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2020年5月の31件の投稿

2020年5月31日 (日)

ハンコ文化と電子署名

20200529_5  テレワークが推奨される昨今、ハンコ文化の見直しの機運が高まっています。
 私は5年前、早々にマイナンバーカードを作成し、先日、このカード付属の電子証明書が5年間の有効期間の終期を迎えたため、区役所に更新手続きに行きました。もちろん更新費用等はかからず無料。マイナンバーカードや、この電子証明書は、有効利用さえできれば、それはそれは便利なのではないかと常日頃思っています(今回の特別給付金申請も、先々週、マイナンバーカードを利用してオンライン申請させていただきました)。e-Tax等で既にその恩恵を被っている人は多いと思うのですが、なにせ個人に紐づいており、地方公共団体と国がお墨付きを与えてくれているのですから、これほど便利なものはありません。どこでも買える三文判なんかより、よほど証明力があるのは確か。電子証明書と電子署名では、微妙に役割が違いますが、“本人証明”を担う点では同じ。
 個人の弁理士が、特許庁へ電子出願代理をする際は、このマイナンバーカードの電子証明書が使えるので、大変重宝させていただいていますが、事務所や特許業務法人では、セコム等の認証業者から電子証明書を購入して使っているのが普通だと思います。以前勤務していた事務所では、この電子証明書の維持に、年間数万円使っていました。ハンコは、一度作成・購入すれば、かかる費用は朱肉代くらいのものですが、民間の電子署名となると、かなりの費用が想定されるのも、普及が遅れている原因かと思われます。
 先ごろまで勤めていた会社では、相手方によってはクラウドサインを使ったり、専用システムを使ったりしていましたが、維持管理費用はやはり、ハンコには敵わないでしょう。。。
 マイナンバーカードの電子証明書の利便性を目の当たりにすると、各個人はもちろん、法人登記の際にこれに類するカードなり電子署名サービスの権利なりを付与して、ハンコの代わりに利用できるようにすれば簡便でいいのでは、、、と思ってしまいますが、難しいことなんでしょうか??
 ずいぶん昔に成立した電子署名法が、現在のクラウド利用の情報システムを想定していないことが、証明の法的完全性をあやふやにして、電子署名普及の足かせになっているのでは、というような話も耳にしますが、証明力の維持にお金がかかるというのが、個人的には腑に落ちません。21世紀の情報社会で税金を払っていても、お金をかけないと、自社が自社であることの証明すらできないの?……と^^;;;。極端な話、契約などは本来、当事者双方が合意すれば、口約束であってもいいくらいだから、お互いが「御意!」と言っている動画でも保管しておけばいいんじゃないかと思ってしまうくらいですが。。。(最近はDeepFakeで、そんなものも簡単に作れちゃうか…苦笑)
 ハンコ議論が高まっている中ですが、アメリカへの特許出願の際などは、ADSという書誌事項書類作成で、発明者全員と出願人代表者の自筆のサインが必要だったりという場面もあるため、アメリカでの“サイン文化”の状況なども訊いてみたいところ。“改竄の可能性”という視点で見れば、ハンコだろうとサインだろうと、電子署名ですら改竄が絶対ないとは言い切れないわけで、要は信頼性の問題なのですが、IT社会にあって、やはりハンコやサインはそろそろ卒業してもいいのでは、という気はします。ただ、電子署名の維持にはやはり、電気も使えばネットワークも使えば電子機器も使うということで、大災害で電源喪失が長期に亘るような時には困りますねぇ。。。
 個人的には、篆刻とか好きだし、書道での落款の朱色は、半紙の白と墨汁の黒とあいまって、美的要素として必須な気もするので、それはそれ、これはこれ、で、ケースバイケースですねぇ。さてさて、どうなる?ハンコ文化?!

打ち上げ成功!】 今朝、クルードラゴンの打ち上げ成功!(パチぱちパチ…あの件はどうなったんだっけ…?)

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2020年5月30日 (土)

いとこの結婚

 先週のこと、いとこのお姉さんから突然電話。
「Taraちゃん、うちの母にお手紙くれた? なんかね、最近すごくボケてきちゃったんだけど、先日、Taraちゃんから、息子さんの写真入りのお手紙をもらったって言い続けてね。でも実物がないもんだから、失礼承知でお電話してみたんだけど・・・」とのこと。
 結局、この手紙の件は伯母さまの妄想だろうということで決着したのですが、その後、久々にお互いの近況話にーーー。親のことや他のいとこのこと、新型コロナのことや仕事のことなどなど。このいとこのお姉さんは、資格を取って役所勤めを続けており、既に娘さんが結婚・出産して、2人のお孫さんがいるというからビックリ! さらに、私の5つくらい下の従妹が、去年の7月に結婚したとの話も! え~っ?! それは、約半世紀の人生を経た後の結婚ということ??! 近頃はそういう結婚も増えていると、聞いてはいたけれど、こんな身近なところに実例がぁぁぁー!
 翌日、早速お祝いを送って、数十年ぶりに十代の頃の愛称そのままに、LINEでメッセージをやりとり(笑)。デザイン関係の仕事をしているせいか、なんだか感覚が若い! 素敵~♪  久々の慶事でココロがうきうきしました^^。
 また、息子の“はとこ”が、息子の大学の先輩で、なおかつ音大出の奥様とデュオを組んでCDを出していることも知り、いろいろ親戚情報をアップデート。「外出自粛が収まったら、いとこで集まりたいね」と、コロナ騒ぎがなければ音信不通状態だった親族とも、連絡を取る機会を得て、非常時の効用を感じています。
(昨日、息子を天涯孤独にしないためなら、親婚活もやぶさかでは…なんて記事をアップしましたが、まずは“いとこ・はとこ会”を実現させるのが先かな?^^;;;)

20200529 【ブルーインパルス】 昨日午後、医療従事者への感謝をこめて、ブルーインパルスが都内上空を滑空しました。空を見上げる人達の顔が、とても晴れやかでした。

 

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2020年5月29日 (金)

『うちの子が結婚しないので』

20200524_5_20200525081001  先の日曜昼に、本書を購入して読み始めたのですが、あまりに切実で、小説というよりは人生相談本のようなテイストだったため、その日のうちにあっという間に読破^^;;。
 本書は、28歳になっても結婚しない娘の先々を心配した親が、ついに親婚活というものを始め、30歳を目前にパートナーを決めるまでのお話。こう書くと、別段焦る歳でもないし、単なる“親婚活”という珍しげなイベントのルポ風小説かな?と思われるかもしれませんが、この一家を取り巻く様々な人達の人生模様がイロイロで、結婚・夫婦・家事・仕事について、リアルに考えさせられてしまいました。生涯独身や離婚というものも、ごくありふれたものになっている昨今、男女の結婚観の違いなども気になったし、娘さんをもつ親御さんの気持ち、息子をどう育てるべきかという問題など、興味津々で読み進めました。個人的には、夫婦間の稼ぎの違いによる家事分担の平等性についても検討して欲しかったな、と思いつつ、家柄のいい家に嫁いだ娘が実家を蔑むようになった話とか、過酷な家庭環境で育った女性が、ただ生き抜くために結婚を利用する話とか、どんなに裕福でも男尊女卑な関係に嫌気が差して離婚する話とか、子どもが出来た途端外遊びを始める男性の話とか、妙に切実で、ありそうな話がゾロゾロ。
 息子には、とにかく炊事・洗濯・ゴミ出しという、生きる上での最低限の家事は、パートナーとフィフティ・フィフティで分担できるようになって欲しい…と思っているのですがーーー。成人した今でも、炊事・洗濯・ゴミ出しは親任せ(泣)。一人暮らしの欲求もまったくないようで、自律の道は遠い…と思わざるを得ません。パートナーの仕事や人格を真に尊重できる相手に巡り合ったら、自然とフィフティ・フィフティへの努力をするようになるものなのでしょうか…? “子どもの幸せを願う”というのは、普通の親なら当たり前のことでしょうが、“何が幸せか”については、捉え方が人それぞれで、特に「女性の幸せ」の形は難しい。。。もちろん「男性の幸せ」の形だって様々で難しいのでしょうが、子どもを産む仕事が女性の専権業務になっている時点で、その業務に従事するか否かが、ライフプランに大きく影響することは否めません。息子が、ある日突然、パートナーになる人を連れて来るのは楽しみですが、その人やそのご一家との付き合い方も、それはそれで悩みの種になるのかしらん…^^;;。
 本書の著者の本は、これまで読んだことがありませんでしたが、私と同年代で、高齢化や介護・住宅の老朽化等に関する小説も書かれており、同世代の女性の視点という点で、問題意識を共有する部分が多そうです。うちの夫は、親婚活なんて毛頭する気はなさそうですが、本書の主人公の娘が、親婚活してくれた両親に感謝している様に触れ、場合によってはそういうのもアリなんじゃ…と思うようになりました(笑)。

【今夜ロマンス劇場で】 本書を読んだ後、録画してあった「今夜ロマンス劇場で」を観賞。打算や計算抜きの、文句なしの純粋なラブ・ロマンス。ラストシーン、夫と二人で号泣しながら見たのですが、視聴後、ティッシュで涙と鼻水を拭いながら、夫が一言。「綾瀬はるかだから成立した映画だね」―――。ズガビ~ン(笑)、おっしゃる通り。すっかり現実感にまみれた夫婦には、眩しすぎる映画でしたが、生涯通して純粋な恋心を貫けるようなパートナーに出逢えるのは、果たして奇跡なのか、心の持ち様なのか。。。私としては、素敵なストーリーに感動したというよりは、加藤剛さんの病床での演技の素晴らしさに、すっかり泣かされたのでした。主人公の最期の“しりとり”のお題が、「きれいなもの」だったのも、素敵でしたぁ~。

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2020年5月28日 (木)

情報公開法第5条6条

20200525_120200525_220200525_3  先週、入国管理業務の民営化に関する記事を読んで、いろんな問題意識が芽生えました(外国人の入国管理業務の一部を受託していた民間企業の不正疑惑の)。報道関係者が、本件について調査を進めようと、情報公開請求したものの、ほとんどの資料が黒塗りだったとのこと。。。
 昨今の公文書管理や情報公開の手続きに関しては、不満タラタラだったので、思わず「情報公開法」なんてものを確認。
 世の中、様々な問題の本質や経緯を知りたいと、調査を重ねている人は多いと思うのですが、適用除外的な措置で、然るべき情報に辿り着けないことが多々あって、“調査”や“調査報告”というもの自体への不信を深めている今日この頃。やたら疑ぐり深い私の昨今の結論は、何かを調べたければ、その調査対象の中に入るか、中の人から情報をもらうしかない…と、まるでスパイ映画の様相^^;;;。「個人情報保護」も「情報公開」も、“情報”の取り扱いの難しさを如実に示していて、今後の、あらゆるものがデジタル化されネット流通する社会では、この取り扱いの匙加減こそが、UIになってきそうです。

【鉄拳×税関】 もちろん、水際対策で奮闘してくださっている方も数多く、こんな動画も。

プロバイダ責任制限法と著作権法改正】 SNS上の誹謗中傷対応のため、法改正の動き。匿名ブログを書いている身で言うのも何ですが、長い間、世界中で模索されてきた「言論の自由」が、昨今のSNS時代においては、“自由市場”ならぬ“武器市場”になってしまったかのよう。。。人の心に土足で踏み入るような誹謗中傷の類は、個人的には到底“言論”とは言えない気がしますが、少なくとも、攻撃的な言葉を“個人”に向けるなら、正々堂々と実名で投げかけ、きちんと当事者対立構造の議論が成立する状態にすべきだと思っています。
 また、かねてより検討が継続されていた「海賊版対策強化」に関する著作権法改正も衆院通過。萎縮効果には十分配慮していただいている模様。

【クルードラゴン、いざ!】 本日、SpaceXとNASAの協力のもと、クルードラゴンが有人試験飛行でISSへ!…→天候不順で30日に延期

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2020年5月27日 (水)

破産・民事再生における知的財産権の諸問題

 月末が近づき、あちこちの小売店や飲食店で経済上の不安が叫ばれています。縁起でもない話だけれど、危機に際して、整理・換価のすべに触れておく必要も感じます。そこで、e-Learningで「破産・民事再生における知的財産権の諸問題~ライセンス契約の処理等」を視聴しました。(先日の、知財評価に関する講座に引き続き…)
 倒産の危機に際し、法的又は私的処理が必要となり、各々「清算」か「再生」かを選択する必要がある中、“廃業の日”のことを“Xデー”と呼ぶそうですが、債務者が支払不能になると、法的手続をするなら、破産手続開始申立を行なうことになり、予納金として、企業規模に応じて33万~300万が必要になるとのこと。自然人の破産の場合には、最悪、同時廃止もありえますが、会社の場合には、裁判所によって開始決定が為されれば破産管財人が選任されることになります。
 こうした流れの中、破産管財人が、知的財産権に換価可能性がないと判断し、特許権等を放棄する場合がある(裁判所の許可が必要)とのことでしたが、全特許権のうち、換価可能性が認められないものって、どのくらいあるんだろう??という素朴な疑問が湧きました。
 また、平成23年に導入された当然対抗制度のもとでの、ライセンス契約(双方未履行の双務契約)の換価に関し、ライセンス契約には「当然承継説」「非当然承継説」「中間説」があるとのお話も。これに類似するケースに対する見解につき、大学院の期末試験で出題された記憶がありますが、デューディリジェンスという言葉を乱発して回答したような気が…^^;;;。これについては、未だ裁判例がなく、学説も定まっていないとのことで、注意が必要。
 民事再生を目指す場合、自力再生型/スポンサー型/プレパッケージ型という方法があるのだとか。
 ここ数週間で、ずいぶんと「民事再生」という言葉がニュースで取り上げられている気がしますが、平時とは異なる状況下、できるだけ、破産法だの民事再生法だの会社法を見ることなく過ごしたいものです。

20200524_220200524_320200524_4 【避暑地のような北の丸公園】こんなご時世、ココロの平安のためには公園!とばかり、週末は公園ウォーキング。涼やかな滝の音、緑の屋根からの木漏れ日、柔らかな土の感触、爽やかな空と風…あたかも避暑地を散歩するかのようでした。

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2020年5月26日 (火)

薔薇から百合へ

20200517_120200517_220200517_3  別に、BLからGLに転向したとか、そういう話ではありません^^;;;;。
 先日、いつものようにウォーキングして、この季節のバラ鑑賞をしようとしたら、すでにバラはだいぶ終わりに近づいており、その近くで、ユリの蕾が膨らんでいた。。。というお話です。

20200524_7 【ユリの前に】…紫陽花も! 昨日、首都圏の緊急事態宣言も解除。日本は、島国であるとか、総中流で公衆衛生が整っているとか、情報の共有性の高さとかいうアドバンテージのためか、世界的にみると非常にウイルス対策は成功しているように見えます。完全再開にはほど遠いとはいえ、徐々に巣ごもり生活を脱し、世界中が落ち着いていきますようにーーー)

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2020年5月25日 (月)

夫婦どちらが先に逝くか

20200522_120200522_2  今週はなんと、昨日が母方の祖父の20回忌、金曜日が父方の祖父の23回忌。不思議なことに、どちらも祖母の方がだいぶ先に亡くなり、祖父が残された形だったので、祖父の葬儀の喪主は子どもが務めたのでした。
 そういえば、夫の父母も、義母の方が先に逝き、義父はまるで後を追うかのように、2か月後には義母の元へ逝ってしまったのでした。
 一般的に、男性が先に逝くという印象が強いせいか、うちの夫はいつも、「ママは百まで生きるだろうから、見送りよろしくね」なんて冗談めかして言っています。どちらが先かは、神のみぞ知る、ですけどね。。。『天地明察』の算哲とえんのように、同日没なんて理想的だけどな~。
 …と、辛気臭い話で恐縮ですが、持ちつ持たれつの夫婦とはいえ、最後の最期は、後に残された方が結局、子どもに世話になるんだよなぁ…と、改めて考えてしまったのでした。
 新型コロナ禍のもと、独居老人の孤独死のニュース等に触れ、独り身の心細さが倍増されるのか、オンライン婚活が流行っている、とニュースで報じられていました。おぎゃぁ、と生まれた時には親の世話になり、昏々と沈みゆく時には子の世話になる。。。よそ様の世話になるのも一般的になりつつある昨今、“持ちつ持たれつ”が人のサガ、だと、妙に思い知らされます^^;;。

20200524_5 【うちの子が結婚しないので】 …ということで、次なる読書はコレ♪(友人のオススメにより、1年越しで~^0^)
ソロ社会」とか「おひとりさま時代」とかいう言葉が飛び交い、我が子の先々が気になるのは、母親皆同じ。本書では、バーチャル「親婚活」が体験できるようですが、果たして、私もそんな世界に足を踏み入れる日が来るのでしょーか?!

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2020年5月24日 (日)

夫がNetflixに加入していた件…攻殻機動隊BRAVO~!

20200518  先々週のこと。「英語の映画を、英語の字幕で観たいよね」という話を夫としていたのですが、amazon primeにはそれに該当するものが見当たらず、「Netflixならできるかな?」…なんて話をしていました。一方、その週の「王様のブランチ」で、「Stranger Things」という海外ドラマが紹介されていたのですがーーー。
 その直後、夫がNetflixに加入していました(しかも、4K対応の1800円/月…泣)。
「え~~~っ?! どこにそんなヒマと余裕があるの?!」と問いただすと、「まぁ1か月お試しで^^」とのこと。
 それから、夜な夜な「Stranger Things」を視聴して、シーズン1は見終えてしまいました。おもしろいというより、怖い怖い。。。
 また、先日の息子のProductionIG「ギルティクラウン」に続き、夫は同プロダクションの3DCG版「攻殻機動隊SAC 2045」まで観てました。。。(久々に観た攻殻機動隊、すっごくイイ!ですよぉぉぉ~!! 3DCGでここまで繊細な表現ができるようになってるんだぁ!と、感動しきり…早く10話以降の続きが観たい…)。
 amazon primeにせよNetflixにせよ、1話見終えるとすぐ、次の話が始まるので、意志を強く持たないと、ズルズルと見続けてしまいます(汗)。4月5月の我が家のテレビ視聴時間。。。カウントしていませんが、考えると恐ろしい。。。^^;;;; 新型コロナに対し、お役人の中には1週間に2回くらいしか帰宅できずに頑張ってくださっている人もいる中、我々に何かできることがあるわけでもなく、感染リスクを減らすことが今は何より…ではありますが、ちょっと時間の使い方を間違ってるかな~(苦笑)?
 とはいえ、半世紀以上にわたる人生の中で、この4,5月ほどイロイロな「ストーリー」を堪能した時があったろうか…? 新型コロナウイルスの影響で自宅に閉じ込められているのに、ココロはあらゆる時空を飛び回っている感じ。これも人間のスゴイところかもしれませんね^^。
(伊藤計劃さんの「虐殺器官」と「Harmony」、それに「月刊少女野崎君」というアニメも鑑賞してしまいまして…^^;;;;;;;;;;;;;)
 

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2020年5月23日 (土)

「ギルテイクラウン」「アルドノア・ゼロ」「路」

20200520_2  新型コロナウイルス禍にあって話題になっていたのでしょうか、息子が先週、amazon primeで「ギルティクラウン」というProductionIGのアニメ作品を視聴していました。さらに、「アルドノア・ゼロ」という作品も。
(「アルドノア・ゼロ」は、放送時も観ていましたが、ホントに王道アニメで脱帽。“地球の青空はレイリー散乱…”っていうのが、妙に頭にこびりついて離れない。。。^^;;;)
 また、私の方は、友人からのススメで、NHKの「路~台湾エクスプレス」というドラマも。井浦新さんも波留さんも素敵で、目の保養をしつつ、台湾の歴史や開発模様を体感しています。この春、一緒に台湾に行く予定だった友人とも、本作をネタに情報交換したり^^♪ さらに、Netfllixの「愛の不時着」というラブコメの韓流ドラマもススメていただいており、視聴を検討中~^^;;;
 現実逃避しているわけではありませんが、いろいろなストーリーに触れることで、目下の、現実の非現実感を、冷静に、客観的に眺める助けになるような気がしています。

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2020年5月22日 (金)

LINEミーティング

20200515_120200515_2  先日、クライアント様とLINEミーティング。LINEは専ら、チャット的に使うか、無料通話で2人で話すかばかりで、3名でのビデオ会議は初めてでした。Wi-Fiの状況によっては、時々動画がフリーズしたりしましたが、おおむね良好。
 オンライン・ミーティングの良いところは、机を囲んで話すよりも、一人ひとりの話に集中できるところかもしれません。もちろん、参集するまでの移動時間や交通費の節約にもなるし。ちょっと見て欲しい紙資料がある時なども、紙を回覧せずにカメラの前にかざすだけで、全員が同時に観ることができるのも便利でした。もちろん、データ資料は一瞬で共有できますしね♪
 無料のZoomだと、人数や時間の制限があるため(…と思ったら、母の日を契機に、期間限定で40分の時間制限が解除されていたそうですね?!)、セキュリティの気にならないプライベートな会合は、どうしてもLINEやSkypeになりがちですが、今後、Keep Distancingがデフォルトになる社会では、格安のZoomサービスも提供されるようになるかしらん。。。?
(今夏、アメリカから帰国予定だった友人と、帰国時のお茶会代わりにオンラインお茶会をしよう♪という話も持ち上がっており、もっともっと普段使いできるようにしていきたいな~^^)

【顔出しの是非】 夫が、男女混合の研究室ミーティングをオンラインで何度か開催したところ、男性は普通に顔も背景も映すのに対し、女性は顔を出さなかったり、音声だけの参加だったりと、顔出しに男女差が見られたとのこと(笑)。私も、友人とのSkypeお茶会の際、久々にルージュを引いたのを思い出し、オンライン・ミーティングの敷居の高さも人それぞれかもしれないな~、と思うのでした^^;。

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2020年5月21日 (木)

「Re就活」と「リシュ活」

20200520_1  商標の識別性や類否判断は、本当に難しいと常々思いますが、また一つ、考え方によって判断が分かれそうなケース。先週、「Re就活」と「リシュ活」の類否や不正競争性を争う係争について報道されていました。後発の「リシュ活」側に、出願当初、いわゆるパロディ的な意図があったか否かもわかりませんが、審査段階でも、先登録の2つの「Re就活」商標を引例にいったんは拒絶理由通知が発せられていることから、微妙なケースだったことが窺われます。こういう事例を見るにつけ、昨今流行りのAI利用の商標調査に向けたDeep Learningでは経過情報も学ばせてるのかな?等と、理論づけられない感性と個々人の感覚の違いの反映具合の難しさを感じます。
 自分自身が商標登録を目指す場合、こういう微妙な商標を採用することはしないと思うのですが、世の中には結構、こういうパロディ的な行為を好んでする人も多いように感じます。というか、語感や語呂や言葉の響きの流行とでもいうものがあって、どうしても同じ時代に似たような言葉が選ばれやすいのかもしれません。今でいえば「〇〇活」。なんにでも「活」を付けておけば、とりあえずポップな感じで認知されるというか。。。^^;;;。
 少なくとも、どちらの事業も、転職者や学生の就活には有用なサービスなのでしょうから、うまい落とし所が見つかるといいですね。

【多国籍ロゴのパロディ】 大学院の友人から教えていただいた、五輪エンブレムのパロディ話。個人的には、このデザインで2020年の日本の状況が象徴的に鮮明に記憶されるという点で、すごく秀逸なパロディだと感じてしまいますが、これについて大会組織委員会は、何らかのアクションを取るのでしょうか??! まぁ、今そんなことをしている余裕は、とてもじゃないけどないとは思いますが。。←…と書いていたら、案の定、組織委員会が取下げ要求。。。「Keep Distancing」で、本家によるいろんなパロディ・ロゴも創作されていますが、いずれも、COVID-19禍を憂いつつ真剣に状況を捉えているように思えますが。。。まぁ、侵害感は権利者の考え方次第なので、外野には如何ともしがたい(T T)。。。
(鬼滅のゲームに続き、こんな酷似もまた…)

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2020年5月20日 (水)

特許庁が特許文献検索に関する特許取得

 なんだか、早口言葉のようなタイトルですが(笑)、先週、経済産業省から「特許庁が特許文献検索サービスに関する特許を取得」とのアナウンス。併せて「アドパス/ADPAS」という商標についてもマドプロ経由で出願したとのこと。
(ADPASについては、2019年10月24日に収録された「外国・外国商標調査の実務」という弁理士会のe-Learningコンテンツで、特許庁長官が出願人となっている商標登録出願検索事例の検索ですでにヒットしていました)
 AI技術を駆使し、世界各国の多言語・大量・多種特許分類の文献を、一括対象として検索できるシステムを開発したとのこと。特許庁自らの特許権による知財の利活用事例の実際を、広く情報共有して欲しい気がします。公報には7人の発明者が記載されていますが、複数大学と特許庁との産学連携の成果でしょうか。これまで観て来た検索システムの中では、個人的にはEspacenetTM Viewという欧州のシステムやWIPOのGlobal Brand Databaseに感動していましたが、ADPASは後発として、どのあたりに新規性・進歩性があるんだろう?…詳しい分析はともかくとして、とりあえず「要約」部分だけ読むことに^^;;。
 「課題」としては、「特許文献に関する情報を効率良く管理することができる管理システム及び管理方法を提供する。」とのこと。従来より効率が良くなったってことかな? 「解決手段」部分を読むと、肝は、AIを使って多種の特許分類の情報を整理生成するところでしょうか?? 書誌情報と、外部DBからの形式情報と、AIによる分類情報とを、それぞれ管理して統合する仕組みの図。請求項は15個。
 ADPASが果たして一般に公開されるのか否かは、記事からはわかりませんが、効率的に審査に使うことが第一義のように読めるので、Espacenetのように公開されることはないのか、又はJ-Plat Patの裏で動くのか、、、今度、特許業務をしている友人に訊いてみよう~!
(個人的には、効率性もさることながら、出願からDB収載までのタイムラグをせめて24時間以内に短縮して欲しいなぁ~)

【cf.】WIPO LEXFOPISERPROSURASEAN TMviewなんてDBもメモメモ

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2020年5月19日 (火)

襟裳岬を越えた~

20200517_4  外出自粛が続く日々ですが、一日に1回、人通りのない道を選んでウォーキングは続けています。運動は、このウォーキングと、気が向いた時の朝のテレビ体操だけ。伊能忠敬万歩計をお供に、コツコツと続けており、ようやく北海道の襟裳岬を越えました。東京を出発して、北海道に到着した時には、すごく嬉しかったものの、北海道に入ってからは遅々として進まず、その広さと、日々の運動不足を痛感します。
 北海道のチェックポイントは、襟裳岬→根室→知床→網走→紋別→稚内→留萌→札幌→小樽→江差→松前→函館と、小分割してもまだだいぶありますなぁ。。。

20200429_5 【fit bit charge4】 せっせと歩く私に触発されてか、息子が心拍計を購入。私の伊能忠敬万歩計の方が、ずっとモチベーションが維持できると思うんだけどなぁ~^^;。

【語学講座のチューターさん】 朝のテレビ体操の前のETVは、語学講座が多いのですが、どの講座のチューターさんも、イケメンさんが多くて、朝の目の保養はココロにもいいかも(^0^)♪~

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2020年5月18日 (月)

キャッシュレス化への試み

 ずっと抗い続けてきた私自身のキャッシュレス化。5%還元もフイにして、ずっと現金主義を貫いてきたのですが、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、そろそろ試みてみようかな、という気分に。(依然として、災害やトラブルによる電源喪失や、セキュリティ上の懸念は払拭できていないし、ぼちぼちスマホ決済サービスの販促は終了しそうですが^^;;;)
 そうはいっても、じゃぁどんなキャッシュレスの仕組みに乗るか?? 今や多種多様な仕組みが混在しますが、アレコレ手を出すのは避けたい。。。
 …ということで、まずはiPhoneでのApplePayに関する記事を読んでみました。ポイント加算等で、VISA/MasterとJCBとの熾烈な競争が水面下で行われている感触を持ちつつ、iPhoneがSuica代わりに使えるようになったり、財布の中身が整理できたりと、メリットもありそう。ただ残念なことに、モバイルPASMOはAndoroid携帯にしか対応していないらしく?! 私はPASMO利用なので、現状では、iPhoneをモバイルPASMOとして使うことはできないようなのです(泣)。駅のチャージ機でiPhone搭載のクレカが使える仕様にしてくれるだけでもいいんだけどなぁ。。。う~む、、、PASOMO協議会がApplePayへの対応を決めるまで、やはりキャッシュレス化は控えようか…???
 悩んだ末、結局、社会勉強してみることに^^;;;;。

  ↓ ↓ ↓

 そして先週、近所のドラッグストアで使い初め。店員さんに、「初めてキャッシュレス決済を使ってみるんですけど、やり方、教えてくださーい」と率直にお願いして(笑)。「QuickPayで」と宣言して、iPhoneのWalletアプリを立ち上げ、サイドボタンをダブルクリック。顔認証を済ませて、お店の端末にかざすだけーーー。か・簡単だぁぁぁぁ~♪
 しかししかし、買物をするときの精神構造に、変革がもたらされること間違いなし。。。現金の時は、「今日のお財布には5千円入ってるから、買物は3千円くらいにとどめとこ」とか無意識に考えて、アバウトに暗算しながら、だいたいそこらへんの支払い額に留まるように商品を選んでいた気がします。けれど、キャッシュレスになると、歯止めなく能天気にポイポイと買物カゴに商品を投げ込んでしまいそう。。。
 夫に、その辺の心配を話したら、「何時代の人?」と呆れられました(苦笑)。いーんだな、いーんだな? 折角、倹約家のパートナーだったのに、お財布のタガを外して、いつのまにか無駄遣いしちゃっててもーーー?!
 とりあえず、数か月様子を見て、従来より出費が15%以上増えるようなら、Walletに登録したカードは削除しようと思います(時代に逆行^^;;?!)。
(それにしても、スーパー等のポイントカードをいちいちお財布から取り出す必要があり、電子マネーにしたメリットが半減…という感じがします)

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2020年5月17日 (日)

バッカス係数200%アップ?!

20200510  外出自粛が続き、多くのご家庭の巣ごもり消費が増え、エンゲル係数もうなぎ登りなのでは、、?と拝察します。我が家も、昼食代がかなりアップしていることは確か。
 ところで、家計に占める食費の割合をエンゲル係数と言いますが、仮に食費に占めるアルコール飲料費を“バッカス係数”(造語です^^;)と呼んでみましょう。
 我が家では通常、毎週一回の生協で、平均して1000円くらいのワインを1本注文します。つまり、月平均のアルコール飲料費は約4000円。ところがところが、新型コロナ騒ぎで、(必ずしも毎晩飲んでいるだけではないですが)毎夜毎夜の蒸留酒消毒(?)量が増え、今月には新たに12000円ほどのバーボン・ブランデー・テキーラを買い込んでしまいました!(今北米では、テキーラが大人気だそうですね)
 ということは、バッカス係数はなんと、200%アップ~?!!!!
 マズイ、マズイ、まずい…!!! いつ心を入れ替えようか?!

【ブックス係数も…】 週2くらいの割合で書店に赴きますが、近頃は、5冊10冊まとめ買いしている人をよく見かけます。我が家は、それほどではないにせよ、息子は、文庫なら1日2冊読んでしまうので、ブックス係数(造語です^^;;)も相当急上昇しているはず…(汗)。

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2020年5月16日 (土)

劇場アニメ「君の膵臓を食べたい」

20200510_220200510_420200510_3  タイトルのインパクトから、ずっと気になっていた『キミスイ』ーーー。気になりつつも、原作小説を読むでもなく、実写映画を観るでもなく、数年が経過。。。それが、先日Eテレで、アニメ版が放送されるということで、録画しておきました。先週末、ようやく視聴。抒情的なテイストが、「四月は君の嘘」や「イエスタデイをうたって」に似てるな、、と思いつつ、“若者の早すぎる死”を扱うのは「やっぱ反則だぁぁ」と思ってしまいました^^;。
 生きるってなんぞや、愛ってなんぞや、友情ってなんぞや・・・という大きなテーマは、人それぞれ、把握の仕方それ自体がドラマになりうるものだけれど、個人的には、原作にはない「僕」の12年後を表現したという、小栗旬さんの演技が見たくなりました。ただ、初見はアニメ版でよかったぁ…というのが正直な感想。あんな哀しい話を実写なんかで観た日には、いたたまれなかったろうと思います。アニメ版は、絵柄も好きだったし、桜の美しさが際立っていたし、ファンタジーなバーチャル表現が哀しさを中和してくれていたし、肉肉しさも和らげられていたに違いなく。。。
 ただ、表題の文言を、「僕」が桜良に書いた(最後の)メールが、どうにも納得いかないままです^^;;;。アニメ版では、一度「爪の垢を煎じて飲みたい」と書いてから、書き換えていたように見えたけど。。。それって、まったく意味合いが違うし。。。「膵臓を食べると、その人の魂が、食べた人の中で生き続ける」というような前置きがあったからだとは思いつつ、ちょっとあの場面であの文面は、唐突な印象が否めませんでした。お互いが、お互いの善さを認め合っている関係性が素敵だったのですが、本作のタイトルはどうも、一方通行な感じがして。。。
 …端的に言って、“心の扉を開く物語”って感じでしたが、歳をとってみると、心の扉はぐらぐらして、“開いたり閉じたり”ガタついたもののようにも思えちゃうんですけどね~^^;;;。あー、純粋な物語を穿ってみちゃうなんて、歳だわぁ~(苦笑)。

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2020年5月15日 (金)

ECHIREの焼菓子

20200508_120200508_2  先日、用事でECHIREバターの専門ショップ近くを歩きました。いつも大行列の人気店なのですが、この日は外出自粛要請の影響もあり街じゅう静かなもので、お店にも行列は見られませんでした。そこで、初めてショップに入り、試みにマドレーヌとフィナンシェを3つずつ購入。家族で3時のおやつにいただきました。
 どちらも意外に淡白で素朴な風味で、外はカリッと、内はしっとり。ペロッと食べ終えてから、「あ~~っ! トースターで少し温めてから食べればよかったぁ!!(T T)…」と後悔―――。Apple Teaをおいしく淹れる方に夢中になって、焼菓子をおいしくいただく方にまで頭が回りませんでした(泣)。
 今度は自分で、久々にマドレーヌを焼こうかな~?♪(スーパーの棚から粉モノがかなり減ってますが、みんな毎日パンケーキでも食べてるんだろうか…?)

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2020年5月14日 (木)

知的財産価値評価の実務

20200510_5  外出自粛のこの機会に、弁理士会研修のe-Learningを進めて、一気に規定の60単位ノルマを済ませてしまおうと意気込んでいましたが、なかなか思うように視聴できていません。
 そんな中ですが、先日、知的財産価値評価に関する研修動画をなんとか視聴。私に、価値評価の機会が巡ってくるとは思っていませんが、無形資産の価値がますます高まるのは確かに思え、どんな評価方法があるのかは知っておきたくて。M&Aや民事執行の際など、ケースバイケースのニーズがあるようですが、鑑定費用は10万ほどから1億まで、ピンキリの模様。弁理士会には推進センターも設置されているそうですが、事業が国境横断的に為されるのが普通になりつつある昨今は、OECDのBEPSプロジェクトの視点や、SDGsの視点など、評価の基準や重み付けも変化して、分析はますます難しくなっている感触です。
 思えば、出版の仕事では、時代や社会のニーズに応じて原稿や著者の選定を戦略的又は無意識のうちに行って、営業部のマーケティングと併せ、市場での価値を高めるべく創作活動していたのでした(要は“売れる本”を企画するということ)。知的財産の価値評価は逆に、すでに“あるモノ”の、時代や社会での価値を客観的に測る作業。いずれにしても、時代や社会の現況を把握しないと、的確な評価は難しいのでしょう。
 以下、商標権・著作権の価値評価の観点で視聴ポイントをメモメモ。
・知的財産権は一物多価
・価値評価は、民事執行法による譲渡命令/売却命令や、クライアントが融資を受けたい時の依頼など
・鑑定基準日や、責任範囲・利用範囲の明確化は必須
・参考図書『日本発ブランド価値評価モデル』『ロイヤルティ料率データハンドブック』
・定量的手法(価額算出):インカムアプローチ(cf.DCF法)/マーケットアプローチ/コストアプローチ(cf.ロイヤリティ免除法)
・定性的手法(点数算出):識別力/顧客吸引力/範囲の広狭/権利の有効性
・定量評価に定性評価も加味して検討
・売買事例(バファリン/スイートテン・ダイヤモンド/筆王/ウィザードリィ)
・融資事例(カルバン・クライン/立山(日本酒)/小室哲哉氏の著作権)
(ブランド価値と、時代時代の企業時価総額は、、、当たり前だけど、リンクするよね~。ポストコロナ時代の変化が興味深い。。。)

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2020年5月13日 (水)

三権分立のジレンマ

 先日、「#検察庁法改正案に抗議します」という都内会社員女性のTwitterでのつぶやきに端を発し、著名人がこぞってリツイートし、オンライン・デモの様相を呈しました。これを受けてか、ある法律家の先生が「“三権分立”は初等中等教育限りのもの」とツイートされているのを見掛けました。(ツイート数を定量的に分析してくださった方の記事はコチラ…)
20200512  今回の、便乗改正的な動きには私自身「今じゃないでしょ?!」という思いでいましたが、改めて、三権分立についてちょこっと考えてみました。
 国民の投票で国会議員が選ばれ、その中から内閣総理大臣が決められ、内閣が構成される。そして、総理大臣が最高裁判所長官を指名し、内閣が裁判官を任命する。こうしてみると、国民→立法府→行政府→司法府という流れで、ある種の人事権の連鎖が成立しており、三権分立は幻のように見えてきます。全然分立しておらず、顔色を窺う構造。結局のところ、国民が積極的に勉強して選挙に行き、方向違いの権力だの報酬だのには目もくれない公正な人を選ぶしかないように感じますが、これがまた難しい。国民に選ばれるまでは、三権から独立した“外の人”だった正義の人でも、選挙で選ばれて三権の“中の人”になると、いろいろな“しがらみ”から、忖度を教え込まれる。。。
 最近、こうした矛盾に嫌気を差す若者が、国家公務員を敬遠する傾向も出始めているようですが、三権が健全に牽制し合える構造を作らないと、隷属させられるばかりで、おかしなことになるのは目に見えているような気がします。“法律”というものを中心に、それを作る人、守る人、正す人が、各々独立せずして、何が三権分立か。。。
 おそらく、長い政治の営みの中で、健全に分立していては、物事を前に進められない、という民主主義への焦燥感から、次第に今のような形になってきたのではと思われなくもないのですが、世の中を良くするためというより、一部の人の私欲のためにこの構造が動いているような気がするのが、目下の国民の不満の元凶ではないでしょうか。
 友人とも話しましたが、森友・加計・桜だけでも暴動が起きないのが不思議…と言いつつ、“Do something”できない私自身が情けない。オンライン・デモにくらい、参加しようか・・・???

【Q&A】 今回の問題に関し、Q&Aをアップしてくださっているサイトがありました。憲法の勉強が不足している私は、今回の問題は三権分立の問題と捉えていましたが、要は、“現段階での法解釈変更とそれを事後的に認容してしまうことによる、内閣と検察との緊張関係の緩み”にある、と読みました。個人的には、検察は行政でありつつも刑事事件訴追権限を独占的に有すこと、三権分立とはいえ任命権は内閣にありつつも従来は慣例を重んじていたこと等、行政と司法のバランス調整のあいまいさこそが問題のように感じてしまいましたが、Q&Aを読んで、今回は、本来の「違法」状態を事後的に「合法」にしてしまうという、手続き上の反則的動きを許してはいけない!という所にあるようです。

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2020年5月12日 (火)

Flightradar24

20200507  先週、真っ青な空に飛行機がぐんぐん登っていく景色に遭遇。
 あぁ、こんなご時世でも、飛んでいる飛行機、あるんだなぁ。。。
 帰宅後に「どのくらい飛んでいるんだろ?」と調べてみたら、“Flightradar24”というサイトを発見。わぉ! 結構飛んでる。。。(ほとんど乗客がいない状態で飛んでいるんでしょうか…?)
 観光地への人出は90%程度減っているような話を聴くので、飛行機も欠航ばかりかと思いきや、意外に多くのフライトが依然としてキープされているようで、驚いたのでした。
(これでも減便していることは確かでしょうから、感染症があっという間に世界に蔓延するのも無理ないなぁ~)

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2020年5月11日 (月)

バラの季節

20200509_120200509_220200509_320200509_420200509_5  よく歩く公園が、今、ちょうどバラの季節ーーー。色とりどりの花の饗宴が本当に素晴らしいです♪ 薄いオレンジ色のバラが、珍しく感じました。いろんな品種があって、大きいものや小さいものなど、見映えもさまざま。
 こんなご時世でなければ、イギリスのバラ園もあちこち行ってみたいのになぁ。。。そうえいば、盆栽好きの友人が、ガーデニング・レッスン付きのホームステイをしてみたいとか言ってたな~。いい季節なら本当に、一日中ガーデニングに勤しむのも気持ちよさそう~♪

【HGに恋するふたり】20200413_2  息子と夫が読んでいたコミックス『HGに恋するふたり』というのを、スキマ時間にナナメ読み。
 HGとは、ガンプラのシリーズのうち、High Gradeなバージョン。1/144スケールで、我が家にもかつては大量にありました。
 本書は、1988年当時14歳で、SEEDにガツンとやられ、30歳になっても“ガンダム愛”を捨てられない女性と、2002年生まれの16歳の女子高生が出逢い、ガンプラに目覚めていく物語ーーーのようです(笑)。2018年頃ってまだ、女の子が「ガンダム、好き!」って言いづらい時代だったのかしらん?? 今はもう、女子だって平気でガンダム愛を語るし、ジャンプも読むし、コミケにも普通に行く時代だと思ってたぁ~! (
ガンプラ女子といえば、やっぱりビルド・ファイターズの委員長でしょー!!♪)

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2020年5月10日 (日)

The Sting

20200430_220200430_3  家に籠っていると、いろいろ棚卸など始めて、懐かしいブツを発見したりします。先週、古い机から、学生の頃に記録していた映画鑑賞カードを発掘(笑)。几帳面にアイウエオ順にカードを整理して、スタッフやキャストの名前を記録してありました。結婚後も、子どもが生まれるまではトロトロと気が向いた時には記録し続けていたようです(子どもが生まれた後は生活が一変したので、すっかり忘れていました)。
 当時、どんな映画を観ていたんだろー?と興味深く見返した中に、「スティング」の文字。あ~なつかしい♪
…ということで、amazon prime videoで¥190で急遽レンタル! 観たいと思ったら即観られるなんて、ホント、いい時代~♪
 半世紀近くも前の古~い映画だけれど、スリリングな展開や、異色の演出、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのカッコよさは健在。通信機器や情報網が充実し、監視カメラがそこいらじゅうにある近年では到底なし得ない芸当ですが、古き良き時代というか何というか。ミステリー等のトリックは、日進月歩で変化せざるをえず、技術革新の進展が速い中、どうしても賞味期限は短くなりますが、小道具の古さと内容の良し悪しは関係ないですね~!
 今は、映画鑑賞カードに変わってブログに記録する日々ですが、アナログの記録も再開しよっかな~?!

20200509_7 【アベノマスク到着】 先日午後、我が家にようやく“アベノマスク”が到着。前評判で、アベノマスクのサイズは、右寄りの人には大きく、左寄りの人には小さい、なんていうJOKEが飛び交ってましたが、私にとってはちょうどよいサイズに見受けられました。中庸派ってことかしらん^^;;? すでに使い捨てマスクが入手しやすくなっており、我が家でも50枚入りを1箱調達できているので、余程のことがない限りは、予備で保管することになりそうですが、ありがたく頂戴しておきます。

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2020年5月 9日 (土)

朝焼けのスカイツリー

 今月初日、新年度が本格始動するのでハイになったのか、息子が4時から散歩しようと言うので、翌朝、付き合いで3時半起きして、洗濯やゴミ出し、朝食を済ませ、日の出前に出掛けました(この日は、日中27度になると、前日の天気予報で言っていたので、早朝ウォークの方がよかろうというのもあり。。。)。
20200501_120200501_220200501_3  日の出は4時49分。コースは息子に任せたところ、テクテクてくてくとスカイツリーの見える場所へ。空が根元から徐々に朱色に染まってきて、お日様とスカイツリーのランデブー♪ なかなか壮観でした! こんな早朝から歩いている人はいないだろうと高をくくっていたら、考えることは皆同じなのか、4時台5時台でも、ジョギングやウォーキングに勤しむ人が結構いてビックリ! 網の目のように水路がある街は、親水公園も充実していて、渓谷のような場所や、竹林のような場所や、花や芝生が鮮やかな場所など、いろんな景色が楽しめました。
 新型コロナの影響で工事が遅れているようですが、まもなく、「すみだリバーウォーク」という遊歩道も整備され、隅田公園周辺が賑やかになるようです。

20200503_120200503_2   【GWにも…】 早朝散歩の快適さに味をしめた息子、GW中のある朝にも、4時に親を叩き起こして家族ウォーキング。雲が印象的な朝でした。

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2020年5月 8日 (金)

テレワーク出費とオンライン講義

 GWが明け、また仕事の日々が始まりましたね。
 うちの夫婦は、もともと家でも仕事することが多く、ネットワークはNuro光にしていたし、Wi-Fiも寝室以外全室完備にして、5年前のSOHO計画でPCやモニタやスキャナやプリンタやシュレッダーやUPSやNASも揃えていたので、今回の新型コロナによるテレワーク要請で、特に買い足すものはありませんでした。が、夫や息子のオンライン講義やオンライン稽古が本格化するのに伴って、ヘッドセットやスポーツ用ヘッドセットが要り様になり、また、この際だから家中どこでも、もっと快適につながるようにしようと、ネットワーク機器を一部一新して、メッシュ増強計画を発動。
20200502_1  ということで、先日、人混みを避けつつ量販店へ。すると、量販店には「テレワーク」コーナーが設けられていて、PCやモニタやルータに加えカメラやヘッドセット等も一堂に会していて、世の中の需要の高まりを実感しました。自宅のネットワークの一部増強用には、BaffaloのAirStation connectという親機子機を買い足し、全室でWi-Fi接続できるように再構築。夫は「テストテスト」と、早速寝室で寝転がって動画視聴していました(苦笑)。
 大学講義も、先生によって対応はまちまちで、教科書だけ指定されて、読んでレポートを提出するだけでOKのものや、動画講義をずっとアップしてくださり、いつでも何度でも視聴できるようになっているもの、リアルタイムで出欠把握の上でバーチャル講義になるものなど、さまざま。。。全国の教育関係者と学生・生徒さんが、それぞれ試行錯誤しながら環境を整えて準備と運営に勤しんでおられる様子。。。県立高校教諭の友人の勤務先では、全学生にスタディアプリGoogle classroomへ登録させ、課題連絡や個人面談やHRを行なっているとのこと。
 私もこの際、Youtubeへの動画投稿の仕方でも調べて、トライしてみようかな??!

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2020年5月 7日 (木)

ネモフィラと蛇

20200426_220200426_120200426_3  先々週、夫とふたりでウォーキングした折のこと。公園に素晴らしいネモフィラ花壇を発見! さらに、見事な蛇まで!!! 子どものように、蛇にちょっかいを出そうとした私に、驚いたように立ち向かってきた蛇! こっちも驚いて飛びのいたら、あっという間に藪の中に消えていきました。。。(驚かせちゃってゴメンよぉ~)

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2020年5月 6日 (水)

Sherlock4ついに鑑賞!

20200430  2014年の3月8月2017年7月と、折に触れてBBCのSherlockについてブログに書き付けていましたが、先々週、外出自粛の週末、家族でSherlock4をamazon primeで鑑賞~!!! シーズン4は「六つのサッチャー」「臥せる探偵」「最後の問題」という怒涛の全3話構成でした。
 私としては、エピソード2の「臥せる探偵」がよかったかな~。「最後の問題」は、、、う~む、天才でも寂しさに足元をすくわれるものかなぁ…というのが率直な感想。それこそ、数多ある書籍や芸術の中に、バーチャルな友はいくらでも見つけられそうな気もするけれど。。。
 あるブログに、本作は「明日に向かって撃て!」のオマージュでは…と書かれていて、ずいぶん昔に観たロバート・レッドフォードとポール・ニューマンのコンビぶりを見返してみたくなりました。
 この日はもう映画三昧ということで、「STAR TREK The Next Generation」のVII“ジェネレーションズ”まで観てしまいました~^^;;。カーク艦長からピカード艦長へのバトンタッチの巻き~。アンドロイドの“データ”少佐が、装着した“エモーショナル・チップ”に翻弄される様が面白かった♪ 
 ホームズ・シリーズにせよ、スター・トレック・シリーズにせよ、先日見始めたグッド・ファイトにせよ、長寿シリーズに参加する脚本家ってすごいなぁ~。

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2020年5月 5日 (火)

オンラインAfternoonTea♪

20200503_4  先日、友人と、SkypeでのオンラインAfternooonTea会を開催。家族での昼食を終え、片付けを済ませてから、秘蔵のTea Potを出してWhiteWine & La Franceのflavor teaを淹れ、準備しておいたタルト・ポンムと、焼き干し芋を、一式トレイにセッティング! 前日に増強したばかりの、アンテナ“バリ3”のネットワーク環境でSkypeを起動(笑)♪
 世の中、オンライン飲み会ばやりのようですが、流行る理由がよくわかりました。いやぁ、楽しい楽しい。最初のうちこそ、モニタ越しの違和感に戸惑うものの、すぐに慣れて、あたかもカフェで向かい合って話しているかのような錯覚に陥りました。気兼ねなく適当にお茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ(笑)。
 新型コロナ禍の下での家族のこと、仕事のこと、マスクのこと、PCR検査や抗体検査のこと、9月入学のこと、政治のこと、ドラマのこと、生協や買物のことetc、etc…。お子さんが一人暮らしをしたがっているという話や、ドイツのお友達の様子や、英会話スクールの話などもいろいろ聴けて、自分の身の回りとは違う新鮮さに、すっかり気分転換させていただきました。
 ドラマの話では、「The good fight」というCBSテレビ制作の法曹ドラマを勧めてもらいました(日本版リメイクの「グッド・ワイフ」を観ていたので、このスピンオフ・ドラマもすぐに観たくなりました~)。このドラマのファンはあちこちにいるそうで、面白さに目覚めたら、今度は是非“グッド・ファイトを語る会”をしようと盛り上がりました♪
 3時間があっという間に過ぎ去り、お互い夕食の支度のために切り上げましたが、外出自粛の中、他愛ない挨拶やおしゃべりに飢えていたことが実感されました。また是非機会を設けてもらえたら嬉しいです~。愉しい時間をありがとう~!
(昨夕、緊急事態宣言の解除は月末まで延期ーーー友人たちが皆無事に現状を乗り越えられますようにーーー)

【The good fight】その日の晩から、夫とふたり、早速くだんのドラマを視聴中。。。おもしろ~い! 所々、猛烈なスピード展開でストーリーラインを見失いつつ、幾重もの人間模様の複層シャワーがエクサイティング!  私はLucca Quinnという女性弁護士に感情移入しつつ観てしまいますが、妙な味のある赤毛のタシオニ弁護士や、ボーズマン代表、調査員のジェイ等が好きかな~♪。テーマがすごく現代的で、リアルタイムな問題を考えるキッカケにもなって面白い! 投資詐欺とかSNSでの誹謗中傷とか著作権問題とかパワーグリッドへのハッキングとか、全編見通したら、どのくらいの種類の事件に触れられるのか?! 理想主義と現実主義のせめぎ合いが痛々しく、混沌とした時代の見通しの悪さが凝縮されている感じ。今のところSeason3までのよう(4まであるものの、まだamazon primeには出て来ない…)ですが、油断すると一気に観てしまいそうです~^^;;;;。

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2020年5月 4日 (月)

プロバイダ責任制限法に基づく削除申立

20200429_3  友人4人で、2006年から2014年くらいまでの間、某フォーラムサービスを使って内輪だけで議論するIDを設けて、交換日記のようなことを続けていました。今となってはすでに、そういうことをしていたことすら忘れていたのですが、先日、そのうちの一記事に関し、プロバイダ責任制限法に基づく削除申立のメールを受け取りました。
 受け取った直後は、「公開制限かけて、友人内でしか閲覧できないはずなのに、なんで削除要請???」と腑に落ちず、何かの詐欺かな?と疑いました。が、調べてみたらなんと、当時のサービスは終了し、いつのまにかブログサービスへと変貌していたのです! 当時は、内輪だけでしか記事が見られない仕様だったので、大した配慮もなく、議論したいテーマに関する新聞記事の一部を抜粋して引用掲載することも多かったのですが、いつの間にか、このサービスがブログへと移行し、一般に公開されていたようなのです! 指摘を受けた我々の記事は、個人名が載った研究不正に関する新聞記事に関するものでした。
 申立ては、代理人弁護士さんから為され、ブログサービス会社の法務担当の方から連絡を受けたわけですが、これを機に、早々にサイト自体を閉じることにしました。
 そして、「なるほど、こういう体裁でこういう風に、削除要請が為されるのか…」と、昨今の“忘れられる権利”の行使の一端を目の当たりにした感じ。まったく悪意も他意もなく、単に社会問題の議論のために引用した記事が、当事者にとっては傷付く内容であることに、今更ながら気づかされた次第です。
 上記サービスに加え、本ブログやらmixiやらFacebookやらTwitterやらInstagramやらslackやら、手当たり次第にアカウントを取って、三日坊主的に使っては放置してしまっていますが、使わなくなったものの放置はリソースの無駄遣いですし、今回のような仕様変更もないとは限りません。“終活”ではないけれど、使わないものは責任もって自ら閉じるということを考えないといけないな…と、反省させられたのでした。。。
2019年12月15日をもって、Yahoo!ブログのサービスもいつの間にか終了しているようですが、cocologにはなんとしても継続して頑張って欲しいです!!)

鬼殺の剣】 韓国のスマホゲームで、日本の大人気コミックス「鬼滅の刃」を丸パクリしたと思しきネットワークゲームが公開され、わずか5日間で終了になったとのニュース。著作権侵害のデリケートさには、クリエイタは頭を悩ませるものでしょうが、ここまで潔く“故意”だとわかると、なんだかホッとしてしまうのでした(苦笑)。

 

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2020年5月 3日 (日)

髪の毛伸び放題

20200423_3  最後に美容院に行ったのはいつだったか…?(ちょうど、メンバーズカードが切り替わった直後で、前の訪問日記録が残っていません^^;;…確か2月下旬だった気が・・・)
 GW明けまで我慢しようと、ず~っと美容院に行かずに済ませていますが、さすがにだいぶうるさくなってきました。
 美容院は、営業自粛の業種からは外れており、近所の美容院も、営業時間短縮などはあれど、開店したままのところも多いのですが、どうも気分的に行く気になれません。
 こういう時は、ヘンな妄想がむくむくと。。。もう白髪染めをするのも鬱陶しくて、いっそ、バリカンでスキンヘッドにして、常時カツラで過ごすことにすれば、美容院に行く必要もなくなり、白髪染めする必要もなくなり、すご~く快適なのでは。。。とか(笑)。
 外出自粛が続いて、人に会う機会が激減すると、身なりにすっかり無頓着になって良くないなぁ…と、近頃は自粛解禁がちょっと怖かったり。。。(苦笑)
 連休明けまであと少しーーー外出自粛要請の延長は必須の様相ですが、さすがにGWが明けたら一度美容院に行こう。。。ーーーあ~、早く髪の毛切りた~い! 気兼ねなく外出しておしゃべりした~い!

【オンラインAfternoonTea】 こんな私の心の叫びを察知してか、学生時代の友人が、オンラインお茶会の声掛けをしてくれました! 楽しみ~♪(ボサボサ頭で失礼しまーす^^;;;)

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2020年5月 2日 (土)

『ネンドノオンド』

20200424_1  ETV視聴をきっかけに知った、プロダクト・デザイナーの佐藤オオキさんの表題書籍を、過日読了。世界中の著名なデザイナーの方々と会い、雑談混じりにインタビューを重ねた誌上対談をまとめたもの。ICレコーダー抜きで対談相手の懐に飛び込んで個性を引き出し、自らの学びの糧ともしてしまう構成に唸りました。こういう本を読んだ後は、「あ~、本って安いよな~」と感動します。いつものように、素敵な言葉に付箋を貼っていったら、結構な数になってしまいました。
 デザインとは無縁の暮らしの私ですが、有名デザイナーの言葉には、クリエイティブなどんな仕事にも通ずる真理が垣間見えます。「結局は人の意識を変えることがクリエイションであって、カタチじゃないの」「すべてのアイデアは日常からいただく。日常を観察することが大事なんだよ。この目でね」「イタリア語には“プロジェッティスタ”と呼ばれる職業があって、少し先の未来を見据えてプロジェクトを実現する人のことをこう呼ぶの」「読書をしたり文章を書いてる時間の方が長いかな。創作において“文字”はすごく重要だからね」ーーー
 インタビューは以下の17デザイナーを巡って行われました。
1. Barber & Osgerby
2. Luca Nichetto
3. Michele De Lucchi
4. Ronan & Erwan Bouroullec
5. Tom Dixson
6. Patricia Urquiola
7. Philippe Starck
8. Jean-Marie Massaud
9. Kengo Kuma
10.Alfredo Haberli
11.Konstantin Grcic
12.Marcel Wanders
13.Jasper Morrison
14.Thomas Heatherwick
15.Ron Arad
16.Claesson Koivisto Rune
17.Alessandro Mendini
 7番目のスタルクさんは、浅草のキントウン「スーパードライホール」を設計した人だし、9番目の隈さんは、新国立競技場「杜のスタジアム」を設計した人。他の方々のデザインも、きっとどこかで目にしているはず。それにつけても、こうしたお歴々が皆、「nendo」を当然のように知っていることが、なんだか誇らしかった~♪ 日本のデザイナーさんが世界で通用してるってことは、日本発の意識改革も夢じゃないってことだもんね^0^!

【本のノド】 上記の3番目に登場するミケーレさんという方が、手帳の紙を綴じる「のど」が嫌いで、スケッチもスケジュールも、冊子の「のど」を気にせず見開きで描くとおっしゃっていました。エディトリアル・デザインという点で、私も「のど」の存在はやや疎ましく感じることが多く、本書も、ペーパーバックサイズで横書きで組版されているのだけれど、見開きのページで、何度も「のど」ギリギリの部分の文字を読まなければならないのが、ちょっと苦労しました。縦書きの日本語って、見開きのうち、真ん中の2行くらいを苦労して読めば、あとはスルっと読み進められるので、紙の書籍向きの文字だよなぁ~…としみじみしてしまいました(笑)。

【connel coffee】去年、あるカンファレンスに参加した折に立ち寄り、その雰囲気に痛く感動した草月会館内のカフェ“connel coffee”。偶然にも、このカフェの床と家具のデザインが、nendoさんのものでした! 感動~♪

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2020年5月 1日 (金)

「ホットスポット 最後の楽園」

20200429_220200429_1  友人の、これまた高校時代の友人が、NHK「ホットスポット 最後の楽園」の制作統括をなさっているとのことで、ここ数週間、再放送情報を適宜ご紹介いただいていました。秘境に住まう野生動物たちの暮らしぶりが、とてもドラマチックで、緊急事態下の人間社会にあって、ついヒトと野生動物を対比して観てしまいました。そして、地球上にはまだまだ、こんな場所が残されていることに、少し安堵したり。。。
 Season3の第3回では、ウォーレシアという、東南アジアの隔絶された環境で、豊かな生物多様性が育まれていました。グローバリズムであらゆるモノがコモディティ化している人間世界との対比が痛感されました。
 Season3の第4回では、エチオピアの切り立った断崖絶壁とその高台で奥ゆかしく平和的に暮らすゲラダヒヒの集団と、崖下の灼熱の大地で過酷な生存競争を繰り広げるマントヒヒの、あまりにも対照的な性格に唖然としました。ヒトの慈愛と強欲を一度に見せられているようでした。

 今のところ、地球の外に住処を持てない人類にとって、この地上が最後の楽園だと思うと、知恵と工夫で“共存”することを第一に、命を謳歌したいものだと感じます。

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