特許料値上げ
今週頭のニュースに、「特許料最大5500円上げ」というのがありました。
特許付与に際しては、世界中の過去文献を調査して、先行技術が既に存在していないかを確認する作業が発生します。この調査は本当に大変なことだと思いますが、ただでさえ大変なところ、ここ10年ほどで中国の特許出願件数が5倍以上に膨らんでいることから、調査対象文献も必然的に増え、そこにAI を使った調査手法も開発されるなど、調査回りだけでも相当な負荷がかかっているのが原因のようです。
ただ、大量に特許を保有する企業にとって、些細な値上げも大きく響いてくるのは必然。
特許を管理している事務所は、審査請求年度に応じた費用の算出、各種減免制度の適用による減額計算で、お客様への費用請求には慎重を期す必要がありますが、値上げの周知にも気を遣うことになりそうですね。
減免の費用算出は、もう少しシンプルにならないものかなぁ…と常々思うところ。今ある「手続料金計算システム」をJ-Plat Patと連動させて、ついでに各種特許情報管理ソフトの機能も搭載して、各出願ごとに、次にお金が必要となるのは「いつ」で「金額がいくら」かが一目瞭然になったらいいのになぁ…^^;;;。
一方、商標の審査着手状況は、最近だと出願から10~14カ月もかかるようで、コロナ禍で月々の経理も厳しき折、1年以上も着手されない状況にヤキモキする出願人も多いのではないでしょうか。。。
〔10月以降、普通郵便の土曜日配達が休止される分、速達郵便料金は1割程度引き下げられるそうですね~〕
【クラウドファンディング】 1件、友人からクラウドファンディングのご紹介をいただきました^^。「コンパクトグリル 焚火台」というアイテムにつき、Makuakeで資金調達に挑戦中。ソロキャンされる方は、是非ご検討を~♪ お部屋のインテリアとしても使えるし、非常時の携帯コンロにも。
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「paraka」企画、目標金額達成とのこと! おめでとうございます!
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