緊急事態下で一気に進む管理技術導入
かねてより、顔認証システムや、携帯電話による位置情報把握技術の動向が気になっていました。
顔認証に関しては、すでに中国ではものすごい勢いで各地に導入されているようだし、インドにおける導入の入札では、各国企業がその市場を虎視眈々と狙っているように見受けます。ビジネスとして、他人事に捉えているうちはいいですが、最近は、日本国内にも監視カメラはどんどん増え、今やマスクをしていてすら判別可能になりつつあるというのは、ぞっとしません。
位置情報の把握についても、新型コロナウイルスのクラスターに関連した人を割り出すためとはいえ、GPSに加えてBeaconとかWi-Fiとか、あらゆる手段を駆使して高精度化が進み、(情報活用の際は匿名化されるにせよ)「いつ、どこで、誰と、どのくらいの時間一緒にいたか」等が、超法規的には把握されうるというのも、いいのか悪いのか。。。
遠い将来には、お金の流れや税金徴収、健康管理や日々の動線整理などなど、あらゆることが管理されるようになっても、安全な世界の維持には致し方ないのかな…などとも思いますが、この緊急事態下で、そうした動きが一気に加速することには、注視が必要かもしれません。
【法案審議】また昨日は、この緊急事態下に、検察官人事の内閣権限や、年金支給開始年齢75歳引き上げや、総理大臣権限拡大の法案が衆議院で審議入りとの噂。。。そういう情報って、どこで確認できるのか教えてくださーい。
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