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2019年12月30日 (月)

2019年振り返り

 先週、無事に仕事納めをして、職場でのMBO(上期振り返り)もとうに終えたので、年末恒例の個人的な2019年の振り返り。
 プライベートでは、ここ数年のバタバタがようやく落ち着きを見せたところではあるものの、その落ち着きを打ち消すかのごとく、新しい職場での新しい仕事では、たくさんの新しい出会いが怒涛のように押し寄せた目まぐるしい一年でした(新しい出会いは、軽く数百人超え…)。
 神様に感謝するしかないようなご縁に恵まれ、研究員という仕事をさせていただけることになったのは、ただただ幸せなことでした。SDGsとかSociety5.0とかその他これまで深く考えたことのなかった法的課題等について、考え勉強した一年でした。私が勝手に考えた、職場での理想の研究員像とは、会社の事業に精通し、関連する研究テーマをいくつか持ち、論文を書き続けて学会でのプレゼンスを上げるとともに、業界内・学会内にできるだけ多くの知人友人を作り、会社にプラスになるような人脈を築き、いわば柔らかなロビイングをして、あらゆる方面から得た知見を、グループ向けにプレゼンしたり役立てたりすることができる人(理系の研究者の評価軸とはずいぶん違います)。しかし、会社の事業内容も、法曹界事情についても、ほぼ素人状態の私にとって、すべてがゼロからの学びでした。あと10年若ければなぁ、と思うことが多かった一年でもありました。
 2020年は、どんな仕事をすれば、私のような単細胞人間でも自分のクリエイティビティを発揮して社会の役に立てるかを、再検討する年にしたいと思います。この一年を漢字一字で表すなら、間違いなく「新」―――。時代も平成から令和に変わりましたが、なにもかもが新しくて、触れたことのない世界、関わったことのない社会で、チャレンジングにいろいろ試行錯誤できたことは貴重な体験でした。新しい年も、また新しいことにトライしてみたい! 育児だの介護だので1つことを継続的に続けられなかった負い目を覆すには、せめて広く様々な領域に触れることくらいしか、今の自分には出来ないから。。。一昔前なら、もうリタイアしたり、寿命が尽きててもおかしくない年代なのだから、堅苦しく考えず、思うままに動いてみたいと思っています。

少子化加速】 年末の報道で、少子化がさらに加速している、というものがありました。子育てや介護で何度もキャリアを中断し、この歳になって改めてサラリーマンに戻ってみて、まだまだ日本は男社会だし、働き方改革なんて掛け声だけで、まったく本質は変わっていないのを痛感しています(表面的にはだいぶ改善されてはいるのでしょうが、、)。キャリアを中断すると、大抵はまたゼロからの下積みからだし、多くの男性は定時にあがって家事をやろうという雰囲気ではないし、社会に出てお金を稼いでいる方がなんとなく“偉い”ような幻想があるし、周囲の女性で、夫と子を養えるほどの仕事をしている人はわずか。
 ドラスティックな改革をするなら、社会での仕事は、1日最大8時間と決め、給与幅も一定の上限の中でのグラデーションにし、定時を超えて仕事をしたらその分給与を減らし、家族を持って子育てをしている人には子ども1人当たり成人するまで一定額を支給し、子どもを持たずに自己実現を目指す人からは持続的社会貢献費を徴収させていただく等、、、とにかく、社会に出てする仕事と子育て仕事とが同等の扱いを受けないと
少子化加速には歯止めが掛からないような気がします。

【里帰り第1弾】 昨日は、年末年始の里帰り第1弾。年始準備の手伝いを、と思って帰りましたが、結局大部分は父と母とのおしゃべり^^;;。お正月は、すき焼きにすることに決定~。
 

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