特許庁への申請、全デジタル化へ!
先週、特許庁への行政手続きが、全デジタル化の方向で動いている旨の報道。政府が掲げるハンコ廃止の動きに、早速対応する形でしょうか。特許庁への単純な出願書類の提出や、補正書・意見書の提出などは、ずいぶん前からネット対応になっていますが、包括委任状提出や移転登録申請に関しては、どうしてもお客様の捺印がある書面を提出物件として後送する必要があるため、これらの取扱いがどうなるのか…。
事務所勤務だった頃、お客様の押印されてきたハンコの印影が、特許庁に登録されたものと同じかどうかの確認で、何度か庁とやりとりして確認してもらったりしましたが、本人確認や意思確認の信憑性を、今後どう担保していくのかは、デジタル化の鍵になってきそうです。
また、印鑑といえば、弁理士印というのは、ことのほか重みを感じていましたが、あれももはや不要になるということなのでしょうか。。。
実印登録なんて制度も、なくなっていくのか。。。
息子は、高校卒業時のお祝いに、学校から立派な印鑑セットを贈られましたが、今後はその出番も激減するのか。。。?
デジタル&ネットの世界では、“原本”というものがなくなり、ハンコの印影のコピーから、顔のコピー、フェイク動画までもが自在となって、もはや“本物”と“偽物”をどう見極めればいいのやら。。。モノの真正を確保するのに、血判のように遺伝子レベルの証明でもできればいいのに…なんて話をすると、一卵性双生児の夫が必ず、「それでも真正は確認できない」と茶々を入れるわけですが、“本物の証明”ってホントに難しい。。。^^;;
【アルテミス合意】 今週中にも、8か国による宇宙資源利用等に関する国際ルールに、日本も署名予定とのこと。
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