「ふしぎの海のナディア」
先月末から少しずつ、「ふしぎの海のナディア」(第1話から「連続39話」との明示あり!)をAmazon Primeで観ていました。そして明日からは、東京ソラマチで「ナディア展」も開催されます。
就職したての頃にNHKで放送されていたようですが、記憶ではもっと若い頃に観ていたような気が…??(汗)。内容はすっかり忘れていましたが、見返してみるとこれはもう、青春の甘酸っぱさや冒険の醍醐味がオモチャ箱のようにいっぱい詰まった、私のアニメ鑑賞履歴の中でもピカイチの部類の作品♪(途中スケジュールが押したのか、海外発注で作画が大変なことになってる部分もなきにしもあらずですが^^;)
「あぁ、すごくダイバーシティが意識されてる世界観だ!」「人生を生きる上での名言がいっぱいだ!」「技術革新と自然の双方を讃えつつ苦悩してる作品だ…」と、感動しきり。ジュブナイルのように見えますが、いやいやどうして、大人が見ても唸ってしまうこと間違いなし! 当時これを放送してたNHKさんに脱帽!
1889年の第4回パリ万博の年から始まる物語ですが、私は、発明少年ジャンと、サンソン&ハンソンが好きです。第15話「ノーチラス最大の危機」でのジャンの絶叫は忘れられません。少年が世界を知り成長していく様が、時に楽しく時に哀しく絶妙のバランスで描かれていて、端々に“…ism”が感じられます♪ “一度きりの人生だ、パァ~っと行こう!”と、前向きな気持ちにさせてくれるジャン、いいなぁ~♪
最終3話あたりはもう、『エヴァ』のシーズ満載な印象でしたが、ラストのマリーによる後日譚は、涙涙の大団円。あぁ、「ナディア展」、行けるかなぁ~…。(本作には、“グラタン”なるナイスなメカが登場する関係で、展覧会ではグラタン皿も販売されるようですね^0^)
…ノーチラス号内のエレクトラさんの居室に、北斎の“神奈川沖浪裏”等の浮世絵が掛かっていたけど、あれは誰の趣味だったんだろ…? (六本木では「北斎づくし」展をやっているし、11月には映画「HOKUSAI」が公開の模様)
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