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2021年11月11日 (木)

『裸でも生きる』

20211101_5  バッグにお金を掛けることには、あまり関心のない私。
 荷物が入りさえすればいい、くらいの感覚で、軽さと大容量と持ちやすさとポケットの多さだけを指標に、とにかく安い物を使っています(高価なバッグだと、バッグに遠慮して荷物を選別するという本末転倒なことになりがちなので…^^;;)。夫からはいつも、「バッグ、いつも安物買いするよね」と呆れられています。。。それでも、そんな安易な条件すら、なかなかクリアする製品にはお目にかかれず、たまにイイな、と思うと、目が飛び出るほど高価だったりして、結局安きに流れています。
 ところが先日、ひょんなことから“K Box Tote”というバッグが検索に引っ掛かり、そのページに載っていた《デザイナーズ ボイス》という動画を観ました。山口絵理子さんという女性が、このバッグの良い点を説明してくれていたのですが、その話を聞くうちに、どんどん「これイイな…」と思い始めました。で、善は急げと、翌日、最寄りのお店に赴いて実際に肩に掛けさせてもらったら…
 軽~い! ポケットがいっぱ~い! 結構入る~! 見えない工夫が嬉しい~!
…とまぁ、衝動買いしてしまったわけです…。私にとっては、それでもお高めではありましたが、なんだか運命を感じてしまったもので。。。^^;;
 レジ前に書籍が数冊置いてあり、チラリと眺めたら、動画に登場していた山口さんの本もありました。
「どんな人なんだろ…??」
と検索すると、、、なんと社長さん! 有名人なのかもしれませんが、お恥ずかしい話、私は全然知りませんでした^^;;;。
 俄然興味が湧いて、『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』という、彼女がこのブランドを立ち上げるまでの話が書かれた本を購入。
 そして一気読みーーー。

 いやはや、起業って大変。働き方改革なんてどこ吹く風。多分この山口さん、ものすごく負けん気が強い人なんだと思います。とはいえ、引いてしまうような勝気さではなく、マザー・テレサの“マザー”をブランド名に取り入れたり、東京の下町を第一号店にしたりと、共鳴する部分も多々ありました。自分の使命感や考えに忠実で、自分自身に絶対的信頼を寄せている…。すごい人もいるもんだ。座右の銘である“Keep Walking”を人生全体で体現してる。こんな恵まれた国に生まれて、やりたいことに蓋をするなんて勿体ない・・・つくづくそう思わされました。

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