検索ポータルの独占性
何か“ある事”について調べたいときーーー。
それについて詳説してくれているような本を探すーーー。
近所の本屋には置いてない。近所の図書館にもない。国会図書館にはありそう。。でも、全編コピーはできない。。。
こんな事態にちょくちょく見舞われます。
「あぁ、ネットで検索したら、この“ある事”関連の情報がすべて網羅的に閲覧できたらどんなにいいかーーー。
こんな夢想をする人は、結構いるのではないでしょうか。情報社会? ちゃんちゃら可笑しい。まだまだ序の口のジョにも届いていないのでは??
だから、Googleという会社が出来て、地球全体の情報を図書館としてひとまとめにしてくれそう…と、その事業目的のゴールを想像したとき、それはそれは胸躍り、一気にこの会社のファンになったのでした。
そのGoogleが、今、岐路に立たされている模様。アメリカの反トラスト法違反で訴えられ、会社分割の危機。。。独占禁止法小委員会の報告書とGoogleの言い分について、わかりやすくまとめてくださっているサイトを読みました。これを読むと、ユーザの利便性は高めているけど、イノベーションは阻害している…という二面性が、問題をややこしくしているのがわかります。この二律背反にどう収拾つけるのか…。
ユーザとしては、情報は一か所に集中していてくれる方が便利に決まっているのですが、それが一私企業の独占であって大丈夫なのかは、危ういところ。期待と懸念が入り交じり、複雑な気分です~。
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