恩師のエッセイ
先日、「コピライト」No.704の社内回覧を手に取ってみたら、巻頭に、大学院でお世話になった恩師のエッセイがありました。
こんなことを書くと恩師に叱られるかもしれませんが、恩師の緻密で詳細な論文もさることながら、輪をかけて好きなのは、恩師が肩ひじ張らずに書くエッセイ。私の修論は、この恩師のあるエッセイをSEEDにして書いたと言っても過言ではありません^^;;。ひとつの権利をめぐって、ぐるり世界を見回したとき、日本独自に発展し醸成された規定ぶりがおもしろく、果たしてこれが良いのか悪いのか、いい面も悪い面も把握した上で、自分の譲れない部分との齟齬を考え続けるーー。そんな姿勢を教えていただいた気がしています。
一方、来月末には、同じくお世話になった師匠が主催する勉強会的なイベントもーー。残念ながら参加はできそうにありませんが、その時に出される予定の課題を、院生仲間が共有してくれたので読んでみました。こちらもまたなつかしく、一筋縄ではいかない問題。原告側に立つか、被告側に立つかで、主張や反論の構成が変わって来る…。いやぁ、当日の攻防を、是非拝聴したかったなぁ。。。
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