天高く・・・
毎年恒例の科研費の申請書の提出を終えて、少し気が楽になった夫に誘われ、先日長めのウォーキングへ。(今年は代表でCを、分担でSとAを出した模様…)
夫が、科研費に関して、「今年はどれが当たるかな?」と、まるで宝くじか何かのように言うのが可笑しくて、「ちゃんと然るべき人が、採用に足る研究かどうか審査して決めるんでしょ?」と確認したら、「まぁそうなんだけど…」と煮え切らない返事(笑)。“運”や“時流”も多分に影響するのでしょうが、研究費獲得は死活問題だから大変ですね。
“運”と言えば、近頃の若者の間で『親ガチャ』という言葉が流行っているのだとか。不謹慎な響きだと眉をひそめる大人も多いようですが、私は“言い得て妙”と思ってしまいました。マイケル・サンデル教授の『実力も運のうち』と根っこの部分は通じており、人生は、その始まりからして不平等、ということを、エンタメ風に受容する様が、ある意味頼もしかったり…。大事なのは、そんな不平等な世界に生まれ落ちても、真面目に生きれば誰でも幸せを掴める世の中にすることなんだろうと思います。
ガシャポンは、必ずしも自分の欲しいモノが出るとは限らないけれど、出たモノは出たモノとして、愛おしく携えていけば、思いもよらない“良さ”に気づいたりもするんでしょうしねーーー^^;;。
・・・と、下世話な話をしながらも、見上げる空は夏と秋の季節の変わり目で、天がだいぶ高くなってきた印象。広い公園には、いろんな花が咲き、実がなっていましたが、注目は新たに各所に植えられたコキア。もうしばらくしたら、これらが皆、真っ赤に染まるのかと想像すると、心愉しくなるのでした♪
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