国立競技場
“東京2020”開幕まで50日ほどとなりましたが、東京の緊急事態宣言は6月20日まで延長されました。
開催をめぐっては国内でも海外でも慎重意見が多く、数多の人が自粛を迫られる中、スポーツ選手だけが特別扱いされることに納得しかねる気持ちには共感します。我が家の近所の区立体育館も、ず~っと閉館しているのに、TVを付けると各種予選等は着々と進んでいて、まるで異世界にいるかのような錯覚に陥ります。とはいえ、どうしてもリモートでは仕事にならない職種や、小中高大の学校等、出勤出席が求められる人は普通に出歩いているわけで、いまやオリンピック選手の多くはスポンサー付きのプロであることを考えると、オリンピックもエッセンシャルワークのひとつなのか?!…という印象です(苦笑)。その意味ではもはや、厳格な感染対策を施した上での開催を止めることはできないのかもしれません。。。
そんな中、どうしても出向かないわけにはいかない用件があり、先日、国立競技場の前を通りました。ちょっと通り過ぎただけですが、未だに工事用の柵に覆われていました。「安全対策??」と訝りながら、巨大なアリーナのフチを眺めたのでした。。。当初から様々な因縁に見舞われた東京2020…。研鑽した選手たちが“金”を目指すのはともかく、国民からはもはや“金、金、金”の興行イベントにしか見えないやりきれなさ。。。「スポーツを通して文化や国籍などの違いを越え、フェアプレイの精神を培い、平和でより良い世界を目指す」というオリンピック精神について、今一度、胸に手を当てて考えたいところです。
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