インフルエンザA型罹患
3年ほど前、ちょっと熱でフラフラしたのを除けば、この二十年近くというもの、病気知らずで来た私なので、ちょっと油断したのでしょうか。。。
先週、義父の一周忌法要を終えた途端、39.6度の発熱! よもや新型コロナウイルス?!というタイミングでしたが、翌朝、休日救急病院へ行って検査してもらったら、インフルエンザA型でした(苦笑)。そこからの数日は、地獄の日々。なにせ、この間、夫は出張で不在、息子は試験期間、仕事は山積。。。ふらふらしながら、自宅でメールベースで仕事を進めつつ、早朝から洗濯したりゴミ捨て準備や生協の箱出しなど、「なんか普段と変わらない生活してるな…」と思いつつ。。。
実家の両親から、別件で電話を受けて、病気になったことを告げると、「大丈夫なの?! あぁ、都内は怖いねぇ…」――いやいやいや、別にコロナじゃないから^^;;;。
それにつけても、こういう時に身に沁みるのが、職場の方々の温かさ。皆さん、気を遣わずに休ませてくれようとして、「誰もなりたくて病気になる人なんていないから」とか「こちらもうつされると困るから静養して」とか「こういう時のためにプロジェクトにサブが付いてるんだから」などなど、それはもう万全のフォローをしていただいてしまいました。
なんとか、3日間お休みをいただいた所で復帰しましたが、全然休んだという感覚ではなく、疲弊したまま腰痛を押しての通勤。学校と違って、職場には特に、インフル休暇なんてものもないので、休めば休んだだけ有給が減るというのは痛い。親からの急な呼び出しのために取っておいた有給を、かなり無駄遣いしてしまいました。やはりこの歳になると、無理は効かなくなっています(涙)。夏以降、順調に右肩上がりだった体重が、4日間で900g減りました。
【医療情報のオーナーシップは?】 インフルで横になっている時間、ずーっと、医療情報のオーナーシップについて考えていました。もし診療時、医師から「あなたの診断情報は、匿名化せずに利活用しても構いませんか?」と訊ねられたとしたら、きっと「どうぞどうぞ」と答えたでしょうけれど、それって、私個人の個人情報として、すべての決定権を私が持っているんだろうか?と。もちろん、要配慮情報として、機微な疾患について秘密にしておきたいケースも多々あると思いますが、こと風邪やインフルエンザのような一時的な病気の診療記録は、そこまでの配慮が必要なんだろうか。。。また、医師の診察がなければ情報として成立しないカルテ内容の利活用を、私一人が決めてもいいものなんだろうか?と。また、もしそうなら、EUのデータ・ポータビリティの権利に倣い、会社や他の医院等へ、その診療情報を提供・移転してもらうことも、もっと簡易にできて然るべきではなかろうか?と。まぁ、つらつらと時間潰しをするには、格好のテーマでした^^;;。
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