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2021年6月16日 (水)

「Downton Abbey」(Season 5)

20210612  「ダウントン・アビー」シーズン5を、先週火曜に観終えました。
 1924年の労働党の連立政権樹立前後のイギリスで、少しずつ少しずつ、でも確実に時代が変わっている雰囲気が、これまでのシーズンを通して感じられます。今シーズンはさらに、帝政ロシア時代の貴族が革命後に没落した様や、ユダヤ人移民への差別的様相をやんわりと表現していて、尚更時代を感じさせられました。一方、電灯や蓄音機から、電話やラジオやトースター、車や電車といった発明品の数々が生活に浸透していく様がまた、産業革命以降の暮らしぶりに見事に色を添えてもいました。。。
 シーズン5では、寡婦2人(バイオレットとイザベル)の錯綜する恋模様の行方を追うのが愉しかった♪ トムと女性教師サラの別離は切なかったけれど、使用人のモールズリーとバクスター、執事のカーソンとヒューズ、そしてベイツとアンナが、つかず離れずの距離感から徐々に固く結ばれていく感じが絶妙でしたぁ~! 
 また、現代っ子らしくはっちゃけて、遊びまわっていたローズが、ボランティア活動を通して素敵なユダヤ人男性と知り合い、偏見という障害を乗り越えて結婚に漕ぎ着けたのが、何より幸せそうでしたね~^^。
 サラ・バンティングから、学ぶことの素晴らしさを教わったデイジーが、「歴史や芸術を学ばずにきて、人生を無為に過ごしてしまった気がする…」というニュアンスの発言をしていたときには、「私もだよ、デイジー!」と心の中で叫んでしまいました(苦笑)。
 イーディスとマリゴールドも、いろいろあったけれど、一緒に暮らせるようになってホッとしました。
 ラストのクリスマス・イヴのシーンでは、自らの思想と境遇とに葛藤しながらも、誠実に家族や友人と向き合って、みんなの架け橋になっていたトム・ブランソンが輝いて見えました。
 なにはともあれ、グランサム伯爵夫妻が本当にいい人たちで、やっぱり夫婦愛って大切だわぁ~…と感じたのでした^0^。
 レディ・メアリーと妹のイーディスの新しい恋の予兆を残して終わったシーズン5。残すところ、ファイナルシーズンである「6」と、劇場版「ダウントン・アビー」。これらを観て、この冬の新たな劇場版に備えると致しましょう~♪

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