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2021年9月29日 (水)

シャンパーニュ

 かつてロシアがWTOに加盟する際にも議論があったようですが、世界的には「シャンパン」という商標はフランスの特定地域産のものしか使えないのが常識になっています。しかし今月、ロシアで法改正があり、ロシア国内においては、ロシア産のスパークリングワインしか「シャンパン」を名乗れないことになったのだとか?! これが認められてしまったら、条約の意義が損なわれることは間違いありませんが、とりあえずフランスは、貿易による利益を優先させた対応になっている模様。
 商標業界での議論も気になるところですが、この数日前のNHKニュースで、地球温暖化によって「日本ワイン」用のブドウ栽培も変化を余儀なくされている、という報道を見ました。果たして、シャンパーニュ地方のテロワールは、未来永劫、現在の質を担保できるのか否か?? そう考えると、更新登録が延々と認められる商標における“質の担保”という趣旨は、再考の余地があるかもしれません。地球環境の変化が急速に進むと、こういう弊害がもっと出て来るかもしれませんねぇ。。。

20210919_1 20210919_3 20210919_4【カニ・カニ・カニ】 過日見たカニ各種。アカテガニ・ベンケイガニ等が、ひょこひょこと顔をのぞかせていました。カメラを向けると、すぐに岩陰に隠れてしまい、じ~っと待ってもなかなか出て来てくれないので、その間にずいぶん蚊に喰われてしまいました~^^;;。

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