一人当たりの電力消費量
四六時中家にいる夫を、電気やクーラーの消し忘れで注意する機会が増えました。階段やトイレの電気の消し忘れはしょっちゅうだし、書斎も、30分くらいの席外しだと消さない傾向があるので、気付くと私が消して回るのが常なのですが。。。
先日、陽当たりのよい寝室のクーラーを、ドアまで開け放って終日点けっぱなしだった事実に愕然として、キツめの非難炸裂!
「何度言っても消し忘れすら直せないなんて、エネルギー問題を本気で考えてない証拠だよ!」
「意識的に電気を使ってないんでしょ?! 点けた後は、指さしチェックして消さなきゃ!」
「反省して態度を改められないなんて、社会人失格!」
「そもそも、昼間は電気つけなくても階段くらい使えるでしょ?!」
などなど、溜まった鬱憤を晴らすかのように出るわ出るわのお小言。
・・・これに対して、「頻繁にON/OFF切り替えるのは、逆に電力消費するんだよ」とか、「部屋を開け放ったのは、たまには換気しないとと思ったからで…」とか、「階段にも部屋にも、また後で戻るんだから、少しくらい点けっぱなしでもいいじゃない」とか、あ~言えばこ~言う状態で反論してきました。しまいには、「世界の熱い国や寒い国じゃぁ、一日中クーラーや暖房を点けっぱなしのところだってあるよ」と、あくまで点けっぱなしの態度を正当化しようとするので、(もう言っても無駄かな…)と諦めつつ、一人当たりの電力消費量の国際比較をネット検索^^;;;。
すると、2016年の古いデータではありますが、四国電力のホームページに、ビジュアル化された比較図を発見。国別の電力消費割合は、中国26%・アメリカ18%・インド5%でほぼ半分を占め、日本とロシアが4%・他の主要国が2%と続いていました。一方、一人当たりの消費量では、カナダ・アメリカ・韓国の順で多く、日本は4番目。人口の多い中国やインドは世界平均前後の所に位置していました。
この資料から単純に考えると、電気に依存した生活という点で、(水力発電がメインのカナダを除けば)アメリカ・韓国・日本の個々人の消費が多めであるように見えます。省エネ技術に優れた日本の個々人は、輪を掛けて電化製品依存が高めなのではなかろうか。。。??!
かくして、電気を使うたびに、ますます罪悪感をつのらせる私と、無頓着な夫との攻防は続くのでした。。。
(ちなみに、石油消費量の国際比較では、上位はアメリカ・中国・インド・日本・ロシア・韓国の順でしたが、これら6か国の一人当たりの量をざっと計算すると、アメリカ・韓国・日本・ロシア・中国・インドの順になります。。。)
【飲んで応援】 このように、しょっちゅう侃々諤々やり合う夫婦ですが、お酒はよい潤滑剤^^;;。先週の酷暑日のある晩も、“飲んで応援!”とばかり、お気に入りのベルギービールの店で樽生を2杯ずつご相伴。短時間でサクッと切り上げましたが、ベルギービールはやっぱりウマイっ♪!
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