光はボールとドーナツを見分けるか
先日、国立情報学研究所で催された市民講座「トポロジーで光を操る ~光はボールとドーナツを見分けるか」というセミナーを拝聴してきました。お恥ずかしいことに、いまだに、光ファイバーや海底ケーブルの中での光の振る舞いすらよくわかっていない私としては、今後ますます重要になると思われる光の制御の最前線について、概要を聴いてみたいなぁ~と思ったもので。
しかし、市民講座とはいえ、難しいものは難しい。。。疑問形で添えられたサブタイトルの答えは、もちろん“Yes”なわけですが、光が、バンドのトポロジーの違いを判別できることで、今後のトポロジカル・フォトニクスの可能性が広がっており、光デバイスや集積フォトニクス、光通信などに新展開が見られるらしい…という、ごくごくアバウトな把握しかできず・・・(汗)。
講師の岩本先生が、位相について説明してくださる際、「微分幾何体操」というのを例に挙げてくださったのが、妙に印象に残りました(笑)。あとは、国立情報学研究所のマスコット・キャラクターの、「情報犬ビット」君が愛嬌があるな、とか…^^;;;。
それにしても、夕方から夜にかけての市民講座だったにもかかわらず、初老の方々がわんさか来訪していて、会場はほぼ満席でした! 日本人の勉強好きを実感しました。私も、歳に甘えてないで、もっと勉強して頭使わないと、すぐにボケそうだなぁ。。。
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