遠隔授業の必要性について
昨日の志村けんさんの訃報には、日本中の“8時だよ!全員集合”世代やら、“志村どうぶつ園”世代やらが、ショックを受けたことと思います。陽性と判明してからの治療推移の報道から、「これは重症化しているのでは…」と言っている人はいましたが、まさか判明後4日で逝ってしまわれるとは、、、。小さい頃から当然のようにテレビの中にいた志村さん、大笑いさせてくれたり、温かい気持ちにさせてくれたり、ありがとうございました。ご冥福を心からお祈りしますーーー。
そして、未だ普通に出勤して、通常モードで勤務する方々も、次第に「これでいいんだろうか、、、」と思っておられるであろう年度末。よもやニューヨークやイタリアのようにはなるまい、と高をくくって、「8割は軽症なわけだし…」と暢気に構えている人が、まだまだ多い感触ですが、ご高齢の方や持病をもった方のことを考えると、迂闊には出歩けない春です。
そして、経済活動とのせめぎ合いの中、子どもたちや学生の学校生活にも、並々ならぬ影響が出ています。そんな中、「ネット授業」の実施に際し、著作権の問題が取沙汰されています。すでに、今回のような事態に遭遇する以前から、教育における遠隔授業での著作物利用の必要性については様々に検討されてきましたが、現実問題としての運用を想像すると、ハードルが高すぎる気がします。私的録音録画の補償金制度の運用が疑問視される中、教育現場の対応担当者の方の心中やいかに…? また、フランスやドイツ等での同様の運用は、きちんと為されているんでしょうか?? アメリカでのフェアユースでの対応と併せて、きちんと比較してみたいところですが。。。 親としての一番の希望は、こんな状況下だからこそ、子どもを遊ばせておかないで~~~!!ということです(苦笑)。
(今回のコロナにより、テレワークの仕組みや、遠隔授業の仕組みや、企業の余剰金規模など、社会システムの見直しが、あちこちで迫られている感じですね。。。)
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