GPA
親として、子どもの成績が気になるのは致し方ないことですが、大学生になった今、それに一喜一憂しても何のメリットもない。…と、頭ではわかっているものの、毎度毎度、心の奥底では、どうしても気にしてしまう自分に、嫌気がさしています。
近頃は、私が学生の頃にはなかった評価基準として、GPA(Grade Point Average)というのが導入されているようで。。。ただ、この数値の出し方を見た瞬間、妙に幻滅したのを覚えています。
GPAを高くするには、戦略的に、いわゆる楽勝授業を取ったり、苦手そうな科目を避けたりして、効率的にSやAを稼げばよいのは明らかなのですが、それって、自由な学び舎としての大学の意義を、著しく損なうものに思えてしまいました。
うちの息子は、こういう評価には一切頓着しないので、ちょっと面白そうな科目は片っ端から登録し、面白くなければ途中で出なくなったり、先生とウマが合わなければボイコットしたり、うるさい学生さんがいて講義に集中できないと自分の方から放棄してしまったりーーー。そんなわけで、当然、GPAの値は見るも無残(泣)。頭では、GPAなんか気にしながら履修するヤツの気が知れん!と思いつつ、心のどこかで、要領の悪い世渡り下手で、将来、損をして欲しくないなぁ…と思う自分もいて、まさに分裂状態です(T T)。
まぁ、スゴイ人は、片っ端から取った講義すべてでSを取っちゃったりするわけで、やっぱり能力評価の一指標であることは確かだと思うけれど、なんだか、大学までが義務教育機関のような堅苦しさを醸し、いろんなことをつまみ食いしたり、寄り道したりするのが、ますます恥ずかしい時代だなぁ…と、辟易してしまいました^^;;;。
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