« 押印のない委任状 | トップページ | 「お金」「時間」「やりがい」Part2 »

2021年11月20日 (土)

「三人展」@ with 遊

20211117_3 20211117_2  コロナ前は、毎年のように大崎で開催されていた「八雲展」という絵画展覧会。
 コロナ禍で2年続けて開催できず、毎年出展していた以前の職場の先輩は、さぞや気を落としておられるだろう…と思っていたら、今月頭に、別の「三人展」のご案内をいただきました。荻窪にある「かふぇ&ほーる with 遊」にて。かつての職場の同僚とふたりで、お昼時にお伺いしました。
 カフェのオーナーが秋田出身の方だとのことで、ランチには“特製きりたんぽ”を注文♪ 色々なつかしい話をしながら、洋風スープのきりたんぽをいただきました。
 今年米寿になられた先輩と、大学で先輩と同級で勉強された生物学者の女性も一緒にワイワイと(この女性が、三人展のお二人目)。先輩は生涯編集者で、現役時代に素晴らしい本をたくさん作られましたが、引退後の今も“アート・パラダイス”という会報誌を、年に4回ほど編集しておられるとのこと。「年会費2千円で、自らのアートを発表できるから、是非入会を」と言っていただきましたが、今のところは発表できるような作品は手掛けておらず恐縮^^;;。
 同席させていただいた女性の方は、雪を赤く染める微生物の研究等に長年取り組み、80代世代としては画期的な女性研究者として、大学教授を定年まで勤められたそうで、今も教え子と交流しつつ、絵画や写真や体操や彫金などに取り組んでおられるとのこと!
 お二人とも本当にお元気で、「耳が遠くなって目も見えづらくて…」とおっしゃりつつも、溌剌とスマホを使いこなし、その日の夜の計画等も打ち合わせておられて、もう脱帽!!
 この日のおしゃべりで初めて知ったのですが、生物学業界では、顕微鏡を覗いて行なうスケッチは必ず“点描”でなければならないのだそうで?! 私以外の3人が全員生物系の人だったので、ひとりで「へぇぇ~?!」と驚いてしまいました。生物スケッチと言えば私の中ではロバート・フックですが、彼の絵も点描だったっけか?! いずれにせよ、このスケッチがきっかけで絵画に目覚める人も多いようです^^。 
20211117_1  それでも、先輩が本格的に絵を描き始めたのは定年後のことだそうなので、私にもまだまだチャンスはありそう♪と思いながら鑑賞しました。三人展の中で最もお若い作者の方は、30代で橋梁の研究をされているとのことでしたが、写真のように細かい油絵で驚きました。雲や花びらの表情がとても素敵でした。三人三様の作風で、同じものを描いても、見え方も表現の仕方も様々ですね。目下、通勤の行き帰りには原田マハさんの本を少しずつ読んでいるので、絵画の世界を身近に感じられる貴重な機会でした。お土産にお手製の絵ハガキもいただいてしまいました♪
 来年のGW頃には、いつもの「八雲展」も開催されるようなので、またお会いできるのを楽しみにしております。珈琲、ご馳走様でした!!

20211119_9 20211119_10 【97.8%の月食】 昨夜の東北東低空のビーバームーン。17:20には寝ぼけたバナナのようでした。19:00過ぎには、下半分が顔をのぞかせていたようですが、地球の陰でなく、雲の陰に隠れてしまっていて、ハッキリ見える時間は限られていたのが残念! 天体望遠鏡を担いだ親子連れを結構見掛けましたが、少しは月食ムードを味わえたかな~?
 とはいえ昨日は、月食よりも、大谷翔平選手のMVP獲得で月も霞んでしまったかもしれませんね。本当に誇らしい! おめでとうございます!!

|

« 押印のない委任状 | トップページ | 「お金」「時間」「やりがい」Part2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 押印のない委任状 | トップページ | 「お金」「時間」「やりがい」Part2 »