相棒20元日SP
元日の夜、CMを飛ばしながらの「相棒SP」鑑賞^^;;。
例によって権威の暴走批判に富んだ内容だったので、「脚本は櫻井さんか太田さんかな?」と話しながら家族で観ていたら、太田愛さんの脚本でした。
その数日後、彼女のブログで、同一労働同一賃金に関して提訴した非正規社員たちの描写について、脚本とは異なる演出だったことが書かれているのを見て、「確かに、あのシーンだけ妙に浮いてたな…」と感じました。どういう意図であんな演出にしたのか理解に苦しみますが、少なくとも脚本家の思惑を離れたものであったことは手に取るように分かりましたので、大丈夫大丈夫。
こういうのを見るにつけ、世の中が出来の悪いパッチワークのようにチグハグで、それでもなんとなく回ってしまっているのを実感します。この改変自体が、まさに本作で太田さんが問題視している不条理を象徴していますね^^;;。
(今年最初の夕方の「相棒」再放送は、櫻井さんの“ボーダーライン”でした。もう4回くらい観てますが、何度観ても胸が詰まります) ドラマ制作って、たくさんの関係者の価値観の刷り合わせが不可欠なのでしょうが、どこまで我を通すかのバランスは、難しそう。。。
我が家の最近の「相棒」鑑賞は、そういうことも含めて、参加脚本家さんたちのカラーを愉しませてもらえる貴重な時間になっています。
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