「DARK」と原発の冷却塔
夫がネット上のオススメ記事に感化されて、Netflixの「DARK」というドイツのドラマを見始めました。原発の街を舞台に起きる不思議な事件をめぐるミステリーなのですが、この作品の視聴をきっかけに、夫と原発談議。
欧州の原発では、「豚の鼻」と形容される巨大な冷却塔からもくもくと煙が上がるのをよく目にしますが、日本の原発ではそれを見掛けません。なぜか。。。それは、空冷と水冷の違いだそうで。詳細な構造を理解したわけではないですが、日本では、原子炉を冷やすのに、水で冷やし、温まった水を海水で冷やす、というダブル水冷をしていると理解しました。原発の周囲の海水温に影響はないのかが疑問です。
一方、欧州でよく見る冷却塔は、別に原発に限ったものではなく、発熱したものを冷やす必要のある場所(ゴミ処理場や火力発電所など)にもあるから、街からも見えたりするのですね。
日本の原発は、なかなか目につきにくい場所にあり、積極的に見学にでもいかない限り、外形すら見えないというのは、いいことなのか悪いことなのか…?
ドイツは原発を廃止して、フランスから電力の一部を買い付けることになるようです。小型化、モジュール化の進捗はいかばかりか。。。
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