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2020年6月の30件の投稿

2020年6月30日 (火)

印刷費用の縮減

20200630_1  去年お世話になっていた某印刷会社が、この春、事業整理することになったと聞きました。
 印刷業界については、かれこれ四半世紀見続けています。中学時代の同級生が大手印刷会社に就職し、シンガポールに赴任したなんて話も先日聴きましたが、とにかく今は、“紙にインクで印刷する”という旧来の仕事だけでは立ち行かなくなっているのは確かだと思われます。
 NTT東西は、2023年までにハローページの印刷配本も終了する、という発表もありました。
 一方、過日買収騒ぎで逮捕された国会議員へ、政党助成金として1億数千万のお金が流れ、その使途名目が冊子等の印刷費用だったという報道もありました。おそらく30年前と比べたら、政党助成金に占める印刷代の比率も、相当下がっているのだろうなぁ…と思いつつ、それでもまだまだ、印刷費用というのは、税金の使途として無視できない額にのぼる印象。SDGs的な観点からは、選挙活動で使える印刷費用の上限を決めて制限する、なんてことも、政策としてアリなんじゃないかと思いますが、いかがでしょう? 印刷業界の方には申し訳なく思いつつも、街中に設けられた都知事選のポスターを見るにつけ、そんなことを考えてしまいます。日本の公的機関のデジタル化が進まないのは、印刷事業者への配慮が過剰なせいもあるのかも…?なんて穿った見方すら浮かびます。
 “紙に定着すべきもの”と、“電子媒体のみで十分なもの”の切り分けを、シビアにしていかざるをえない時代かもなぁ~。。。

【候補者掲示】 来月の都知事選を控え、コードギアスのコスプレをした候補者のポスターを見掛けたと思ったら、サンライズさんが無関係との声明を出すなど、政策から離れた話題もありました。10km超のウォーキングをしながら、あちこちの掲示板を見比べると、必ずしも候補者全員のポスターがきちんと貼られているわけではなく、資金繰りに応じて貼られていたり貼られていなかったり。。。掲示板設置に、どのくらいの税金が投入されているのか知りませんが、掲示の仕組みに首をかしげざるをえません。そろそろ、デジタルデバイドの解消に、本気で取り組んでいくしかないのでは?!

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2020年6月29日 (月)

アガパンサスの花言葉

20200625_120200625_2  本日の誕生花は「アガパンサス(紫君子蘭)」だそうですね。ギリシャ語の「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源の「愛の花」で、花言葉は、「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」。
 実家の庭にもたくさん咲いているし、ウォーキングの道々にもあちこちで見掛け、梅雨空の下の紫陽花とアガパンサスが、この時期の愉しみになりました。「素敵な花だなぁ~♪」と思っていたのですが、唯一心残りのことがーーー。
 しばらく前、いつもの散歩道からちょっと外れた離れた場所に、淡い薄紫の帯が遠目に見え、「なんだろ…?」と思うまま、何日もの間、その近くまで行って確かめることはしませんでした。数日後、薄紫の密度が低くなってきたように思い、やっと、「ちょっと足を延ばしてみるか~」と、遠くの信号まで迂回して道を渡る決意をしました。そして、その薄紫の帯に近づいてみると・・・・・・それは、丸い緑の芝生を囲むように植えられた、たくさんのアガパンサスだったのです。広い芝生を丸々囲むほどの大量のアガパンサスの見事なこと! ただ、その日はすでにちょっと時期を逸し、雨にしなだれていました。「あー…、もっと早く、見頃な時にここまで来るんだった…(涙)」---時機を逸すとはまさにこのこと。
20200627_6  何事も、思い立った“その時”に即行動するに限る!と常日頃思っていますが、「恋の訪れ」の予感にも、躊躇は厳禁ですね~(^0^;;;。

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2020年6月28日 (日)

プライバシー、COVID-19、デジタルPF

20200623_520200623_420200623_3  先日、表題のウェビナーを聴講。「接触通知アプリの法的課題」と「情報自己決定権の現代的な課題」というホット・イッシューについて、憲法学の気鋭の先生方がご講演。
 接触通知アプリについては、LINEで突如、電話番号登録されている人のアイコンが表示されるようになる時の違和感と同様、いくら「個人情報は取得しません」と言われても、見ず知らずの人とニアミスしていたデータが延々と記録されることの気持ち悪さは簡単には拭いきれず。また、ターゲット広告の違和感も依然としてあり、自分のWeb閲覧履歴やスマホの位置情報などが、知らない間に収集・利用されることと、それによる便利さとのバランスを、どこまで許容できるか、という問題意識のもと。。。
 以下、自分用に備忘メモ。
・「接触通知アプリ」の日本版COCOAは分散型、フランスのSTOP COVIDは集中型
・フランスでは、当初発表されなかった、1m15分に満たないデータもサーバに送信されていた!
・フランスはGDPR9条2項i号のもと、公衆衛生分野で公共の利益を理由とし、例外的にセンシティブデータ処理
・事前の統制は完璧ではなく、事後的な統制を
・「自己情報コントロール権」は憲法的な基本権か、フィデューシャリーか
・(第1期)古典的プライバシー権:私生活秘匿兼、(第2期)自己情報コントロール権、(第3期)アーキテクチャ志向の情報自己決定権
 →自己決定の形骸化・無意味化
・宴のあと事件、住基ネット事件、江沢民講演会事件、GPS判決
・個人の世界→集合の世界
・宗教戦争の様相:データ保護教vs.データ利活用教(保護教は邪教?)
・法制度が足踏み状態(「個人情報の保護を求める権利」「プライバシー権」「自己情報決定権」:多元的)

 ご講演の中に、「自己情報決定権は、“つながり”を決定する権利だと思う」というニュアンスのお話があったのですが、「著作者人格権」とのアナロジーでも捉えられるんじゃなかろうか…と感じました。「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」というCMがありますが、創作に限らず、個人情報も「あなたが生まれなければ」決して生まれないという点で(笑)。ドイツの著作者人格権はとても厳格で、アメリカは利活用優先、という哲学も類似するように感じます。自己情報決定権に関しても、ドイツは厳しくアメリカは情報を回していくことを優先させている。。。(ケンブリッジ・アナリティカ後は様子が変わってきているようですが)。。。公表権:ネット・アプリを利用するか否か、氏名表示権:匿名化を望むか否か、同一性保持権:捏造や操作排除・・・と考えれば、同じ人格権淵源という点で当たらずといえども遠からず。
 “プラットフォーマーが国家をハックし始めている”という喩えが刺激的でしたが、確かに最近は、国家ってものが、税金を原資としたサブスク式のサービス業に見えなくもなく。。。今回の接触通知アプリに関しては、Apple/GoogleのContact Tracingの技術をもう少し勉強しないと、課題がはっきりわからんな…と思いました^^;;。
 演者の先生方はいずれもデータ利活用派とのことで、主義主張が異なるとしてもスタックさせずに、「まずはやってみる」という姿勢を推奨されていた点に共感しつつ、貴重なウェビナーを開講していただいたことに感謝感謝でした。

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2020年6月27日 (土)

脚本家がらみの本4冊

20200618_3  新型コロナウイルスで外出自粛だった期間、ずいぶんたくさんのアニメやドラマや映画を観ました。「いいなぁ~」と思った作品の脚本家さんをメモっていたら、冲方丁さん、野島伸司さん、野木亜希子さん、古沢良太さん、黒田洋介さん、福田靖さん、櫻井武晴さん、大森美香さん、太田愛さん…etcetc…と、どんどん名前が連なってしまいました^^;;。
 どうも私は、小説となると、洋書の翻訳本は読む気になるのに、なぜか日本の作家さんのものは敬遠しがち。なのに、ドラマやアニメだと和製のものでも共感度が高く、その理由は未解明(もちろん、日本人の作家さんでも好きな人はいますが…苦笑)。
 そこで、脚本家の仕事はどんな風に為されるのか?という所からこの謎を解明しようと、ここ数か月で、脚本家がらみの本を4冊読みました。いわゆるノウハウ本なので、面白いわけではないのですが、唯一、『脚本家という仕事』という本は、すごく面白かった!!! 今をときめく関係者の方々にインタビューして著されたモノだからでしょうが、「こういうのが読みたかったんだよぉ~!」と、著者のペリー荻野さんに感謝しきり!
 かと言って、上記の謎が解明されたわけではないのですが、小説と脚本の違いはだいぶ認識できました。脚本家には、小説家よりもずっと、客観性や共感性や集中度が求められているようです。余計なものを削ぎ落し、自己満足やひとりよがりを極力廃す。フレーム内に目で見えるものとセリフだけで表現する。視聴者の視聴覚体験を頼りに“何か”を伝え、委ねる姿勢ーーーとでも言いましょうか…。

2020061920200621_5  …ということで、メディア論に触れるべく、次は『マクルーハン理論』へ!(『ペスト』も母から入手) SDGsだの5G/6G、ウィズコロナ等が怒涛のように押し寄せて、“メディアの文法”が大きく変容するさなかに置かれている動揺を、なんとか落ち着かせたい。。。時代によって移ろうメディアと人の、役割や在り様について、考えてみたいところです。

2度目の二十歳】 昨日、ご近所さんのメーラー設定のお手伝いに赴き、ついでにいろいろ世間話。近所の銭湯が廃業になる話とか、近くに出来たワインバーに今度一緒に行こうとか、高須医師の整形遍歴の話とか、近所の測量の話とか、etcetc…。また、最近ハマったドラマの話を聴き、「2度目の二十歳」という韓流ドラマを勧めていただきました~(このご近所さんは、イ・サンユンさんのファンなのだそうで)。韓流ドラマを観過ぎて、物事をズバズバ喝破する性格へと、人格変貌中なのだそうで^0^;;。ご近所さん曰く、「やっぱりドラマは脚本よね!」。同感です~(MIU404第1話も面白かった!)。

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2020年6月26日 (金)

テーザー銃の仕組み

 このところ、アメリカでの人種差別問題で、さまざまなニュースが飛び交っています。
 その中で、警官からテーザー銃を奪って撃った黒人が射殺されるという話がありました。酷い話が続き辟易しつつも、
「テーザー銃って何??」
というのが、真っ先に浮かんだ疑問。
 で、調べてみると、こんな仕組みだそうで。。。知らない間に全世界に広がっているようで、2分に1回の割合で発射されているのだとか?!
 2つのモードがあり、普通のスタン・ガンのように、相手の身体に押し付けて使う「ドライブスタン・モード」と、5~8mくらいの飛距離で針を飛ばす「ダーツ・モード」。ダーツ・モードでは、針は本体と銅線で結ばれており、1度発射すると、通常はカートリッジを付け替えないといけない模様。
 実験的に撃たれてみる、というような動画もありましたが、針は太いし、電流ビリビリだし、すごく痛そう。実弾よりマシなのだろうけれど、やはり使わないに越したことはなさそうです。常に犯罪者と相対し、自分の身を守りながら抑止に務めるという警官の仕事は大変だと思いますが、おかしな先入観や人種差別的意識を拭い去った上での武器利用にとどめられるよう、強い精神鍛錬が求められるのでしょうね。。。
(ある黒人女性が、息子に守らせているという約束……ポケットに手を入れない、白人女性をじっと見つめない、買うもの以外手に取らないなどなど。。。確かに、まずは品行方正を心掛け、妙な疑いをかけられないよう、周囲の人に安心感をもたらす工夫も必要なのでしょうね…)

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2020年6月25日 (木)

個情法 改正の行方

20200623  先日、第4回情報法制シンポジウムの一部を聴講。「個人情報保護法 改正の行方」について。
 個人にバリバリに結びついた医療情報を、日本全国どこの病院や薬局でも共有でき、画像情報等の解析や遠隔手術なども場所を選ばずに行えるようになる日は来るのか?!という問題意識のもと。医師個人が、自分が下した診断カルテを他者に見られたくない、というような意思は、一定の責任制限で封印していただき、なんとか使い勝手のいい仕組みができたらいいのに…! もうひとつの願望は、WeatherNewsさんが取り組んでいるユーザー参加型の天気予報を進化させ、車の車載カメラ画像やワイパー・センサー、雨傘センサー、スマホのお天気センサーなどを駆使した全国民参加型の天気予報の実現^^♪! こういうのを実現させるには、未来志向の法改正がどうしても必要だと思います。
 この日は、3人の先生方が各々ご発表の後にディスカッションという構成。2020年改正では、違法でなくても個人情報の利用停止・消去等が請求できるようになったり、第三者提供記録の開示請求が可能になったり、漏洩の報告・通知が義務化される等、個人の権利がより行使しやすくなる印象である一方、依然として2000個問題を解決するような統合ははかられる感じではなく。。。個人情報の定義すらまだハッキリしない上、「仮名加工情報」という言葉も導入されるようで、匿名加工情報や要配慮個人情報、機微情報などと混在して、違いがよくわかりません。
 そんな状況ではありますが、「個人情報というのは価値を確定しづらいからこそ、保護と利用のバランスを機能させづらいため、中核的義務規定と権利規定の創設が必要」とのご指摘があり、「法目的に従って、対象情報を画定すべき」というお考えに共感しました。細かい話はいろいろあれど、とにかく、ただでさえ何かと遅れを取っている日本で、“基盤整備こそが国家の仕事!”という意識で、企業がフットワーク軽く何にでもトライできる環境を整えるような法整備が進むといいな~と思いながら拝聴しました。

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2020年6月24日 (水)

映画「エジソンズ・ゲーム」(The Current War)

20200620_120200620_2  だいぶ前から気になっていましたが、越境移動も可能になった先週末、夫と映画「エジソンズ・ゲーム」を早速観賞。1つ置きの座席に座って・・・。
 “事実にインスパイアされて”作られた映画…との前置きはありましたが、なかなかに難解な構成で、エジソンやウエスティングハウス、テスラそれぞれの功績を重々把握した上で見ないと、展開が速すぎて付いていけない感触でした。エジソンの子ども時代や、電球の性能を抜群に上げた経緯、2人目の奥様との時代などは一切抜きに、ただただ1893年のシカゴ万博に向けての送配電網の直流vs.交流を決するドラマだけにフィーチャーした物語になっていました。実際には、映画のように一気に形勢が決まるというよりは、直流型と交流型がもっとしのぎを削ったのだと思っていたので、電気椅子のくだりも含め、どのあたりまでが真実で、どのへんは脚色なのか、ちょっと戸惑っています。
 息子とモールスで会話するシーンが気に入りましたが、蓄音機が世の中に迎えられた様子をもっと詳細に観たかったし、メンローパークの昼夜を問わない大勢の活気や、キネトグラフ完成の高揚感など、新しいモノを製品化した時の興奮を、もっと期待してしまいました^^;;。
 万博会場で、エジソンとウェスティングハウスが、書道を披露する女性を囲むフェンスを前に、フェンス談議をするシーンは、知財関係者には必見と思われますが、私としては、書道をする人の腕前を、もう少し上げて欲しかったぁ~(T T);;;;。
 電気が、人間の暮らしを格段に快適にしたのは間違いのないことで、今やこれなしには生きて行けそうにないほどですが、この血流のような存在が、もしかしたら自己免疫疾患のように地球を痛めているのでは…と懸念させるほどのレベルになっている現在、原発と併せ、“電気の使い方”を改めて検討する時期なのかもしれないな…と思いながら観ました(タイトルも、「ザ・カレント・ウォー」でよかったような…)。
 もしも、エジソンが、直流発電機を革新的に安価にできていたら、もっと分散化した電力送配電の仕組みが実現して、大規模な停電などが防げていたのかも…と妄想したりもしますが、昨今の自然エネルギー発電や水素発電などによる分散化の可能性も、要検討できるかなー?
 映画鑑賞の前後、オープンエアーでお茶を飲んだりランチを取ったり、久しぶりの外食を愉しみ、解放感に浸るたくさんの人たちを眺めました。電気で人々の生活が大きく変わってから約130年ーーー、この間の発展でもたらされたとも言える新型コロナウイルスでまた、暮らしぶりを大きく変容させようとしているんだよなぁ…(シベリアで38度を記録って、ホント?!)。

【Tesla Museum】 そういえば、従来のTesla Museumに加え、数年前にロングアイランドにもTesla Science Centerが開館したはず。。。行ける日は来るのでしょうか…。

【Winny裁判本】 また、Winny裁判の経緯が小説として出版になったのだとか。村井先生の証言部分だけでも読みたい! いまやあらゆる情報流通を幇助するインターネットを舞台に、The Internet Warも続いているようで…。

 

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2020年6月23日 (火)

テレワーク推進とインバウンド減少でオフィス街とリゾート地が変わる?

20200618_120200618_2  今、東京では続々と新しいビルが建てられています。オリンピック需要を見込んだホテルもずいぶん増えた印象ですが、先日開業した虎の門ヒルズ駅周辺や、渋沢栄一像の立つ常盤橋周辺も、こうした再開発地域のひとつ。
 一方で、テレワーク推進により、都心のオフィスの人口密度は抑えられたままで、企業によっては、オフィスの縮小・移転を検討している所が増えている模様。一極集中する東京の税収については、今後オフィス移転が進んだ後のことを考えさせられます。
(かつては、都会の一等地にある数々の研究開発法人事務所等の地方移転が、国家財政の節約には有効なんじゃないかと強く思っていましたが、企業の地方流出が現実味を帯びてくると、この手の施設が貴重な財源のように思えてしまい、自分の姑息さが恥ずかしい~…^^;)
 先日、某リゾート地で観光客向けのお店を営んでいる友人と1年ぶりに話したところ、この春から、上のお子さんは就職、下のお子さんは大学生になったものの、就職先の仕事は激減、大学生は下宿代を払いつつ実家でオンライン授業の日々とのこと。また、観光客激減のためご主人はお店を畳んで引退を検討しているものの、在庫処分等しないと固定資産税の対応が大変なのだとか。さらに、リゾート地とはいえ店舗だった土地は到底買い手がつきそうになく、植林して山林扱いにでもしないと税負担を軽減できないとか。加えて、労務管理に関しては雇用調整助成金が10割出ると、働かない方が得と考える従業員が出たり、観光業に見切りを付けて転職するような人の社会保険料も経営側が負担しなければならない、…などなど問題山積。いろいろ大変な現状を伺い、オフィス街とリゾート地双方とも、先の見えない世の中で、この先どんな風に事業や暮らしぶりを整えればいいのやらーーー。
 我が家には、まだここまで直撃的な影響は出ていないものの、じわじわと、働き方や暮らしの仕方が変わる中、生活の基盤も変えていく必要に迫られるのだろうなぁ…と、放心状態になってしまいます。。。

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2020年6月22日 (月)

実相の見えるニュースを

20200617_220200617_1  先々週だったか、ニュースで、ベルギー名物のフライドポテト用のジャガイモが、新型ウイルスの影響で出荷できずに危機に瀕している、と報じられていました。ニュース中、広大なジャガイモ畑でインタビューに応える農家の男性の遠く後ろで、原子力発電所がもうもうと煙を上げているのが見えました。。。6月に入り、夏至が近づくにつれて、気温がどんどん上昇し、クーラーを使い始める家や施設も増える中、電力問題が気になっているところだったので、思わずその光景に反応してしまいました。
 ベルギーは、食べ物がおいしくて大好きな国ですが、確か脱原子力政策を維持しているのではなかったか…とググってみると、ティアンジュ原発ドール原発等がヒット。映像中にチラリと見えた光景からすると、中部のティアンジュ原発のようでした。2025年を目標に、原発全廃を目指しているようですが、供給不足の恐れも指摘されているそうで。。。
 電力問題は日本も依然深刻なはず。。。現状、全33基のうち約15%の5基くらいが発電中なのでしょうか。。。停止中の28基の分は、火力発電で賄っているのか。。。?? 福島原発の廃炉作業に手間取る中、原子力政策はどうなっているんだったか…??? すごく大事な問題だと思うのですが、私の情報収集が拙いためか、今後どんなロードマップを描いているのかが見えづらい。。。集約され整理され実相を的確に伝えてくれるニュースを期待したい!!

社会は小物が支えてる】 先週、河井議員関連の動向について、二階幹事長が「影響を及ぼす大物ではない」という発言。こういうのを聴くと、妙に腹立たしく感じてしまいます。社会は小物が支えてる、というのが私の信条なので(笑)。それに、大物であろうが小物であろうが、国会議員たるもの、国民の代表として同等の責任を持って、連帯的であるべきなんじゃないでしょーかー、、、。

【そりゃ、あんまりや…】 先日、母が昔の同級生と超長電話。その中で、出版不況の話の後、新聞にも話題が及んだそうでーーー。
「あんたんち、まだ新聞取っとるん?」
「近頃また、営業攻勢が激しくてねー」
「うちはまだ取っとるよ」
「さすが、読み込んでるんだね」
「いや、汚物処理用」ーーー
(新聞業界の皆さまゴメンなさい!! 80代の母達には決して悪気はない、、、と思いますm(_ _)m;;;;;)

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2020年6月21日 (日)

NIIオープンハウス基調講演

20200615_2  先々週、NIIのオープンハウスの基調講演をYoutubeで拝聴しました。
 1日目は所長の喜連川先生と経団連の中西会長のお話。SINETのような充実のネットワークが張り巡らされた日本のアドバンテージを感じつつ、Society5.0→COVID-19→共生社会という大きな展望を共有。データ共有の重要性は常に痛感させられますが、今月頭に学術会議からオープンサイエンスに関する提言がされたとのこと。端的に言うと、
①明確なデータ利用のルールをつくろう
②プラットフォームをつくろう
③資料の保存体制をつくろう
の3つ。日本には、暗号の研究者は非常に多いが、セキュリティの研究者は非常に少なく、それも、データ共有の不備によるところが大きいとのこと。今やセキュリティは国家戦略や国防のレベルになっており、企業以上に、国の対応が急務という印象でした。
 2日目は、COVID-19をめぐる世界情報集約サイトの構築と、検査結果のAI解析の状況につき、大学や研究所の先生方から解説。医学放射線学会が、5年前から医学関連のデータ収集を開始し、J-MIDデータセンターにはCT画像等が20万件/年も集まるようになっているのだとか。
 通常の肺炎のCTだと粒状の白濁として映るところ、COVID-19の場合は網状のすりガラスのような影になるとのこと。コロナ肺炎は、無症状でもこのような影が見えるのだそうで、画像診断の有用性の高まりを感じました。
 このような画像診断にAIを利用することは、疫学調査には有用なのだけれど、病理画像の学習用データセット作りは一筋縄ではいかないとのご説明。確かに、ラベリング・アノテーションには医学知識が必須で、普通の人が「これは犬」「これは猫」のようにラベリングするのとはワケが違うため、データセット作りだけでも、専門性のある人を集めるだけで大変そう。。。
 2017年から、AMEDの予算で医療ビッグデータ研究センターが運営されており、成果のいくつかが紹介されていました。
・眼底画像による疾患発見
・内視鏡画像への大量ラベリング
・倍率を変えた肺がん検出
・非造影剤CT像からの血管推定識別
・解剖パラメタの大規模解析   etcetc…
 医学情報の活用には、個人情報保護の壁が立ちはだかることも多いですが、差別につなげないという徹底したコンセンサスのもと、一刻も早く全国規模で進められたら、、、との思いを強くしました。(とはいえ、情報セキュリティの警戒は日増しに重要度を増し、本当に国防レベルになってきているようです。。。)

【夏至で部分日食】 今日は、2020年でもっとも昼の時間が長く、お日様の南中高度がいちばん高くなる日ーーー。そして、日本各地では夕方、部分日食が見られるかも…^^♪

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2020年6月20日 (土)

海木(かいぼく)の“だしいなり”

20200609  少し前、夫がずっと食べたがっていた海木の“だしいなり”をようやく入手。なぜか、いつも予約分だけで売り切れで、いつ行っても買えなかったのですが、外出自粛解禁後、久々に訪問してみたら、たまたま数箱残っていました!
 リモートワーク、リモート講義で在宅している夫と息子と3人で、贅沢ランチ。やさしい出汁がじゅわじゅわと沁み出し、ほんのり甘くて温かいお稲荷さん。冷たい緑茶と一緒にいただいたシンプルなお昼ご飯でしたが、おいしかったぁ~^^♪

20200619_2 【接触確認アプリ】 昨日、厚労省推奨の接触確認アプリを入手してみました。しばし使い勝手の様子見~。(疑いたくはないけれど、感染していない人が感染報告をしたら、接触した人はいらぬ心配に苛まれることになるんでしょうか…?)
   ↓
※本件、感染していない人の感染報告は、エラーで出来ないようです。陽性の人にのみ、保健所から処理番号が発行され、そのNo.を登録することになるとのこと。

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2020年6月19日 (金)

アボカドの植え替え作業

20200608_8  先週頭に、夫とふたり、近所のホームセンターに行って、大きめのプラスチック鉢と腐葉土を購入。往復徒歩で、帰り道はえんやこらと交代で重い荷物を運んだわけですが、それもこれも、大きくなってきたアボカド君を植え替えるため。。。去年の4月の頭には種だったのに、1年弱でずいぶん立派になり、いよいよ余裕のある鉢で足を延ばして、しっかり根を張れるようにしてあげようかとーーー(笑)。
 この日は珍しく、夫も鉢の中の雑草抜きやら、ツバキの剪定やら、アボカドの植え替え作業にも終始付き合ってくれて、仕事がはかどりました♪ 腐葉土が意外に臭くて、匂いを嗅ぎつけてきた大きな銀バエがウロウロしているのには辟易しましたが…^^;;。
 後日、支柱を添えてあげたりしつつ、久しぶりの土いじりを楽しんだのでした。別名バター・フルーツというそうですが、果たして、収穫できるところまで伴走できるかなー?

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2020年6月18日 (木)

地籍調査

20200615_1  先週、ご近所さんが測量士さんを入れて、区の道路課の方と一緒に、道路の境界線画定をするというので、私も立ち会うことになりました。いわゆる地籍調査というのでしょうか。。。土地の登記簿と現況がだいぶ違うこともままあるようで、隣家との境界にはシビアな人でも、案外、道路の正確な位置を把握している人は少ないそうで。。。(役所の道路課に依頼すれば、コピー代ほどの値段で、測量済の区画図はもらえるとのこと)。
 土地というのは、公共の道路との境界、お隣との境界など、いろんな境界線で区画されるわけですが、我が家の周辺は、関東大震災後に設定された区画をもとに定められているようです。
 そして、今回の測量の結果、測量士さんによると、現在の物理的な道路境界より10cm弱ほど内側にズレた所が境界線になるとのこと。私には、測量の知識が皆無だったため、素朴な疑問がムクムク。東日本大震災のときは、数十センチほども地盤がズレたという話を聴いていたため、おかしな質問をしてみました。
「もし、地震で地盤がズレても、境界基準になる点というのは、北緯何度東経何度とかいうGPSでの測位点で区画し直せるんですか?」ーーー
 すると、道路課の職員の方曰く、
「それはできないんですよ。現状はあくまで、ある規定の基準点から測っていますんで。もし地盤がズレたら、基準点を決め直して、相対的に区画し直すことになります」とのこと! まぁ確かに、地盤がズレて、自宅だった場所の絶対位置が海になっても、陸がそのままズレていれば、ズレた所が自宅になるという点で、その方が安心なのかしらん??
 土地に関しては、「だいたいこの辺」くらいアバウトな人もいれば、「数ミリの誤差も許さん!」くらいシビアな人もいて、おもしろいもんだな…と思います。本来は、人が気付かないほど、少しずつ少しずつ変わりゆくものであって、絶対的なものじゃないのに、人生というタイムスケールの中では、ついつい固執してしまうんでしょうねぇ^^;;;;。また、弁護士が原告側と被告側でスタンスが違うのと同様、測量士も売り手側と買い手側とでスタンスが違うらしいこともわかり、世の中相対的だとはわかっていても、なんだかなぁ…と思ってしまうのでした(測量こそは絶対的であって欲しい気がしますが…!?)。
 区画についていろいろ話を聴いていて思ったのは、ここでも“縦割り行政の弊害”。。。私の勝手な想像かもしれませんが、地籍は意外なほど明確になっておらず、調査も思うように進まないのは、道路との境界は道路課、隣家との境界は法務局…と、バラバラな上、「登記に公信力なし」だし、登記簿が不正確なまま運用されていること。今やGoogle Mapがあり、衛星が大量に打ち上げられ、GPSの誤差もずいぶん小さくなっている中、国土の区画をしっかりと明確化するのは、都市計画上必要なことに思われました。ただ、“寝た子を起こしてしまう”効果も想起され、こんなことに無頓着だった人同士の諍いの元にならないとも限らず。。。外国での土地登記の正確さや運用の仕方について、調べてみたくなりました。
【まんが地籍調査】 国土交通省のページに、まんがによる解説や、トラブル事例が載っていて、結構おもしろいです~(笑)。

20200615_4 【宗教法人の税務】 目下、ワケありで宗教法人の税務なども調査中(苦笑)。いやぁ、知らないことがありすぎるーっ^^;;;;;。

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2020年6月17日 (水)

メス?の復権

20200610_2  少し前のこと。息子と「王様のブランチ」を観ていたとき…。池尻大橋の「富士喜」という極厚とんかつの店が紹介されている様子が流れて来ました。
 食レポの女性が店員さんと会話していたのですが、店員さんが「うちは、材料になる豚にタピオカを食べさせてるんです」と言い、それに対しレポーターさんが「へぇ~! モデルさんみたい!」と言ったら、店員さんが「はい、メスブタしか使いません」ーーー。
 その会話に、なぜか息子も私も妙な違和感・・・。(タピオカって、モデルさんが食べるの?)(モデルって女性だけなの?)(いろいろ文脈に付いていけない)(そもそもメスブタって…)・・・?????
 なぜだろう、「メスブタ」という響きが、“おいしさ”よりも“軽薄”なイメージを抱かせる。。。「オスブタ」と聴いて、こういう感覚には陥らないだろうと考えると、これまでに「メスブタ」は、いわれなきセクハラを受けてきたのではなかろうか。。。
 ひとしきり、息子と「メス」談義をして笑い、「メス犬」とか「女狐」とか「メス馬」とか、雌の動物(Bitch)に対する悪い印象を払拭しなければ!と思ったのでした(笑)。

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2020年6月16日 (火)

“Crash landing on you”: LOSS

20200615_3  ここしばらく、時間を見つけては、韓流ドラマ「愛の不時着」を観ていました。先の日曜日に、ようやく全16話を観賞終了。韓流ドラマって、70分80分90分と時間がまちまちだけど、絶妙な構成で息が抜けず、作る方も見る方も体力あるなぁ…と感心してしまいます。浸るように鑑賞した後は、日常で聴こえてくる日本語が、全部韓国語に聴こえてしまいました(苦笑)。そして今は完全にLOSS状態^^;;。
 口にするのが恥ずかしいようなタイトルで、思わず英語のタイトルを表題に書いてしまいましたが、英語にしても恥ずかしさは変わらないかな^^;;;? てっきり、邦題を付けた人がやらかしちゃったのかと思いきや、なんと、原題訳も「愛の不時着」なのだそうで。。。(コメディ感を前面に出そうとしたのかしらん…笑)。ソウルの財閥令嬢が、パラグライダーの竜巻事故で38度線を越えて北に不時着してしまい、脱出に苦心する中でのロマンティック・ラブコメ。
 ヒロインのソン・イェジンさんは、「私の頭の中の消しゴム」という切ないラブストーリーで知っていましたが、ヒョンビンさんは今回が初見(だと思う)。なんというか、長く観ているうちにだんだんとキュートで魅力的に見えてくるタイプの俳優さんでした。
 いつの世も、ロミオとジュリエットはドラマ性抜群なのでしょうが、38度線を挟んだパターンは斬新この上なし! 北の指導部は、このドラマを含むいくつかの作品が、自分達を侮辱するものであると非難している、なんて話も耳にしますが、私などは、一般市民の牧歌的な暮らしぶりにちょっとノスタルジーをくすぐられたりもしたし、人のやさしさや温かさは、どんな文化圏だろうがそう違いはない、という感触すら覚えました。
 もちろん、ジョンヒョクとセリの恋模様と、セリの北朝鮮脱出が一番の気掛かりでしたが、個人的にはなぜか、実業家で詐欺師のアルベルトと令嬢ダンの恋の行方が気になって気になって(笑)。また、第5中隊の仲間たちや“耳野郎”の掛け合い、舎宅村の奥様方の井戸端会議が楽しくて微笑ましくて♪ 印象的なシーンはたくさんありましたが、セリが、「美しい世界になったらいいのに…そうしたら、(北と南でも)連絡を取り合えるのに…」とつぶやいたシーンにすごく共感。
 本作中にはスイスの美しい風景がたびたび出て来るのも楽しみのひとつで、インターラーケンのジーグリスヴィル橋周辺には、断然行ってみたくなりました。でも、本作の裏テーマ的な“美しい世界”は、景色や風情もさることながら、人と人が想い合える世界、普通に交流できる世界ーーー。コロナ禍と分断化の昨今は、ちょっと美しい世界とは言い難くーーー。みんなが“心の部屋をひとつ”空けられる余裕があったらいいのに…。模範国民的ジョンヒョクさんには遠く及ばないながらも、自分が変われば、周囲も少しずつ美しくなっていくかなぁ…。
(このドラマの脚本は、パク・ジウンさんという1976年生まれの女性。油が乗り切った頃合いなんでしょうか。。。BRAVO~&감사합니다♪)

連絡通路遮断】 一週間ほど前、38度線を挟んだ両国の連絡通路が一方的に遮断されたとの報道。そしてなんと今日は、南北連絡事務所が爆破されたとのニュース。あぁ、美しい世界を切望します。

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2020年6月15日 (月)

皇居の庭師

20200607_120200607_220200607_320200607_420200607_5  今月はじめの週末は、開門と同時に二の丸公園の菖蒲田へ。皇居の庭師さんはさぞ楽しかろうなぁ…と思いつつ。
 考えることは皆同じのようで、朝っぱらから、菖蒲田の周りは、カメラを抱えた人がたくさんいました。まさに見頃の美しさ! 数十種類の菖蒲が、滝の音をバックに咲き誇って、涼やかな風が気持ちよかったです♪ ちょうど、庭師の人が菖蒲田の記録に来ており、訪問客の男性が、菖蒲についてあれこれと質問していました。かきつばたやアヤメとの違いを解説する掲示板も立てられていて、尾形光琳の燕子花図を思い出したりしました。

20200607_620200607_720200607_8  園内は他にも、梅の樹の下に果実がどっさり落ちていたり、柑橘系の黄色い実がたわわに実っていたり、タイサンボクの巨大な白い花が開いていたり、植木がきれいに刈り込まれていたりと、見どころが盛りだくさん。春から夏への公園散策はやめられませんね~♪

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2020年6月14日 (日)

咲 ーSakiー

20200610_3  「国会より麻雀だった…」等と喩えられてしまった要人もいますが、駆け引きという点では、ある種、熾烈な勝負が繰り広げられる政治と麻雀の世界ーーー。
 …「嶺上開花(リンシャンカイホー)」という美しい名前の麻雀の役があるそうです。国会をめぐる麻雀文化の話が取沙汰され始めた頃、夫婦でアニメ「咲 ーSakiー」を視聴(苦笑)。主人公の必殺技とされているのが「嶺上開花」なのですが、今回の元検事長をめぐる国会での顛末は、この役を裏返しにしたかのような最悪の展開だったように見えます(汗)。
 囲碁や将棋やチェスに比べると、“運”や“駆け引き”や“流れ”の要素がより強い麻雀は、どことなく政治に似ていなくもなく。私は、麻雀のルールはほとんど把握していませんが、このゲームを面白いと感じる気持ちは少しはわかります。まぁ、賭けるなら、お金じゃなくプライド・・・と感じられる面白いアニメでした^^;;。

東のエデン:劇場版】 「この国をよくするために、もし100億円もらったら、あなたは何をするか?」ーーー「国家規模のダイエットを」…という物部さんの苦悩、「お金のもらい方を考える」滝沢くん、、、今観るとこのアニメって、エッセンシャルワークを考えるドラマだったのかな…?と思えます。

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2020年6月13日 (土)

Luxe(リュクス)チーズ

20200604  先日、近所のスーパーに、大量のクリームチーズが山のように置かれて、特売されていました(1,400円くらいだったかな…?)。リュクスという、北海道乳業の製品で、1kg!
 ときどき無性にチーズが食べたくなる私のバイオリズムに合致した特売だったもので、エイやっ!と買ってしまったのですが、帰宅して箱を開けてびっくり。小分けにされているわけでもなく、ケースに封入されているわけでもなく、1kgのクリームチーズが一袋、ドドンと詰まっていたからです。さながら粘土のごとし(笑)。
 それからは、生協で買ったベーグルに、サーモンやタマネギと一緒に挟んで食べたり、食パンにブルーベリー・ジャムと一緒に盛って食べたり、それはそれはまさに“贅沢”に、存分に堪能させていただきました♪ 食べたい時に食べたいものを、食べたいだけ食べる幸せ・・・むふふふふ^^。

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2020年6月12日 (金)

映画「エジソンズ・ゲーム」は来週から!

20200610_1  来週、映画「エジソンズ・ゲーム」(The current war)が公開予定! これはもう、観るっきゃないでしょー!!!
 ここ数年の私の、本作関連の興味履歴といえば、、、。
バンダイミュージアムエジソン・コレクション
・『電気革命
・『エジソン 20世紀を発明した男
・『快人エジソン
・『ニコラ・テスラ 秘密の告白
・『喧嘩の作法
しんぶんや
ブラヴァツキー夫人
・『テスラ 発明王エジソンを超えた偉才
 2016年当時、さんざんエジソンとテスラ周りの本を読み漁って、ふたりの天才の確執のドラマに興味をそそられていた者にとっては、「私のために作られた映画だぁぁぁ~!」と、感動しきり! 単なるSF好きのオタクが、弁理士資格を取ったあと、まず触れてみたかった世界。発明と事業化と知的財産の活用…ふたりの時代を、どんな風に映像化してくれるのか、興味津々です!!♪
(なんとなく私の中では、カンバーバッチはエジソンというよりもテスラで、マイケル・シャノンがエジソンのイメージ…笑)

【知財宣言】 本作の熾烈な知財戦争とは裏腹に、COVID-19下では「知財宣言」に賛同する企業が増えています。4月の頭頃、マスクの知財行使を懸念していたのが嘘のよう。時代が変われば、知財に対する見方や活用法も変わるものですね。先行特許等を気にせず、思いついたアイディアを即実行に移せる環境って、なんだかパラダイスに感じる~。。。
NIIオープンハウス】 今日明日と、NIIのオープンハウス。両日の基調講演を聴こうと思っています♪

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2020年6月11日 (木)

家族間時差

 先月だったか、今春から大学院に進学した息子さんを持つ友人が、「息子がすっかり昼夜逆転の生活になっちゃって…」とおっしゃってました。
 かくいう我が家でも、テレワーク・テレ講義を継続中の夫と息子と私の間に、ずいぶんな時差が生じています。
 海外からのレスポンスがいいことや、実験のリモート監視のシフト担当が夕方から深夜なことや、友人との共有時間が夜中になる等のせいで、夫と息子の活動時間は、昼前から深夜2時3時ということがザラにあり、一方の私は、規則正しく11時過ぎに就寝して6時前後に起床する生活ーーー。
20200602_120200602_220200602_320200602_4  ということで、朝食は3人分作るものの、冷めるのもおかまいなしに、さっさと一人で朝食を済ませ、書き置きしてウォーキングに出掛けることが増えました。正直、家に夫や息子がいると、落ち着いて机に向かうことができないので、ここ数か月は思うようにしたいことができていません。普通に通勤・通学が可能になるまでは、自由な時間の確保は不可能、とあきらめて、家族間時差をできるだけ有効活用するよう心掛けたいと思っています(泣)。
 先日は、5時過ぎにガタガタと音がするのでリビングに行ってみたら、息子がパジャマでニュースを観ていました(?!)。
「まさか、これから寝るの?」
「そう」
「お風呂は?」
「さっき入った」
「いやだぁー、半日ズレちゃうじゃない」
「日曜の夜は忙しいんだよ」
「?????」
ーーー大学が通常モードになったら、ちゃんと元のリズムに戻れるんでしょーか?!

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2020年6月10日 (水)

「宇宙よりも遠い場所」「Great Pretender」

20200605_2  先月、Netflixのオススメ作品で見つけたMAD HOUSEの2018年作「宇宙よりも遠い場所」というのを、息子と夫から知らされて視聴。
 最初このタイトルを聴いたとき、「深海?」―――と思った私。フタを開けてみるとそこは、、、“南極”でした。高度100kmから上を“宇宙”とするなら、日本から南極までの距離は約1万5千km。。。確かに、宇宙より遠い。。。東京から100kmっていったら宇都宮くらい。。。大気圏の薄さが実感されますねぇ~!(空気を汚しちゃ、ダメだぞっ!)
 高校生の女子4人が、南極を目指して、プランニングしたりバイトしたり友情を深めたりしながら、ついには目標を達成して民間観測隊のメンバーとして活動する…という青春ドラマ。それと同時に、観測隊に参加して消息を絶った母親を想う娘と、その遺志を継いで観測所建設を継続する仲間たちの物語。青春特有のいろいろな悩みを交えつつも、やさしい涙とともにスッキリできる爽快な作品でした。
 夫は、4人の女子高生を演じる声優さんの豪華さを堪能してもいたようです^^;;;。単純な私は、こういうのを見ると、すぐに感化されて、知らない世界を観に行きたくなってしまいます(苦笑)。南極じゃなくてもいいから、オーロラは一度は実物を観たいなぁ~。映画「南極料理人」も観てみたくなりました♪

Great Pretender】 もうひとつ、すごく好みの作品を発見! その名も「Great Pretender」。貞本キャラを拝める嬉しさもさることながら、さながら、“Scampi Bebop”のテイストで、全体感がカッコいい~♪ TVドラマの「コンフィデンスマンJP」は観ていなかったのですが、すっかり古沢良太さんのファンになってしまいましたぁ~! Case2のラストには、じわわわわぁぁぁぁ~と涙が湧いてきました。。。「Sting」とか好きな方には絶対オススメ! 騙されたと思って観てくださーい!!!♪

緋色の弾丸】 一昨日、息子が「名探偵コナン 緋色の弾丸は、来年まで延期だって」と言いました。えーーーっっっ?! 家族で楽しみにしていたのですが、1年もお預けとは。。。延期を受けて、その映画情報を調べてまたビックリ。なんと、我が家では伝説となっている「相棒 Season9」の「ボーダーライン」という作品を書いた脚本家の櫻井武晴さんが、本作の脚本を担当されていたからです! うっわぁ~、さらに楽しみ!

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2020年6月 9日 (火)

両親の様子

20200531_120200531_2  先日、年明けの新年挨拶以来、ようやく実家へ里帰り。4月早々に行く予定だったのが、外出自粛で延び延びになってしまい、やっと少し解除の兆しが見えた段階にて。この日は、たまたま甥っ子も来ていました。この春から社会人一年生の甥っ子は、小学校の先生の仕事をしていますが、イレギュラーなオンライン授業や、クラスを午前午後に分割した編成など、相当苦労している様子。「4年生の担任なんだけど、かわいいよー」と言って愉しそうにしてはいましたが、並々ならぬ工夫に迫られていることでしょう。。。
 ーー「すっかりボケて頭が回らなくなった」とは母の談。日々の食料品の買い出し以外はほとんど外出していないそうで、人との会話が不足している模様。家の中のモノを減らして、少しずつマンション住まいへ移行する準備をしているように見受けましたが、一方、ネット通販で、沖縄から黒糖アメやパインケーキを取り寄せたり、ロイズのチョコやシュトーレンを取り寄せたりと、甘いモノには事欠かない様子^^;;。
 家の中はきれいに掃除されていたし、庭の草木の手入れもきっちりされていたので、ボケたとは言っても、整理整頓はできていました(笑)。いつの間にかレンジが新品になっていたり、庭で大量の野菜を育てていたり、元気な様子。
 この日は例によって、両親のPCの具合を診て、困りごと相談にのった後、LINEでのビデオ通話ができるように設定したり、両親と私と弟の家族グループ作成をしたり。。。お昼にはちらし寿司をご馳走になり、大量の黒糖アメをお土産に持たされました(笑)。
20200601  80代にしては、PCも使えばスマホも使い、なかなかどうしてスゴイもんだと感心しますが、銀行に行くと、しきりに成年後見人を付けるように勧められるのだとか…?! 「この歳になると、どこに出掛けてもバカにされる」と憤慨する父でしたが、物忘れだけはどうにもならないらしく、父も母も、メモ帳に日々の備忘録を付けていました。「メモしておいても、メモ帳をどこに置いたのかを忘れちゃうのよねぇ。。」と、ゴソゴソ探し物をしながら嘆く母を見ていたら、「こりゃぁ、早く新型コロナ騒ぎが収束して完全解除になってくれないとな~…」と、心細くなるのでした。幸い、近所に住む甥っ子姪っ子が、時折顔を出してくれるようなので、助かっています。

横田滋さん逝く】 人生の大半を、めぐみさん探しのために捧げた滋さん…ご冥福をお祈りします。

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2020年6月 8日 (月)

『逆ソクラテス』『ストーリー』

20200523_1  先月、息子のススメで読み始めた『逆ソクラテス』という本を読了。「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」という5つの短編から成り、いずれも小学生を主人公にしつつ、彼ら彼女らが大人になって当時を振り返ったり、パルプフィクション的にそれぞれの物語が微妙に重なっていたり。。。
 全編通して、先入観や決めつけはご法度…というのがテーマになっている感じでしたが、どうして息子は本書を読め読めと勧めたのかな…?? 私が何か、先入観や決めつけで息子を困らせてる??! 特に思い当たるフシがなく、単に「おもしろいから読め」ということだったと思うことにします^^;;;。
 歳で頭が硬くなっているのか、本作中での、“パワハラ”や“いじめ”の否定理由と、自身の考え方とで、相違する所もあったりしましたが、一方、青春時代をバスケットに捧げ、後悔を残したまま大人になった身としては、本書のラストシーンには心を動かされました。人生、悔やまれることは多いけれど、そこで終わりじゃないってことですね~。

20200605 【『ストーリー』】 もう一冊、つい先日読了したのが、ロバート・マッキーの『ストーリー』。コロナ禍で家に閉じ籠もり、やたらと色々な映画やドラマを観たせいで、脚本家と小説家と劇作家の仕事の違いを知りたくなって読みました。職業によっても、使う言語・言葉が違うように、これら三者も実は大きく違うことがわかりました。

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2020年6月 7日 (日)

運転免許更新期間の延長手続き

 優良ドライバーの私にも、また更新の時期がやってきました。が、今年は新型コロナの影響で、免許センター等が更新手続きをしばらく中止するとのこと! そこで、最寄りの警察署で、更新期間の延長手続きというのをする必要に迫られました。「6/10くらいには再開されるとは思うんですが、また第二波で中止になる可能性もありますからね」とは、警察窓口の方の言。
 更新期間延長申請に際しては、指定の申請書類を作成しなければならないのですが、免許の裏表をコピーして貼るとか、手間はかかります。一応、3ヶ月延長してもらいましたが、再開直後に免許センターに行くと、きっと大混雑なんだろうなぁ。。。(汗)

20200603_120200603_620200603_320200603_7 【都内施設は徐々にオープン】 今月頭から、都内の公園等が徐々に時間制限の上でオープンしてきましたが、すぐに“東京アラート”発動。。。免許センターも段階的に再開していますが、いろいろ時間に制約が付いていて、すぐには更新できそうにありません。。。(泣)。

虎の門ヒルズ新駅開業】 昨日、日比谷線の霞が関と神谷町の間に新駅開業。
 

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2020年6月 6日 (土)

ALPS処理水の処分方法の意見募集

20200603_420200603_5  経済産業省の原子力発電所事故収束対応室が、ALPS処理水の処分方法に関する意見公募を行っているそうです。締め切りは6月15日。
 夥しい数の処理水のタンクが、どんどん増えていく様に、心を痛めている人は多いことでしょう。誰もが、なんとかしないと、このままじゃいけない…と思っているはず。
 報告書によれば、処理水の処分方法として、以下の5つが検討され、現状は「海洋放出」が最も現実的という方向で収束しそうな模様。
①地層注入
②海洋放出
③水蒸気放出
④水素放出
⑤地下埋設
…いずれの処分をするにせよ、現在のタンクからの移送・搬出が必要だし、それぞれの処分方法にも、多種多様な方法が考えられ、報告書を読むだけでも、この作業を進めるための手続きの大変さが窺えます。しかも、タンクの約7割は、十分な処理が施されているとは言えない状態で、単に希釈放出できるものではないため、二次的な処理も必要らしく。。。また、トリチウムの分離技術は、未だ成熟しているとは言えず。。。
 報告書の21頁に、国内外の原子力施設からのトリチウムの年間放出量が、液体/気体放出に分けて記載されているのですが、事故云々以前に、継続的にこんなに放出していても大丈夫だったということが驚異でした。こうなると、風評との闘いという様相ですが、液体放出にせよ気体放出にせよ、県外への社会的影響は否めないわけですが、世界各国では、通常の液体/気体放出に対し、どのような情報開示をして、国民の了解を取り付けているのでしょう?
 それこそ、希釈後に、日本海溝の深海の奥底の高圧下にでも封じ込められたらいいのにね…と、夫と話したりもしましたが、そんな非現実的なことができるはずもなく…。
 かねてより、水質浄化の技術を調査してみたいなぁ…と思っている者としては、放射性物質に限らず、世の中のあらゆる工場や施設で、廃棄物処理に携わっている人達に片っ端からインタビューして、日常的に、どんな風に液体放出/気体放出を行なっているかを聴かせて欲しい!!!

20200605_7 【ストロベリームーン】 昨夜、夫と散歩。朧月がきれいでした。

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2020年6月 5日 (金)

ウイルスと地震と花園と・・・

 ここ数週間、日本各地で地震が頻発。地上で、0.1ミクロンレベルのウイルスがヒトの社会圏を脅かす一方、地下では、地球サイズのプレートがゆっくりと脈動ーーー。いずれも、人間の都合なんかどこ吹く風。ただ、こうした地上や地下、ミクロやマクロの変化は、全部つながっているんだってことも、痛感させられます。ヒトの営みや暮らしぶりが、世界の在り様を変えつつ、流通や気候も変わり、さまざまなレベルでの相互作用の在り様も変わるーーー。こうしてみると、自然ってホントに無慈悲ですよね。あくまで物理的な動的平衡だけを目指しているかのよう。もはや“共存”とかいう話でもなく、ヒトはただただ、地上の片隅に住まわせていただいているって気もしてきます・・・^^;;;。謙虚にならざるをえません。

20200528_220200528_320200528_420200528_5 【きれいなのにはワケがある】 いつ行っても何かしらキレイな花が咲いている秘密の花園。先日、また近くを歩いたら、なんと、数十種類の花の苗木の植え替え作業をしていました。いつも季節の花が愉しめるよう、たゆまず手を入れてくれているんですね。。。自然や野生の逞しさにはいつも脱帽しますが、ヒトが丁寧に手を入れて維持されている庭園や里山の風景には、やっぱりココロを癒されます。
 サクラの樹にはいつの間にか可愛いサクランボがなり、素麺やひやむぎが美味しい季節になってきました。。。

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2020年6月 4日 (木)

Why are monopolies bad ?

20200526_120200526_2  3年前、唐突にされた質問のこと、いまだにいつも考えます。
Why are monopolies bad ?」―――
 先日、当時のこの質問を思い出しながら、家族で“MONOPOLY”というボードゲームに興じました。私は、このゲームをするのは初めてだったのですが、なかなか面白かったです♪
 競争法の理念からすれば、公正かつ自由な競争を促進すべきところですが、このゲームでは、とりあえずある一定区域を独占しないことには何も始まりません。独占のためには、策略をめぐらせたり交渉したり。。。
 公正に競争した末に、良心的な独占状態になることを目指して頑張りましたが、3位(ペケともいう)という結果に。。。

 先日、録画しておいた映画「キングダム」を観ましたが、あれも端的に言えば、独占を夢見る物語ですよねぇ。。。性善説に立てば、独占って別に、悪いことには思えないんですよね~。とはいえ、どんなに進化しても、生存競争の本能からは逃れられないからこそ、弱肉強食の摂理を規制するのですかねぇ。。。
 

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2020年6月 3日 (水)

あと5か月で・・・

20200530_5  感染症の蔓延で世界的な危機の中ですが、アメリカ大統領選まであと5か月となりました。
 GWから見始めたアメリカCBSテレビの法廷ドラマ「The good fight」は、回を重ねるごとに政治的に重い内容になってきて、もはや“面白い”では済まされないほど、アメリカでの見境ない価値観の対立と策略の応酬が、ドラマの枠を超えて高まっているのを感じずにはいられません。言論の自由があるとはいえ、あまりのタブー破りにハラハラしてしまったり…(苦笑)。
 中国では、“どうぶつの森”を舞台に、民主化の動きと指導部のせめぎ合いが激化していたりもして、他国の一般市民の政治への熱さに比し、日本の市井の人たちの“あきらめムード”が、すごくもどかしく感じられてしまうのですが、自分自身も“Do something”できていない歯がゆさも。。。
 何はともあれ、世界に“友愛”を取り戻して欲しい……なんて言うと、目下の“偽善より本音”的な空気の某氏支持者から袋叩きに遭いそうですが、多様性を掛け声だけにとどめない相互理解への努力を感じられるようになりたいなぁ。。。
(上記ドラマのSeason4は、まもなく日本でも観られるようになるはず。。。かなりリアリティをもって、アメリカの“今”として観てしまいそうですが、オーバーな表現になってるんでしょうか??!)

【東京都知事選】 一般的日本人の政治へのあきらめ感は日々感じるものの、一部には熱い人々もいるのは確かで、来月に控えた東京都知事選に向けても、暗に陽に候補者同士が牽制し合っている感触が強まっています。。。個人的には、6/18告示で7/5投票って、なんやねん…という感じ。せめて1か月くらいかけて、候補者同士の討論会でも見せてもらいたいものですが。。。

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2020年6月 2日 (火)

紫陽花の季節

20200523_220200523_3  先々週、区の花が紫陽花だという港区へ、延々ウォーキング。時折、小雨がちらつき、緑の匂いが立ち上っていました。
 東京タワー周辺にもチラホラと紫陽花が植えられていましたが、まだ少しタイミングが早かったようで、咲いているものはほとんどなくーーー。旧芝離宮にもたくさん紫陽花が植えられているようですが、残念ながら休園。
 月が変わり、いよいよ本格的な紫陽花の季節ですね~♪ 緊急事態宣言解除で、東京タワーにも階段で(?!)上がれるようになったようです。

20200530_1 20200530_2白山神社】 先月末、紫陽花の名所と言われる神社まで再度ウォーキングで足を延ばしましたが、こちらもまだちょっと早かったな~^^;;;。見頃って、なかなか難しい。。。関東の梅雨入りは間もなく??

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2020年6月 1日 (月)

ELNシンポジウム「eスポーツの発展に向けて」

 大学院時代の友人から、表題のシンポジウム情報を共有いただき、先日、Zoomでのウェビナーを聴講。
 私の中では、1995年頃にエンタテインメント業界に入った折、ストリートファイター等のアーケード・ゲームの人気の高まりと、同業界のIT/CG技術の進展や勢いに目を瞠った後は、徐々にその熱さが落ち着いてくるばかりで、近頃のeスポーツの盛り上がりは(身近では)実感できないまま今日に至っています(スプラトゥーンやリングフィット・アドベンチャーは、我が家でも現役ですが…^^;;)。
 が、KONAMIやKADOKAWAといった会社が、専用施設を整備した上で後押しを始める感触や、Beyond 5G時代の「楽園追放」的なゲーム世界も想像される中、“多人数参加型のエンタテインメント”の著作権について考えてみる機会にしたいと思いました。また、身体に障碍がある人や、歩行が難しくなりベッドの上から動けない高齢者の方々への社会参加の可能性への効果を知りたいという気持ちも。以下、自分用メモ。
・スポーツ仲裁裁判所(CAS):スイス、ローザンヌ
・スポーツ基本法(体力向上・人格形成の価値。見る・支える側も)
・eスポーツとリアルスポーツの違い:IPホルダーの有無(cf:JeSU)(IOCへの加盟を目指す)
・WHOが2022/1からゲーム障害を認定
・2020年:かごしま国体(パワプロ、パズドラ、ぷよぷよ、モンスト、グランツーリスモ、ウィニングイレブン)
韓国のeスポーツは1999年から(2003年にeスポーツ協会、2012年eスポーツ振興法、2020年eスポーツ公正委員会)
・競技タイトルの選定過程の問題(競技人口、IOC打診)
・eスポーツでもドーピング検査はある(cf:WADA)、不公正な行為事件(韓国:2005年、2010年、2015年)
・日本のプロチーム:90チーム以上、法人格が約8割、専属スタッフはバックボーンが強い会社で5~7名
・未成年プレイヤーとの契約では、保護者同意・学業との両立・22時以降の大会出場等の検討必須(DetonatioN Gaming
・ゲーム障害対策の議論は途上(眼精疲労、中毒etc)、移籍ルール設定の協議の場が必要
・教育効果:ルネサンス高等学校グループ(通信制)、JapanEXPO参加、不登校経験者でも大舞台へ、チームでの協調性、語学向上
・ゲームへの偏見、香川県条例、(ドイツ的体験型職業教育?→CYCLOPS)、デンマークでは初等教育からeスポーツ
・香川県条例概要:射幸性、ゲーム依存症に対し60分/日の時間制限、罰則はない、作為義務多数
SARTRASにゲームメーカーは参加していない
・eスポーツ普及のカギは、IPホルダーの著作権処理の考え方次第?、風営法・景表法との関係

 eスポーツに関しては、「これってスポーツなんですか?」という根本的疑問が払拭しきれていないようですが、“見る”という観点からすれば、あらゆる競技がスポーツたりうる気もします。以前、茂木健一郎さんが、高校生クイズ等の回答者たちをアスリートだと言っていたのを思い出しました。なぜ運動能力を使う競技だけがオリンピック等で讃えられ、脳力や社交力や商才や人徳力など、多様な人間の価値を世の中が等価に扱わないのか、というのは、教師としていろんな子どもに接した経験からずっと考え続けている問題。まぁ、eスポーツがスポーツなのか、という話とはちょっと違うかもしれませんが…^^;;。
 “眠くならない授業”という点では、教育へのエンタテインメント要素の導入の工夫は、もっとあってもいいと思っており、eスポーツの動向も注視していきたいと思っています。

20200529_6 【暑さ指数上昇中】 新型コロナ対策のみならず、熱中症対策も必要になってきましたねぇ~(汗)

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