「Downton Abbey」(Season 6)
Season5を視聴後、しばらく封印していた「Downton Abbey」ーーー。今月上旬からついに、Season6を見始め、先の火曜日の夜に観終え、ドラマシリーズはついに完結。Downton Abbeyでの長い長い物語ーーー。ラストは本当に素敵な終幕で、遠い世界のフィクションなのに、とても幸せな気持ちになりました。
メアリー、イーディス、トム、バイオレット、イザベル、カーソン、ヒューズ、パットモア、モールズリー、バクスター、アンナ、ベイツ、デイジー、トーマス…そして何より、ロバートとコーラ、もうみんなみんな愛おしい!
時代の変革期にあって、貴族の在り方も変化を余儀なくされる中、柔軟に、したたかに、思いやりをもって、それぞれの幸せを模索していく人達の人間模様を、存分に堪能させていただきました。
本シリーズでいちばん気に入ったシーンを1つ選ぶのはとても難しいのですが、強いて挙げるなら、カーレースでヘンリーの親友が事故で亡くなった後、ヘンリーとの結婚話を白紙にしようとしたメアリーが、「事故が起きた際、亡くなったのがヘンリーでなく友達の方でよかったと思ってしまった」という心情をトムに吐露したシーン。妹にいつも辛く当たり、血も涙もない鼻っ柱の強い我儘女のように見えるメアリーだけれど、こういう感性の持ち主だからこそマシューも彼女のことを愛したのだろうし、モテるんだろうな…と。
あとは、生前のシビルが色々手を尽して協力したおかげで、手に職を付けて使用人の境遇から脱し、電話会社の秘書になったグエンが、その後は役所に勤めて有力者と結婚し、Downtonに客人として戻ってきた時、家族皆が優しかったシビルの思い出を共有したシーンも良かった。。。
また、イーディスが新米編集者と恋人と3人で、雑誌校了前に徹夜したシーンも印象的だったなぁ~。
執事のカーソンとヒューズさんの結婚は素敵でしたが、その後の家事をめぐる二人のやり取りにはハラハラしつつ笑いました^0^(まさか、カーソンさんに家事をやらせたから、手の震えが出てしまったわけではないでしょうが、家事の大変さは、もっともっと男性たちは共有すべきことですよね)。
つくづく、Downton Abbeyの女性たちは、バイオレット、コーラ、メアリー、イーディス、シビル、イザベルと、芯の強い人たちばかりだったなぁ…。まだ劇場版へとストーリーが続くのがせめてもの慰め。劇場版も観終えてしまったら、どのくらいのロス状態になってしまうかしらん…。
少し余韻に浸ったあと、劇場版(1)に移りたいと思っています♪ (今ならAmazon Prime会員特典で視聴できる模様♪)
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