「WONDER」「Searching for Bobby Fischer」
外出自粛でNetflix大活躍の日々、ずっと観たかった「WONDER」を観賞。
遺伝子疾患のため、尋常ならざる状態で誕生したオギーは、27回もの施術を繰り返し受けた末、10歳まで一度も学校に通うことなく、一般的な容貌にはなれないまま、自宅学習を続けていました。そんな彼の背中をそっと押し、迷いながらも登校を勧めた家族。彼を迎え入れた学校と子どもたち。成長期の子どもたちのしなやかで温かな伸びやかさを、存分に堪能できる作品で、何度も観たくなってしまいます。
『この顔と生きるということ』とか『ジロジロ見ないで』とか『運命の顔』など、見た目が“普通”でないことから奇異な視線を投げかけられたり、差別やいじめに遭って苦しんでいる人は数知れず。本作が素敵なところは、彼を中心に据えつつも、それを取り巻く親や姉や先生や友人達、それぞれの変化をやさしく追っているところ。誰も特別でなく、誰もが特別。そんな感覚が自然に湧いてきました。子育てのために自身の道を断念していた母親が、子どもの自立に伴って、少しずつまた自分の道を拓いていく様も素敵でした。
ユーモアとまごころにふんわりと包まれること間違いなし!です♪
子どもが主人公のもう1本は「Searching for Bobby Fischer」。実在のチェス・プレイヤー、ジョシュ・ウェイツキンの少年時代の物語。もしも自分の子が、天からの類いまれなるギフトを授かったことに気付いた時、親はどんな風にそれに対処すべきか…。才能をさらに伸ばすべく、闇雲に精進させるのか、自由に楽しくその才能と付き合うのか…。
どんな子どもであれ、どんな親であれ、愛情と信頼で結びついていることが何より…と、上記2本の映画が教えてくれます。
【お好み焼き♪】 先の連休中日は、ホットプレートでお好み焼き♪ キャベツ半分と長ネギ3本と豚バラだけで、すごい満足感。家族も美味しい美味しいと食べてくれるので、楽チンな団欒食卓です^^。(お供に仕入れたサッポロの“ホワイトベルグ”なるヴァイツェン風リキュールが、GOODでした♪)
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