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2022年5月の31件の投稿

2022年5月31日 (火)

劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

20220523_4 20220523_6 20220523_5  滅多に感動を表に出さない息子が先日、「ショーシャンクの空に」を観て涙していました?!
 やはり、いい映画や観たい映画は、忘れないうちに観ないと!…ということで、私も、
京アニの代表作のひとつである「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の最終劇場版を、先週日曜日にようやくNetflixで鑑賞しました。
 原作小説を読んだことはないのですが、TVシリーズからずっと、繊細で丁寧な表現の数々に目を瞠ってきました。孤児で、抜け殻のようだった少女が、たくさんの人と関わり合いながら、真っ白なキャンバスに少しずつ色を塗り重ねていくかのように成長し、人の心を学んでいく物語。一話一話もそれぞれきちんと完結していましたが、この劇場版がそれら全話を総括して、ヴァイオレットの血肉となって大団円を迎えているのが見事でした!
20220526 20220530_3  “愛してる(I Love You)”というシンプルな言葉の意味を、しっかりと噛み締めて肚落ちさせるのに、十数年の時を要しているだけでも、心と言葉の結びつきを真摯に辿る彼女の真っ直ぐさを感じます。兵器のように命令通り戦うことしかできなかった無学な彼女が、まだ電話もない時代の手紙代筆業という仕事に就けたこと自体が奇蹟のようですが、やがては人の心を打つ詩人のように言葉を紡げるようになっていくーーー。そんな彼女の礎となっていたのが、“少佐”(ギルベルト)の存在。はじまりはただ、「孤児を武器として所有する」という非人道的な武人の家系の所業だったけれど、ギルベルト自身も、ヴァイオレットと関わることで変化し、心を通わせていくーーー。
 こうして観ると、TVシリーズ本編は、この二人の別れ(プロローグ)と再会(エピローグ)の間の肉付けのようで、プロローグと本編とエピローグが、こんなにもバランスよく配された展開には、なかなかお目にかかれない。。。
 温かい涙が溢れ続けるエピローグです。2018年から見つめ続けてきた彼女が、探していた“答え”を見つけられて、本当に良かった♪

【興ざめ感想】本作を“電話前/後”という技術史的な視点で眺めると、ヴァイオレットの機械義手の実現と、少佐のブドウ運搬ロープウェイの制作の、あまりのアンバランス等々、ちょっと「ありえない」演出は正直気になりました^^;。まぁ、そこらへんは本作のポイントではない、ということで、さっさと捨象~!

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2022年5月30日 (月)

国会図書館デジタルコレクション&『宇宙兄弟41』

20220527_4  5月19日から、国立国会図書館のデジタルコレクションから、絶版書籍の閲覧が一部可能になるとの報道を受けて、真っ先に検索してみたのは、アシモフの『夜明けのロボット』。そもそも、アシモフの著作権は2062年までだし(翻訳者の小尾さんという方もいまだご健在のご様子!?)、いくら絶版になっていても、本人が許諾できるはずもなく、ないのは当然と思いつつ、「著作権の残っている絶版書籍も収録されることがあるんだろうか…?」という素朴な疑問^^;;。権利者と交渉する部隊がいるとも思えず、図書については2014年のものが最新のようだけれど、ほとんどが公文書の類いなのだろうと推察しました。
 そこで、「インターネット公開」されているものだけに絞ってから、検索窓に適当なワードを片っ端から打ち込んで遊び始めーーー(苦笑)。
 エゴサーチしてみたり、出身大学の資料を見てみたり、先祖の名前を入れてみたり、自治体名を入れたり、、、笑ったのは、夫の名前を打ち込んだら、修士論文のアブストラクトがヒットして閲覧できたこと(^0^)!! 本人に話したら笑っていましたが、「博士論文が見れないんじゃ意味ないけど、どうしてそんなものが公開されているんだろう??」と首をかしげていました。また、同じ研究室だった友人の修士論文も出て来ました(笑)。
 面白いのは古地図。1883年当時の小笠原諸島の地図とか、1894年当時の能登半島の地図なんかが見られたのは感動!
 もっといろんな遊び方が出来そうですが、見たいものの大部分が「図書館内限定」だったので、今後の収載に期待!という感じで、15分ほどのネットサーフを終えようとしたら、、、。
20220521_6  「関連リンク」という部分に「インターネット資料収集保存事業」というアイコンが?!
 これは、その名の通り、インターネット資料へのリンクが張られ、様々なホームページが保存されているのですが、どういうページが保存対象なのかが今一つわかりませんでした。
 図書のデータ化だけでも大変なことなのに、ネット資料の保存って……。
 夜のうちに小人がやってくれるわけでもないでしょうに、一体どこの誰が、こうした仕事をしてくれているんでしょう?!(電子書籍の収集も始まっているようですね!)
 ただただ感謝ですm(_ _)m。

【8/31_cakes閲覧不可に】 一方、8月31日に、cakesのサービスが終了するとのこと! メディアの永続というのは、なかなか“a piece of cake”とはいかないものです。だからこそ、図書館は長い目で守っていかないと。。。!

20220529_5 【宇宙兄弟41巻】そして、待ってました!の『宇宙兄弟』41巻♪ いろいろと明るい巻です。“We are space brothers piece of cake”のワッペン、欲しい~♪ ロシアクルーとの協働ミッション、このご時世に読むと、感動ひとしおです(T T)!!

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2022年5月29日 (日)

神宮外苑前の再開発

 先々週、NHKの首都圏ナビで「神宮外苑の再開発計画」について知りました。なんと、1000本近い樹木が伐採される可能性があるとのこと?!
 GWに友人と新宿御苑でピクニックをした際、新国立競技場の方にも足を延ばし、近くに新しく出来たホテルのラウンジでもお茶したりしました。その際、せっかく新築した競技場周辺が、あまりに閑散としていることに驚くとともに、もったいない気持ちになったのは確かです。もっと人を呼び込んで憩いの場にすればいいのに…とも感じました。ただ、ビジネス優先での節操のない再開発には反対です。お茶をしたあのホテルの建設も、オリンピックにかこつけた「高さ制限緩和」によって可能になったのでしょうか…? ホテル自体は緑に囲まれた気持ちの良い空間でしたが、あれが建つ前って、何があったっけ…??(あのホテルと今回の再開発を手掛ける不動産会社とは同系列です…)
 都心の緑を守る、という点で、皇居や日比谷公園、赤坂御所、浜離宮、新宿御苑、青山霊園、芝公園、上野公園、代々木公園、小石川植物園、葛西臨海公園、光が丘公園、石神井公園などなど、数多くの場所は守っていって欲しいと願いますが、新宿御苑に連なる神宮外苑も、もちろん緑豊かな場所であり続けて欲しい…。
20220530_8 20220530_7  築地市場の跡地の、目下の荒漠とした風景を見るにつけ、あの場所にも、百年後を見据えてたくさん植樹して欲しい…と思っています。SDGs華やかなりし昨今、不動産会社だってそういう観点を重視して計画しているとは思いますが、極端なコンクリート・ジャングルだからこそ、緑を計画的に配置して、残せるものは残して活かしていく工夫をしてもらいたいなぁ~…と祈る、散歩フリークの私です。
東銀座界隈にも、再開発の話題がチラホラ…)

20220523_1 20220523_2 20220523_3 【タリーズOPEN!】明日、日比谷公園内にタリーズ・コーヒーがオープン
 上野公園や新宿御苑にスタバがあるように、次第にこうした展開も増えてくるんでしょうか…?

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2022年5月28日 (土)

芝生でフルーツ・スムージー♪

20220518  先週、ウォーキング日和の夕方、1万歩ほど歩いたところでだいぶ疲れてきたのもあり、一度入ってみたかった“IMANO Fruits Factory”という果物専門店に立ち寄り、マスクメロン・スムージーと、バナナ・ヨーグルト・ジュースを買って、近くの公園の芝生でのんびりと休憩しました。
 だいぶ西日にはなっていたものの、まだ明るいし、風は心地良いし、何よりジュースの美味しいことと言ったら!!
 芝生も青々として清々しく、ビジネスマンやOLさんも複数人、一息つきに来ていました。
 これはクセになりそう~♪
 この店の2Fには、“BISTRO SABLIER”という、この果物店が経営するレストランもあるようなのですが、ジュースの美味しさから察するに、きっとすごく美味いに違いない!! 機会を見つけて行ってみた~い♪

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2022年5月27日 (金)

初夏の庭園2

20220520_5 20220520_6 20220520_10 20220520_11  先日訪れた庭園、花はそんなに多くなかったのですが、亀がそこらじゅうにいました(笑)。甲羅干ししているカメたちに交じって、巨大なスッポンもわんさか!
 歩道をのそのそと歩いているスッポンまで?! 亀にしては意外に俊敏に歩くので、シャッターを切るのに神経を使いました^0^;;。
 数年前より、数も増えて巨大化しているように思え、池の鯉たちはさぞや迷惑しているのでは…、と心配になりましたが、共存共栄なのかしらん?? 鯉の方が長生きな気がしますが、近年は明らかに、カメの方が存在感を増してる~!!
20220520_7 20220520_9 20220520_8  この日は、アオサギも中の島に来て、青々とした緑の中にすっくと立って遠くを見やっており、貫禄ある風情でした(笑)。どこからともなく聞こえてくる小鳥の鳴き声にも、心愉しくなった初夏の庭園でした~♪

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2022年5月26日 (木)

初夏の庭園1

20220520_4 20220520_13 20220520_12  先週、近所の庭園を散策。季節がだいぶ早まっているので、もしや菖蒲や紫陽花が咲いているのでは…、と思いましたが、さすがにちょっと早かった^^;;。
 咲いていたのは、ザクロの花。あとは小さな青梅が実っていたり、ノムラモミジが真っ赤に染まっていたり。。。
 ちょうどその日は、その庭園で、造園業者の方々の研修会のようなものをやっていて、中には外国人の方もチラホラ。松の枝を剪定する音なども聞こえ、庭園の手入れの様子を見ることが出来ました。
 過日、TBSの「世界遺産」で、ドイツのヴィルヘルムスヘーエ公園の庭園は
百年がかりで完成されたのだと聞き、造園の奥深さに感じ入ったばかりだったので、日本庭園の手入れの細やかさも、きっと大変なものなのだろう…と想像しました。
20220520_1 20220520_3 20220520_2  行き帰りの道には、ドクダミの花やたくさんのポピーも咲いていて、春先とはすっかり違う趣。これからぐんぐん暑くなってくるのでしょうね~。

【嬉しいメール】昨日、広汎性発達障害のお子さんに寄り添うために弁理士登録は抹消された先輩から、数年ぶりにメールを頂戴しました。仕事を辞めた後も、“こたえのない学校”のFOX Projectで精力的に活動されているとのこと。先日ちょうど、そのお子さんが描いた絵をプリントしたTシャツを着た直後だったので、シンクロニシティのようで驚きました! またお会いできるかな~?

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2022年5月25日 (水)

電気代高騰?

20220519  先週の朝のニュースで、物価が上がっているという報道の中、「電気代も高騰」と言っていたため、試みにここ一年ほどの我が家の電気代推移をグラフ化してみました(青色申告用にメモってあったので一瞬でした)。
 ちなみに我が家、一昨年の10月半ばには洗面所のライトをLEDに替え、昨年の12月半ばに冷蔵庫を省エネ機種に替え、今年の2月頭に書斎のシーリングライトをLEDに替えています。
 グラフを見ると、電気代に関しては、今年の頭に急激な上昇はあったものの、3月~5月は毎年の春先同様、下降しています。高騰の影響はむしろ、6月以降の電気料金に反映されてくるのかしらん??
 今年の年末に改めて、今後の電気料金の動きを確認しないと、電気代高騰は実感できない模様です^^;。

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2022年5月24日 (火)

ハンドメイド・パウンドケーキ

20220516 20220521_1  先週、少しゆとりのあった日の昼、家にあるものを使ってチャチャッとパウンドケーキを焼きました。
 薄力粉とホットケーキミックスと、板チョコとバターと卵だけ^^;;;。65分オーブンで焼いて、はい出来上がり♪
 バターを丸々1本150g使ってしまったので、夕食後のデザートにしては重すぎましたが、砂糖を入れなかった分、軽い仕上がりになりました。皆、新年度の疲れが出てくる頃合いだし、たまにはイイよね~♪
(そして、先週末はまた誘惑に勝てず甘味補充……^^;;;;;)

【ブリティッシュ ベイクオフ】先日たまたま、ETVの“British Bake off”という番組を観たのですが、プロ顔負けのパンや焼き菓子を作る人たちがたくさん出演していて、見ているだけで垂涎モノ。メインの素材は小麦粉とバターと卵と砂糖くらいなのに、バラエティに富んだスイーツが生み出されるのは、素敵な不思議です~♪

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2022年5月23日 (月)

教員免許、過去失効分も復活

20220515_1  先々週、「教員免許、過去失効分も復活」とのニュース!
 2009年の春、高校教師の友人から、更新研修の様子を聴いたことを思い出しました。
 世には様々な資格があり、更新制度のあるものもないものもあります。実務に直結する資格で、時々刻々と技術や制度や法律が変わってしまうものについては、キャッチアップのための日々の勉強が不可欠でしょうが、教職の場合、専門科目の最新動向のキャッチアップよりは、講義の仕方・説明の仕方・プレゼンの仕方・生徒とのコミュニケーションの仕方といった、各人各様の工夫と改善の方が、子どもたちへの影響は大きいかもしれず、更新研修のカリキュラムの組み方も、その分難しかったろうと思います。
 この7月1日で、晴れて(?)教職の更新制度が廃止され、失効していた私の中・高の教員免許も復活し、再び「ペーパーティーチャー」へ。。。直接的に活かす場面はないかもしれませんが、人生経験を積んだ今だからこそ、教職の聖職たるゆえんが身に沁みて分かる気がします~^^;;。
(教育現場の改善については、長年議論され続けているようですが、英語やプログラミング以前に、教科指導と部活指導と生活指導の切り分けを、しっかり考える必要があると思っています)

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2022年5月22日 (日)

特許の手続戦略

20220514_05  先日、米国でのある継続出願の特許許可通知に際し、先輩が「継続出願は何度でも出来るよ」とサラリとおっしゃるのを聴いて、不勉強丸出しで「親出願登録済のこの段階でも?」と内心驚き、少し自分なりに頭を整理^^;;。
 直接的に特許の仕事はしていませんが、手続戦略(←このサイトがすごく分かりやすい!)は興味深い。。。
 あくまで内容本位なので、一概には何も言えませんが、日本においては、元の出願に基づいて、新規事項を追加しない特別抽出的発明なら分割出願、新規事項を追加したい改良発明については国内優先権利用という方法があります。
 米国の場合には(仮出願は措くとして)、①一部継続出願(CIP)・②継続出願(CA)・③分割出願(DIV)という3つの方法があります。
 ①は、日本の国内優先のように新規事項を追加した改良発明に利用でき、先の出願と同様の内容は先の出願日、追加した内容は後の出願日基準で判断され、先の出願が係属している限り可能。ただ、グレースピリオドの後は先の出願も先行技術として扱われるので、利用期間は日本の国内優先の倍くらいのイメージ。新規追加される発明内容の進歩性の度合いによって、一部継続出願とするか、別出願とするかは、判断が分かれるということでしょうか。①だと、(国内優先と異なり)権利の満了日は先の出願と同じになってしまうため、そのあたりも要検討となってしまいます。
 ②は、①と同様、先の出願が係属している限り可能で、自発的な分割出願のようなものと考えられます。新規事項は追加できませんが、切り口を変えてピンポイントで権利化しておきたい特別抽出的な発明に関して利用できます。権利満了日は先の出願と同様になり、日本の分割出願同様、“継続出願の継続出願”のような孫出願も可能ですが、親出願時の利益を受けたいのであれば、子出願のみならず親出願も係属していることが必要(←ここ、間違っていたらご指摘ください!)。
 ③は、単一性違反のようなケースで限定要求を受けた際に行なう分割出願。先の出願が係属中に行なうことができ、のちのちダブルパテントの指摘も受けづらいという意味で使い勝手はいいようです。

 各社独自のポートフォリオ化戦略があるのでしょうが、発明の包括的な保護に関しては、何年も議論が続いているようです。とりあえず、現状の米国でのビジネス上の留意点はJETROのレポート参照。
(cf.;米国特許法、米国特許施行規則

20220521_2 【初版本?!】昨日OAZOの丸善を歩いたら、『名探偵ホームズ』の原書(初版本)が33万円で展示されてました!

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2022年5月21日 (土)

イタリアンワイン<後編>

Aglianico 20220507_5 20220511_8  <前編>に続き、6本セットだったイタリアンワインの残り3本も、飲み終えました。
・カンパーニャ州のアリアニコ
・トスカーナ州のキャンティ・クラシコ
・北イタリアの高級産地ピエモント州のバローロ
 アリアニコは、“子どもの日”にかこつけて、豪華ローストビーフと一緒に^^。
 途中、生協調達の安価なシャルドネ等もいただきつつ、少しずつ晩餐のお供に飲みました♪ 一時期コモディティ化したキャンティも、やはり美味しいモノは美味しい♪
20220514_18  極めつけは、結婚29周年を記念して飲んだ
バローロ♪ 焼き鳥と一緒に♪
 私たち夫婦には、“伝説のバローロ”というのがあって、かつて(20年以上昔)千鳥ヶ淵のお花見の後でフラリと立ち寄った市ヶ谷の裏道にあったレストランで飲んだバローロが、生涯で最高の一本なのですがーーー。バローロを飲む時はいつも、あの時の芳醇な香りと比べてしまうのです^^;;。今回も、まだ、あの時のバローロを超えることはありませんでしたが、それでも美味しくいただきました♪
 金曜ロードショーで録画しておいた「ローマの休日」を観ながら飲みましたが、ジョーの部屋でジョーとアーニャが飲んでいたのは、多分キャンティですね。モノクロームの古い映画なのに、いつまでも色褪せない素晴らしい作品だし、イタリアンワインも、カジュアルで気軽に飲めるものが多いのに滋味深くて、どちらも大好きっ♪! ヨーロッパでは、イタリアとベルギーの食と飲み物が私のお気に入りです♪

【2連チャン】夫と観た翌日、息子とも「ローマの休日」を鑑賞(“かわいい子が旅をする物語”として鑑賞…笑)。彼にとっては大昔の白黒映画なのに、すごく愉しんで観ていたので、の意味で感動してしまいました~。「ローマの休日」、まさに不朽の名作!

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2022年5月20日 (金)

大島川水門橋、開通!

20220514_08 20220514_09 20220514_10  隅田川テラスのジョガー&ウォーカーの皆さま、朗報です!
 ついに、先週土曜日、待ちに待った大島川水門橋が開通しているのを発見しました!!
 延期に次ぐ延期で、すっかりあきらめモードで対岸を歩いていたら、なんと人が橋の上を歩いているではないですか?!
 そのままグルリと川を渡り、開通したばかりの橋に向かった私。。。
 出来立ての橋の袂には、「自転車侵入禁止」の車止め。
 明るい色のタイルに彩られ、なんとも快適な橋でした♪ 開通に気付いて渡りに来た人達も、楽し気に橋の上からの風景を堪能していました。優美な中央大橋を、新たなアングルから鑑賞できるようになって、嬉しい~♪ この日のウォーキングはおかげさまで、13,976歩、10.1kmでした~。ウォーキングの愉しみが、またひとつ増えました!

20220514_11 20220514_13 20220514_12 20220514_14 【大河への道】本日、映画「大河への道」ロードショー! 伊能忠敬万歩計を携えて日々ウォーキングしている身としては、これを観ないわけにはいかない?!

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2022年5月19日 (木)

映画「シン・ウルトラマン」

20220514  先週末、家族で映画「シン・ウルトラマン」を鑑賞。6年前、「シン・ゴジラ」も家族で観に行ったっけ^0^;;;。
 一応建前上は夫と息子に付き合って、、、ということにしますが、もちろんウルトラマンについては、「シュワッチ!」とポーズを取り、主題歌を歌えるくらいには知っています^^;。いい歳をした大人になっても、こうした作品制作に関わる人がいれば、それを喜んで観に行く人もいるということに、1966年に生み出された初代ウルトラマンの、コンテンツとしての威力と、円谷プロの偉大さを感じます(笑)。以下、ネタバレ注意!(“ネタバレ”…私の苦手な言葉です^-^;)


 隅々まで遊び心に溢れた作品でした。要約すれば、人間の自然破壊によって顕在化した禍威獣たちを処理すべく結成された禍特対メンバーが、様々な外星人と相対する中、人間がやがては宇宙の脅威になると見なされ、最終兵器ゼットンによって惑星ごと滅ぼされる寸前に、人間とウルトラマンが英知と力を合わせ、その危機を免れるーーーというお話。(夫は、禍威獣はもともと外星人によって送りこまれていて、それがメフィラス星人に覚醒されたのだと言っています。真の設定は??)
 例によって庵野監督の脚本は情報量が多すぎて、一度観ただけでは到底堪能したとは言い切れません^0^;。それでも、台詞のはしばし、動きのはしばし、演出のはしばしに、クスリクスリと笑いつつ、「21世紀の我々人類は、果たしてウルトラマンに好きになってもらえるんだろうか…?」という疑念が頭をよぎる鑑賞でした。個人的には、幼少時、ウルトラマンの胸のカラータイマーの時間制限にハラハラした記憶が鮮明なので、タイムトライアル要素が希薄だったことに戸惑いましたが、ここは“真実と正義と美の化身”としてのこだわりのデザインだったようですね(米津さんの歌声とシンクロして、本当に艶っぽいウルトラマンでした!)。生物学者の船縁のマグカップに“まど☆マギ”のキュゥべえがプリントされていたように見え、そこにもウケました♪ 巨大化した浅見さんはとってもうらやましくて、私も一度でいいから巨大化してみた~いと切望(^0^)! そして…今後はindeedのCMで斎藤工さんを見ても、宇宙規模の求人情報CMにしか見えない気がします。。。(笑)。
 ほかに印象的だったのは、、、「ウルトラマン」の科特隊が、国際科学警察機構の正式な下部組織で、隊員達はある種のエリートだったのに対し、「シン・ウルトラマン」の禍特対は皆、出向者の集まりで、ある種の愚連隊だったこと。各々優秀だし、組織の論理も理解はしていたようですが、なんというか“はぐれ者”が個々人の意思で動いている感が良かったな~(^0^)♪
 政治と科学と行動と駆け引きと…、本能と理性が乖離しがちな現代でも、反射的に人を守り、感覚で人を愛し、魑魅魍魎がなんとか共存している不可思議な地球。適材適所で各々が力を合わせれば、何事もなんとかなるんじゃ?と思わせてくれる、明るいエンタテインメントでした♪
 メフィラス星人とウルトラマンが飲んでいた居酒屋は、ココらしいですよ~^0^♪
20220514_02  帰宅後、ガリガリ君を齧りながらアレコレと感想を述べあいましたが、「今回は大きな謎解きがなかったのと、外星の勢力図がわからなかったね」という所に落ち着きました~。
 次は「シン・仮面ライダー」だそうですが、商標の出願人を調べると、「シン・ゴジラ」は東宝、「シン・ウルトラマン」は円谷プロ、「シン・仮面ライダー」は東映です^^。元祖の「シン・エヴァンゲリオン」が出願されてないのが不思議~^0^? 素人からすると、今や「シン」と付いていたら庵野さんが関わってる…と思ってしまいますが^^;、21世紀的には「シン・クライアント」の方が本家本元なのかしらん…?? そう考えると、原作ありきの「シン・~」は、原作への敬意に満ちて、「原作より薄っぺらくて(thin)ゴメンなさい…」という自虐的な感じもして面白い^^。まぁ、少年の心を持ち続ける大人のための映画かな?

【パロディは奥ゆかしく…】「ゆっくり茶番劇」という商標につき話題沸騰ですが、パロディは常に、原作へのリスペクトを礎に、奥ゆかしくあって欲しいものです。(ウルトラマンは著作権に関しても長い闘争がありましたね。。。 それにつけても最近は本当に、一般の人が著作権や商標について語るシーンが増えてます…)

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2022年5月18日 (水)

モニタ修理

20220511  この春、夫が新しいモニタを導入したのですが、しばらく使ううち、起動時に表示がおかしくなる現象が頻繁に起こるようになりました。私も何度かその状況を目撃しましたが、横縞のモアレのような感じが全画面にちらついて、とても使い物にならない感じでした。
 そこで、メーカーにチェックと修理を依頼して、先週、そのモニタの引き取りと、代替機の搬入がありました。無料で行なってくれるそうですが、搬出搬入だけでも相当な大仕事で、修理してまた戻してくれるなんて、顧客サービスや製品保証って、大変だよなぁ…と、しみじみ感じてしまいました^^;;。
 モニタの大きさや解像度は、仕事の効率に直結するので、早く修理完了して戻ってくるといいのですが。。。^^;;。

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2022年5月17日 (火)

通信キャリアのアンテナ設置

20220514_03  普段はなかなか、携帯電話の基地局なんて気に掛けないと思います。一方、楽天モバイルがついに0円の料金プランを改定するとの報道がありました。
 実は今月頭、親姉妹で土地を分割保有している友人から、アンテナ営業(楽天モバイルエンジニアリング?)の話を聴いたばかりだったので、さもありなん…と納得。
 友人曰く、「私の所にも親の所にも姉の所にも、“アンテナを立てさせて”って営業が来てね、月1万5千円くらいの土地使用料をくれるからって」「不労所得は魅力だったけど、電波の影響もよくわからないし、断っちゃった」とのことでした。かねてより楽天の基地局の“サイズ”に興味津々だった私は、開口一番「どれくらいの大きさだった?」と質問しましたが、大きさまでは把握していなかったようで、よくわかりませんでした。
 候補地をピックアップし、その住所から所有者の登記情報を取り寄せ、資料を作成し、訪問して説得し、契約まで漕ぎつけるーーー大変な仕事だと思います。
 これを全国で展開しなければならないのだから、そのご苦労は計り知れず。。。
 私は携帯電話黎明期からずっとdocomoユーザーですが、重視するのはやはり“つながりやすさ”。楽天の基地局は、ソフトウェアでチューンする小型のアンテナだと聞いており、数は多ければ多いほどいいのでしょうし、どこでもいつでも繋がるように設備を整えるには、まだまだ基地局が足りないのだと思われます。NTT西日本は、既存の電話ボックスの天井を使い、「公衆電話ボックススペース貸出しサービス」を展開していたようですが、うちの近所では電話ボックスなんてとんと見かけなくなりました。イチから自前の基地局をコツコツと整備していくことで自社独自のサービスを展開できると考えると、今の努力が将来にどうつながっていくことかーーー。正念場でしょうけれど、健全な競争で、ユーザーの携帯利用がより円滑に充実していくことを願います!(後日、NTTドコモが基地局鉄塔6000本をJTOWERへ売却とのニュース! 売却というよりは3社共用…という感じでしょうか?)

20220515_2 【冠羽】先日のウォーキングでコサギに遭遇。後頭部に見えた冠羽が、まるでアンテナみたいでした(笑)。

絶版書籍のネット送信!】そして、明後日からはスマホがあれば、国会図書館から一部絶版書籍のデータを閲覧することが可能になる?! Bravo!! これぞネット社会の恩恵~♪

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2022年5月16日 (月)

更年期を超えて

20220514_06  毎月、高校時代の友人が、健康に関する小冊子を送ってくれます。
 今月の特集は「女性ホルモン」。中でも「エストロゲン(卵胞ホルモン)」という、女性の一生を左右するホルモンについて、かなりの紙幅が割かれていました。
 年代ごとにその分泌量が変化するエストロゲンですが、20歳前後にピークを迎え、20~45歳くらいの成熟期間はそれをキープするものの、50歳を境に急激に減っていき、60歳以降はほとんど分泌されなくなるのだとか。この、60歳以降の低安定期に入ると、更年期障害も終わって快適な日々になるのか、、、と思いきや、エストロゲンが減少したことで、骨粗しょう症や高血圧、脂質異常症など、生活習慣病のリスクが高まるのだとか?! 人生どこまで行っても、健康維持は一筋縄ではいかないようで…^^;;。
 私の母は、50代後半の更年期障害が酷く、長い間漢方薬のお世話になっていたので、私自身もこれからその時期を迎えるにあたり、戦々恐々としています。(役所から、無料のガン検診の案内が来ていたけれど、今年はどの程度の健康診断を受けようかなぁ…?)

20220515_3 【冷やし中華】昨日は、蒸し蒸しした感じがして、今年初めての冷やし中華!

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2022年5月15日 (日)

4年ぶりの八雲展

20220513_1 20220513_2  先日、4年ぶりに、大先輩が出展する「八雲展」を訪問(開催自体も3年ぶり?)。油絵を習い始めた友人と一緒に。
 去年、荻窪で催された「三人展」の時に昼食をご一緒したYさんとも偶然お会いでき、しばしおしゃべりや作品鑑賞をして、記念撮影^^。
 大先輩は今年御年89歳、Yさん (たくさんの教え子さん達が観賞にみえるそうです)の方は90歳というから驚き!! また、我々と普通におしゃべりしていた大御所の男性などは92歳で矍鑠としておられて、本当に皆さんお若くてビックリしてしまいました。
 大先輩は「鎌倉殿14景」と題し、あいかわらず緻密なタッチの鎌倉の風景を(「鎌倉殿の13人」の面々の家紋とともに)展示しておられました。そしてYさん の方は、かつての仕事場だった尾瀬の風景。どちらも見惚れてしまう出来栄え♪
 会場の全作品をのんびりと鑑賞させていただいた後、喫茶店に移動してしばしの歓談。私たちがかつてお世話になった1924年創業の老舗出版社の歴史を繙きながら…。製造部にいらしたOさんが、かつての全社員の名簿を作成してくださっていたり、社員旅行の記録を付けていてくださったりで、遠い記憶が蘇って懐かしいのなんのって! 3日後には、私の結婚式に参列してくださったかつての上司であるMさんやOさんとランチ予定だそうで、八雲展は大先輩にとって、旧交を温める良い機会でもあるようです。
 この日は、私が在籍していた当時も編集部にいらしたI氏が、養老孟司さんの最初の本『形を読む』の編集担当だったという話に驚きました。今は、講談社学術文庫に再収録されているそうです。養老先生の処女作、是非読んでみたい!!
 5人兄弟の長男である大先輩ですが、丁寧に様々な資料を整理して持ち歩いており、幼少時の5人一緒の写真と、昨年勢揃いした時の写真とを並べて見せてくださり、仲の良い兄弟姉妹が全員元気で今も集合できることの素晴らしさに感動しました。また、姪っ子のお子さんの写真もあって、親戚が集まると4世代にわたることになるとかで、賑やかな限り^^。「いろいろ運のよい時代に生きてきた」としみじみおっしゃっていましたが、いろんな幸運に恵まれたのも、大先輩のお人柄によるところが大きいような気がします。
 今年もまだあと3つほどの展覧会予定を抱えている上、鎌倉作品の画集も制作中だそうで、楽しみが続きます♪ このブログも時折覗いてくださるとのことで恐縮至極^^;;。来年は、Mさん来訪に合わせて伺って、ご様子伺いできればな~と思っています。またお会いできるのを楽しみにしております~。
(おしゃべりに夢中だった上、この日は夕方から大雨警報も出ていたので、そそくさと帰路についてしまったため、ささやかなお土産にと持参していた“最中”をお渡ししそびれ、友人との二次お茶会も控えざるをえませんでした~^0^;;;;)

20220514_04 20220514_07 【初クラゲ】夜の雨のためか満潮のせいか、昨日の雨上がりの午後は、隅田川の水量がかなり増えていました。そして、2022年初の、クラゲを目撃! 8匹くらいは見た気がします。

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2022年5月14日 (土)

『いちばんやさしい 免疫学』

20220508_8  看護や介護の仕事を目指す人向けと思われる表題の書籍をいただいたので、早速拝読。重要用語を覚えるための赤シート付きなので、「ひぇ~、こんなにたくさんの用語を覚えないといけないの?!」と、久々に受験生の心持ちになり、最初はおののいてしまいました(笑)。
 ただ、新型インフルエンザウイルスだの、新型コロナウイルスだのに晒され続けている昨今、免疫の仕組みに関心を持つ一般人はかなり増えていることでしょうし、近年の健康志向に鑑みれば、普通の人がこうした本を読む可能性も高いかもしれません。また、アニメ「はたらく細胞!!」や「はたらく細胞BLACK」を愉しく観ていた私としては、あの作品をさらにリアルに体感するための手掛かりとしても、読むことができました^^♪。「はたらく細胞!!」ではなんといっても、免疫を司る“白血球さん(好中球)”と“キラーT細胞さん(メモリーT細胞)”が大活躍するわけですが、本書を読むと、血液成分のたった0.1%(p.19;常温常圧下での体積比?)に過ぎない白血球のうちの、さらに60%しかない好中球の貴重さを痛感しますし、T細胞に至っては血液中たった0.021%という存在でしかないことが最初に分かり、なんだか、自衛隊員の方々に対するのと似たような感情が湧いてきました^^;;。(自衛隊員は日本の人口の約0.12%だから、まさに白血球は体内の自衛隊員のよう!)
 “免疫”とは、端的に言えば「自己と非自己を区別して、非自己を排除する仕組み」なわけですが、非自己にもイロイロあって、そこらじゅうにウヨウヨしているホコリや花粉や菌やウイルスは当然として、お腹に宿った赤ちゃんも半分は非自己だし、他者から臓器移植を受ければそれも非自己と認識されてしまうし、免疫の働き具合によっては、自分の細胞すら非自己と誤認されてしまうというから厄介極まりない。一卵性双生児の夫はその点、臓器移植に関しては「クローンがいるから」といつも心強く言っています(苦笑)。そもそもヒトは、非自己である空気から酸素を取り入れ、非自己である食物から栄養素を取り入れ、非自己である薬品に助けられて病気を治しているんだから、“自己”と“非自己”って単に循環してるだけは?と思わなくもありません^^;;;。
 昔、ジョン・トラボルタの「プラスチックの中の青春」という免疫不全症の青年が主人公の映画を観ましたが、最近は、謎の小児肝炎が流行っているとか、帯状疱疹が増えているとか、不可解な報道も耳にします。“衛生仮説”(p.184)によれば、「衛生状態が良すぎる先進国では、ウイルスや結核菌と接触する機会が少なく、Th1が増えないまま育つことになり、相対的にTh2が優位になってしまう」のだとか。Th1とTh2はいずれもヘルパーT細胞という、獲得免疫に関わる細胞で、Th1は非自己を排除する役割、Th2は排除のための獲得免疫を発動する役割を持つとのこと。この2つのバランスが大事ってことなのでしょう。暮らす環境等によって、ナイーブT細胞はTh1に分化したりTh2に分化したりするらしく、体内環境は様々な要因で変化するのが分かります。「個々の細胞が適切なバランスで情報交換を行って適切に対処する」という当たり前のことが、とても大切なのを痛感します。
 “健全に命を全うする”という観点で、現今の世界情勢と引き比べると、自然界でも、自己と非自己が平和に共存すべく双方が工夫している場合もあれば、徹底抗戦して排除せざるをえない場面もあり、身体の中の小宇宙の平和を願うばかり(苦笑)。

 不思議なもので、うちの父は若い頃、とても身体が弱く病気がちだったのに、母と結婚してしばらくしたら、ずいぶん健康になったとのこと。うちの夫も同じく、結婚したばかりの頃は、いつも頭痛や肩こりが酷くて、お酒にも滅法弱かったのに、最近はずいぶん体質が変わり健康になりました(ふくよかにもなったけど…^^;;)。生活習慣や環境や気の持ちようなど、いろんなことが影響しているのでしょうけれど、“自己”ですら時々刻々と変化して、いろんな相互作用に反応しながら流動しているんですよね。遺伝子組み換え食品が忌避された時代からすると信じられませんが、今や薬品も遺伝子レベルで研究・製造されているようで、“情報交換”の次元も様々であるようです。
 とりあえず私自身の健康のためには、日々身体の声をよく聴いて、腸内フローラのバランスを整えるのが一番かな~。。。^^;;;。
 

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2022年5月13日 (金)

『老人支配国家 日本の危機』

20220509_8  遅読の私にしては珍しく、表題の新書を、一気呵成にほぼ一日で読了。
 本書は、主に「文藝春秋」に掲載された単発記事を、年代もバラバラに並べ替えて編集された書籍です。おおむね2013年から2020年の約7年間に掲載された全11編の寄稿文や対談。タイトルはいかにも、日本の少子高齢化に警鐘を鳴らすかのような印象ですが、そのような一貫性はありません。
 むしろ、1991年のソ連崩壊という世界の地殻変動に始まり、2016年のブレグジット、2017年のトランプ大統領誕生といった大きなうねりの中で、エリート主義とポピュリズムに二極化する世界を論じる部分の方が多かったような。。。
 ただ、トマ・ピケティ氏が、資本と国民所得という経済指標の地道な調査によって歴史を読み解いたように、本書の著者のエマニュエル・トッド氏は、人口動態と家族システムという統計を指標として歴史を読み解いているところが新鮮でした。
 近年は、何の統計データを見ても信頼が置けず、人口すら現実には正確に把握されていないように思えますが、それでも出生率や死亡率は、数ある統計データの中では比較的正確な部類には入るのでしょう。夫婦が子どもを二人以上作らないと、やがては人口が減っていくことは、小学生でも分かります。著者の主張するように、出生率を上げるための社会制度を整えることは、安全保障政策以上に、日本の存亡に直結する最優先課題であることは、先日イーロン・マスク氏がTwitterで「日本はいずれ存在しなくなるだろう」とつぶやいたことにも象徴されます。
 とはいえ、自然発生なのか恣意的なのかはともかく、宇宙世紀のコロニー落としのように(^^;)発生したコロナ禍は、地球上に人間が増えすぎていることの警鐘のようでもあり、一国の経済成長のために、安易に人口を増やしていいものなのか、(今の日本での生活レベルを下げない範囲でのエネルギー消費で)地球上の最適人口がどれくらいなのかというのもよくわかりません。
 著者は、日本も自国防衛のために核を持つべきだとも言っていますが、もはや核保有すら戦争回避の切り札にはなり得ないことが分かった今、むしろ何とかして減らして全廃を目指す道筋を考えるべきなのでは…と、ナイーヴに考えてしまいます(ミサイル一発でSDGsなんて吹っ飛びますし…T T)。
 個人的にインパクトがあったのは、ユーロの存続が危ういという指摘でした。各国の長い歴史や文化より、21世紀的な宇宙視点で考えれば、EUの理念はもっと広がっていくべきものと思えるのに、そう単純なものじゃない、という事実を突きつけられました(かと思えば“簡易版EU”構想?!…現EU加盟国は27)。
 逆に一番共感した部分は、8つ目の記事の最後(p.183)の一節。
ーーーポピュリズムを安易に否定しても無意味です。ポピュリズムは、エリートが民衆の声に耳を傾けるのを拒否し、国民を保護する国家という枠組みを肯定的に引き受けない時に台頭してくるものだからです。逆に言えば、ポピュリズムは、エリートが民衆の声を受けとめさえすれば、自ずと消滅するものなのです。ーーー
 “人は支え合って生きている”という当たり前のことを、深いところで踏まえたリーダーを選べる市民を増やさないと、本当に“日本も世界も、いずれ存在しなくなるでしょう”^^;;;;;。

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2022年5月12日 (木)

映画「バブル」

20220513  先々週の金曜日、Netflixでの配信開始から24時間経たない間に、映画「バブル」を鑑賞~♪ 明日からは劇場版も公開です!
 すご~くよかった^0^! ネタバレしてはいけないので、シンプルな感想のみにとどめますが、Boy meets girlの王道を行った作品で、“動き”に関しては「こういう作品は、アニメでこそっ!」と思える、素敵な作品でした♪
 当初は、SF? スポ根? ラブストーリー? 童話? ファンタジー? 青春モノ?…と戸惑いながらも、みるみる物語に惹き込まれ、もうジャンルなんかどーでもよしっ!となること間違いなし(笑)。なにしろ、パルクールの躍動感を感じるだけでも爽快だし、哀切すぎるアンデルセンのあの物語の、続編として観て、ハッピーエンドに胸をなでおろすだけでも一見の価値ありです~(^0^)¥ ひとりで観ても、家族で観ても、友達と観ても、恋人と観ても、誰と観てもきっと楽しめます♪ オススメ!!
 我が家的には、スタッフの顔ぶれに、まず惹かれました。。。錚々たる人たちが関わっていて、川村元気さんプロデュースという所で、「あ、安心して観られそう…」とも思いました^^♪ 私は気づかなかったのですが、息子がメンターにしているっぽいストレートエッジの三木一馬さんも、エンディングロールには登場していたらしく…。あまりビッグネームが並びすぎると、誰のカラーが前面に出てくるのか戸惑うこともありますが、今回の骨格は、プロデューサー色が強かったのでは…と勝手に想像しました^0^!
(イマドキは、こんなWGもあるんですね~?!)

20220511_4 20220511_3 20220511_2 【大島川水門橋】…そして、未だ開通しない、大島川水門橋。。。

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2022年5月11日 (水)

GW明けの仕事

20220508_4 20220508_3 20220508_2  近頃は、週休3日制を導入する会社も増えていると聴きますが、GW、たっぷり休ませていただいた分、この週明けは、溜まりにたまった仕事を処理するだけで目が回りました~。
 やはり仕事は、溜めるもんじゃないですね^^;;;。

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2022年5月10日 (火)

実家訪問

20220506  先週末、実家の様子見に行きました。
 母の日のささやかなプレゼントに、飲むお酢と懐石弁当を携えてーーー。
 花見気分でお弁当を食べよう、ということで、母が庭から切り取ってきた“アヤメ”が、手ごろなサイズと頃合いで、リビングのテーブルが俄然5月らしくなりました^^。
 父は、極力腹八分目を心掛けているようで、「朝、食べ過ぎちゃったんで…」と、早お昼のお弁当にはほとんど手をつけず、珈琲を飲みながらフルーツだけ食べていました…^^;;。そんな父を見て、母は「食べられなくなったらおしまいよ!」とハッパを掛けながら、自分はパクパクときれいに完食していたので、笑ってしまいました(食事中、父が、笑いながらリンゴを飲み込んだら、気管の方に行ってしまい、咳き込んでいたので、「誤嚥性肺炎、気を付けてよ~」と言ったら、「知り合いが海苔で呼吸困難になって亡くなったんだよ」との応え。飲み込みには気を付けているようでした)。
 あいかわらず安静に暮らしている父ですが、ゴミ出しだけは父の役割で、「多少は運動しないと、筋力が衰え過ぎちゃうからね」とのこと。血色はよく、元気そうな様子だったので良かったです。
 昔、ご近所で仲良くしていた3家族のうち、2家族のご主人が亡くなってしまいました。うちの父が一番年上だったので、「まさかこんなことになろうとは…」と言いつつ、残された奥様方の近況を話してくれたのですが…。お一人は、長男夫婦と同居していたのですが、長男さんが関西に単身赴任になってしまい、今はお嫁さんと孫と暮らしており、「出たい出たい」とボヤいているとか。もうお一人は、長男長女いずれもが、「家を整理して近くに越してくれば?」とは言うものの、決して「一緒に暮らそう」とは言ってくれないことに業を煮やしているとか…^^;;;。世の中なかなかままなりません(苦笑)。
 我が家だって、先々を想像すると、不安しかないぞぉ~(T T)。

20220506_2 20220509 【?!】この日は母が、友だちからもらったという『老人支配国家 日本の危機』という本を私にくれました。このご友人、以前はケント・ギルバートさんの『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』をくれて、正直ちょっと引いてしまったのですが…^^;;;;、今回の本は、巻頭文だけ読む限り、すごく面白そう! 少なくとも、自身では手に取らなかったろうという意味で見聞が拡がりそうです^0^。この本を肴に、よく政治談議をする友人と読書会を開きたいくらいです(笑)。
 今は他にも、『日本野鳥の会の とっておきの野鳥の授業』(今日から愛鳥週間~♪)や『ぬりえでバードウォッチング』や『競争の番人』『ある知財法学者の軌跡』なんかも読みたいな~…と、ツン読ばかりです(苦笑)。

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2022年5月 9日 (月)

イタリアンワイン<前編>

Sardegna Montepulciano Veronese  すっかり呑兵衛生活だったゴールデンウィーク。
 連休前に仕入れた6本のイタリアンワインを、価格の安い順に順次開栓しては、夜な夜な飲んだくれておりました^^;;;(まだ2本は辛うじて残っております^^;)。
 最初の3本は以下。
JoJoの島(?!)、サルディーニャ州のカンデナウ
・山岳地帯アブルッツォ州のヴァッレ・レアレ
・水の都ヴェネチィアを擁するヴェネト州のラルコ
Whiteaspara 20220508_1  特に、ラルコは、説明書のご指南通り、食事の2時間前に開栓しておき、飲み頃まできっちり意識して頂いたせいか、芳醇な香りと舌触りが最高の一品でした♪(ネット情報によると、この年は当たり年だったようで、あちこちで高評価を得ています)
 白いアスパラを茹で上げて、シンプルにマヨネーズでつまみながら飲んだのですが、おいしかったぁ~♪(後編へつづく…笑)

【山口到着!】伊能忠敬万歩計では、GW中に島根県をほぼ踏破し、昨日のウォーキングでついに山口県に入りました! 次の目標は「福岡まで762km」と出ています^^;;;。山口を越えれば、いよいよ九州かぁ~!!

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2022年5月 8日 (日)

Far East Bazaar

20220505  先日、友人からいただいた“Far East Bazaar”というお店のドライフルーツが、すごく美味しかったのでメモ^0^♪
 数種類のフルーツがミックスされて袋に封入されていたのですが、プレーンヨーグルトにミキプルーンと一緒にかけて食べたら、自然な甘さが際立って、とても健康的な感じがしました! 無農薬・フェアトレードの商品だそうで、他にも、ナッツやジェラートやクラフトビールや焼酎などなど、いろんなものがある模様。今度リアル店舗を訪問してみたいな~と思います^^。ご馳走さまでした!

【ここも!】NHKニュースで紹介されていた“PIGMENT TOKYO”という画材屋さんにも行ってみた~い♪ あと、“GINZA SWEETS MARCH”も一度くらいは覗いてみた~い…^u^。。。

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2022年5月 7日 (土)

Jusqu’au noir

20220504_1 20220504_2 20220504_3  「黒くなるまで」という意味の「Jusqu'au noir」というフレンチのお店を友人からご紹介いただき、先日久々に“なんちゃってリケ女会”を開催。
 多彩な色が交じり合うとやがては黒くなるように、いろんな人に来て欲しい…という気持ちが込められた店名なのだとか。
 この日の集合の目的は、“出版記念お祝い会”。サイエンスライターの友人が、5冊目(だったはず…)の本を上梓したとのことで、そのお疲れ様会でした。ここしばらく、免疫関連の情報を集めては、様々な媒体に執筆している友人ですが、その集大成という感じでしょうか。。。完成まで1年半かかったとのことでした。
 乾杯後は、カジュアル・フレンチに舌鼓を打ちながら、四方山話。博士課程1年目の息子さんが2つもの給付型奨学金を獲得したという話や、高校2年生の娘さんの理系選択の話、10兆円ファンドのこと、大学入試のこと等、子どもたちの進路の話から、親の健康状態のこと、夫たちの仕事や定年の話などなど、あれやこれや。ワイワイおしゃべりしながら頂く分厚いローストビーフやワインはとてもおいしくて、お祝いプレートのデザートもGOODでした♪ 気の置けない雰囲気のお店で、オードブルもスープも美味しかったし、是非また訪問したいなぁ~と思いました。
20220504_4  食後は、快晴の空の下、友人宅に移動しておしゃべりのつづきーーー。うがい用のコップや個々人のタオルも準備してくれていて、感謝感謝。
 そして、友人が去年の今頃から飼い始めた黒いトイプーちゃんと初対面~^0^♪ その可愛いことと言ったら…! 最初のうちは、知らない来訪者を警戒して、すごい興奮状態でしたが、皆でかわるがわる遊んでいるうち、ずいぶん慣れてくれました^^。(動物には警戒されがちな私ですら抱っこさせてもらえたので、すごく人懐っこい子のようです~)
 トイプーちゃんを飼い始めるキッカケの話や、自分たちの健康の話などにも花が咲き、いつのまにやら夕方に。トイプーちゃんが「お散歩お散歩!」と騒ぎだしたのを合図にお暇しました。
 また次回も楽しみにしています~!

【油絵】友人のうちのひとりが、昨年から油絵を習い始めたとのことで、以前、素敵な白樺並木の第一作目をスマホで見せてもらったのですが、この日は、第二作目のスペインの風車の絵を見せてもらいました。是非描きためて、数年後に個展を開けたらいいですね~♪
 

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2022年5月 6日 (金)

省庁のセキュリティソフトは?

 商標審査基準の第3条第1項第3号には、「その商品の…品質、原材料、効能、用途、形状…等を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標」は登録できない旨、規定されています。つまり例えば、「牛乳」という商品に「おいしい牛乳」という標章を付しても、その品質・効能を表示するだけだから、登録できない、ということです(メーカー名をプラスした「明治∞おいしい牛乳」は登録されています)。
 このような拒絶理由が通知されるとき、「こんなサイトにも、普通の表示として用いられてますよ」と、URL記載の上で審査官殿が指摘してくださることがあります。先日、そのURLに、いろいろなPCからアクセスしようとしたのですがーーー。どうも、セキュリティソフトによっては、アクセスをブロックされてしまうことに気づきました。
Kaspersky1 Ms_defender1  NortonやESETでは普通に見えるのに、Kasperskyでは「このサイトは、警察庁主導の取組みに従ってブロックされました。」と表示されてしまうし、Microsoft Defenderでは「このサイトは安全ではないサイトとして報告されています」として真っ赤な画面になってしまう。。。(ウイルスバスターやMcAfeeでは調べていません)。
 Kasperskyについては、各国も要注意扱いしているし、NTT等も取引中止を決定していたりするので、ご指摘いただいたサイトにアクセスできないことを殊更に問題視するのも微妙かもしれません。ただ、セキュリティソフトの防御力という観点では、Kaperskyは優秀な方だと思うし、フィッシングに用いられるかもしれないようなサイトを引例にあげることの是非は、議論されるべきかもしれない…と感じました。
 特許庁内で、どこのセキュリティソフトが使われているのかにも興味が湧きますし、セキュリティソフトの導入具合によって、議論の土台自体が違ってしまう(見ている世界が違ってしまう)のも、なんとなく割り切れません。
 ブラウザやセキュリティソフト等によって、日常的に触れる言論空間が異なってしまう、という傾向は、年々強まっている気がして、「“普通”って何?」と、自らのコモンセンスを疑い出す日々…^^;;。

【ECの報告書】以前お世話になった方が、Twitterでつぶやいておられた「欧州委員会、オープンサイエンスと知的財産権に関する報告書を公開」という記事。「可能な限りオープンで、必要に応じてクローズド」かぁ。。。

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2022年5月 5日 (木)

Picnic@新宿御苑

20220503_1 20220503_2 20220503_3 20220503_5  GW半ば、友人と新宿御苑でピクニック。デパ地下前で待ち合わせ、お弁当デザートを買い込んでいざ! のんびりと日向ぼっこしながらの園内ランチは最高で、ゴールデンウィークの名にふさわしい、健康的で快適な休暇を過ごしました^^♪。
 懐石料理“青山”の“羽衣”というお弁当が絶妙な美味しさで、まさに天にも昇る心持ち^0^♪ 青々広々とした芝生の広場では、たくさんの人たちが思い思いにレジャーシートを敷いて、子どもたちはシャボン玉を飛ばしたり、ラジコンカーを走らせたりしていました(我々のトミカ&プラレール・プリントのレジャーシートに見入っていた小さな男の子が可愛かった!)。
20220503_4 20220503_6 20220503_7  私たちのシートには、大きなカミキリムシのお客様も(笑)。まるで酔っぱらったかのようにヨロヨロと千鳥足で、春の陽気に浮かれているかのようでした。
 2020年3月にオープンしたという園内スタバはすごい行列で、テイクアウトのみの営業でしたが、店内が開放された暁には、日がな一日、大きなガラスの窓越しに園内を眺めるのも気持ちよさそうです♪(リージョナルランドマークストアを全制覇するのも面白いかも?!…極めつけはココ?)
 南端にある“下の池”には、涼し気な木陰が出来ており、アオサギやカイツブリがのんびりとくつろいでいて、野鳥の素敵な鳴き声がお出迎え♪ カメラを抱えたおじ様が、「カワセミにも会えるよ」と教えてくれました。人懐っこいハクセキレイやスズメたちも、足元をピョンピョンと飛び交っていました。
20220503_8 20220503_9 20220503_10  バラの花壇では、すでにチラホラと色とりどりのバラが咲き始めており、食後の腹ごなしをしながらのんびりと眺め歩きました。雲から太陽が顔を出すと、夏のような陽射しで急に暑くなりました。見え隠れする太陽にあわせて、せわしなく日傘を差したり閉じたりする私たち…(笑)。時折吹く風が爽やかで気持ち良く、本当に絶好のピクニック日和でした。
 友人のご主人は、この日の午後から妙義山に星を観に(金星と木星の大接近?)出掛けるご予定でしたが、朝、私たちのために特製のブレンド珈琲を淹れて、ポットに詰めて持たせてくださったとのことで、いい香りの珈琲も飲むことが出来ました♪
20220503_12 20220503_11 20220503_13  ひととおり園内散策を終えたら、千駄ヶ谷門からいったん外に出て、国立競技場周辺を少し散歩して、近くにあった“THE GROVE BAKERY”のテラスで一息つきました。(競技場は、さながら“宴の後”のように閑散として閉じられていましたが、もっと開放的に活用すればいいのに…と思ってしまいました)
 新緑と、鳥や虫や花や、お日様や風や、お弁当や珈琲やお茶・・・、どれを取っても大満足の、贅沢な一日でした。
 秋にはまた、どこかの公園で、今度は紅葉を愉しもうね~♪と約束して、帰路についたのでした。素敵な一日をありがとう~!

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2022年5月 4日 (水)

2年ぶりのガス点検

20220427_2  コロナ禍では、家の中に人が入るようなガスの定期点検は、なんとなく避け続けていたのですが、先日、2年ぶりに点検に来ていただきました。給湯器とコンロと床暖房とお風呂の、チェックとメンテが主目的。
 2011年に釜が壊れたために交換してから約11年が経過した給湯器。今のところは異常なく働いてくれています。
 今回の点検では、「特に問題ありません」とのことでしたが、給湯器の寿命は家族構成や使い方等によって各家庭まちまちらしく、一概に「何年くらい」とも言えないようです。ぼちぼちと心の準備だけはしておこうと思いました^^;;。

20220503 【伊能忠敬万歩計】昨日のウォーキングで、「山口まで53km」まで来ました~!

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2022年5月 3日 (火)

アド街「武蔵関」

 実はテレ東の「アド街」が大好きです(笑)。知らない街を歩くのが好きなので、この番組を見るだけでも、ずいぶん歩いた気になれるところがお気に入り^^♪
 先々週は、練馬区の「武蔵関
が取り上げられていました。地元の方は、「どこにお住まい?」と訊かれると、「吉祥寺」と応えるケースが多いと言っていて笑ってしまいましたが、魅力的なお店や場所がたくさん紹介されていて、地に足が付いた住みやすそうな街だなぁ~♪と見とれました。オザキフラワーパークについて、以前ネット検索したような記憶がありますが、「あまり歩いたことなかったなぁ…」と思いながら見ました(実は一時期、ひばりが丘に住んでいたことはあるんですが…?!)。
20220425  ところが、「近くに早稲田の野球場があって…」という誰かのセリフを聴いて、「あれ?」とふと思い出したことがありました。地図で調べてみたら、義母がショートステイで何度となくお世話になっていた「ケアサポートねりま」という介護施設が、なんと武蔵関の少し北(保谷駅と武蔵関駅の間)にあったのです。一度タクシーでその施設に向かった際、運転手さんが「もうちょっと行くと早稲田の球場があるんですよ…」とおっしゃっていたのを思い出したのでした。いつもは保谷駅から歩いていたので、まったくノーチェックでしたが、武蔵関、今度ゆっくり歩いてみたいな~♪と思いました!

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2022年5月 2日 (月)

直実ぶし

20220430_1 20220430_2 20220430_3  先ごろ、アニメ「平家物語」や、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の展開に、普段の私以上に妙に哀愁を感じてしまい、「どうしてだろう…?」と思っていたのですがーーー。
 先日、ふと浮かんだ懐かしい盆踊りの曲「直実ぶし」ーーー。幼少時、夏のお祭りの盆踊りや小中学校の運動会で、必ずと言っていいほど掛かっていた、熊谷次郎直実の思いを綴った。この曲の途中に挿入されている「青葉の笛」という部分が、直実の出家の動機とあいまって、物悲しさを呼び覚まします。

 あの曲が潜在意識に定着していたため、源平合戦の無常観が妙に身に沁みてしまったのかもしれない…と、思い至ったのでした。当時は、歌詞の意味もきちんと把握しないまま、なんとはなしに口ずさんでいたのですが…。教育の力、恐るべし。。。
(やはり、たとえ戦時下であっても、人が人を殺めることに対してまっとうな気持ちを失わなければ、やがては戦争はなくなる…と思いたい。。。…T T)

20220501 【LINEスタンプ2作目】 昨日、オリジナルのLINEスタンプ2作目を制作♪ GW中に制作すると、6月上旬に100ポイントもらえるということで、速攻でアップロードしました~!

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2022年5月 1日 (日)

新緑の舎人公園

20220423_1_20220423133201 20220423_2 20220423_3  いつだったか、マツコ・デラックスさんが、「住むなら舎人公園のそば」と言っていたのを聴き、一度行ってみたかった舎人公園。
 先々週末、夫とフラリと出掛けてみました。すでに桜は終わり、新緑とハナミズキの季節。これまた初めて、舎人ライナーにも乗りました。舎人ライナーの開通は2008年3月30日だから、ゆりかもめから遅れること12年半ほど。タイヤ式の自動運転で走る新交通システムです。さながら“街中を走るユリカモメ”といった趣。終始小学生のように窓に張り付いて外の景色を眺めました(笑)。
20220423_10 20220423_9 20220423_5  舎人公園駅は、まさに公園の中の駅。地図上で見るとすごく大きい気がしましたが、思ったよりはこじんまりとして落ち着いた公園でした(球場の方には足を伸ばさなかったので、そう感じたのかもしれません)。地元の人たちの憩いの場といった感じで、大きなバーベキュー場やお花見広場が充実し、水辺には自然観察園も出来ていました。カモや赤いトサカのバンがいて、のどかに芝に座ったり水に浮いたりしていてキュートでした^^。
 この日は本当に夏のような陽射しで、でも風は心地良い涼しさで、新緑がキラキラして緑がきれいでした。
20220423_4 20220423_11 20220423_6  真っ赤なツツジや散り敷いたような八重桜の落花の絨毯も色鮮やかで、なんといっても幻想的だったのは、タンポポの綿毛が風に乗って雪のように飛んでいたこと! 写真ではよくわからないのが残念ですが、本当にフワフワと舞い飛ぶ綿毛が、不思議な光景でした(先日の英語メルマガで知ったのですが、タンポポの綿毛のことを“dandelion clock”と言うのだそうですね。子どもが綿毛を吹くことで、時間が計れるからだそうです^^♪)。
 夫は午後から用事があったため、午前中だけのささやかな訪問でしたが、ウォーキングするには十分の、なだらかな山坂のある手頃な広さの公園です。
20220423_7 20220423_8  アスファルトのジョギングコースを少し外れて、土の草の上を歩くと、ふんわりと柔らかい感触。
 あと少しすると、水辺の菖蒲が咲き始め、池の上の木道からの景色もきっと素敵になるだろうなぁ~と思いながら歩きました。とにかく空が広くて、気持ちいい空間でした!
(それにしても、途中駅で乗り換えた日暮里って、谷根千や谷中霊園は近いし、京成線もJRも舎人ライナーも乗り入れていて、駅ナカにはecuteもあって、結構なハブ駅だったんですね~♪)

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