減免制度がややこしい
大企業の方にはピンと来ないとは思いますが、現況の特許庁の減免制度はとてもややこしいです(汗)。
いや、多分、私の理解度が低いだけですし、個人や中小企業や独法や大学等には、すこぶる恩恵の高い制度なのですが、法改正のタイミングと、最初に減免申請したタイミングと、審査請求したタイミングと、あれやこれやに配慮しなければならないのが、雑な神経の私にはすごーくストレスです^^;;。中小企業については、業種や規模によって恩恵を受けられるか否かが分かれますし、小規模企業という括りでの減免もあります。
仕事人としては、この制度をフルに使いこなしてこそ、お客様にサービス提供したことになるのでしょうが、全国の99%ほどが中小や小規模企業であるのなら、手数料標準をこちらに合わせて設定して、大企業のみ倍額で…としてもらえたら、どんなにか手続きが簡素化できるだろう…と夢想してしまうのでした(苦笑)。けれど、全特許出願件数の85%強は大企業から為されていると思えば、実質はどうあれ、多数派に“増額”ってわけにはいきませんよねぇ~。
【世界の富豪10人】 昨日のニュースに、「コロナ禍により、世界の富豪10人の資産が倍増した」とありました。これはさすがに、この10人が少数派であることは間違いなく、尚、それがアメリカに集中(一部フランス)しているということに、疑問を感じざるを得ません(ボノボだって、果実は分け合うのになぁ…^^;;;)。
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