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2021年10月 7日 (木)

家族の歴史

 この夏あたりから、訳あって急速に実家の両親に関する様々な事務手続きを代理するようになりました。
 それに伴い、これまで知らなかったいろいろな家族の歴史を知らされることになり、正直驚きを隠せません。
 同じ屋根の下に暮らしていたのに、「え~? そんなこと全然知らなかったよ?!」ということがゾロゾロと出て来て、常日頃、家族といえども如何に表面的な話しかしていないかが痛感されました。今回のことで、否応なく家族・親族の歴史を知ることになっている私は、果たして幸福なのか不幸なのか…。
 私の祖父や祖母のこと、両親の若かりし日のこと、叔父伯母やいとこのこと、義妹や甥姪のこと…、実はまだまだ知らないことがいっぱい。なんとなく当たり障りなく暮らす方が衝突もなく幸せ、とも言えますが、自身のルーツや家族・親族の歴史をきちんと把握しておく方が良いのも事実。そういう意味では、介護に関わることは、家族の歴史を知る作業なのかもしれません。 
20211005_2  先日また、両親の某作業の手伝いに赴き、親族からもいろいろと話を聴いたのですが、私の祖父の兄は、芸大出の日本画家だったという話を初めて聞きました。また、若かりし日の叔父が熱心に語学を勉強していた時の古いノートが出て来て、その文字の繊細な美しさにうっとりしてしまったり…。
 この日は、母が前日に一所懸命皮むきして栗の甘露煮を作ってくれており、それをお土産に持たせてくれたのですが、なんと帰路、その瓶詰を道路に落として割ってしまい、ガラスまみれになった中身がビニール袋を破いて荷物がシロップ漬けに…。なんとかガラス片を洗い流そうと自宅でジャブジャブやってみましたが、完全に取り除けたのか確信を持てずに食べられずじまい…(泣)。なんだか、どっと疲れました(T T)。

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