指摘されつつ全く改善されない不完全な情報公開状況も。オープンキッチンかカウンター内の調理場のように、開かれて一目瞭然の政治を希望します。

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2019年11月11日 (月)

義母の一周忌法要

 先の土曜日、親戚一同が集まって、義母の一周忌法要を行いました。義母の妹さんや義父のお兄さん家族も参加してくださり、菩提寺でのご住職による読経とお焼香とお墓詣りの後、ホテルの料亭に移動して法要弁当で会食。
 一年の時の経過の速さに皆で驚きつつ近況報告。あいかわらず皆忙しそうで、仕事やら、お孫さんの世話など、まぁ、嬉しい悲鳴^^;;。実家の片付けは、1か月に2度ほど長男さんが帰って来ては、せっせとゴミ出ししてくれているとのこと。年明けには義父の一周忌法要があるので、お寺と料亭の両方で予約を済ませてきました。
 うちの夫が年々義母に似て来たとか、息子が年々夫に似てきたとか、遡りきれない家系図を思って皆でモヤモヤしたり(笑)。他愛ないおしゃべりを楽しみつつ故人を偲び、長閑な休日を過ごしました。
 「じゃぁまた2か月後に!」と言って解散…。ありがとうございました。

 

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2019年11月10日 (日)

超教育協会

 先日、同期の友人から、「超教育協会」というものの存在を教えてもらいました。e-Learningはすっかり定着してきましたが、その流れの延長なのでしょうか、「従来の学校の枠を取り払った学びの場を提供する」ことを目的として設立されたようです。
 長年勤めた出版業界が、インターネットによってずいぶん不況になったのを目の当たりにしましたが、本来、有益な知恵や知識を広く一般に広めたい、という使命に基づく仕事と考えれば、出版人にとってインターネットは理想的な環境のはず。それと同様、教育も、既存の体系づけられた知識や学説を、存分に伝授するには、別に教室にわざわざ出向かなくても、海の向こうの名物教授の授業だって、いとも簡単に聴講できる時代ーーー。出版社や新聞社が斜陽に向かいつつあるのと同様、教師という仕事も、もはやお山の大将ではいられなくなりつつあるということでしょうか。およそ、情報を伝達する仕事に関しては、インターネットといかにうまく協働出来るかで、存続できるか否かが決まりそうーーー^^;;。
 それにしても、この超教育協会のHPからは、AIとかVRとかプログラミングとかブロックチェーンとか著作権とかクラウドとか、情報技術を教育現場にいかに取り込んでいくかを、多方面から検討している様子が窺えます。「何をどう学ぶか」も、多様性の時代といった感じですねぇ。。。

【学会情報】 行きたくても行けなかった学会の発表内容なんかも、近頃はおおよそのレポートであれば、誰かが情報共有してくれる傾向があり、助かりますしね~。

20191109 【Ring Fit Adventure】これは果たして超教育と言えるか…?! 任天堂の新しいフィットネス・ゲーム(笑)。食育・知育・体育という意味では、立派な超教育だと思われます~^^♪

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2019年11月 9日 (土)

冬はつとめて

 先月のこと。息子とふたりで食事していたら、息子が唐突に訊きました。
「枕草子に“冬はつとめて”ってあるじゃない。あの“つとめて”って早朝のことだけどさ、日の出より前だと思う?後だと思う?」――
 こやつ、時々ずいぶんと乙なことを訊いてくる。。。
「そのあと、どう続くんだっけ?」
「雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、…」
「う~ん、日の出より後だと思うな。10月中旬くらいから、5時過ぎは真っ暗な感じになったし、雪や霜の白さがわかるのは、少なくとも曙光が感じられる時間なんじゃない?」
「…」
 私の解釈には何のコメントもせず、スマホで枕草子を検索したかと思ったら、冒頭部分を“春はあけぼの”から滔々と音読し始めました。彼の朗読がうまかったからというわけでもないと思いますが、久々に聴く枕草子が、なんだかとても美しく感じられました。

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2019年11月 8日 (金)

e転居更新・・・

 義母・義父が立て続けに他界したのをきっかけに、夫の実家に届く郵便物は、我が家に転送してもらうよう、e転居というサービスで転送設定しています。つい先日も、再度更新。。。定期購読雑誌などは、随時電話して止めてもらったりしましたが、どうしてもなくならないのがDMのたぐい。転送設定をやめてしまうと、実家のポストが溢れてしまうものの、不要な郵便物なのに、延々転送してもらうというのは、郵便局の方々の労力を考えると、ものすご~く無駄な気がします。世の中の、同じような境遇の皆さんは、郵便物の処理をどのようにされているのでしょう??? 何か妙案をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご教示くださいませ!

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2019年11月 7日 (木)

叔父の四十九日

20191104  月曜日は、叔父の四十九日で里帰り。息子は大学の講義があり、夫は泊りがけの出張だったため、私一人で。都合のつく親戚が集まったものの、昔に比べるとずいぶんこじんまりとして、子・孫・曾孫・玄孫勢ぞろいで数十人!とかいう賑やかなものではなく、両手で足りるほどの人数でした。
 亡くなった叔父も生涯独り身だったし、伯母方の一人息子さんも独り身。趣味人は、結婚している暇も惜しいのか、叔父はいろいろな山を登ったりスキーのインストラクターの資格を取ったりしつつ、油絵を山のように描いて、家じゅう所せましと額装して飾っていました。従兄も、年に数回の海外旅行やスキー、スキューバダイビングと、ひたすら趣味に生きている感じ。故人を偲んで皆で飲もう、と、岩手の「月の輪」だったか、、おいしいお酒を調達して、なだ万の高級弁当を準備しておいてくれました。
 86歳の伯母がすごく元気で、自転車でどこにでも出掛けていくという話に皆でタジタジしたり、とうの昔にリタイアした遠い親戚の叔父さんも、健康のために測量の仕事を手伝って日々歩いていると血色よく語ってくれたり、「私がこの人たちの域に達するには、まだ30年以上もあるのか、、、」とおののきつつ、「疲れたなんて言ってる場合じゃないな…」と、つくづく感じました(苦笑)。
 おもしろいなぁ…と思ったのは、この86歳の元気な伯母が、(以前私も問題視した、自治体からの郵便物に関し)無駄遣い甚だしい!と怒っていたこと(笑)。もしかして、怒りは若返りの源???^0^;;。
 お開きの頃合いには、この伯母の息子である従兄とLINE交換なぞして、「今度赤坂あたりで、いとこ3人でゆっくり話そう」と約束して帰路につきました。

【自治体の財政難】昨夜のクロ現は、「非正規公務員」の特集でした。上記のような無駄な郵便物を削減しても、焼石に水なんでしょうか…。塵も積もれば、、、とも思えますが、、、。

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2019年11月 6日 (水)

『わたしが正義について語るなら』

20191028  は~ひふ~へほ~
 息子が小さい頃、アンパンマンのアニメを観たり、アンパンマンのパペットで遊んだりはしていました。
 が、やなせたかしさんの絵本は、本屋で立ち読み程度、やなせさん自身のことも、あまり知らないままここまで来ました。

 先日、ひょんなことから手に取った『わたしが正義について語るなら』。中高生くらいの子ども向けの実用書にはどんなものがあるかを調べていて出逢ったのですが、実に読みやすく、数時間で読み終えました。漢字が少ないのもさることながら、さすが「詩とメルヘン」の編集長の文章、人柄がにじみ出て、やさしく読みやすい柔らかい文体ーーー。
 マンガ家を目指しつつ、あれこれと依頼されるままに様々な仕事をこなし、「困った時のやなせさん」と言われていたのだとか。宮城まりこさんと仕事をする中で成長した、と述懐されていました。(三越の包装紙のmitsukoshiという文字を描いたのがやなせさんだという話は、どこかで聴いたことがあったような、、、)。
 やなせさんなりの“正義”について、いろいろ語ってくださっていましたが、アンパンマンのマーチの中の「愛と勇気だけが…」のくだりが理解できるようになった気がします。多様性の時代、正義の捉え方もどんどん難しくなっているのを感じます。
 RADWINPSの「愛にできることは~」でも、アニメ「バビロン」の中でも、印象的に“正義”が語られていますが、とりあえず私でも出来そうなことは、「これは誰にとっての正義か?」と、いつも問うてみる姿勢を保つことくらいかなぁ。。。

【ヘリウム品薄】 昨日のニュースで、ヘリウムの供給不足が報じられていましたが、真っ先に浮かんだのがリニア新幹線。。。核廃棄物処理場未整備のままの原発見切り発車のごとく、液体ヘリウム供給源未確保のままリニア新幹線工事が見切り発車されてる、なんてことは、よもやないのでしょうねぇ。。。

 

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2019年11月 5日 (火)

マンション購入する女性たち…

20191102_8 頂きモノのにっこり梨で、2度目の肉巻き。豚バラの油が、イイ感じに梨と合わさり、とてもサッパリとするので、病みつきに♪
 ところで先日、ひょんなことから、都内でマンション販売関連の仕事をする人と話をする機会がありました。その中で驚いたこと。近頃は、1LDKとか2DKとかの狭めの部屋ばかりのマンションが増えているものの、それらの売れ行きもそこそこ良いらしく、そういう部屋を買う人の8割は女性だとのこと! 業者さん曰く、「男はすぐ、飲んだり遊んだりにお金を使っちゃうけど、女性はきちんと貯めてるんですねぇ」――。ホントかなぁ~??!
 また、夫婦共働きでかなり高額のマンションを35年ローンで買う人達とか、高齢になって地方の戸建てを整理してマンションに移り住む老夫婦とか、、、。家をめぐるいろんなドラマを垣間見たような気がしました^^;;。

【消費増税経過措置】どうも不動産業界が騒がしい感じがしていましたが、経過措置適用の影響もあるのかも、、、?!

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2019年11月 4日 (月)

土曜日ウォーキング

20191102_120191102_220191102_320191102_420191102_5  土曜日、夫とふたりでウォーキング。久しぶりに築地本願寺を訪れたら、中庭がきれいに整備され、Cafeが出来ていました。本堂にお詣りに入ったら、なんと仏式結婚式の真っ最中! 寺院に似合わぬパイプオルガンの調べが響き渡り、角隠しの花嫁が楚々と登場しました。一般に公開されたお式だったので、思わず見惚れてしばし鑑賞。
20191102_6  その後は、築地・銀座を抜けて、毎度おなじみの“A16”へ。遅めのランチは白ワインにルッコラと林檎のサラダ、ビアンカというピッツァ、&ドルチェ♪
 ラグビー・ワールドカップの決勝戦を控えた街は、紅白の彩で賑わい、チコちゃんまでラグビーボールを携えて、パブリックビューイングが始まるのを待ってましたよ~^^。(この日は結局10km以上歩きました!)

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2019年11月 3日 (日)

フィーリングカップル5対5と、プラットフォーマー

(以下、素人の酔狂な時代観察ですので、専門的な誤り等はご容赦ください)
 近頃は、どこもかしこもGAFA、GAFAで、デジタルとインターネットの威力で巨大化したプラットフォーマーについて考えさせられることが増えました。そんな折ふと、学生時代に所属したコンピューター・サークルで、学園祭には毎年「フィーリングカップル5対5」という余興を催していたのを思い出しました。参加者を募り、男性5人と女性5人ずつに振り分けて、双方いろいろ質問し合った後、気に入った相手をテーブル下のボタンで選んでマッチングするというゲーム(苦笑)。なぜこれを、コンピュータ・サークルで催していたのか、今となってはよく思い出せないのですが、質問と答えと気に入った相手、というデータを収集して、何かしら後日分析していたのでは、、、と推察されます。そして、「どういう仕組みでカップルを作ってるんですか?」と質問する来場者が、例年わずかにはいた気がします(その意味では、現代のプラットフォーマーに対し、どういうアルゴリズムでこの広告を表示してるんですか?」と訊く権利は、ユーザーにあるのではないかと感じます。また、おおらかな時代は相思相愛だけカップリングしていたかもしれませんが、昨今のブラックボックス状態だと、カップル数をできるだけ増やして最適化するようなアルゴリズムもありえますね~)。ちなみに、当時はまだ、学内コンピュータをタイムシェアリングで使うのがメインだったような時代。。。(汗)。
 今、GAFAのようなプラットフォーマーが提供するサービスを考える時、その構造は“二面市場”とか“多面市場”などと言われますが、「フィーリングカップル5対5」のサービスって、原始的な二面市場みたい。。。と感じます。ただし今は、消費者もアフィリエイトだのamazonウィジェットだの“イイネ”だのポイントだの口コミだの…単なる消費者にとどまらず、評価者であったりインフルエンサーであったりブロガーであったりインスタグラマーであったりすることで、事業者に即影響を及ぼす存在になっていることから、市場自体が双方向的・Web的に結びつき、時間的な広がりを加味したら画定困難な状況になっているように思われます(cf.アメックス事件

 先月末、仕事で学会のシンポジウムを聴講した折も、消費者保護に焦点を当てた発表が続きましたが、上記のような構造を考えると、あながち昨今の消費者は、事業者から優越的地位を濫用されるばかりの存在ではなく、組織的に動けば、ものすごいパワーを秘めた存在かもしれない…と思いながら拝聴しました。奇しくも、こうした消費者を“プロシューマー”と紹介した学者先生や、消費者契約法の“適格消費者団体”について解説くださった学者先生がいらっしゃいました。独禁法や景表法のほか、民法や消費者契約法など、境界領域の扱いに論点満載の印象でした。
 例によって、お世話になっている方々を多数お見掛けしたものの、ご挨拶もそこそこに失礼してしまいましたが、勉強になりました~。ありがとうございました!

紛争事例に見る主要国の流通市場変化と問題点】流通市場の変貌の“今”を、いい感じにまとめてくださっています。
仏メディアGoogle提訴】著作権侵害と便利さの天秤は…?

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2019年11月 2日 (土)

バンダイナムコはTV離れ?

 昼休み、スマホで動画を観ている若者、周囲にいませんか?
 最近の若い人は、テレビはあまり観ないようですね。かく言う我が家の息子も、暇さえあればスマホでYoutubeを観ています。
 驚いたのは、ユーザー側ばかりでなく、コンテンツホルダーの側ももはや、テレビに固執することなく、様々な媒体を自由自在に使っていることです。
 今期、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」はYoutubeのGUNDAM Channelで、「バトルスピリッツ サーガブレイヴ」もYoutubeで放映しています。海外向けも同時配信する会社もあるようだし、20世紀とは隔世の感。。。
 シナリオライターの仕事も、最近では、テレビの仕事以外にも、Youtubeの仕事がすごく増えているようですし、Netflixも5分とか15分とかの短いドラマを強化するようだしーーー。いろんなもののリズムも変わってきそうですね~。

【〇〇離れ】世間のテレビ離れも進んではいますが、今日はラグビーの決勝戦で、視聴率は上がるのかしらん。。。また、世間では出版不況とか本離れとか言われていますが、OAZOの丸善本店に行くと、新刊が山のように平積みに…。本屋に行くたびに、自分の卑小さを痛感します。。。『はじめてのアメリカ法』を読み終え、今度は趣向を変えてこんな本を買ってしまいました^^;;;。
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2019年11月 1日 (金)

霜月

 先月半ばくらいから、急に寒くなりましたが、今日からいよいよ霜月。あれよあれよという間に、2019年もあと2か月となりました。
 今月は、叔父の四十九日、義母の一周忌法要を執り行うことと、義父逝去に伴う喪中ハガキの制作と発送というプライベート・イベントが目白押し。あとは、実家の母に新しいノートPCを見繕って買って届けることと、立て替えてもらっていたお香典のお金を実家に返しにいくこと。夫が、教え子さんの結婚式に出席する週末も。さらには、近所の工事に起因して起こったトラブルの現状復帰交渉やら、ご近所が絡む検討事項の進捗フォロー。。。愉しいイベントとしては、アニメ・マンガ好きの友人との忘年会計画や、都合が付けば某アニメ映画の試写会参加(^^♪
 プライベートがいろいろ慌ただしい月になりそうですが、一つひとつ噛み締めて参りましょう~。

20191027_2 【肉巻き】にっこり梨、そのまま頂いたり、肉巻きにしたりしています~♪

【首里城】昨朝の首里城の火事のニュース、驚愕しました。この夏、家族で訪問したばかりで、とても印象深かったのに。。。文化財が失われるのが、こんなにも悲しく、喪失感に苛まれるものとは、、、。再建プロジェクトが動き出したら、なんとしても協力しよう。。。

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