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2020年12月13日 (日)

感染対策と科学的データの信頼性

 ワクチンの有効性や、抗体の維持期間など、専門家の間でもずいぶん様々なデータと解釈が飛び交っています。今や、政策立案や社会公共施策で、科学的エビデンスに基づかないものはないと思いますが、こうしたエビデンスに対して、一般にはどのくらいの信頼性が置かれているのかなぁ…とツラツラ考えています。疑い深い私はそもそも、自分の目で見たものしか信じないので(笑)、昨今取り沙汰される様々なデータも、「あくまで参考」という感じで捉えています^^;;。
20201203_1  12月に入り、ずいぶん気温が下がってきたタイミングで、複数の友人がFacebookで「レストランの入り口で体温測定されたけど、35.1℃だった」「ボクは33℃」「ウォーキングでかなりポカポカだったのに35℃。非接触型体温計って気温に左右される?」などなど、体温測定に対する話題を書き込んでいるのを見掛けました。外出先での体温測定は、時折いる“高熱があるのに出歩く人”を検出する程度のフルイなのでしょうし、額の表面温度はそもそも脇の下の体温とは違うのでしょうが、低い温度が表示されても体温計の精度を意にも介さず、「どうぞ」と入店許可されるザルさ加減に不安を覚えるのは自然なことではあります。
 今年ほど、世界中の人が日々統計データや各種数値を気にしながら生活した年もなかったのではないかと思われますが、計測も統計も決して現実を正確に反映するものではないことは、肝に銘じておきたいなと感じます。こんなご時世だからこそ、自分でよくよく考えて、どうしてこういうデータが出ているのかを反芻したいものです。せめて、自分の身体の声に耳を傾けて、自身の体調だけでも“自ら”定点観測しておきたいものですね^^。

【肺活量回復】 そういえば、3年ほど前から、どうも肺の容量が減っているような印象で、胸いっぱいに空気を吸い込めない気がしていたのですが、最近ようやく、以前の肺活量に戻ってきた感じがします。

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