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2020年12月12日 (土)

「CAST AWAY」

 ソロキャンプばやりの昨今、火付け役的なヒロシさんと嵐の大野君が、無人島に行くという企画をTVで瞥見しました。その中で大野君が、漂着した丸く白いブイに、ドラゴンボールのブルマ(だっけ?)の顔を描きながら話していたトム・ハンクス主演の映画「CAST AWAY」が気になり、先日視聴。
(以下、ネタバレ注意)

 クリスマス・シーズン、様々な荷物を世界各国に届けるFedEx社員のチャックが、出張のために貨物機に乗り込んだものの、マレーシアに向かう途上の事故で太平洋に墜落し、遠い南の無人島に漂着し、5年近くもの長きにわたり一人で生き延びて、ついには帰還するという物語。
20201203_2  無人島という過酷な状況下で、孤独と闘いながら命をつなぐ様に、人恋しさがじんわり伝わってきました。が、我が家では最近、「無人島0円生活」などのサバイバル・バラエティーを山のように見ているし、科学サバイバルマンガ「Dr.Stone」なんかも知ってしまっているから、一所懸命にがんばるトム・ハンクスを見てもつい、「まずは、住居、水、火起こしでしょー」「もっと後のこと考えて整理しないと…」などとツッコミを入れたくなって仕方ありませんでした(苦笑)。とはいえ、たった一人で5年近くもの時間を孤島で過ごすというのはやはり尋常でなく。新型コロナ禍でたかだか半年とか一年という期間、外出自粛で友人との交流をセーブするだけで、いろんなダメージを受ける現代人。一体どれくらいの時間ならたった一人でいても孤独に耐えきれるのか。。。
 慌ただしく騒がしい日々の生活から離れ、たまには隠遁生活もいいな、と思っているのも束の間、世界中の人がそろそろ自粛生活に耐えきれなくなっているのかもしれません。第三波をどう封じ込めるか、命と経済ばかりが取沙汰されますが、精神安定という観点ももっと留意されてもいいのかもしれないな~…と思ったのでした。

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