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2021年5月30日 (日)

面談

20210523_5  先日、某事務所を訪問して、弁護士先生と小一時間ほどミーティング。仕事や大学の場で弁護士さんとお話しすることは多々ありましたが、個人的な問題解決の場で弁護士さんと相対したのは初めての経験。お互い代理人という立場ではありましたが、こんがらがった糸を解きほぐし、法的に整理整頓して、双方納得のいく妥協点を見いだす作業は、当事者意識を持てば持つほど難しいことが痛感されました。
 仕事上での代理人業務では、ある程度の中立的観点が大切ですが、身内の後見的代理だと、背景が分かりすぎるだけに、割り切りが困難なことも多々ありーーー^^;;。代理人同士だと絶妙な落としどころに思えることも、当事者双方には双方の感じ方があり、人の心の複雑さに辟易します…。心象が、冷静な判断を歪めるのを見ると、世の中の問題解決の難しさが身に沁みます。いい勉強をさせてもらっている、とも言えるのですが…^^;;;。

【公正証書】 知財の世界で公証役場と言えば、タイムスタンプ的に先使用権の確保等に使われるわけですが、本件に絡み、公証役場の人と話す機会もありました。通常の公正証書の保管期間は20年ですが、終期の記載のない書類については、より長く継続保管してくださっているようです。
(cf.自筆証書遺言書補完制度:遺言者死亡後50~150年保管)

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