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2022年6月の30件の投稿

2022年6月30日 (木)

『競争の番人』

20220620_1  先日たまたま最後の2話を観たドラマ「元彼の遺言状」。最後の2話だけでは、元彼の遺言の謎がサッパリわかりませんでしたが、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作(満場一致!)ということで、著者の新川帆立さんについてネット検索したら、それはそれはユニークでものすごいプロフィールだったもので、俄然興味が湧き、『競争の番人』という作品を衝動買い。独占禁止法と、公正取引委員会の活動には、大学院時代にとても関心が湧いたのもあり、興味津々で読み始めました。

 正直なところ、「競争って本当にイイことなんだろうか?」という疑問も胸に抱えているので、著者の独禁法観を知りたく思い、一気に読みました♪ 見渡せば、世の中、“カルテル”まがいや“優越的地位の濫用”ばかりに見えなくもなく、“独占”に胡坐をかいた不公正は良くないとは思うものの、良くないものになってしまうのは、寡占した者の心根の問題なのでは…?とも思いーーー^^;。
 先月は、食べログと焼肉チェーン“韓流村”をめぐる裁判で、“優越的地位の濫用”が認定されました。フェアか否かというのは、一般人にも比較的感じ取りやすいから、熾烈な競争社会で公正取引委員会がどんな風に目を光らせて、不公正行為にどう対処しているのか、具体的な物語に落とし込んでいただいて面白かった!
 とても読みやすく軽いテイストで、エンタメに徹してドラマ向きに描かれているなぁ~というのが第一印象。立入検査前には、刑事さんのようなこともするんだ~と驚きました。独禁法47条1項4号違反が、行政の縦割りに起因して適用されたことがない…というのはホントなんだろうか??
 「競争はいいことなのか?」という私の疑問に対して、p.178の3行目の一文が、独禁法の理念として凝縮されていたように感じました。
ーーー「王者にあてがわれた幸せで、本当に幸せなのか。」ーーー
「私たち一人ひとりが、不十分でも弱くても、意思をもって動く。勝ったり負けたり、痛手を負ったり。経済全体としては効率が悪い方法かもしれない。けれども、人任せにしていてはいけない。」(p.253)
 う~む、わからなくはない。選択肢は多い方がいいのもわかる。資本主義社会で不公正が許されてはいけないのもわかる。
 ただ、通信やエネルギーや公共交通機関やインフラ事業など、公共福祉的な観点では、独占だからこそ可能になることも多々ありそうで、難しい。。。
 一方、先日のNHKニュースで、足立区の生物園にいるカンガルーのオスが、これまで繁殖に消極的だったところ、飼育員さんがライバルのオスを演じて敢えて負けてみせたら、自信をもって(?)メスにアプローチするようになったとか。。。競争にはこういう効果もあることはあるんですよねぇ~。でも、競争に負けた方はとっても生きづらい…^^;;。本作中、「恋愛も競争ですよね」というセリフがありましたが、まさに。

 目下の独禁法まわりで興味深いのはやはり、巨大IT企業をめぐる問題や、二面市場化の動向だろうと思いつつ、政府が掲げる「新しい資本主義」においても公正な競争は称揚されると考えると、複雑な心境です。主人公の楓は、いつも外れクジを引き、お人好しでTOPに立てない性格として描かれていましたが、競争があれば必ず敗者が生まれ、“弱くても戦”わざるをえない。必ず敗者を生むシステムでも、消費者に利益があればいいのかが、よくわかりません。勝った側はフィーチャーされるけれど、負けた側のその後は取沙汰されないのが常だから。。。
 ともあれ、本作をきっかけに、公正取引委員会の活動に、多くの人が関心を持つようになるだろうことは確か!
 “白熊”さんと“小勝負”くんのその後も気になるところ^0^。続編、あるかな~?♪

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2022年6月29日 (水)

端末ごとに観測される不確定な夫

20220627_3  先日、ちょっと不思議な感覚を味わいました。
 その日の午前中は、夫も私も書斎で机を並べて仕事していたのですが、午後から出張予定だった夫がボソリと言いました。
「Yahoo!で午後の出張行きの時刻表調べようと思ったのに、欧州からだとアクセスできないんだった…」
 夫のPCモニタには、アクセス不能の画面が…。
 夫は、欧州の研究所のサーバにログインして何やら仕事していたので、繋がらないのは当然なのですが、実体は日本にいるのに繋がらないのが、横で見ていてなんだか笑えてしまったのでした^^;;。
「スマホで調べればいいじゃない」
と軽く受け流しましたが、そそくさとスマホで調べ始めた夫を見て、すご~く違和感がありました^^;;。
 向き合う端末が経由するサーバに依存して、その人の所在が決まってる…
 PCに向き合う夫は今欧州にいて、スマホに向き合う夫は今日本にいるーーー。どっちが実体でどっちが仮想?? どっちも仮想なのか?? 身体の半分は日本にいて、半分は欧州にいるような感じ? 繋がるための電気はどこの国のを使ってる?? あっちこっちのを使ってるよね?? 夫は今どこにいる??ーーー

 この春から政府は、海外IT企業にも日本での登記遵守を要請し始めました。これまで登記されていなかったこと自体に驚いた私ですが(日本法人は登記済)、それが懈怠なのか懈怠でないのかもわかりませんでした。たとえ仮想的な活動だけだったとしても、少なくとも日本にいる人が日本の電気を使ってサービスを利用している以上は、登記義務はあるように思え、でもそうなると、ネットに繋がっている海外の会社はすべて登記する必要があるような気もして、頭がグルグル回ってしまいました^^;;;。税負担という観点でも、本当に厄介な時代です。

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2022年6月28日 (火)

『なめらかな世界と、その敵』

20220620_2  先日リビングに転がっていた『なめらかな世界と、その敵』という本。書店でも平積みになっているのを見掛けたので、最近の話題作なのでしょうか。息子がサクッと読み終えていたため、スキマ時間に表題作だけ読んでみました。(以下ネタバレ注意)


 読み始めて一瞬、自分の頭がおかしくなったかのような錯覚ーーー。
 そして、しばらく読み進めるうち、この小説世界では、人々はいくつものパラレルワールドを瞬時に自由に行き来しながら生きているのだとわかりました。ところが、ある製薬会社が偶然創り出した薬品により、この能力が失われてしまった幼馴染。その友人にどう寄り添うか、を決断する主人公の物語。
 いやぁ、最近のラノベは、やたら何度も転生したりするものが多いのは認識していましたが、それって結局、今いる世界に飽き足らなかったり不満を抱えていたり適応できなかったり…という若者心理の現われなのかもしれませんね。ところが本作は、“ただ1つ”の世界だけにとどまることを決意するのだから、一大決心だったことは確か。でも、それが出来るのは、その世界を愛おしく感じて満足できるから。ある意味幸せな決断なのでしょう。不思議な読後感の作品でした。
 表題作以外でも、「シンギュラリティ・ソヴィエト」という作品が好評のようなので、またスキマ時間に拝読してみます~♪

20220627_2 【地図は半分】伊能忠敬万歩計で日本地図の海岸線を歩いていますが、昨日、50%に到達したとの表示! 仮想的に伊能先生の測量に同行している気分で歩いていますが、いやぁ、大仕事です!!

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2022年6月27日 (月)

ふたたびの…韻松亭Birthday Lunch

20220625_1 20220625_2 20220625_3  もう何年目になるでしょう?
 学生時代の友人と、いつからか、初夏になると合同バースデーランチ会をするようになって幾年月。
 ブログに記録し始めたのは2016年からのようですが、(2018年の一回の趣向替えを除き)20172019
20202021年、そして今年と、すっかり恒例に♪
(子どもがまだ小学生の頃は、ブラッスリー・レカン等でも会ってたっけ…^0^)

 今年も花籠本膳を予約して、昼過ぎにお店の前で待ち合わせ♪ 雲一つない真っ青な空の下、真夏のようにうだる暑さではありましたが、上野の杜の緑溢れる並木の木陰に佇む庵は、涼やかな気分を演出してくれました。
 今月は、月始めからかなり多忙を極めていたはずの友人なので、とにかく疲れを取りながら、のんびり食事できるといいな、と思っていました。
 お互いのバースデーをモルツで乾杯して、いつものメニューに舌鼓(写真以外にも天婦羅や豆ご飯やお味噌汁等々)。あれやこれやと愉しいおしゃべりに夢中になっていたら、あっという間に時間が過ぎ去りました。今年は、予約時にバースデーで集まる旨をお店にお伝えしておいたところ、サプライズでデザートをゴージャスにしてくださった上、素敵なお祝い札まで準備していただいて感激~♪! 6回以上毎初夏に訪問していれば、もう立派な常連さんと言えるかしらん?
 その後は、いつもの定番の椿屋珈琲 上野茶廊へ向かったのですが、大行列で入れず…汗。仕方なく駅ビルへ行くことにしましたが、駅前では小池都知事が都民ファーストの会の候補者の応援演説をしていました。
 駅ビルでは、紅茶を飲みながらおしゃべりの続き。ここしばらくのハードワークの疲れも見せず、盛りだくさんの話題を次々提供してくれる友人のパワフルさには脱帽でした^0^。
 陽が傾き始めた頃にお開きにしましたが、またの機会も楽しみにしています~!!

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2022年6月26日 (日)

「SPRIGGAN」

20220619_2 20220619_1 20220620_8  先週、皆川亮二さん&たかしげ宙さん原作のマンガをアニメ化したNetflixシリーズ「スプリガン」の6話までを視聴~♪
 だいぶ前に劇場版は観たのですが、再び強く勧める夫につられ、また観てしまいました!
 アクションや戦闘シーンが多いので、好みは分かれるでしょうけれど、私が本作を気に入っているのは、主人公の御神苗優君が、自然に対し確固たる敬意を持っていて、好奇心旺盛で、努力家で、才能豊かで、強い上に優しい心根の持ち主だから^^。
 あとはまぁ、超古代文明とかオーパーツとか、考古学的興味をそそるアイテムのオンパレードだし! 私は、この手の作品を観るとしばらくは「身体鍛えなきゃ…」とか思ってしまうタチなのですが、夫はそういう感化は受けないようで…(苦笑)。
 今も昔も、勢力争いは絶えることがなく、それが原因で失われた無辜の命は数知れず。。。もうそろそろ、違う価値観が台頭してきてもよさそうなもんなのになぁ。。。

ククルス・ドアンの島】 次に観たいのは、安彦良和さん監督の「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」。森口博子さんの「Ubugoe」も是非劇場で聴いてみたい♪

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2022年6月25日 (土)

5X歳最後の日

202206xx_1  少し前の週末、「5X歳最後の日」を迎えた私。
 夫が朝から殊更にそれを強調するものだから、なんだか次の日から大台に乗るような気分にさせられました(まだ乗らないんだけど…苦笑)。
 まぁ確かに、大台へのカウントダウンに突入するような感じはあり、自らも体力の衰えを感じ始めてはいるので、これまでの人生で「XX歳最後の日」なんてほとんど意識もしなかったのに、この日はなんとなく名残惜しい気持ちで過ごしました^0^;;。
 夫は出勤、息子も能鑑賞(能の流儀 ~謡と仕舞)に出掛けてしまったので、ひとり東京駅周辺ウォーキングーーー。なんと、和田倉噴水公園内のレストランだった店が、スタバに変わっていてビックリ! とはいえ、この場所にスタバは最高にフィットしている気がして、大歓迎の心持ち♪
 このスタバで一息つきたい気持ちをぐっと堪え、どこの店にも立ち寄ることなくウォーキングを続けて、15時頃、帰宅途中の夫と待ち合わせ。「ショコラティエ パレ オ ドール」という店へ向かいました。「5X歳最後の日」に、濃厚なパルフェ・ショコラを記念にいただこうと目論んでいたからです(笑)。ところがところが、なんと10組待ちの大盛況で、当分入店出来そうになく…(T T)。。。
202206xx_2 202206xx_3 202206xx_4  それならば!と、お気に入りの「ブルッグス ゾット」へ! 記念のパルフェ・ショコラの予定が、ベルギー・ビールとチョコ・ワッフルに化けました(十二分に美味しかった^0^♪!)。
 こうして、「5X歳最後の日」は、昼間っから飲んだくれて暮れゆくこととなりました~。夫とは、「還暦過ぎてから、何回海外旅行に行けるかねぇ~…?」と夢想しつつ、「とりあえず、またブルージュには行きたいね!」と意見の一致をみたのでした。

トム・クルーズの食生活】 映画「トップガン マーベリック」を見て、同い年のトム・クルーズがあまりに若いので、自らの食生活を見直している夫。この日の晩は、揚げ物・炭水化物・アルコール等、結構アレコレ食べちゃってましたが…^^;;。(孤独のグルメの)「松重豊さんとも同い年なんだけどね」と言い訳してましたが、松重さん、スタイル抜群では…?笑。

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2022年6月24日 (金)

父の日

20220618_1 20220618_2  先週末、父の日前日に実家訪問。「何か食べたいものは?」との質問メールに、「小さいバウムクーヘン」と返信があったので、“ねんりん家”の“マウントバウム”の詰め合わせと、茅乃舎の塩分控えめのフリーズドライ味噌汁を持参^0^;;。
 今月頭の定期検診の結果は良好で、次は8月に消化器・腎臓等の検査を控えている父でしたが、概ね顔色も良くて食欲もあるようでした(牛肉の切身3枚とハンバーグとメロンをペロリ)。大きな病院で半年に1度、近所の病院で2か月に1度、定期検査を受けています。
 庭の雑草抜きが追い付かず、かなりボウボウになっていましたが、芝生の真ん中にホウノキを植えて、実が成るのを愉しみに育てているとか(何年くらいで実が成るようになるんだろう…笑?)。
 何やら家の中を猛烈に整理して断捨離していて、日々大量のゴミ出しをするのが運動になっているとも^^;;。病院のベッドの上でチューブにつながれていたのがウソのように、背筋を伸ばしてシャキッとしていました♪ 親の元気な様子を見られるのが、私たちの年代の大きな喜び。無理せず健康第一で過ごして欲しいものです。

【自称小説家】そして母はと言えば…、女友達のほとんどが伴侶を失い、折々に長電話でおしゃべりして憂さ晴らしをしているようですが、父の栄養管理とケアに勤しみつつも、自分の愉しみにも忠実で(笑)。この日、「国会図書館に2冊以上の本が登録されると、小説家を名乗ってもいいんだって」と言うので、NDL Search上で母のペンネームで検索してみたら、、、2冊ヒット!? 「そんな説、聴いたことないけど、よかったね」と、検索結果の画面をプリントアウトしてあげたら、大層喜んでいました^^。近いうち、“文筆家”名刺でも作って送ってあげようかな(^0^)?
NDLイメージバンクの著作権フリー素材、スゴイですよ~!)

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2022年6月23日 (木)

「This is us」Season5

 先々週末、ついに「This is usSeason5までを観終えました~!
 このシーズンは、前半、ランダルの産みの母ローレルの顛末に釘付けになり、ランダルが悩み続けた白人家族の中の“黒人”というアイデンティティの受容が圧巻でした。ローレルが、薬物による仮死状態から息を吹き返した後、故郷で、叔母やハイという誠実なベトナム人男性と実直に命を全うしたことを知って、ようやく自らの出生の秘密がすべて明らかになったのでした。育ての母であるレベッカとの和解にも、なんとか一歩踏み出せるようになったということでしょうか。。。
 ケイトとトビーの家族にも新たな展開や苦境がありますが、後半はとにかく、ケビンの結婚式までの日々の描写にハラハラドキドキ…。結婚前夜のバチェラーパーティーで、ミゲルが話した“紡ぐ”という言葉に、ようやく明るい兆しを感じたのも束の間、当日の朝、誓いの祭壇が壊れ、マディソンから衝撃の決意を告げられるケビンーーー。
 ラストで流れたケイトの結婚式らしき未来図にも「なにぃぃぃ~?????!」という目が点な展開の予感!
 完結へとひた走るSeason6の配信が待ちきれませーーーん!!
(とりあえず、配信開始を待ちながら、「The Agent」でも観ようかしらん^^;;)

2022birthday 20220615  本作ではず~っと、“Family”(家族)について考えさせられっぱなし。
 今年、弟から珍しくバースデー・プレゼントが届き、「弟の心境も、日々変化しているのかな…」と、姉らしいことは何一つして来なかった自分を振り返っています^^;;。

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2022年6月22日 (水)

「PLAN 75」

20220617_3 20220617_2  先週、公開早々に「PLAN 75」を鑑賞しました。
 凄惨な出だしに目の覚める思いをした後は、淡々と物語が進みます。決して、明るい気持ちにはなれません(以下、ネタバレ注意)。

 満75歳を迎えたら、自らの生死を選択できるようになった架空の世界。メインキャストは5人ほどで、誰の視点で観るかで、印象はだいぶ変わるかもしれません。2度の結婚の後、夫に先立たれ、子どもも身寄りもない75歳超のミチ、PLAN75を運営する団体職員のヒロム、ヒロムの父と仲たがいしたまま孤独に年を取ったヒロムの叔父の岡部、PLAN75でミチの担当になり電話応対を続けた瑤子、フィリピンに夫と病気の娘を残し日本に出稼ぎに来て老人ホームに勤めていたけれど、より給料のよいPLAN75の身仕舞の最終工程で働くマリア。
20220617_4 20220617_5 20220617_1  早川監督は、PLAN75のような制度が出来ないことを願って本作を作ったのかもしれません。が、数々の病院や老人ホームやリハビリテーションセンター、ショートステイ等を3年ほど見続けた私としては、本作のミチや岡部のように、杖もなしに歩け、自分で食べることも、意思決定も出来る段階では、まだ老人とは思えず、もはや生死の選択すら出来ずにベッドの上で過ごしている多くの老人にこそ、もっと目を向ける必要があると感じてしまいました(まぁ、自由に動ける人達がPLAN75の利用を決意することこそが衝撃的なのでしょうが…)。
 映画館には、ミチや岡部くらいの年かさのお年寄りがたくさん観に来ていましたが、こうした人たちにはかなり酷な映画なのでは…と思ってしまいます。ミチの友人達は、孫の世話をしつつ子供らに気を遣いながら小さくなって暮らしていたり、職場で亡くなったり、自宅のダイニングテーブルに突っ伏したまま朽ち始めるまで発見してもらえなかったりと、気の毒な末路がアレコレ描写されていたからです。自分はどこでどんな最期を迎えるんだろう…と想像すると、不安にもなります。
 本作を観た私の最初の感想は、「“立つ鳥 後を濁さず”という人生の終え方は、ほぼ不可能だな」というもの(苦笑)。最も潔いと思えたしっかり者のミチですら、結局は生きることへの未練を断ち切れなかった。。。ずるずるズルズルといろんな柵(しがらみ)を抱えたまま、いろんな人のお世話になりながら、不本意な最期を迎えるのが大方の末路なのではなかろうか…。だからこそ、明るく温かい出逢いや関係性を大切に過ごしたい、と思えます。寂しくても生きることを選んだミチが幸せなのか、死を選んだものの甥とのひとときを過ごして看取ってもらった岡部が幸せなのか、誰にも分かりません。自分としては、どんなピリオドを打つにせよ、「ありがとう」と世界に感謝して土に還りたい。そんな思いで、映画館を後にしたのでした。

【メアド違い】 今朝、母から電話があり、「メールを送っているのに、どうしてもエラーが出てしまう」とのこと。送ろうとしている文面をFAXしてもらったら、私のメアドが間違っていました^^;;;。

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2022年6月21日 (火)

The Great Japanese Bake Off♪

20220610_6 20220619_3  ETVで「The Great British Bake Off」という番組を何度か観ていたら、無性においしいペストリーが食べたくなり、先日ついに耐えきれず、お気に入りのパン屋さんで買って来てしまいました。ダークチェリー、イチゴ、リンゴ、オレンジ、ブルーベリー…と、何種類かのフルーツ・デニッシュペストリーがあったのですが、最初の3つにしました♪
 作る工程を想像すると、ありがたみが倍増します(^0^)! 家族3人でおいしくいただきました~♪

【福岡まで260km】一方、伊能忠敬万歩計の進捗は…、山口県に入ってからが長い長い! 一昨日の段階でやっと「福岡まで260km」になりました^^;;。なんだか体感的に、山口県の海岸線って、北海道並みに長い気がしています~(北海道:4461km、長崎県:4183km、鹿児島県:2666km、山口県:1580km…。日本一周、まだまだ先は長そう…汗)。

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2022年6月20日 (月)

自宅兼事務所のゴミ分別

20220608  目下、自宅に事務所を併設している私。
 先日、日中家で仕事していたら、玄関のチャイムが鳴り、「清掃局の者ですが、ちょっといいですか?」との声。
 出てみると、ゴミ収集のユニフォームを着た男性が、
「すみませんが、こちら、事務所ですよね? ゴミの有料シールを貼っていただかないと収集できないんです」
とおっしゃいました。その週はちょうど、仕事関連の郵送物の封筒を、家庭ごみに混ぜて捨ててしまっていたため、宛名から事業所ゴミと判断されたようでした。確かに、事業所ゴミには各市区町村の有料ゴミ収集シールを貼らなければ、回収してもらえないのは当然です。これまで、殊更に指摘されることがなかったので、意識したこともなかったのですが、自宅兼事務所の場合でも、事業所のゴミには有料シールは必要だったんですね。。。(月に封書1通のゴミが出るか出ないかで、通年でもほんのわずかなのですが…^^;;)。
「あ~、すみません。事業ゴミは滅多に出ないので、家庭ゴミに混ぜて捨ててました~^^;。今度からは分別して、事業所ゴミには有料シールを貼って出すようにします~!」と平謝り。
「言っていただかなければ、全然気づきませんでした、スミマセンすみません…^^;;」
 清掃局の方は、ニコニコと笑顔で、
「いえいえ、こちらもそういう事情がわからないもんですから。今日は持って行きますね」
と言って、事業所の封筒が1枚混じった家庭ゴミの袋を、回収してくださいました。
(近年はゴミ収集の方が、ゴミ袋の中身から、それが家庭ゴミなのか事業所ゴミなのかを判別している、ということが分かっただけでも収穫です)

Img_6537  同業の先輩の中には、リモートワークで、週2日は自宅勤務だったり、午前中は自宅勤務だったりと、いろいろな勤務形態の方がいらっしゃいますが、自宅勤務中に出たゴミは、事業所ゴミには該当しないのかな?? 完全リモートワークの場合はどうなんだろう?? なかなか難しい時代です(NTTは今後、勤務場所を基本自宅にするとか?!…こういう潮流があと3年早く来ていればなぁ^^;;)。
 清掃局が、事業所ゴミはきちんと有料で回収するべく注意喚起してくださるのは、区民としてはありがたい限りですが、家庭ゴミと在宅勤務中のゴミなんて、到底判別できないでしょうしねぇ~。
 原発のゴミを云々言う前に、きちんと自宅兼事務所のゴミ分別にも意識的にならなくちゃ…、と、痛く反省させられ、早速10Lの有料シールを買ってきました^^;;。一冊使い切るのに、5年以上はかかりそう。。。(苦笑)。

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2022年6月19日 (日)

非国民の誹りを免れまい…

20220607  わたくし、日本人ではありませんでしたっ!・・・
 ーーーというのも、「漢検」で“大学・一般程度”というレベルの準1級のテキストを買ってみたら、ほとんどの漢字が読めないし書けないんですっ?! こんなんじゃ、口が裂けても“日本人です”とは言えない。。。(汗)。
 仕事のためにはもっと英語を勉強しなきゃ…とは常々思っていましたが、それ以前に、母国語を全然知らないっ!!? 現状の国語力では、非国民の誹りを免れない。。。否、日本人全体が、コスモポリタン化しているのではなかろうか…(苦笑)。

 いやね、息子が気まぐれに言ったんです。「もっと語彙を増やしたいから、漢検でも受けようかな」とーーー。
 で、ネットで「受験級の目安チェック」をしてみたら、まぁ2級くらいまではスルスルと出来そうな気がしたもので、「挑戦するなら準1級かもね」という話になったのですがーーー。問題集を見てビックリ! こんな言葉、いつ誰がどこでどんな状況で使うんじゃぁぁぁ~?!と、発狂しそうなほど分からない…^^;;;;。
 それこそ、ボケ防止には良さそうですが、今頃母語を勉強するなんて、なんだかとっても情けない…(苦笑)。
 今後、当ブログに、妙に斜に構えた小難しい漢字が出て来たら、「あ、漢検の影響か…」と笑ってやってくださいまし~(^v^;;;。

20220610_3 20220610_5 20220610_4鬼魔愚零】 日々、様々な商標に接している現代人ですが、世界市場での経済合理性からか、昨今はアルファベットやカタカナの商標のなんと多いことか…。丸井の“ITOCIA”が出来た当時、日本語とアルファベットのブレンド感に結構ビックリした記憶がありますが、漢字の使用率は、どんどん下がっているのではないかと思われます。
 著名商標で漢字のみで構成されているア~サ行のものは、「赤福」「赤帽」「伊太利屋」「出光」「魚民」「梅(マル)」「裏千家」「荏原製作所」「大関」「大谷本願寺」「奥美濃古地鶏」「花王」「柿茶」「金沢箔」「加美乃素」「漢検」「漢字検定」「菊正宗」「紀文」「救心」「強強打破」「麒麟」「金印」「魚菜」「経済界」「月桂冠」「株式会社小糸製作所」「越乃寒梅」「櫻」「澤之鶴」「三共」「座頭市」「資生堂」「宗教法人霊波之光」「商工中金」「白雪」「白木屋」「神鋼」「女性自身」「数独」「住友」「駿河屋」「精茶百年」「千年壽」「千疋屋」「宗家 源 吉兆庵」の46個でした(笑)。タ~ワ行は47個。全1224個中、漢字のみの著名商標は7.6%でした(2022/6/8現在)。ヤンキー用語の「鬼魔愚零」に匹敵する難読な商標は見当たりませんね^^;;。識別性が高く覚えてもらいやすくなければ商標の意味がないとは思いますが、漢字の希少価値は高いかも?!
(文字だけでなく、生活習慣から植物の植生まで、和から洋へと移ろってる感じですしね~。。。そういう意味でも、“日本はいずれ消滅”する??! いやいやいや、美しい言葉は残りますよね~、きっと。)

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2022年6月18日 (土)

いのちをいただく

20220605_15 20220605_16  先週頭に、家族で焼肉外食(ベジタリアン等で、写真に不快感を持たれた方がいたらスミマセン)。
 “焼肉と言えばこの!”と、我が家が決めているお気に入りのお店です。
 赤身がメインで、それぞれに部位が明記されて供されるのが特徴。
 10年近く前、『いのちをいただく』という絵本が話題になったと記憶していますが、この店に来るといつも、“命をいただいて生きている”のを実感します。これも、生業とはいえ日々「いのちを解して」くれる人がいればこそ。。。
 この日は、2月24日のロシア軍侵攻から101日目でした。あまりに“いのち”を軽んじているかに見える所業に、陣取り合戦で武器を使う行為も武器を供する行為も、理性を欠いた危険な遊びのように見えて、他に為すすべはないんだろうか…と、哀しくなります。(「境界戦機」というアニメを見ると、戦争を出来るだけ長引かせたい事業者の存在を想像せざるをえません。。。)
 普通に家族で火を囲み、夕食を共にしながらおしゃべりできる時間を持てることに感謝しつつーーー。

【アミノ酸検出!】一方、先週、小惑星「りゅうぐう」の砂の中からアミノ酸検出のニュース♪! 生命の奇蹟に、もっと自覚的にならないと~!

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2022年6月17日 (金)

出生率1.30?

1969  2週間ほど前、2021年の合計特殊出生率が1.30だったとのニュース。そして15日には「子ども家庭庁」創設の関連法が可決成立
 子どもを持ちたくても持てない人も多いので、とてもデリケートな問題ですが、社会保障の観点ではやはり、これ以上の国内の少子化は非常事態だと思えます。そして、私の肌感覚からすると、「1.3もある??」というのが正直な印象。。。
 そこで、私の狭い交友関係ではありますが、試みに(現在も多少交流がある友人だけを母数に) 以下の分類で、女性友達一人当たりの出生率を出してみました。すると…、
・高校時代の友人:1.36
・大学時代の友人:0.67
・職場を共にした友人:0.73
・大学院時代の友人:0.13
という結果に。高校時代の友人コミュニティが、全国平均に一番近かったことになります(大学院時代の仲間は、リカレント受講ではあったものの、私より若い人ばかりなので、今後増える可能性はありますが、近年の分析を見ると、大幅増にはならない気も…)。
 私が生まれた頃は、2.13~2.14だったようなので、人口減少は誰の目にも明らか、、、。

20220610_2 20220610_1  先日、小石川後楽園に赴いた際、徳川家の家系図に目が点になりました。子どもが十数人に枝分かれしていたからです^^;;。渋沢栄一氏も(腹違いで少なくとも)12人の子がいたというし、体力的には一人の女性が3~4人の子を産むというのが不可能ではないのはわかります。ましてや、現代には水道も給湯器も洗濯機も冷蔵庫も掃除機もあって、イクメンも増えてきているのだから、庶民であっても、昔に比べれば育児は格段にラクになっているはずなのだけれど。。。
 私自身、「あと一人…」とは到底思えなかったのはなぜだろう…??? 子育ての“壁”は数々あれど、端的に言うなら「将来が不安だから」ーーーこれに尽きると思えます。生活が豊かになった分、標準的な暮らしの維持にお金がかかるようになってしまった上、情報が溢れすぎて、心配が先に立ってしまい、何かと世界を悲観的に見てしまうせいかもしれません。
 自分の老後すら不安なのに、“我が子”を、先送りばかりで借金漬けの国の社会保障の担い手にすることを、可哀相に思ってしまうというのもあるかも。。。競争社会・格差社会・誹謗中傷がはびこる社会でなく、公平で平等で誰もが尊敬しあえる社会なら、もう少し、出産意欲は湧くのかしらんーーー???
 だいたい、年金だって、採算が悪化する所が出て来ると、黒字の所と一元化して…、が繰り返され、結局すべての年金基金が赤字になるんじゃ??と思うと、年金の支払いをすること自体も不安になりますしねぇ。。。(もっと楽観的になるべき??)

20220616 【PLAN 75】本日、カンヌ国際映画祭で“ある視点賞”受賞の映画「PLAN 75」公開! 自身の老後を考える意味でも、観てみたい~!
(写真は昨夕の夕焼け…)

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2022年6月16日 (木)

著作権登録件数

20220605_8  夫が先日「トップガン マーヴェリック」を観て来て、「面白かった」と言っていましたが、原作者遺族との著作権係争に突入しそうな感じですね。。。
 近年、一般の人の関心も高い著作権ですが、無方式主義のため、特許や商標のような登録は不要です。それでも、第三者対抗要件を確保したり、実名登録のために、各国の登録制度を利用する場合があります。おそらく日本では、この登録は毎年数百件レベルだろうと思います。アメリカでは、2020年段階で44万4千件。
 一方、中国数百万件レベルのようで、2021年は626万件もの登録があったのだとか?!
 日本のコンテンツビジネス会社は、どのくらい海外での著作権登録制度を利用しているのでしょう…? 商標と併せ、気になります~。

 また、今月頭には、著作権処理の窓口一元化のニュース。編集者時代から、著作権処理の簡素化を待ち望んではいるものの、現実問題として“どうそれを実現する”のか、想像がつきません。きちんとした処理というよりは、結局のところ“補償金制度”でお茶を濁すしかないのでは…と思われますが、世界的なコンセンサスを得て大改革でもしない限り、明朗簡素で確実な著作権処理の実現は難しいですよねぇ。。。果たして?!

20220613_6バンナム】ところで、最近ものすごい勢いでブランドイメージを作り替えているかに見えるバンナム。。。2021年初頭あたりから、某広告代理店との協業の流れができたようですが、何か鬼気迫る露出を感じるのは私だけ?? ゲームソフトの売上が好調とのことですが、国内より、欧米での伸びがスゴいんですね。

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2022年6月15日 (水)

外国人観光客増加

20220604_10 20220604_11 20220604_12  今月上旬から、一日の入国者制限が2万人に引き上げられました。
 そのためか、街中でも結構な外国人旅行客を見掛けるようになり、先日はついに道を訊かれたりも…^0^;。
 朝イチで皇居の東御苑へ赴いた際も、かなりの数の観光客。。。緩和と同時に日本に入国し、しかも朝早い時間に皇居観光に訪れるなんて、なかなかGoodなプランじゃぁないですか♪?
20220604_13 20220604_14  東京よりは、京都や奈良への観光客の方が多いかな…、と思いつつ、いいお天気の東御苑は最高なので、是非とも、手入れの行き届いた苑内を楽しんでいただきたいと思いました。ついこの間まで工事中だった果樹古品種園も、きれいに整備されていて嬉しかった~! 大手門近くの三の丸尚蔵館の工事は、まだ当分続きそうですが、本丸周辺の空や草木の様子から、季節の移ろいを感じるのは、なかなか贅沢なひとときです。
 観光が盛んになるのはよいことなのでしょうが、爆買いやすごい人混みは、一般市民からするとあまり歓迎は出来ません。それでも、ここ数年冷え込んでいた観光業の盛り返しは、応援したいと思います~!

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2022年6月14日 (火)

NHKドラマ「正直不動産」

20220601_2 20220601_3  この春、録画やナマで夫と欠かさず観たドラマは、NHKの「正直不動産」。
 マンガ原作とのことで、“嘘が付けない”呪いにかかってしまった敏腕不動産会社社員が、正直にビジネスに取り組むことで、これまでとは違う“やりがい”に目覚めていく物語。
 各回とも、テンポよく笑いつつ、どこかでホロリとさせられて、楽しい視聴時間でした^^。
 不動産について考える機会って、人生でそんなに多くはありませんが、それでも日々の生活に直結する大切な選択。その舞台裏や裏事情みたいなものも垣間見えつつ、ドラマとしての展開もちょっぴりミステリーで、面白かったです~♪
20220601_4  思えば、自分自身が不動産屋さんにお世話になったのは、、、学生時代の下宿は母のツテだったのですが、それ以降、
1.結婚直後の新居
2.夫の研究先の近所へ
3.夫の就職先の近所 へ
4.私の勤務先の近所 へ
5.マイホームへ
…という転居歴の中、計4回お世話になっています^^。仮住まいの契約ばかりのため、このドラマほど劇的な展開はありませんでしたが、やはり今になって考えると、物件の良し悪しってありますね~。人生の選択と同様、何にプライオリティを置くか、が、不動産選びの肝かもしれません^^。信頼できる人に、じっくり相談できた方がイイに決まってますネ♪ 上記ドラマの続編に期待!

【友人の来日?帰郷?】 ドイツ人のご主人とともに長らくアメリカ暮らしをしていた友人が、この秋、ご主人の仕事の関係で、京都に来日(?帰郷?)されるとのこと。アメリカの家は人に貸して来るそうだから、しばらくは日本に腰を落ち着けることになるのでしょう。日本でのお住まいをどう探したのか、年内に会えたら訊いてみよう♪

20220613_7 20220613_8海の安全情報】 昨日、妙にヘリが飛び交い、消防庁のボートが出ている所に遭遇したので、見物の人に「何かの訓練ですか?」と訊ねたら、「人が川に落ちたらしい。ずっと捜索しているのにまだ見つからないみたいだ」とのこと?! 警察や消防の方が5,60人体制で探しているように見えました。水難事故の捜索は、狭い幅の河ですらこれほど難航するのだから、知床の海での捜索の大変さは、想像を絶することが痛感されました。。。

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2022年6月13日 (月)

一極集中の是正

20220605_7  先月末の日曜の晩、高校時代の部活の恩師からお電話をいただきました。3月の先生の個展に行けなかったため、会場にお花を届けておいたからです。
 お電話の声は、若かりし日に比べると、少し呂律が回らなくなっている印象でしたが、かつての穏やかな雰囲気のユーモアは健在。
 ひとしきり、いろいろ懐かしい話をした後、「ところで、先生の体調は最近いかがですか?」と訊ねたら、ここ十数年の大変な経緯が明らかに!?
 まずは脳梗塞。手術でなんとか命は取り留めたものの、以前のようには動けなくなったらしくーーー(呂律が回りづらいのはそのせいだったんですね…)。
 そして心臓弁膜症。かなり高齢のため迷ったけれど、手術で人工弁を入れたのだとか。
 数年前に、母校近くの家を引き払って、都内の交通の便のいいマンションに、奥様と二人で移住したのは知っていましたが、それは、設備の整った病院の近くに来るためだったそうで。。。「何かあっても、すぐ担ぎ込んでもらえる病院のそばに暮らしたくてね」との先生の言葉が、なんだか“生への執念”を感じさせました。。。「地方だと、なかなか最新医療の恩恵には預かりにくいもんでね」とも。
 そんな折、ネットニュースで、東京一極集中の危険性の記事を読みました。医療に関しては、必ずしも都心が充実しているわけではないような気が(病気に疎い私には)してしまいますが、政治や経済という観点では、まだまだ地方分散は出来ていないのかもしれません。そもそも、地震大国のこの島国の、どこに移転すれば安全と言えるのか…?(「いい地盤ランキング」だと、1位:沖縄、2位:群馬、3位:福島だとか…??) ドラマ「日本沈没」では北海道に移転してましたっけ…?
 実父母も、「今の家を引き払って、群馬の温泉地に引っ越そうかな…」なんて言ったりするのですが、「通院はどうするの?!」という所で止まってしまいます。健康なうちはどこで暮らすもその人次第だけれど、他人の手を借りなければ生きられなくなる時が来ないとも限らず、用心深くあろうとすると、ますます一極集中に拍車が掛かってしまいそうですねぇ。。。

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2022年6月12日 (日)

小石川後楽園の花菖蒲田2022

20220605_1 20220605_3 20220605_2  先週、「花菖蒲を楽しむ」期間最終日ということで、小石川後楽園へ。
 この日は、二番花も愉しめるようにと花がら摘みをする人が出て、8時開園だった模様。
 我々は10時ごろ到着して、一目散に花菖蒲田へ! 稲田の脇に薄紫や白い花々が咲き、モンシロチョウが何頭も飛び交っていました♪
 前日に観た、東御苑の花菖蒲に比べると、全体的に小ぶりな印象。立派なカメラを抱えた人がかなりの数、来訪していました^^。
20220605_4 20220605_5 20220605_6  我々夫婦も、花菖蒲田の回りを2周しながら、いろんなアングルで花を撮影した後、琵琶湖に見立てて造られたという“大泉水”という大きな池の周囲をのんびりと散策。コサギやアオサギが獲物を見定めてジーッとしていたり、亀が甲羅干ししていたりする中、目の端にキラリと鮮やかな色が…?! 目を凝らして見ると、久々のカワセミとの邂逅~! 近くにいたおじ様が、「おっ! 4日ぶりだ。運がいいよ^^」と、私たちに向かって言いました(笑)。
 カワセミは、何度も何度も、水に飛び込んでは出て…を繰り返していました。水の滴るカワセミという、珍しいショットも撮れて、大満足♪(カワセミの掲載写真は例によって、夫の撮影画をTVに映したものを私がスマホで撮り直したものなので、モアレ等が見えるのはご愛敬)。
 花菖蒲の外花被という、外側に向いた大きな花びら部分には、8つほどの特徴があるそうで、①無地、②白筋、③脈、④絞り、⑤刷毛ぼかし、⑥砂子、⑦覆輪、⑧糸覆輪といった柄があるとのこと。
 花菖蒲の、瑞々しく落ち着いた群生模様を見るにつけ、「屏風絵のモチーフにしたくなる気持ち、わかるわぁ~…」と思います。来年は、それぞれの柄の違いも味わいたいと思いました~^^。

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2022年6月11日 (土)

固定資産税評価額

20220531  実家の両親のケアの一環として、今年度から、税金関係も私が多少フォローし始めました。
 そこで、今年の固定資産税・都市計画税の課税明細書を見たのですがーーー。
 土地部分については、令和2年と3年の時より、令和4年の今年は、約5.3%も値上がりしていました。
「これって、評価額を上げれば税収が増えるってことだよね…?」と素朴な疑問がむくむく。
 固定資産税評価額は、総務大臣監督の元、市町村が決めるとのこと。実家の最寄り駅の駅前は、再開発が進んでいるので、路線価も上がっているのでしょうか。。。年金暮らしの両親の向こう10年ほどのやりくりを考えるに、自分たちの暮らしは大して変わらないのに、駅前が多少整備されたくらいで、5%以上も支出が増えるというのは、なんだか納得いきません^^;;。
 …コロナ禍で大盤振る舞いしたのを取り戻すべく、評価額が上がってるんじゃ…なんて思いながらアレコレ調べていたら、令和4年度は確かに、別の意味で何やら特別扱いになっている模様。商業地だけ、値上げ幅を半分にとどめる特別措置が講じられているのだとか。やはり、景気や社会情勢への配慮が恣意的にされてるってことですね。。。(給付金の支給でなく、こうした税の軽減で対応した方が、事業者負担も少なくていいのでは…と思ってしまいます)。
 いやぁ、年金暮らしの両親の懐具合を見ていたら、毎年発表される路線価も、今まで以上に気になり始めてしまいました(泣)。
〔今回のことで、我が家の固定資産税の増加率も調べてみたら、令和元年から令和2年にかけて、なんと約42%も上がっていました??!…先日は、自賠責保険料値上げの改正法も可決されましたが、増税の前にまず、予備費の使途をすべてWeb公開すべく、マスコミには国民の議論を巻き起こすような報道に注力して欲しい…〕

【投機目的の軍用地保有】先週のNHKニュースで、投資目的で軍用地を保有する人が増えていると聞き、ゾッとしました。聞けば聞くほど、このご時世では超優良な投資物件であることは確かだと思いましたが、こんなところでこういう形で税金が使われているなんて、基地問題との平仄を考えると、違和感しかない。。。上記の流れで、軍用地の固定資産税評価の仕方を調べましたが、いまひとつハッキリ書いてあるサイトを見つけることは出来ませんでした…。

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2022年6月10日 (金)

画集で喫茶去

20220608_2  5月の“八雲展”でお会いした大先輩と、油絵を習い始めた友人とで、先日再び新宿で待ち合わせ。
 自ら描いて自ら編纂されたという画集を鑑賞しながら、編集作業の工夫点やご苦労話などを伺いました(^0^)♪
 もともと鎌倉で幼少期を過ごされたということで、鎌倉への思いが詰まった素敵な画集でした。
 鎌倉の地図あり、各名所旧跡の絵とともに、それぞれの所縁や紹介文あり、これまでに先輩が出展された展覧会のリストや、海外旅行の履歴(なんと、60歳を過ぎてから、25回も海外旅行をされていました!!)まで、よくぞこれだけまとめあげられたものだと、先輩の几帳面さに舌を巻きました。
 「昔の家はここにあったんだよ」と言いながら示してくださった場所は、なんと鶴岡八幡宮から目と鼻の先で、なんともうらやましい所! 近くの山や池でたくさん遊んだそうで、感受性の豊かさやアクティヴなご性格は、この頃に培われたのでしょうか…。
 リュックからは、あいかわらずたくさんの資料が、ドラえもんのポケットのように出てくる出てくる…、ビッグサイトでの様々な展示会の招待券まで出てきたときには、あまりのアグレッシヴさに驚嘆! 友人とふたり、びっくりしながらいろいろなお話を伺いました。たくさんの書籍を編集しつつも、長く組合活動に尽力され、社員の地位向上のために上層部と交渉を続けていたため、「社内での役職は登り詰められなかったな」と笑いながらおっしゃっていましたが、70歳まで委嘱されて編集部の仕事をこなしておられたこと自体、会社から絶大な信頼を寄せられていた証! 世の中、何が出世なんだかよくわかりません^^;。
 10月にはまた、地元での展覧会も控えているし、来年はまた八雲展もあり、89歳とは思えないご活躍ぶりに、目を瞠るばかりです。
 大先輩と別れてから、友人ともしばしAfternoon Teaを楽しみ、50代特有の話題に花を咲かせました^^♪ 共通の大先輩については、「人生のお手本だねぇ」と、ただただ感嘆。またお会いする日を楽しみにしております~♪

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2022年6月 9日 (木)

東御苑の花菖蒲2022

 先週土曜の朝、見頃と思われる花菖蒲田を鑑賞しに、東御苑へ♪ たどりついてみれば、予想通りの美しさ!!
 今年も見事な花を咲かせてくれてありがとう~!! 庭師の皆さま、お疲れ様です!! たくさんの種類のトンボたちも、嬉しそうに飛び交っていました~^^。

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2022年6月 8日 (水)

終の棲み家は…

20220530_4  先々週、友人のお父様が、軽い発熱と酸素濃度低下のため、急遽救急車を呼んで入院することになったとのこと! コロナは陰性だったものの、軽い肺炎を起こしていたそうで、抗生剤を点滴して一週間様子見することになったのだそうです。
 姉妹で代わる代わる食事や生活のお世話を続けておられましたが、今回の入院後はついに、ショートステイを活用しながら施設を探すことにしたのだとか。確かに、介護と言っても、親族でできる範囲というのは限られていて、四六時中ずっと傍に付いていることは出来ませんから、自力で暮らしていけなくなった親のお世話に、いずれ施設の力を借りることになるのは、哀しいけれど必然かと思います。
 私の実父母はまだそこまで大変な状況ではありませんが、義父母はいつごろ施設を探し始めたんだっけ…?と記憶を辿りつつブログを検索したら、2018年の頭には、ほぼほぼ入居を決めていたようです。あれがまだたった4年前のことだなんて、驚きです(…すでに何十年も経っているような気がするのです)。施設を探し始めた時は、まずネット検索と資料請求、それから口コミなどを頼りに絞り込み、実際に観に行って、義父の感触も見ながら、4,5ヶ月掛けて決めたような気がします。当時すでに、義母はもう寝たきりでしたが、義父はしゃんとしていたので、比較的鷹揚に構えていましたが、友人のお父様はもう実の娘も認識できなくなっておられるようで、お母様は既に他界されているので、そう時間は掛けられないのだろうと拝察します。仕事しながらの施設探しは本当に大変だと思いますが、どうか順調に良い所が見つかりますようにーーー!!

【胃ろう】後日この友人から、「Taracoの義母様の末期、点滴か胃ろうかって、どうやって決断されたっけ?」との質問。なかなか厳しい段階に来ているようで心配ですが、我が家の究極の選択は、かかりつけのお医者様のアドバイスも聞きつつ、皆で判断した旨を、参考までにお伝えしました。。。来週末には「PLAN 75」という映画が公開になりますが、「終末期医療と法」の問題は、もうずいぶん前から取沙汰されているのに、日本はなかなか進展が見られないようですね。自分が当事者になった時、どんな考え方をするのか、まだ想像もつきません。。。

プラチナ・ジュビリー】一方、先ごろ祝われた英国エリザベス女王の即位70年! 96歳とは思えない活き活きした瞳がとてもチャーミングです。また、三笠宮妃百合子様の99歳のお誕生日の報道にも驚きました。好奇心を失わずに歳を重ねるって、素敵ですね~。

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2022年6月 7日 (火)

Delirium Cafe & “ずんだ”

20220528_1 20220528_2 20220528_3  先月末の週末、真夏のような暑さの中、ウォーキングですっかりヘトヘトになったところで、「Delirium Cafe」というベルギービールのお店を初訪問。ピンクのゾウさんがトレードマークのお店。とりあえず、デリリウム・トレメンスとギロチンで乾杯後、赤身肉の盛り合わせをムシャムシャ。レモン塩麹のドレッシングが爽やかで、ペロリと平らげてしまったため、バルサミコ・ソースのポークも追加!
 私たちは当日の昼近くにWeb予約を入れたのですが、開店後は次々と予約客が押し寄せて、あっという間に満席?! どうやら人気店だったようでーーー。
20220528_4 20220528_5  ビールがおいしいのはもちろんのこと、お肉も絶品で、彩もよくて、しかもリーズナブルでした!
 昼はランチメニューしかなかったので、今度は是非、夜にお邪魔しよう!と決めて出て来ましたが、夫婦で3杯ずつ景気よく飲んでしまったため、炎天下をさらに歩いたら、回る回る…。
 フラフラしながらなんとか家に辿り着きました^^;;;。
 暑い日のビールは最高ですが、もう若くないんだし、飲みすぎは要注意です。。。

20220603_2ずんだシェイク】これからの季節、胃腸をいたわりつつ満腹感も得たい時は、“ずんだシェイク”なぞイイかもしれません♪ 枝豆大好きな私としては、甘さ控えめで枝豆の香りたっぷりの“ずんだスイーツ”は、絶好の健康おやつになりそう!

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2022年6月 6日 (月)

犯罪収益移転防止法

20220530_5  先月は、誤振込に起因する珍妙な事件の報道が延々と続いていました。その中で、「犯罪収益移転防止法」というのを耳にしました。
 2008年3月1日に全面施行された本法は、主にマネロン防止で導入されたようですが、高々32条で構成されるこの法律、ざっと見るだけでも、かなり強力な法律に思えました。そして、パッと頭に浮かんだのは、「これって、近年の経済法でのプラットフォーマー規制に援用できないのかな?」ということ。
 “お金”というダイレクトな財産に対する犯罪に関わるものだから、これだけ強力なのでしょうが、今や“情報”だって“お金”に準ずる重要なもので、“情報”によるダメージも多大になってきているから…。匿名でブログを書いている私が言えた義理ではないけれど、マネーロンダリングでお金の色を消すのと、匿名の情報発信で誹謗中傷するのと、大した違いがないように思えます^^;;。ネットを使った国際的な動きでトレースが難しいという点も似ているし、“二面市場化”しているように見える点も似ている…。
 いずれにせよネット社会では、本法の「特定事業者」に該当するような、非当事者・仲介者による、自発的な管理や監視というのが、とても重要になってきているってことですね。。。

【持続化給付金詐欺】誤振込事件以上に唖然としたのは、持続化給付金の不正受給の量。コロナ禍で本当に苦しかった人に行き渡っていなかった可能性もあり、これをなぁなぁで済ませてしまうのは、あまりに国民を馬鹿にしているように感じます。。。

給付金詐欺再び】そこへ追い打ちをかけるように…、若い国税局員等7人による給付金詐欺。こんな、告知も中途半端なら審査も中途半端な給付金の制度設計をすること自体、国民を冒涜しているとしか思えません!!!!! 私がプンスカ怒っているのを見て、夫は「悪いことをする人なんて、どこにでもいるでしょ?」と言いますが、こんなことが起こる国は恥ずかしい国だと大人が怒らないと、将来を担う子どもたちに示しが付かないのでは??(夫だって「侵略する国なんて、どこにでもあるでしょ?」とは言わないはず…)
 さらに、(私もどちらかと言えば世の中は“性善説”で眺めたいと思う人間ですが)、いくらスピード重視だったとはいえ、給付金のような制度を“性善説”で設計するのは、やはり為政者の責任放棄ではないか…と思うのです。
 近頃は、行政手続でもハンコを省略できるようになったり、各種証明書面の提出が省略できるようになったりと、まさに“性善説”に基づいた運用に変わってきている手続が増えていますが、これによって、チェックする側の行政の負担は軽減され、仲介者の手間も減る面はあるものの、その分、不正が起きた時の警察・司法の負担は増加する。。。悪いことをする人がいなければ、そりゃぁWin-Winの効果も出るでしょうが、“性悪説に立って眺めると、責任転嫁のように見えなくもなくーーー。
 法律や制度を設計する時、“性善説”に立つか“性悪説”に立つかで、運用時の“穴”の大きさは、ずいぶん変わりますね(泣)。

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2022年6月 5日 (日)

困った時の回鍋肉&タコライス

20220525 20220527_5  夫の出張明けの時や、野菜不足を補いつつもガッツリ食べたい時など、「どうしようかな?」と夕食メニューに困ったら、大抵は回鍋肉かタコライスにしてしまう我が家^0^;;。もちろん疲れた時も♪
 回鍋肉は、パプリカの色を変えるだけで、なんだか別料理のように見えるので、そんな形でマンネリ感をごまかしています(笑)。キャベツもパプリカ・ピーマンもネギも大量投入するので、かなり薄味の我が家の回鍋肉(苦笑)。今度、外食で中華を食べる時にでも、プロの味を学ばせていただきた~い(苦笑)!
 そして、タコライスは言わずと知れたひき肉&チーズ&レタス&トマト。野菜を刻むだけで、チャチャッと出来てお腹いっぱいになる沖縄のソウルフード♪ 数少ないレシピメニューがグルグル回る食卓でございまーす^0^;;;;。

20220603 【子雀の食卓】先日、ウォーキング中に、黒い小さな実がたくさん成った桜()の樹を見上げたら、食事に来ていた子雀と、目があったような気が…(笑)。キミたちも、マンネリなんて気にしないよね~(苦笑)。

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2022年6月 4日 (土)

哀しい幻滅と粋な応対と…

20220523  先月終わり頃、息子の中綿ロングコートと、私のダウンコートを、近所に出来たクリーニング店に持って行きました。
 受付を終えてレジで値段を告げられてビックリ! なんと6千円以上もすると言うのです!!
「えっ? ちょっと高くないですか? ひとつは中綿ですけど?」ーーーケチんぼの私は即座に質問^^;;。
 すると、受付の女性が再度コートのタグを確認して言いました。
「あ、スミマセン。両方ダウンだと思って打ち込んでしまいました」
 訂正後の料金は4千円台に修正されましたが、基本的なミスにちょっと怪訝な顔をして、店員さんのネームプレートをまじまじと確認した私に恐れをなしたのか、その女性が畳みかけるように言いました。
「あの…、来月17日から冬物の30%OFFセールが始まりますが…」
 それを聞いた私。脳内電卓を叩き、軽く千円の倹約になるのなら…と、
「じゃ、その時に改めて伺います」
 と、いったん取り出したコート2枚を袋に戻して持ち帰ってきました(苦笑)。
 数ヶ月前にも、どこかのレジで似たような対応(過剰請求)を受けて訂正した記憶が蘇り、
「あわよくばネコババしようという人が増えているのか? はたまたレジ担当者の熟練度が下がっているのか…??」
と、嫌な考えが頭をよぎり、この程度のミスに不機嫌になる自分自身の余裕のなさが情けなくなりました(T T)。
 そのお店に幻滅するとともに、自分自身にも幻滅するという、哀しい時間でした。。。

 一方、春先に行った焼肉屋さんでは、食べ終えて精算して店を出てから、「なんかいつもより安かったね」と言いながら夫とレシートを確認したら、飲んだはずのワインとソフトドリンクの代金が計上されていないではないですか?! 慌てて店に戻り、その旨を告げたら、
「いえいえ、いつもご贔屓にしていただいてるので、サービスです^^」
とのこと?! 何のアピールもしない粋なサービスに驚くとともに、「この店には月1で来ようネ♪」と家族で笑ってしまったのでした。。。(^0^);。

 お金のやりとりは、信頼のやりとり。日常的な行為とはいえ、疎かにはしたくないですね~。最近は、モラルの低下や、日常的な些細な行為の劣化を感じることもあり、教育訓練の大切さを痛感します。

20220530_6 【観光競争力】 先週WEFが発表した観光競争力ランキングで、日本が初の1位だったとのニュース。日本の観光資源が認められて嬉しいけれど、最大の美点は、正直で真面目で思いやりのある国民性だと思うので、ビジネスライクに観光業を盛り立てるよりは、やはり“おもてなし”の心を大切にしたいですね^^。

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2022年6月 3日 (金)

「This is us」Season3&4

20220529_2 20220529_1  4月5月と約2か月かけて、先週の日曜日、ついに「This is us」のSeason3と4を観終えました。
 当初、三つ子のうちのケヴィンには、あまり着目していなかったのに、Seasonを重ねるごとに、ケヴィンがどんどん魅力的に思えてきたのが不思議。軟派な感じではあるのだけれど、そこはジャックとレベッカの子、自分の心に正直で、ナチュラルに人を愉しい気持ちにさせる。。。
 物語はさらにさらに、どんどん様々なエピソードを加え、本当に人生って事件の連続だなぁ…と、ドラマながらもつくづく感じ入ってしまう始末(笑)。
 ケイトの十代の終わりごろの、“一枚目のパンケーキ”のエピソードは可哀そうだったけれど、あれもある意味人生経験。。。
 ランダルの市議会議員立候補や、ゴルフのエピソード、養子のデジャが子持ちのマリクと付き合い出したり、叔父のニックが執行猶予になったり、レベッカのアルツハイマー発症や、目の見えない我が子に動揺するトビー、ソフィーのお母さんの死、強盗事件をきっかけにしたランダルのセラピー受診、ーーーまさに次から次への目まぐるしい展開。
 ただ、Season4の最終18話で、ケヴィンとランダルがお互いに「父さんは自分を誇りにし、お前を恥じてた」とか「自分の人生最悪の日はお前が養子に来た日だ」なんて、傷つけあってしまったことは、最悪の兄弟喧嘩でした。。。
 我が家は一人っ子だから、複数人の子育ての大変さはわかりませんが、兄弟姉妹を皆平等に愛し、誰にも卑屈な思いをさせないことの難しさを、本作からひしひしと味わっています。どんなに平等に扱っているつもりでも、人間が複数人いれば、必ず凸凹が生まれてしまうもの。人生はむしろ、そうして生まれてしまった凸凹を、どう埋め合わせて改善していけるかが重要なのかも…。
 Season5以降も、振り回されまくるのでしょうけれど、とりあえず、ケヴィンとマディソン(ケイトの親友)の今後の展開に大注目~!
(先月、ついにSeason6で本作が完結したとのニュースも飛び込み、なんだか見切ってしまうのが惜しくなりつつありますが…^0^;;)

【2つの?】 私の勘違いでなければ、Season4のEpisode1は、ジャックとミゲルの関係性の時系列が混乱していたような気がします。レベッカと知り合うより前から、ジャックとミゲルは親友だったはずなのに、Episode1では、なぜかレベッカと知り合ってから、服を買いに行った店の店員としてミゲルが登場していたような、、、???
 また、Episode2では、ケイトが息子のジャックに、今世界中でYouTubeの再生回数がものすごいことになっているらしき“Baby Shark”の歌を、歌ってあげているシーンがありました。もしかして、「This is us」が、“Baby Shark”旋風の火付け役??

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2022年6月 2日 (木)

動く芭蕉像

 3月に、水上バスに乗った際、隅田川と小名木川が合流するあたりで、観光案内の方が、「あの高台には俳人の松尾芭蕉の像があるんですが、夕方になると動くんですよ」と言っていたのを聴いて、ずっと気になっていました。
 そこで先月末、ウォーキングがてらその高台に赴いてみたらーーー。
20220522  芭蕉先生が鎮座ましましていました~!
 近くに“芭蕉記念館”というのがあることからも分かるとおり、17世紀の終わりごろ、芭蕉は深川の草庵に移り住み、俳諧活動に専心していたようです。この像は、その芭蕉の功績を讃えて建てられたようですが、昼間は川上の方を向いているのに、夕方になると河口の方に向きを変えるのだとか?! 何も知らずに、向きを変えた芭蕉先生を見た人は、予期せぬ怪奇現象に、さぞビックリすることでしょう(^0^)!
 さすがにまだ、動いているところを目撃したことはありませんが、そのうち、17時にテラスから見上げて、回転中の芭蕉先生を確認してみたいと思います~^0^;。

【ハロ現象】いつも唐突に鳴る母からの電話。昨日の正午ごろ、いつものように唐突に電話が鳴りだしました。「今度は何事?!」と思って出てみると、「今すぐ太陽見て!」と言って電話が切れました(苦笑)。外に出て太陽を見上げるとーーー。
20220601
ハロ現象が…。太陽を中心に、小さな虹色の輪っかと、大きな白い輪っか。。。なんだか、空にクラゲが浮いているみたい…(^0^)。予期せぬ光学現象を目にして嬉しかったものの、天気は下り坂…?
(昨日は、大先輩からも“画集完成”のお知らせ♪ 近いうちに頂きに上がります!) 

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2022年6月 1日 (水)

型枠工事

Katawaku1 Katawaku2 Katawaku3  着々と進むRC工法によるマンション工事。
 先月後半はずっと、型枠大工の人たちが入って、コンクリートを流し込むための1階部分の型枠をトンテンカンテンと組んでいました。
 建設の資料によれば、この型枠は、コンクリートが固まった後は外すらしいのですが(床以外の柱と壁の型枠は、なんと1日で外すと、工事責任者の方から聞きました?!)、1階部分を作って固まったら外し、今度は2階部分にまた型枠を組んで、コンクリートを流し込んで固め、固まったら外し、次は3階部分を…と、延々と10階分それを繰り返すのだとか! コンクリートの流し込み作業は各1日で済むようですが、その日はかなりの騒音になるとの事前通知。。。計画では、1か月に2フロアずつ高くしていくらしく、その通りに進めば、10月中には10階までが出来上がることになります。果たして…?!
Katawaku4 20220528  型枠工事は、えらく面倒な作業に見えますが、あんなにたくさんの型枠をどうやって組んでは外していくんだろう…??と、興味津々で見守っています^^;;。

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